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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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喧嘩をしてしまった…<総優>  55.



翌日と成り、優紀は、総二郎の愛車の助手席に乗って、自身の会社で在る 大河原グループに送られたのだった。
そして、優紀を送り届けた総二郎は、西門邸へ、戻ったのだった。



其処で、待ち受けて居た者は…。
総二郎は、自身の母親で在る 西門流 家元夫人だったのだ。
そして、優紀は、上司に当たる 滋という訳だったのだ。



其処で、総二郎は、自身の母親で在る 西門流 家元夫人から、訊かれて居たのだ。


「総二郎…。
 今迄、何方に居らしたの?」と…。


だからだったのだろう。
総二郎は、面倒臭く成って、其の場から、立ち去る準備をし乍ら、言って除けるのだった。


「あぁ~??
 俺のマンション…。
 もう、良いか?」と…。


なので、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、そんな総二郎を、引き留めるが如く…。
更に、訊き始めるのだった。


「其れで、優紀さんは、何方に居らっしゃるの?
 優紀さんとは、ご一緒だったのよね?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、既に、苛立ち始めて居たのだ。


だからこそ…。
そんな自身の母親に対して、思えて居たのだろう。


“もう既に、成人した息子に、訊く様な話しかよ。”と…。


なので、更に、其の場から、立ち去る準備をし乍ら、総二郎は、言って除けるのだった。


「ああ。
 一緒だった。
 優紀は、会社(大河原グループ)に、連れて行った。」と…。


なので、此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、そんな風に、言って来た自身の息子で在る 総二郎に対して、納得したかの様に、言って除けるのだった。


「そう、其れなら良いわ。
 貴方は、優紀さんから、見限られて居ない様だから…。」と…。


だからだったのだろう。
既に、其の場から、立ち去ろうとして居た総二郎では有ったのだが…。
自身の母親で在る 西門流 家元夫人の言葉に、振り向くのだった。


そして、苛立ちと共に、総二郎は、自身の母親で在る 西門流 家元夫人に、訊き始めるのだった。


「あぁ~??
 何だよ?
 其の“見限られて居ない様だから…。”ってのは…?」と…。


なので、此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、そんな風に、苛立って居る自身の息子で在る 総二郎に対して、お小言の様な言葉を、言い返すのだった。


「あら?
 貴方には、意味がお分かりに成らないの?
 情けないわね。
 だからこそ…。
 私(わたくし)は、貴方に、申したのよ。
 “優紀さんから、愛想をつかされて、関係を断たれなくて、良かったわね。”と…。」と…。


此れには、総二郎自身は、顔を引き攣らせるのだった。


だからこそ…。
此の時の総二郎は、言えた言葉だったのだろう。


「誰が、優紀から、見限られるんだ?
 誰が、優紀から、愛想をつかされるんだよ。
 あんたは、俺の母親だろ?
 俺を応援して、何ぼだろ?
 いい加減にしろよ‼」と…。


だからだったのだ。
此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、真剣な顔付きに成り、そんな自身の息子で在る 総二郎に、言い返すのだった。


「総二郎…。
 良いかしら?
 此処で、はっきり、貴方に伝えて置くわ。
 実は、三条の大奥様が、優紀さんの後見人に成って下さる事に成ったわ。
 其れが、如何いう意味だか?
 貴方にも、理解出来るでしょ?
 其れに、大河原社長も、“(優紀さんの)後ろ盾に成っても良い。”と、仰って下さったそ
 うよ。
 家元が、大河原社長とお話し下さったわ。
 外堀は、埋まりつつ在るのよ。
 全ては、貴方の為…。
 良~く、覚えて置きなさい。」と…。
「………」


だからだったのだろう。
何も、言い返せない総二郎が、其の場に居たのだった。



【喧嘩をしてしまった…<総優>  54.のエピローグ<滋と優紀の会話>】


そして、優紀も、また、滋から、愚痴の様な言葉を、更に、投げ掛けられて居たのだった。


「其れに…ね。
 優紀…。
 私は、優紀が、直ぐに、うち(大河原グループ)を辞められたのでは、困るのよね。
 だから、ニッシーと、こう成ったのなら…。
 私の気持ちを、伝えて置くわね。」と…。


だからだったのだ。
優紀は、滋に、頷くのだった。


実の事を言うと…。
仕事の内容ならば…。
頷くのでは無く、返答の言葉を、優紀から、滋に伝えるべきだろう。
だが、此の話しの内容は、プライベートな内容なのだ。


だからこそ…。
滋と、気安く話しする為に、優紀は、返答の言葉無く、態と、頷いたのだった。


なので、滋は、其の事を理解して居るからこそ、優紀に、言い始めるのだった。


「実は…さ。
 ニッシーには、既に、伝えて有るのよ。
 もし、此のまま、ニッシーと優紀が、付き合ったとしても…。
 “私は、優紀が、直ぐに、うち(大河原グループ)を辞められては、困る。”って…。
 私が、そういう風に、言う理由は、優紀にも、分かるでしょ‼
 私の事を、全て分かって居て、私の言って居る事を、瞬時に理解して、動いてくれる様な
 秘書は、優紀位なもんよ‼
 そう簡単に、優紀の代わりに成る様な人材は、見付からないわよ。
 だからこそ…。
 私は、ニッシーに、優紀を、持って行かれる事は、本当は、困る訳…。
 優紀は、何時までも、私の秘書で、居て欲しい訳…。
 でも、其れが出来ないなら…。
 せめて、優紀の代わりに成る様な秘書が見付かるまでは、優紀が、私の秘書で居て欲しい
 のよね。
 だから…。
 其の事は、ニッシーにも、伝えた訳…よ。」と…。


だからこそ…。
優紀も、滋に、自身の本心を、伝えるのだった。


「滋さん…。
 私の事を、そう評価して下さり、そう仰って下さり、本当に、有難う御座います。
 私も、実際、此の秘書としての仕事が、好きですし…。
 誇りにも、感じて居ます。
 其れに、滋さんを支える事が出来て、何より、幸せに感じて居ます。
 だからこそ…。
 私は、まだまだ、滋さんを支える為に、此の秘書の仕事を、辞めるつもりは有りません。
 何れは、辞めさせて頂く時が来るかも知れませんが…。
 当分の間は、秘書の仕事を続けたいと思って居ます。」と…。


なので、此の時の滋は、優紀の口から、そんな風に、聞けた事で、安心して居たのだった。


だが、滋から、そんな話しを聞いた事で、此の時の優紀は、更に、怒り心頭だったのだ。


何故なら…。
総二郎から、滋の思いを聞かされた訳では無かったのだ。
此の時の優紀は、滋本人から、滋自身の思いを聞いたのだ。


だからだったのだろう。
此の時の優紀は、そんな総二郎に、思って居たという訳だったのだ。
怒って居る気持ちを、呟きの言葉に変えて…。


「何故?
 西門さんは、滋さんの思いを、私に、伝えてくれなかったんだろうか?
 何故?
 私に、隠す必要性が、有ったのだろうか?」と…。



そして、数日後の総二郎と優紀は、F3&T3から、呼び出しを受けるのだった。


其処で、総二郎は、悟るのだった。
此のF3&T3の呼び出しには、理由が有る事を…。
そして、総二郎が、あの朝に、滋に、連絡した件を、滋が、F3&T2に、伝えて居るで在ろう事も…。


だからこそ…。
此の時の総二郎は、何も知らない筈で在ろう 優紀に、言って除けるのだった。


「優紀…。
 覚悟して置いた方が良いのかも…な。
 F3&T2は、滋から聞いて、あの日の事は、全~部、知ってると思うわ。」と…。


だからこそ…。
見当が付いて居る優紀は、そう言って来た総二郎を、睨み付けて、言って除けるのだった。


「大方、西門さんの仕業ですよね?」と…。


だからだったのだ。
此の時の総二郎は、優紀が、全てを知って居る事を悟るのだった。


だからこそ…。
此の時の総二郎は、思うのだった。


“優紀は、滋から聞いたんだろうな。
 で、優紀は、全てを知ったのかも知れねぇな。”と…。


なので、此の時の総二郎は、F3&T3から、集中攻撃を受けるかもしれない事を、悟るのだった。

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