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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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喧嘩をしてしまった…<総優>  56.



【喧嘩をしてしまった…<総優>  55.のエピローグ】


数日後…。
総二郎は、優紀と共に、F3&T3からの呼び出しに応じるのだった。


何故なら…。
後々、面倒な事に成るから…だったのだ。


勿論、F3&T3からの呼び出しを受けた其の理由は、総二郎には、既に、理解出来て居たのだった。


“滋が、F3&T2に、伝えたのだろう。”と…。


そして、総二郎は、F3&T3から、呼び出しを受けたと言う事を理解した上で、思うのだった。


“だからこそ…。
 F3&T3からの呼び出しを受けたのだろう。”と…。



と同時に…。
総二郎は、優紀から、責められるのだった。


「大方、西門さんの仕業ですよね?」と…。


そして、優紀が、自身にそう言って来た事で、此の時の総二郎は、思って居たのだった。


“優紀は、滋から、聞いたんだろうな。
 で、優紀は、全てを知ったのかも知れねぇな。”と…。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、苦笑いだったのだ。


そして、そんな風に、苦笑いに成って居る総二郎に、優紀は、更に、責め始めるのだった。


「西門さん…。
 如何して、あの日の事を、滋さんに、お話しに成ったんですか?」と…。


という訳では無いのだが…。
此の時の総二郎は、弁解すべく、優紀に、話しし始めるのだった。


「だって…よ。
 俺の責任と云えば、そう何だが…。
 優紀が、起きれねぇ状態に成ってただろ。
 だから…よ。
 “俺から、優紀が、出勤出来ねぇ事を、滋に伝えるしかねぇな。”と、思って…な。
 滋に、連絡した訳だ‼
 許せ‼
 なぁ~、優紀…。」と…。


そんな話しを、総二郎から聞いた優紀は、其処迄、滋に、言って欲しくは無かったのだ。


だからこそ…。
此の時の優紀は、更に、総二郎に、言って除けるのだった。


「だとしても…。
 何故、滋さんに、其処迄、深く、お話しする必要が有るんですか?
 其処迄、滋さんに、言う必要は無かったと思いますが…。」と…。


だが、其れでも、総二郎は、そう言って来た優紀に、反論の言葉を述べるのだった。


「じゃあ、如何言えば、良かったよ?
 結局…。
 如何言った処で、滋からは、追及されるだけだろ?
 だったら…よ。
 弁解しねぇで、全てを薄情した方が良いだろ?
 どうせ、あいつ等 F3&T3には、バレるんだから…よ。」と…。


優紀にとって、そんな総二郎からの言い分は、有り得ない言い分だったのだ。


何故なら…。
優紀にとって、滋は、親友で在り、上司なのだ。


だからこそ…。
優紀には優紀成りに、プライベートの事に関して、滋に、隠して置きたい事も有ったのだ。


なのに、総二郎は、そんな優紀の思いとは裏腹に、全てを、滋に、話ししてしまったのだ。


だからこそ…。
此の時点に於いての優紀は、そんな身勝手な事を言う総二郎に、怒って居たのだった。


だからこそ…。
此の時の優紀は、そんな総二郎の事を思って居たのだった。


“有り得ない。
 西門さんは、身勝手過ぎる。”と…。


だが、総二郎にして視れば…。
身勝手で、そうした訳では無かったのだ。


云わば…。
総二郎にとって、“優紀の事を想えばこそ…。”と、言う思いが、前提に有ったのだ。


だからこそ…。
総二郎は、滋に言えた話しだったのだ。



そして、F3&T3からの呼び出しの日…。
総二郎と優紀は、呼び出された場所に、向かうのだった。


其処では、案の定…。
総二郎は、T3から、責められて居たのだった。


先ずは、つくしが、思いっ切り、総二郎を睨み付け乍ら…話しし始めるのだった。


「エロ門…。
 いい加減にしなさいよ‼
 ほんと、エロ門は、何時迄経っても、『エロ門』だよ‼」と…。


だからだったのだ。
総二郎は、即、つくしのそんな言葉に、反論して魅せるのだった。


「はぁ~??
 今では、『エロ門』じゃねぇだろ⁉
 今では、『優紀一筋』だっつーの‼
 今は、遊んでねぇよ‼」と…。


だが、其れでも、つくしは、言って除けるのだった。


「そうだね。
 今では、西門さんは、遊んで無いね。
 でも、相手が変わっただけで、『エロ門』には、違い無いでしょ‼」と…。


其処で、滋も、参戦し始めるのだった。


「ほんと、そうだよ。
 ニッシーは、今では、『優紀一筋』に成った事は、認めるよ。
 けど…さ。
 漸く、優紀と付き合える様に成ったと思って、羽目を外し過ぎでしょ⁉
 いい加減にして置かないと…。
 優紀から、捨てられるわよ。
 私は、ニッシーが、優紀から、捨てられるとすれば…。
 勿論、其れは、大歓迎だけど…さ。」と…。


だからだったのだ。
総二郎は、そう言って来た滋の話しにも、反論の言葉を、言って除けるのだった。


「俺が、優紀から、捨てられる訳ねぇだろ⁉
 どいつもこいつも…。
 俺の事を、信用してねぇんだな。
 お袋…何て…よ。
 酷ぇもんだぜ‼
 俺が、優紀から、見限られるだと…よ。」と…。


其処で、優紀は、そんな総二郎の話し振りに、驚愕だったのだ。


何故なら…。
総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人が、総二郎に、話しして居たで在ろう そんな言葉を聞いたからだったのだ。


だからだったのかも知れない。
優紀は、思って居たのだった。


“私が、西門さんを、見限ると、家元夫人は、お思い何だぁ~‼”と…。



そして、そんな風に、不安顔に成って居るで在ろう 優紀の顔付きを観た桜子は、総二郎に、話しし始めるのだった。


「西門さん…。
 私が、思うに…。
 西門さんが、優紀さんとお付き合い出来る様に成って…。
 家元夫人は、きっと、そんな西門さんの浮かれて居らっしゃるお姿に、不安にお思いに成
 られたのではないでしょうか?
 云わば…。
 そんな西門さんを、危惧為さってお出でだからこそ…。
 家元夫人は、西門さんに、“優紀さんから、見限られる。”と、仰ったんでは無いでしょう
 か?
 だとすれば…。
 家元夫人が、西門さんに、そう仰った言葉の意図が読めると思いますが…。」と…。


だが、此の時の総二郎は、桜子からそう言われた様に、理解して居なかったのだ。


何故なら…。
自身の母親で在る 西門流 家元夫人に対して、嫌味にしか取って居なかったのだ。


だからこそ…。
此の時の総二郎は、そう言って来た桜子からの話しに、驚愕だったのだ。


云わば…。
此の時の総二郎は、『目から鱗』状態だったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の総二郎は、そう言って来た桜子に、素直に、返答出来たのだった。


「成程…な。
 そうかも知れねぇな。」と…。


だが、総二郎は、優紀の方を向いて、優紀に訊き始めるのだった。


「けど…よ。
 優紀は、俺を捨てねぇよな?
 見限らねぇよな?」と…。


だからだったのかも知れない。
優紀は、此処ぞとばかりに、総二郎に、話しし始めるのだった。


「そうですね。
 今は、し無いと思います。
 ですが…。
 余りに、目に余る様に成れば…。
 もしかしたら…。
 私は、西門さんから逃げるかも知れません。」と…。


だからだったのだろう。
そんな風に、総二郎に、言って居た優紀の態度を観て居たあきらは、思うのだった。


“優紀ちゃんは、流石…。
 秘書だな。
 既に、総二郎を、ちゃんと、操縦してんだな。
 天晴れだわ。”と…。


何故、あきらが、そう思ったかというと…。
優紀の総二郎に対する態度を観て居たから…だったのだ。


だからこそ…。
あきらには、そう思えて居た訳だったのだ。


だが、優紀から、そう言われた総二郎は、反対に、驚愕で、言葉も出て来ない程…だったのだ。
其れ位、優紀の言葉は、総二郎を、驚愕させたのだ。


“俺は、何れ、優紀から、見限られるのか?”と…。



そして、此の時の司と類は、総二郎を、そんな風に、操縦し始めて居た優紀の事を、認め始めて居るのだった。


だが、此の時のつくしと滋は、そんな優紀を尊敬し始めるのだった。


そして、桜子は、そんな優紀の事を、“優紀さんなら、当然ですわ。”と、思って居たのだった。



という訳で…。
総二郎は、既に、優紀から、操縦されて居たという訳だったのだ。
勿論、此の時の総二郎には、未だ、優紀から、操縦されて居るとは、思って居なかったのだが…。


そして、其の話しを、桜子の祖母で在る 三条家の当主から聞いた総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、思うのだった。


“西門流も含めて、将来の西門家は、優紀さんさえ居てくれれば…。
 安泰だわ。”と…。


勿論、桜子の祖母で在る 三条家の当主は、自身の孫娘で在る 桜子から聞いた話しだった事は言うまでも無かったのだ。

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