tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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White Day【I’m crazy about you. ~お前に夢中~】  番外編



【Party【I’m crazy about you. ~お前に夢中~】  番外編③のエピローグ
 <司とつくしの『White Day』>】


3月14日の『White Day』のつくしは、T3同様…。
F4から、纏めて、一つの物で、2月14日の『St.Valentine's Day』のお返しをされて居たのだった。


だが、つくしは、事前に、司から、“『チョコ』のお返しに…。”と、プレゼントを手渡されて居たのだった。



其の司からのプレゼントとは…。
『土星のネックレス』だったのだ。


勿論、英徳学園 高等部当時に、つくしが、司から貰ったあの『土星のネックレス』も、今では、また、つくしの胸元で光って居るのだ。


何故なら…。
あの時に、タマに寄って、大切に、保管されて居たから…だったのだ。


だからこそ…。
無く成る事無く、また、つくしの胸元に、戻って来たという訳だったのだ。



だが、今の此のつくしの年齢には、少し、子供っぽく成ってしまったあの当時の『土星のネックレス』…。
勿論、今でも、つくしは、肌身離さず…。
つくしの胸元に、収まって居たのだ。



其れでも、やはり、此れから、社会人に成ろうとして居るつくしにとっては、誰が如何観ても、何処か、子供っぽく感じてしまうかも知れない程…。
子供っぽいデザインに見えるのだ。


だからだったのだろう。
司も、そんなつくしの胸元で、今でも、光って居る『土星のネックレス』を観た時…。
“今のつくしには、子供っぽく成ったよな。”と、思わなくも無かったのだ。


だからだったのだろう。
英徳学園 高等部当時に、つくしが、司から貰ったあの『土星のネックレス』と、重ねて、身に付けたとしても、可笑しく無く…。
また、両方、身に付けたとしても、子供っぽく見えない様なデザインを、更に、此の時の司は、『土星のネックレス』として、デザインしたかったのだ。


なので、司は、英徳学園 高等部当時に、司が、つくしの為に、デザインしたあの『土星のネックレス』と同じブランドで、また、自身がデザインした『土星のネックレス』を、作らせたのだ。



其れも、急遽、作らせたので、3月14日に間に合うのか?
微妙だったのだ。


だが、道明寺家からのオーダーに、拒む企業が有れば…。
其れは、『天晴れ』としか言い様が無いのだ。


云わば…。
拒む企業等無いに等しいのだ。


だからこそ…。
司が、オーダーした此のブランドも、ご多分に漏れず…。
司からのオーダーを、引き受けたのだった。
そして、3月14日に、間に合わせたのだった。



という訳で…。
つくしは、事前に、司から、“『チョコ』のお返しに…。”と、プレゼントを手渡されて居たという訳だったのだ。


勿論、つくしは、現在の自分自身に似合った『土星のネックレス』を見て、喜ぶのだった。
しかも、司が、デザインしてオーダーした物だと聞けば、尚更、嬉しかったのだ。


何故なら…。
自身の事を思って、デザインしてくれた事が分かる『(土星の)ネックレス』だったから…なのだ。



そして、其の後のつくしは、英徳学園 高等部当時に、つくしが、司から貰ったあの『土星のネックレス』と、重ねて、其の年の『White Day』に貰った『土星のネックレス』を、身に付ける様に成ったのだった。


云わば…。
つくしの胸元には、新旧の『土星のネックレス』が、収まって居たという訳だったのだ。



実は、司が、また、つくしに、『土星のネックレス』を、プレゼントしたのには、理由が有ったのだ。


其れは、司の姉で在る 椿の話しを、司が、覚えて居たから…だったのだ。


其の時の椿が、司に話した話の内容とは…。
勿論、其の話しは、司が、まだ、中等部の頃の話だった事は言うまでも無かったのだ。


「男性が、女性に、『ネックレス』をプレゼントするという事は、“其の女性を、『束縛し
 たい』と、いう心理が隠されて居る。”と、言われて居るの。
 間違っても、何とも思って居ない女性に、『ネックレス』を贈らない方が良いわ。
 其れに…ね。
 本命の女性に、『ネックレス』をプレゼントするという事は、其の女性に対して、司が、
 “どれだけ、本気か?”と、言う事を、見られて居ると思った方が良いわね。
 特に、オーダーメイドの『ネックレス』は、『世界で経った一つのネックレス』と言う事
 に成る。
 其れは、男性側にとっても、其の本命の女性に対して、“本気で、愛して居ます。”と
 か…。
 “此れからも、ずーっと、一緒に居たい。”と、いう表れでも在るの。
 もし、其の『ネックレス』が、オーダーメイドの『ネックレス』だとすれば…。
 貰った女性にとっても、お相手で在る 男性に対して、其の『ネックレス』が、特別な
 『ネックレス』で在れば有る程…。
 自身を、どれ程、愛してくれて居るか?
 今後の将来の事を、きちんと、見据えてくれて居るか?
 分かるのよ。
 云わば…。
 其れが、証みたいなモノよ。」と…。


実は、中等部に通って居た頃の司は、そんな自身の姉で在る 椿の言葉が、胸に、ドンと、落ちて来たのだ。


云わば…。
中等部に通って居た頃の当時の司にとっては、そんな自身の姉で在る 椿の言葉が、頭から離れなかったのだ。



そして、月日は流れ…。
高等部に通って居た頃の司は、自身が、中等部に通って居た頃に自身の姉で在る 椿から聞かされたそんな話の事は、実は、すっかり、忘れてしまって居たのだ。


だが、偶然にも、高等部に通って居た頃の司は、自身とつくしが、占いで、お互い『土星人』で在ると言う事を知ったのだ。


だからだったのだろう。
高等部に通って居た頃の司は、或るブランドに、デザインしてオーダーした『土星のネックレス』を、つくしに、贈ったのだった。


実は、其れは、『土星人』に因んで、『ネックレス』を、デザインしてオーダーしただけで、自身の姉で在る 椿から聞いた話を思い出して、オーダーした訳では無かったのだ。



だが、現在の司は、そうでは無かったのだ。
ふとした時に、自身が、中等部に通って居た頃に自身の姉で在る 椿から聞かされた話を思い出して居たのだ。
其れは、まだ、司が、NYに在住して居た頃の事だったのだ。


云わば…。
NY時代に、司は、思い出して居たのだった。


其れは、自身の姉で在る 椿が、LAからNYに遊びに来て居た時の事だったのだ。
実は、其の時に、司は、自身の姉で在る 椿の顔を観て、思い出して居たのだった。


だからだったのだろう。
其の時に、司は、思って居たのだった。


“何時(いつ)の日か?
 牧野が見付かったら…。
 また、俺が、デザインしてオーダーした『ネックレス』を、贈って遣りてぇな。”と…。



そして、今回の3月14日の『White Day』に間に合う様に、自身が、デザインしてオーダーした『土星のネックレス』を、司は、つくしに、贈る事が出来たという訳だったのだ。



そして、更に、月日は経ち、一年が経った司とつくしの二人…。
婚約発表記者会見を執り行った其の後の司とつくしの3月14日の『White Day』…。


今でも、つくしの胸元には、司からプレゼントされた二つの『土星のネックレス』が、輝いて居たのだった。



そして、此の二つの『土星のネックレス』は、其れから以降も、ずーっと、つくしの胸元で、光り輝いて居たのだった。




fin




<此の二次小説『White Day【I’m crazy about you. ~お前に夢中~】  番外編』は、短
 めに終わっております事を、お詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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