tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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喧嘩をしてしまった…<総優>  60.




<此の二次小説『喧嘩をしてしまった…<総優>  60.』は、本日、2021.3.18の日付
 で、投稿させて頂いて居る様に成って折りますが…。
 実は、本来は、2021.3.17投稿分の『二次小説』です。
 本日、2021.3.18に、投稿致して折ります事を、お詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



此の時の総二郎は、誇らし気に、自身の両親で在る 西門流 家元と家元夫人に、返答して居たのだった。


「ああ。
 だから…よ。
 優紀からの承諾が、貰えた。」と…。



実は、顔に、『怒りマーク』を張り付かせた状態だった筈の総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人だったのだが…。
自身達の息子で在る 総二郎から、そんな話しを聞いた事で、漸く、にこやかな顔付きに成るのだった。


だからだったのだろう。
総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人は、次なるステージに、進もうと考えて居たのだった。



其の次なるステージとは…。
そうなのだ。
優紀の両親と話し合いする事だったのだ。


既に、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人は、優紀の両親への挨拶は、済ませて居たのだ。


だが、今回は、今迄とは、訳が違うのだ。
優紀を妊娠させてしまった張本人は、自身達の息子で在る 総二郎なのだから…。


なので、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人は、優紀の両親に、詫びの挨拶と、今後の総二郎と優紀の件に関して、話し合いする必要性が有ったのだ。


なので、自身達の息子で在る 総二郎が、優紀の両親に、結婚の承諾の挨拶に向かう前に、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人は、優紀の両親に、“先ずは、詫びの挨拶に、出向こう。”と、考えて居たのだ。



そして、其の(優紀の妊娠の)話しを、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人から聞いた優紀の両親は、実は、既に、こう成る事を、覚悟して居たのだ。


総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人が、松岡家に、挨拶に訪れて居た最初の頃の優紀の両親は、“優紀が、西門家で、務まるとは、とても、思えない。”と、思って居たのだ。


だからこそ…。
優紀が、西門家に、嫁ぐ事自体…。
反対だったのだ。


だからだったのだろう。
総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人が、松岡家に、挨拶に訪れたとしても、会う事自体を、拒んで居たし…。
丁重に、断っても居たのだ。


其れでも、優紀の両親が、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人を、受け入れてくれる様に成る迄…。
何度も、松岡家に足を運び、総二郎と優紀の事に関して、お許しが出る迄…。
話し合いを交わして来たのだ。


其の甲斐が有って…。
一年掛かって、漸く、優紀の両親からのお許しが出たのだった。


何故、一年も、掛かったのかというと…。
理由は、別にも有ったのだ。


其れは、総二郎の過去の素行の悪さだったのだ。
優紀の両親にとっては、其の事が、如何しても、頭から離れないで居たのだ。


だからこそ…。
自身達の娘で在る 優紀を、西門家に、嫁がせる事自体を、反対して居たのだ。


“優紀が幸せに成る筈が無い。”と…。



だが、そんな事は、既に、お見通しの総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人だった事は言うまでも無かったのだ。


だからこそ…。
気長に、優紀の両親と、何度も、話し合いを重ねて来たのだ。


其れが、漸く、優紀の両親からの承諾を得られた事で、今では、両家の仲は、良好だったのだ。
知らぬは、総二郎のみだったという事は、否めなかったのだ。



しかも、総二郎と本格的に付き合い始めてからの優紀は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に就いて、お茶の稽古に励んで居たのだ。


実は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人からの此の優紀のお茶のお稽古には、カラクリが有ったのだ。


“優紀さんが、何時、西門家に、嫁いで来ても良い様に…。”と、西門流 次期家元夫人の稽古も、優紀は、受けて居たのだ。
知らぬは、優紀のみだったと言う事は、否めなかったのだ。



そして、勿論、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、優紀の件に関して、桜子の祖母で在る 三条家の現 当主の許しを得て居たという事は言うまでも無かったのだ。


だからこそ…。
総二郎と優紀の付き合いが、本格的に、始まり…。
そして、優紀の両親からの許しが得られた事で、何時しか、西門邸にて…。
桜子の祖母で在る 三条家の現 当主 と 総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人 と 優紀の母親…。
そして、時には、優紀と桜子を交えて、お茶の会が、開かれる様に成って居たのだ。


云わば…。
親睦の会の様なモノだったのだ。



また、何時しか、総二郎の父親で在る 西門流 家元 と 優紀の父親は、酒を交わす仲に成って居たのだ。


なので、何時しか、西門家 と 松岡家…。
そして、三条家の交流は、頻繁に、行われる様に成って居たのだ。



だからこそ…。
総二郎からのプロポーズを受けた時の優紀は、総二郎に、言えた話しだったのだ。


「そんなに、心配される事は、無いと思いますよ。
 私の両親は、家元と家元夫人に寄って、外堀を埋められたかの様に、既に、仲良くして頂
 いて居る様ですし…。
 先日は、桜子さんお祖母様とご一緒にさせて頂き、西門邸に、お邪魔して居た様ですか
 ら…。」と…。


だからこそ…。
此の時点での総二郎は、知らぬは、総二郎のみだったという訳なのだ。



という訳で、総二郎が、優紀と一緒に、松岡家に出向いた際には、優紀の両親からは、大歓迎されて居たという訳なのだ。


そして、此の時の総二郎にとっては、何故か?
優紀の両親は、既に、優紀の妊娠の事まで、知って居て、総二郎から、謝らなくても、諭される様に、優紀の父親から、言われて居たのだった。


「総二郎君…。
 優紀が、結婚前に、妊娠した事は、如何なモノかと、思う。
 だが、既に、優紀の嫁ぎ先は、決まって居る。
 其の上で、優紀が、妊娠したと成れば…。
 反対も、出来ん。
 だから…。
 総二郎君と優紀の結婚の件は、承諾した。
 だが…。
 今回の此の件も含めて、今迄、総二郎君と優紀との付き合いの件も、反対して来なかった
 のは…。
 全て、総二郎君の御父上と御母上のお陰だ。
 身分の在る 総二郎君の御父上と御母上は、私共に、足繫く、通って下さり、何度も、頭
 を下げて下さった。
 総二郎君は、素晴らしい御父上と御母上に、育てられた様だ。
 だからこそ…。
 私達 夫婦は、優紀を、西門家に、嫁がせる決心が付いたのだ。
 但し、総二郎君には、言って置こう。
 “優紀を、悲しませる様な事は、無しにして貰いたい。”と…。」と…。


だからだったのだろう。
そんな話しを、優紀の父親から聞いた総二郎は、実は、二重の意味で、苦笑いだったのだ。


其れは、優紀の父親が、「総二郎君は、素晴らしい御父上と御母上に、育てられた様だ。」と、言った事…。
そして、「優紀を、悲しませる様な事は、無しにして貰いたい。」と、言った事…。


だからだったのかも知れない。
総二郎は、思うのだった。


“親父とお袋が、素晴らしい親な訳がねぇ‼
 しかも、優紀の父ちゃんは、昔の俺の素行を知って居ると言う事だよな。
 けど…よ。
 今回は、親父とお袋に、感謝だよな。”と…。


だからこそ…。
此の時の総二郎は、そう思い乍らも、優紀の父親に、返答するのだった。


「私の両親の事を、そんな風に、仰って下さり、恐縮です。
 また、私は、二度と、同じ様な過ちは犯さないと、此処で、誓います。
 ですので、如何か、私と優紀さんを、見守って下さい。」と…。


だからだったのだろう。
優紀の両親は、総二郎のそんな言葉に頷き乍らも、優紀の父親は、そんな総二郎に、頼むのだった。


「優紀の事を、宜しく頼んだよ。」と…。


なので、総二郎も、返答するのだった。


「はい。
 お任せ下さい。」と…。



こうして、総二郎と優紀は、両家から、結婚の承諾が出た事で、其の後…。
紙面にて、婚約発表するのだった。


何故なら…。
優紀は、一般家庭出身の女性と言う事で、配慮されたという訳だったのだ。

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