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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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喧嘩をしてしまった…<総優>  62.



此の時の総二郎は、苛立ちを顔に蓄えたまま…。
優紀の腕を取って、其の場を後にするのだった。


勿論、此の時の総二郎は、其の女性を、睨み付けたまま、其の場を後にして居た事は言うまでも無かったのだ。



そして、其の後の総二郎は、優紀の腕から手に繋ぎ直しして、西門邸の中に入ったのだ。


そして、此の時の総二郎は、自身の母親で在る 西門流 家元夫人を、探して居たのだった。


だが、既に、優紀の到着を待つかの様に、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、(優紀の到着を待つ為に)茶室にて、待機して居たのだ。



実は、今迄の家元夫人成らば…。
茶室にて、待機して迄、客人を待って居る様な事はし無いのだ。


今迄の家元夫人成らば…。
使用人から、客人が到着した事を聞いてから、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、茶室に向かって居たのだ。


だからこそ…。
総二郎は、自身の母親で在る 西門流 家元夫人を、探して居たという訳だったのだ。


という訳では無いのだが…。
此の時の総二郎は、西門家の使用人頭から、自身の母親で在る 西門流 家元夫人が、茶室にて、待って居る事を聞いた時は、驚愕したのだ。


だが、取り敢えず…。
此の時の総二郎は、優紀を連れて、自身の母親で在る 西門流 家元夫人が、待って居るで在ろう 茶室に向かうのだった。


そして、其処で、先程、優紀に、其の女性が起こした事件に関して、自身の母親で在る 西門流 家元夫人に、話しして、報告するのだった。


其の上で、総二郎は、自身の母親で在る 西門流 家元夫人に、言って除けるのだった。


「今日の優紀は、稽古を休ませる。
 あんな嫌な思いを、優紀はしたんだ。
 当然だよな。
 あの女の事は、お袋に任せるから…。
 ちゃんと、処理して置いてくれよ。
 頼んだ。」と…。


なので、此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、自身の息子で在る 総二郎に、返答するのだった。


「ええ、分かったわ。
 其の女性の件なら…。
 私(わたくし)が、対処して置きます。
 其れと…。
 今日の優紀さんは、お休みに成るのね?
 承知したわ。
 ごめんなさいね。
 優紀さん…。
 嫌な思いを為さったわね。
 お部屋で、ゆっくり、為さって頂戴ね。」と…。



だからだったのだ。
此の時の総二郎は、自身の母親で在る 西門流 家元夫人からの返答の言葉を受けて、優紀の手を取って、其の場を後にし様として居たのだ。


だが、此の時の優紀は、そんな総二郎を引き留め始めるのだった。


「総二郎さん…。
 お願いが有ります。
 家元夫人に、此のまま、お稽古をお願いしてはいけませんか?
 私は、お茶の香りを嗅ぐと、気持ちが安らぐんです。
 云わば…。
 お茶は、私の『精神安定剤』…何です。
 其れに、お茶の香りを嗅ぐと、リラックス出来るんです。
 だから…。
 先程は、嫌な思いをしましたが…。
 お稽古をする事で、リラックス出来ると思います。
 だからこそ…。
 お茶のお稽古を、受けてはいけませんか?」と…。


そんな風に、優紀から言われた総二郎は、ダメとは言えないのだ。


なので、此の時の総二郎は、稽古を許す代わりに、自身も、優紀の傍に居る事を、優紀に提案したのだ。


「分かった。
 じゃあ…。
 俺も、優紀と一緒に、此処(茶室)に居る。
 良いだろ?」と…。



実は、此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、そんな風に、優紀に言って居る総二郎の事を、呆れて観て居たのだ。


何故なら…。
優紀を観て居る時の総二郎の目付きもそうだが…。
口調も、態度も、全てが、優しいのだ。


云わば…。
デレデレして居る総二郎が、其処(茶室)に居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、そんな総二郎に、思って居たのだった。


“総二郎は、分かって居るのかしら?
 母親の私(わたくし)が、同じ空間に、一緒に、居るという事を…。”と…。


云わば…。
そんな風に、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人が、自身の息子で在る 総二郎に対して、思う程…。
此の時の総二郎は、目付きだけじゃ無く…。
口調も、態度も、全てが、優しかったのだ。


だからこそ…。
此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、そんな総二郎に、呆れて居たという訳だったのだ。



だが、優紀の気持ちを知った此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、そんな風に、優紀が、思ってくれて居る事に関して、嬉しく思うのだった。


勿論、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、桜子の祖母で在る 三条家の現 当主からも、優紀の件に関して、聞いた事は有ったのだ。
優紀の茶道に対する思いを…。


だが、優紀自身から、直接、聞いた事は無かったのだ。


勿論、桜子の祖母で在る 三条家の現 当主を、疑って居た訳では無かったのだ。


だが、何処か?
此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、自身から、直接、優紀には、訊き辛かっただけなのだ。


だったのだが…。
優紀から、直接、聞いた訳では無かったとしても…。
例え、総二郎と優紀の会話の中で、其の話しを聞いたのだとしても…。
やはり、此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、そんな優紀の言葉が、嬉しかったのだ。



なので、此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、優紀が返答する寄りも早く、総二郎に、話しし始めるのだった。


「何ですの、総二郎…。
 貴方は、西門流 次期家元…何でよ。
 優紀さんを観乍ら、そんなに、デレデレした顔をするものでは在りませんよ。
 優紀さんは、こんなだらしない総二郎が、お相手で、大丈夫なのかしら?
 総二郎…。
 優紀さんに、嫌われない様に、為さいな。」と…。


其処で、総二郎は、そう言って来た自身の母親で在る 西門流 家元夫人に対して、苛立つのだった。


だからこそ…。
此の時の総二郎は、そんな自身の母親で在る 西門流 家元夫人を睨み付け乍らも、そんな自身の母親で在る 西門流 家元夫人に言えた言葉だったのだ。


「うっせぇわ。」と…。



其処で、そんな自身の息子で在る 総二郎の事をスルーするかの様に、此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、優紀の方を向いて、優紀に、声を掛けるのだった。


「優紀さん…。
 其れでは、お稽古を始めましょうか?
 ご準備為さって…。」と…。


なので、此の時の優紀は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人に、返答の言葉を告げてから、準備をし始めるのだった。


「承知しました。」と…。



だが、優紀の事が心配な総二郎は、優紀の手伝いをし様とするのだった。


寧ろ、自分自身が、準備し様とする位だったのだ。


言うまでも無く…。
茶の準備をするという事も、稽古の一環だという事を、総二郎自身が一番知って居る筈なのに…だ。


だからこそ…。
此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、そんな自身の息子で在る 総二郎に、更に、呆れるのだった。


だが、其れ以上は、自身の息子で在る 総二郎に、言わなかったのだ。


何故なら…。
“優紀さんが妊娠して居るから…。”と、言う事だけでは無く…。
そんな総二郎を咎めた処で、今の総二郎には、聞く耳を持たず状態だった事は、言うまでも無いのだ。


だからこそ…。
“今の総二郎に、何か言った処で、返って、総二郎からは、嫌がられるだけだ。”と、悟った此の時の総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、自身の息子で在る 総二郎に、呆れ乍らも、口を閉じて居たのだった。



そして、其の日の優紀の稽古は、総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人だけでは無く…。
総二郎迄もが、優紀の稽古に参加したのだった。



そして、其の後…。
自身の息子で在る 総二郎から聞いて居た総二郎の母親で在る 西門流 家元夫人は、自身の夫で在る 西門流 家元に話しした事で、其の女性 と 其の家族を、処分したのだった。

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