tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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喧嘩をしてしまった…<総優>  63.



総二郎と優紀の婚約発表後…。
実は、全く、音沙汰無しの総二郎に、類とあきらは、怒って居たのだ。


総二郎とて、F3&T3に、報告する事自体…。
忘れて居た訳では無かったのだ。


だが、優紀が妊娠した事で、総二郎は、自身の両親で在る 西門流 家元と家元夫人に、報告する事ばかり考えて居たせいで、F3&T3に、報告する事自体…。
此の時の総二郎の頭の中からは、すっかり、抜け落ちて居たのだ。


だが、勿論、此の時点に於いてのF3&T3にとっては、其の事自体、言い訳に過ぎないのだ。



という訳で、総二郎と優紀は、F4&T4LINEにて、あきらから、呼び出される事と成ったのだ。


『メープルのVIPルームに集合‼』と…。



其処で、漸く、総二郎は、気が付いたという訳だったのだ。


だからだったのだろう。
慌てたのは、総二郎だったのだ。


だからこそ…。
総二郎は、優紀に、言って除けるのだった。


「優紀…。
 やべぇかも…。
 あいつ等 F3&T3に、報告してねぇよな?」と…。



だが、実は、此の時の優紀は、飄々として居たのだ。


何故なら…。
優紀は、既に、T3には、報告済だったのだ。



実は、此の時点に於いての優紀は、まだ、大河原グループを、退職して居なかったのだ。


だからこそ…。
此の時点に於いての優紀は、未だ、大河原グループの社員で、尚且つ、滋の秘書の立場だったのだ。


だが、其の事自体…。
此の時点に於いての総二郎は、優紀の身体の事も有るので、気にして居たのだ。


だからこそ…。
此の時の総二郎は、優紀が、どれだけ、何を言おうが、一日でも早く、大河原グループを、退職させる気で居たのだ。



という訳で、優紀は、先ず、桜子に報告したのだ。


何故なら…。
桜子の祖母は、三条家の現 当主なのだ。


何れにしても、総二郎が、自身の両親で在る 西門流 家元と家元夫人に、優紀の妊娠の事を報告すれば…。
間違い無く、桜子の祖母で在る 三条家の現 当主に、伝わる事は、目に見えて居るのだ。


だからこそ…。
悩んだ優紀では有ったのだが…。
先ずは、桜子に、報告したのだ。


そして、職場が同じなので、其の後、滋にも、報告したという訳だったのだ。


そして、つくしには、LINEにて、報告したのだ。


何故なら…。
実は、つくしも、現在、妊娠中なのだ。


優紀は、つくしとほぼ同じ時期に妊娠した様で、つくしと優紀の現在は、妊娠3ヶ月目に入ろうとして居たのだ。


実は、つくしは、妊娠2ヶ月頃から、悪阻が酷く…。
其の状況を観て居たタマが、“つくしは、妊娠したのでは無いださね?”と、勘繰る位に、つくしの悪阻は、酷かったのだ。


云わば…。
此の頃のつくしは、悪阻で苦しんで居たのだ。
ベッドから起き上がれない程に…。



だが、優紀は、悪阻で苦しむ様な事は、殆ど無く…。
寝込む様な事も無かったのだ。


だからだったのかも知れない。
優紀が、妊娠に気が付いたのも、ほぼ正確に、毎月来る筈の生理が止まって居たから…だったのだ。



また、つくしの場合は、既に、司との入籍も済ませ、結婚式も終えて居たのだ。
なので、何時(いつ)、つくしが妊娠したとしても、可笑しく無かったのだ。


だが、優紀は、違ったのだ。
其の頃の優紀は、まだ、総二郎と恋人の状態だったのだ。


だからこそ…。
其の当時の優紀は、悩んで居たのだ。


そんな優紀の様子を察知した桜子が、優紀の異変に気が付き、T3には、優紀の妊娠が発覚して居たのだ。


だからこそ…。
T3は、既に、優紀の妊娠の件も、知って居たのだ。



なので、此の時の優紀は、あきらからのLINEを見て、慌てて居る総二郎を尻目に、飄々として居たという訳だったのだ。
なので、此の時の優紀は、そんな総二郎に、話しし始めるのだった。


「えっ??
 私は、既に、T3の皆には、報告してますよ。
 もしかして…。
 総二郎さんは、F3の皆さんに、報告して居なかったんですか?」と…。


なので、此の時の総二郎は、そんな用意周到な優紀に、尊敬しつつ、思うのだった。


“流石、優紀は、秘書だよな。
 其の辺は、抜かり無く、熟してやがる。
 けど…よ。
 優紀は、何時の間に、あいつ等 T3に、報告してたんだよ‼”と…。


だからこそ…。
そう思って居た此の時の総二郎は、そんな優紀に、言えた言葉だったのだ。


「ああ。
 あいつ等 F3に、報告する事自体…。
 俺の頭の中からは、すっかり、抜け落ちてたわ。
 優紀が気が付いて居たんなら…。
 俺にも、言ってくれよ‼」と…。


だからだったのかも知れない。
優紀は、そんな総二郎に、悪びれる様子も無く、言って除けるのだった。


「総二郎さんなら…。
 報告して居らっしゃるものだと思って居ました。」と…。


なので、そんな優紀の話し振りに、此の時の総二郎は、頭を抱えるのだった。


 
即ち…。
此の時点に於いてのF3は、直接、総二郎から、何も、聞かされて居なかったという訳だったのだ。


否…。
此の時点に於いてのF3は、直接、総二郎と会わずとも、総二郎からのLINE報告すら、無かったのだ。



だが、実は、“勿論…。”と、でも言うべきか?
此の時点に於いての司は、つくしから聞いて、既に、知って居たのだ。


だが、類とあきらには、其の事自体、全て…。
総二郎からだけじゃ無く…。
司からも、伝えられて居なかったのだ。


勿論、桜子も、あきらには、伝えて居なかったのだ。


なので、確実に、此の時の類とあきらだけが、知らなかったという訳だったのだ。



だからだったのだろう。
此の時点に於いての類とあきらは、総二郎と優紀の婚約発表で、総二郎と優紀の二人が、婚約者に成った事を知ったのだ。


だからだったのだろう。
此れが、類とあきらが、怒らずには居られない理由だったのだ。


だからこそ…。
此の時の類とあきらは、総二郎を、呼び出したという訳だったのだ。



そして、総二郎は、類とあきらから、怒られる羽目に成り、また、司も、つくしから、既に、聞いて知って居た事を、責められて居たという訳だったのだ。


特に、類は、やはり、策士らしく、総二郎を、ジト目で観た後(あと)…。
言って除けるのだった。


「総二郎…。
 如何して、言ってくれなかったの?
 まさか…。
 俺等 F3&T3に、報告する事自体…。
 忘れてた訳…?
 もし、そうだとしたら…。
 総二郎は、薄情な男だよね。
 俺等 F4は、四半世紀近くも、幼馴染で親友だというのに…。
 俺等 F3は、総二郎から、忘れられた存在な訳…だ。」と…。


だからだったのだろう。
総二郎は、唯、平謝りするしか無く…。
唯々、謝るのみだったのだ。


「済まん。
 申し訳無い。」と…。


だが、類は、嘗て、つくしから、聞いたセリフを、総二郎に、お見舞いするのだった。


「“済まん(ごめん)。”で、済んだら…。
 警察は要らないんだよ‼
 分かった。
 総二郎…。」と…。
「………」


其処で、総二郎は、何も、言い返せなかったのだ。



そして、総二郎も、また、嘗て、英徳学園時代に、つくしから、そんな風に、言われて居た頃の事を思い出して居たのだった。


「ごめんで済んだら…。
 警察は要らないの‼」と…。


実は、其れは、司にしても、あきらにしても、同じだったのだ。


“そんな頃が有ったよなぁ~。”と…。



だが、此の日の総二郎は、昔を懐古して居る場合では無かったのだ。


其の後(あと)…。
また、類が、そんな総二郎を、責め始めたのだった。

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