tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  2.



<此の二次小説『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  2.』は、一部の言葉や表現に、
 不快に感じられるやも知れない言葉が入って居ます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  1.のエピローグ<つくしの其の後…。>】


実は、此の日の類も、何時も通り、つくしを探して居たのだ。


何故なら…。
“ランチを、一緒に、摂ろう‼”と、類は、考えて居たから…だったのだ。


だからこそ…。
此の日の類も、つくしを探して居たという訳だったのだ。



唯、つくしは、何時も、『出没自在』なのだ。


云わば…。
突然居なく成ったかと、思えば…。
何の前触れも無く、突然、現れる。


なので、つくしは、自由に、F3&桜子の前に現れたり、居なく成ったりするので…。
総二郎とあきらと桜子にとっては、全く、つくしの所在が、掴めない時も有るのだ。


所謂、つくしは、自由気ままに、思った通りの行動が出来るのだ。
唯、つくし自身は、其の時、其の時の状況に合わせて、行動して居るだけなのだが…。


唯、周りの人間からすれば…。
やや、傍迷惑な時も有るのだ。
其れは、特に、あきらに起こるのだ。


何故なら…。
つくしとの連絡が付かなく成ると…。
NYで、一人、不安がって居る司は、先ずは、あきらに、連絡して来るのだ。
其の司からの連絡は、時差を考えない連絡だった事は言うまでも無いのだが…。



という訳で…。
類は、つくしを探す為に、先ずは、F4ラウンジに、向かうのだった。


実は、此の日のつくしは、1限目は、講義が有ったのだが…。
2限目は、講義の無い日だったのだ。
其の事を、類は、ちゃんと、把握して居たのだ。


其れに、此の日のつくしは、3限目の講義が有る事から…。
自宅には、帰る訳が無かったのだ。


其れに、つくしが、行きたかった大学に、司のお陰で進学出来たのだ。
今のつくしにとっては、折角、司から、貰ったチャンスなのだ。
“此のチャンスを、思い存分、生かしたい‼”と、考えて居たつくしが、講義を放って置いて、自宅に帰る訳が無かったのだ。


だからだったのだろう。
既に、昼休憩に入る時間だったからこそ、“牧野は、もう、F4ラウンジに、居るんじゃ無いかな?”と、思っていた類は、F4ラウンジに、向かって居たという訳だったのだ。


其処で、既に、F4ラウンジに居た総二郎とあきらに、類は、訊くのだった。


「牧野は…?」と…。


だが、総二郎とあきらが、F4ラウンジに到着した時には、つくしは居なかったのだ。
そして、類が、F4ラウンジに現れる迄にも、つくしは、F4ラウンジに現れて居ないのだ。


だからこそ…。
此の時の総二郎は、類に、言えた言葉だったのだ。


「今日は、まだ、来てねぇぞ‼
 何時もなら…。
 もう、来てる筈だけど…な。」と…。


そんな総二郎の話しを聞いて居た類は、嫌な予感しかし無かったのだ。


だからだったのかも知れない。
類は、慌てるかの様に、総二郎とあきらに、言って除けるのだった。


「俺、今から、図書館に、牧野を、迎えに行って来るよ。
 何か、胸騒ぎがするんだよね。
 だから…。
 俺は、今から、牧野を、迎えに行って来るよ。」と…。


何時もの類…成らば、言葉を連呼する事は無いのだ。
其の類が、言葉を連呼したのだ。


だからだったのかも知れない。
類の不安振りを肌で感じ取った此の時の総二郎とあきらも、不安に成り始めるのだった。


其処に、桜子が、F4ラウンジに、現れたのだ。


既に、階段を駆け下り様として居た類の後を、総二郎とあきらが追い掛け乍らも、あきらは、桜子に言って除けるのだった。


「俺等 F3は、牧野を迎えに、図書館に行って来るわ。
 桜子は、此処(F4ラウンジ)に、居てくれ‼」と…。


だが、類の異様な慌て振り…。
そして、其の後を、追い掛ける総二郎とあきらのそんな様子に、此の時の桜子は、“先輩の身に、何か、遭ったのだろうか?”と、不安に駆られるのだった。


だからこそ…。
此の時の桜子は、あきらに返答するのだった。


「私も、一緒に、先輩をお迎えに伺いますわ。」と…。


だからだったのだ。
F3&桜子は、一緒に、つくしを、迎えに行く事に成ったのだった。



其処で、F3&桜子が、観た物は…。
つくしが、図書館の入り口近くで、血を吐いて倒れて居た姿だったのだ。


云わば…。
類の嫌な予感は、的中したのだ。
勿論、一番最初に、図書館に、駆けて入ったのは、類だったのだ。


だからだったのだろう。
取り乱した声を、類は、発するのだった。


「牧野…⁉」と…。


そんな異様な類の声に、遅れて、図書館の中に入って来た総二郎は、つくしの倒れて居る姿を観て、驚愕するのだった。


そして、ジーパンのポケットから、携帯を取り出した総二郎は、救急車を呼び出す為に、『119』のキーパッドをタップするのだった。


そして、更に、遅れて、図書館の中に入って来たあきらは、其の凄まじい光景に、一瞬は、何も言えず、呆然とするのだった。
だが、意識を取り戻したあきらは、類に、言って除けるのだった。


「類…。
 牧野を其のままにして置け‼
 揺さ振ったり、動かしたりして、何か、遭っても、いけねぇだろ?」と…。


そして、漸く、息を切らし乍ら、図書館の中に入ろうとして居た桜子を、中に入らせない様にするかの如く…。
あきらは、桜子に、言って除けるのだった。


「桜子…。
 今は、こっち(図書館の中)に、来るな‼
 牧野が、倒れてるが…。
 倒れて居る牧野の姿を、桜子は、見ねぇ方が良い。
 きっと、ショックを起こすぞ‼」と…。


其の時のあきらからの話し振りは、まるで、脅しの様にも、聞こえる程だったのだ。
だが、其の場の状況は、あきらが、そんな風に、桜子に、言いたく成る様な状況だったのだ。


だからこそ…。
あきらは、桜子に、脅しに似た言葉が言えたのだ。



実は、其の時のつくしの様子は、酷い状況だったのだ。


云わば…。
つくしの顔色は、真っ蒼な顔色で…。
つくしの唇は、赤味が無く、真っ白で…。
つくしの周りには、吐血したのだろう。
『血の海』と成って居たのだ。


どれ位、つくしが、倒れて居たのかも、此の時のF3には、分かる術も無く…。
取り敢えず…。
つくしを、道明寺総合病院に、連れて行く事しか、此の時のF3には、頭に無かったのだ。


そして、ストレッチャーを引いて、英徳学園の図書館に現れた救急隊員に寄って、つくしは、救急車に乗せられて、道明寺総合病院に、運ばれるのだった。
勿論、つくしの付き添いは、第一発見者で在る 類が、付き添ったのだ。



そして、総二郎とあきらは、騒然と成って居る英徳大学内の収拾を図る為に、英徳学園側に、事情説明をするのだった。


そして、総二郎とあきらは、何故か、勘違いを起こした英徳学園側が呼んだで在ろう警察に対しても、対応して居たのだった。


そして、総二郎とあきらは、話しの最後には、図書館の片付けも、英徳学園側に、願い出るのだった。



実は、桜子は、其の場から、経って居られない程に、床に、座り込んだ状態と成って居たのだ。


あきらが、桜子に、図書館への入室を阻止したにも関わらず…。
桜子は、ストレッチャーで、運ばれて行くつくしの姿を、目撃してしまったのだ。


だからだったのだろう。
普段、気丈な桜子でも、崩れてしまう程…だったのだ。


そして、何もかも、処理出来た事で、総二郎とあきらと桜子は、道明寺総合病院に、向かうのだった。
此の時の桜子は、美作家のリムジンの中で、終始、泣き崩れて居た事は言うまでも無かったのだが…。



だが、総二郎とあきらは、そんな事を言って居られないのだ。


何故なら…。
総二郎とあきらには、報告するべき人物が居たのだ。


そうなのだ。
司だったのだ。


F3は、司から、つくしを頼まれて居たのだ。


云わば…。
F3にとって、つくしは、『最重要人物』なのだ。


だからこそ…。
此の時の総二郎とあきらは、司に対して、つくしに起こる全ての事は、報告する義務が有るのだ。


だからこそ…。
総二郎とあきらは、司に連絡するのだった。
相手の時間は、時差等と、言って居られない程に…。
勿論、此の時、報告するのは、あきらだったのだ。


「司…。
 取り乱さず、聞いて欲しい。」と、言い乍ら…。


そんなあきらの話し振りに、嫌な予感しかし無い司だったのだ。


だからこそ…。
司は、警戒するかの様に、あきらに、訊き始めるのだった。


「あきら…。
 何か遭ったのか?」と…。


だからだったのだろう。
あきらは、深刻そうに、つくしの現在の状況を説明し始めるのだった。
そんなあきらからの話しを、唯、何も言わず、聞いて居た司は、直ぐには、言葉が出て来なかったのだ。


「………」


そして、暫く、沈黙が続いて居たのだが…。
あきらが、司に、声を掛けたのだ。


「司…。
 大丈夫か?」と…。


そう訊かれた司は、唯、一言、あきらに言って除けるのだった。


「悪ぃ。
 俺が、そっちに帰る迄…。
 牧野の事を、宜しく頼むわ。」と、意気消沈な顔付きのままで、司は、言って居たのだ。


そして、そんな司の顔付きは、声にも表れて居た様で…。
あきらは、不安気に、司に、訊き始めるのだった。


「司…。
 今は、日本に、帰国出来ねぇのか?」と…。


だからだったのだろう。
司は、言葉少なに、話しし始めるのだった。


「否…。
 ババアを説得して、そっち(日本)に、帰る。」と…。


なので、あきらは、司に、了承するのだった。


「分かった。」と…。



なので、取り敢えず…。
司とあきらの国際電話(リモート)は、切れたのだった。

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