tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  6.



司は、西田から、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の伝言を聞いた事で、司の心の中は、弾んで居たのだ。


勿論、そんな司の様子は、西田に念押しして訊いて居た声にも、現れて居たのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の司は、西田から、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の伝言を聞いた事で立ち上がり、弾んだ声で、言って居たのだから…。


「マジか?
 ババアは、本当に、“良い。”って、言ったんだよな。」と…。


だからこそ…。
西田は、そんな様子の司に呆れ乍らも、返答するのだった。


何故なら…。
此の時の司の顔の様子は、まるで、『七変化』の如く…。
コロコロ、変わって居たのだから…。


だからだったのかも知れない。
西田は、そんな司を、呆れるかの如く…観て居たのだろう。


だからこそ…。
此の時の西田は、そんな司に、こう返答したのだろう。


「左様で御座います。」と…。



なので、司は、既に、スーツのジャケットを羽織り乍らも、西田に、言って除けるのだった。


「今直ぐ、日本へ飛ぶ。
 ジェットの準備を頼む。
 で、俺が、こっち(NY)に居ねぇ間の資料は、ジェットの中で作る。
 ババアには、そう伝えて置いてくれ‼」と…。


なので、西田も、司に、了承の意を告げるのだった。


「承知致しました。」と…。


そして、其の後の司は、道明寺家のPJに、飛び乗ったのだった。



そして、其処(PJの中)で、司は、あきらに連絡するのだった。


NY時間の23:00頃だったので、司は、思うのだった。


“此の時間に、あきらに連絡しても、支障ねぇだろ?”と…。


此の時の司は、普段、余り、誰にも見せた事の無い様な気配りを、『気遣い』という名と共に、あきらにして居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司のあきらに対する第一声は、『気遣い』という名の言葉だったのだ。
勿論、リモートで、アクセスして居た事は言うまでも無かったのだが…。


「あきら…。
 済まん。
 今、良いか?」と…。


だからだったのかも知れない。
あきらは、リモートでは有ったのだが、そんな様子の司を観た事で、思うのだった。


“司に、何か、良い事でも有ったのか?”と…。


なので、此の時のあきらの司への返答は、『YES』だったのだ。


「ああ。
 構わねぇよ。
 俺も、丁度、お前に、連絡し様と思って居た所だ。」と…。


唯、此の時のあきらは、そう司に返答し乍らも、自身に、『気遣い』を見せて来る司には、苦笑いだった事は言うまでも無かったのだが…。



だが、此の時の司は、あきらに、訊き始めるのだった。


「牧野に、何か、有ったのか?」と…。


此の時の司が、あきらに、こう訊き始めたのには、訳が有ったのだ。


何故なら…。
此の時のあきらの顔付きは、悲壮感漂う様な顔付きだったのだ。


だからこそ…。
司は、今迄とは取って代わったかの様に、不安に成るのだった。


だからこそ…。
此の時の司は、あきらに、訊けた言葉だったのだろう。



だが、此の時のあきらは、先に、司に、言わそうとするのだった。


何故なら…。
司は、道明寺家のPJの中で、話しして居る様にも、あきらには、見て取れたから…だったのだ。


なので、此の時のあきらは、司に、言って除けるのだった。


「司から、先に、言ってくれ‼」と…。


だからだったのだろう。
司は、そう言って来たあきらに、話しし始めるのだった。


「ババアが、1ケ月…だけど…よ。
 日本出張を、了承してくれた。
 だから…な。
 今から、日本に、向かう。」と…。


だからだったのだ。
あきらは、ホッとする様な顔付きに成るのだった。
そして、此の時のあきらは、そう言って来た司に、話しし始めるのだった。


「そうか?
 司…。
 間に合うかも知れねぇ。」と…。


だが、此の時の司には、あきらが、何の事を言って居るのか?
全く、分かって居なかったのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、そう言って来たあきらに、訊けた言葉だったのだろう。


「ちょっと、待ってくれ‼
 あきら…。
 お前は、何の事を、俺に、話しし様としてんだ⁉」と…。


だからだったのだ。
司は、一切、何も、聞かされて居ない事を、此の時のあきらは、知るのだった。


だからだったのだろう。
此の時のあきらは、司が、ショックを起こさない様に、注意し乍らも、話そうとするのだった。


「良いか?
 司…。
 今から、俺が、話す事は、全て、本当の事だ。
 ショックを起こすかも知れんが…。
 最後迄、俺の話しを、ちゃんと、聞いてくれ‼」と…。


其処で、司は、不安に成り乍らも、あきらに、了承するのだった。


「ああ。」と…。


だからだったのだろう。
あきらは、そう返答して来た司の様子を観乍ら、話しし始めるのだった。


「実は、進から、聞いたんだけど…な。
 牧野の手術の際に、親が、サインをするだろ。
 其の時に、“説明をしたい。”と、牧野の父ちゃんと母ちゃんが、ドクターから呼ばれたら
 しい。
 で、ドクターから、話しが有ったそうだ。
 其の進の話しに寄ると…な。
 牧野が手術をしたとしても、『50・50(フィフティフィフティ)』だそうだ。
 其れに、手術が成功したとしても、助かるか如何かは、本人次第だそうだ。
 其れに、成功したとしても、また、手術を受ける必要性が有るかも知れないと言われたそ
 うだ。
 だから…な。
 牧野の父ちゃんは、訊いたそうだ。
 “もし、手術をし無かったとしたら…。”と…。
 で、ドクターが、返答して来たらしい。
 “お嬢さんの生存率は、かなり、減るでしょう。
  1~2年持つか如何かでしょう。”と…。
 其れと…。
 類が、牧野を見付けた時には、既に、牧野は、倒れて居たんだ。
 どれ位、牧野が、倒れて居たのかは、見付けた俺等でも、定かじゃねぇ。
 だから…。
 牧野が、倒れて居た時間に寄っては、脳にも、異常を来たして居る可能性も有るそうだ。
 牧野が倒れて居た間に、脳に送られる筈の酸素が滞って居た可能性も有るそうだ。
 云わば…。
 牧野の内臓も、脳も、牧野の生命力次第と言う訳…だ。」と…。
「………」


だからだったのだろう。
司は、自身の口からは、言葉が出て来なかったのだ。


否…。
発する事が出来なかったのだ。


そんな司の様子を観たあきらは、更に、司に、話しし始めるのだった。


「なぁ~、司…。
 司は、牧野に、『赤札』を貼った。
 そして、総二郎と俺は、其れを、唯、観て居た。
 だから…よ。
 総二郎と俺は、司と同罪だ。
 確かに、類も、最初は、其の様子を、唯、観て居た。
 けど…な。
 類は、陰では、牧野を庇ってた。
 だから…よ。
 類は、其の当時には、既に、牧野に対して、罪滅ぼし出来て居たんだと思う。」と…。
「………」


司は、何も言わず、唯、あきらの話しを、聞いて居たのだ。


そして、其の後は、何方からも、言葉を発して居なかった事で、一瞬、其の場が、シーンと、静まり返って居たのだ。


だからだったのだろう。
其の時に、司は、思って居たのだ。


“あいつは、確か、手術が成功して、復活したんだよな。
 あいつは、「退院してから、神戸の高校に、転校した。」と、確かに、其の当時の俺は、
 ババアから聞いて居た筈…だ。
 なのに、如何して、牧野は…⁉”と…。


司が言う、『あいつ』とは…。
そうなのだ。
英徳学園 中等部に通って居た頃に、司が、司の其の当時の同級生に、容赦無い暴力を与えた事で、『内臓破裂』させた相手だったのだ。


其の司の同級生は、手術が成功した事で、退院後、神戸の高校に転校して居たのだ。
勿論、其の当時の司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 社長 道明寺楓は、其の同級生の両親に、和解金を支払って居た事は言うまでも無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時点に於いての司は、つくしが、手術を受けさえすれば、“牧野は、助かるんだ。”と、何処か、安易に考えて居たのだ。


だが、つくしは、そうでは無かったのだ。
寧ろ、つくしは、其の司の同級生寄りも、重い状況だと言えたのだ。



勿論、司は、そんなあきらからの話しを聞いて、ショックを起こさない訳が無かったのだ。


何故なら…。
司にとってのつくしは、『愛おしい女』で、『愛してる女』なのだ。


其の女で在る つくしを、不幸に陥れたのが、自分自身なのだとしたら…。
ショックを起こさない方が、可笑しいと言えたのだ。



そんな司の様子に、また、あきらが、口火を切ったのだ。


「其れで…な。
 司…。
 兎に角、牧野の父ちゃんと母ちゃんには、サインする様に、類が説得してる。
 で、牧野の父ちゃんと母ちゃんが、サインした後は、直ぐ、検査に入るそうだ。
 で、今のままで、手術を行うそうだ。
 だから…よ。
 司は、1分1秒でも、早く、日本に帰って来い‼
 牧野の傍には、司が、居ねぇと、ダメだろ?」と…。


なので、司は、項垂れる様に、あきらに、返答するのだった。


「ああ。」と…。


そして、其処で、TELは、切れたのだった。




<此の二次小説『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  6.』は、医療従事者でも無い私
 共が、色々、医療に関して、文面に記させて頂いて居りますが…。
 何も分かって居ない中で、ドラマや映画を観た当時の事を思い出し乍ら、記させて頂いて
 居ります。
 ですので、間違って居る事も有るとは思います。
 ですが…。
 其れは、『二次小説の世界』と、スルーして頂けましたら、幸いです。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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