tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  7.



司は、あきらとのTELを切った後…。
自身の腕で、目を塞ぎ乍ら、PJの座席に凭れたまま…。
息を吐き出して居たのだ。


「ふぅ~。」と…。


此の時の司の頭の中は、自身の恋人で在る つくしに対する想いしか無かったのだ。


“無事で居て欲しい。”と、言う事と…。
“助かって欲しい。”と、言う事以外…。
もう、考えられなかったのだ。



そして、其の上で、此の時の司は、西田を座席近く迄、呼び寄せたのだ。
そして、司は、西田に、訊き始めたのだ。


「西田…。
 俺は、一体、牧野に、何を遣って来たんだろうな。」と…。


其処で、西田は、驚愕したのだ。


何故なら…。
此の時の司が言って居る意図が、西田には、読めなかったから…だ。


実は、司が、言って来る話しの意図に関して、大概の事は、西田には、読めるのだ。
だが、今回ばかりは、優秀な秘書の立場の西田でさえ、読めなかったのだ。



其れは、実は、此の時の西田には、仕方無いと言えた状況だったのだ。


何故なら…。
西田は、司とあきらが話しして居る話しの内容は、聞いて居なかったのだ。
此の時の西田は、資料を読み込む為に、資料に記載されて居る文面に集中して居たのだ。


実は、“司様と美馬様のお話しは、プライベートな話しだろう。”と、此の時の西田は、解釈して居たのだ。


だからだったのだろう。
西田は、そう言って来た司に、訊き始めるのだった。


「司様…。
 申し訳御座いません。
 何のお話しの事を、仰って居るのか?
 私には、分かり兼ねますが…。」と…。


なので、此の時の司は、自身とあきらとの(リモートでの)TELの話しを、西田が、聞いて居なかった事に、気が付いたのだった。


だからだったのだろう。
此の時の司は、先程迄、あきらと話しして居た内容 と 自身のつくしへの反省を込めた想い と 司が、英徳学園時代に犯して来た数々の悪行について、語り始めたのだ。



勿論、西田は、自身の上司で在り、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、道明寺総合病院の院長と話しして居る所に、同席して居たのだ。


だが、自身の上司で在り、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、道明寺総合病院の院長と話しして居る時は、TELだった為に、詳しくは、聞いて居なかったし…。
自身の上司で在り、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から、其のTELでの話しの内容を、知らされて居なかったのだ。


だからだったのだろう。
あきらから聞いたという司の話しを聞いた此の時の西田は、自身の上司で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、道明寺総合病院の院長とのTELを切った後…。
急に、『出張』という名の『司の日本行き』を、了承した訳を理解したのだった。



そして、其の上で、司は、西田に、また、訊き始めたのだった。


「俺は、一体、今迄、牧野に、何を遣って来たんだろうな。」と…。


だからだったのだ。
西田は、憔悴し切って居るで在ろう 司に、話しし始めるのだった。


「司様…。
 司様の牧野様への想いは、牧野様には、ご存知頂いて居る筈です。
 ですから…。
 今は、取り敢えず…。
 牧野様のご無事を祈り、手術が成功する事だけを、考えましょう。
 今の司様では、お疲れのご様子ですので、資料を作成為さるには、お身体に触るかと…。
 ですので、取り敢えず…。
 私が、作成致します。
 司様は、其方をご覧に成り、訂正箇所のご指示を戴きます。
 そして、其の後…。
 社長に送付致します。
 其方で、宜しかったでしょうか?」と…。


なので、司は、頷いたのだ。


何故なら…。
今の司には、PCと向き合えるだけの気持ちに余裕が無かったのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、西田に、頼んだのだった。


そして、其の後…。
西田が、作成した資料を確認した司は、了承したのだ。


そして、其の西田が作成した資料は、自身の上司で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の下に、送付されたのだった。



そして、其の後の司は、PJ内に在る プライベートルームに、入ったのだ。


何故なら…。
此の時の司自身、気持ちに余裕が無い程…。
憔悴し切って居たから…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司は、思って居たのだった。


“今は、何も考えたくねぇ。”と…。


そして、此の時の司は、過去の自分自身を、呪って居たのだった。



【自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  5.エピローグ
 <司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓 と 道明寺総合病院の院長とのTELで
  の会話>】


司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、西田からの話しを聞いた事で、自身の秘書に、指示するのだった。


「道明寺総合病院の院長と、TELを繋いで頂戴‼」と…。


其処で、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓 と 道明寺総合病院の院長とのTELでの会話が始まるのだった。


「牧野つくしさんが、道明寺(総合病院)に、入院した様ね。」と…。


実は、そんな自身の上司でも在り、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの言葉に驚愕し乍らも、此の時の道明寺総合病院の院長は、返答するのだった。


「はい、左様で御座います。
 牧野さんを、ご存知で居らっしゃいますか?
 牧野さんは、司様の幼馴染で居らっしゃいます花沢様、西門様、美馬様と、お友達の様で
 御座いますが…。
 確か、司様が、高等部時代、暴漢に刺されて、救急車にて、此方(道明寺総合病院)に運
 び込まれた時に、一緒に、同車して来たのが、牧野さんだったと、私は、記憶して居りま
 すが…。」と…。


だからだったのだ。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、道明寺総合病院の院長が、当時の事を覚えて居た事に関して、驚愕するでも無く、道明寺総合病院の院長に、即答するのだった。


「ええ、そうよ。
 牧野さんは、其の頃から司とお付き合いして居るのよ。
 其の当時の愚息は、一瞬、牧野さんの記憶を失くした事で、大切な恋人を、失くし掛けた
 様だけど…。
 今でも、彼女との関係が続いて居るという事は、司は、彼女から、愛想を尽かされなかっ
 た様ね。」と…。


そして、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしが、道明寺総合病院に入院した理由を、自身の息子で在る 司から聞いて居たので、分かっては居たのだが…。
態と、続け様に、道明寺総合病院の院長に、訊き始めるのだった。


「ところで、牧野さんは、如何言った病気で、入院したのかしら?」と…。


なので、此の時の道明寺総合病院の院長は、つくしの両親に話しした内容と同じ内容の話しをし始めたのだ。



其処で、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしの現状が、如何言う現状なのか?
把握したという訳だったのだ。


だからこそ…。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、思い出して居たのだ。


“未だ、牧野さんには、『一年の猶予』の借りが有る。”と、言う事を…。


なので、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、道明寺総合病院の院長から、つくしの現状の話しを聞いた事で、悟って居たのだった。


“後々、自分自身が後悔する事に成る。”と…。


なので、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、道明寺総合病院の院長に、願い出たのだろう。


「今後、牧野さんに、何か有った時は、私(わたくし)にも、連絡して頂戴‼
 絶対に、牧野さんの手術を成功させて頂戴‼」と…。


そして、言葉を重ねるかの如く…。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、道明寺総合病院の院長に、更に、言って除けるのだった。


「其れと…。
 牧野さんに掛かった治療代は、牧野家には、一切、請求しないで頂戴‼
 其れと…。
 牧野さんの病室は、VIPルームにして頂戴‼
 宜しくて…。
 其の上で、全てを、私(わたくし)に、請求してくれたら良いわ。」と…。


実は、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、そう願い出たのには、理由が有ったのだ。


其れは、“牧野さんには、『一年の猶予』の借りが有る。”と、言う事だけじゃ無く…。
“司を、男にしてくれた。”と、言う借りも有ったのだ。


だからこそ…。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしに借りを返す為に、道明寺総合病院の院長に、願い出たという訳だったのだ。



だからだったのだろう。
此の時の道明寺総合病院の院長は、自身の上司でも在り、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、了承したという訳だったのだ。


「承知致しました。」と…。



そして、此の時の道明寺総合病院の院長は、自身の上司でも在り、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓とのTELを切った後…。
此の時の道明寺総合病院の院長は、自身の上司でも在り、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの申し出の話しを、つくしの主治医 及び 看護師長に、連絡するのだった。

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