tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  9.



<此の二次小説『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  9.』は、一部の言葉に、不快に
 思われるやも知れない言葉が、入っております。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



つくしの両親で在る 晴夫と千恵子は、類の説得に寄り、つくしの手術のサインを行った(おこなった)のだ。


其の際…。
つくしの両親で在る 晴夫と千恵子と共に同席したのは、勿論のつくしの弟で在る 進と、類だったのだ。


実は、つくしの両親で在る 晴夫と千恵子と共にサインする場に、類が、同席出来たのは、つくしの両親で在る 晴夫と千恵子の意向だったのだ。


勿論、道明寺総合病院の院長も、つくしの主治医と共に、其の場に出席して居たのだが…。
自身の上司で在り、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から聞いて居た話しと、此の今の現状の違いに、実は、首を傾げたく成る程だったのだ。


何故なら…。
つくしの両親で在る 晴夫と千恵子は、類の事を、「類君」と、呼び…。
つくしの弟で在る 進は、類の事を、「類さん」と、呼んで居たのだ。



実は、事前に、此の時の道明寺総合病院の院長は、自身の上司で在り、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から、つくしの事を聞いて居たのだ。


だからこそ…。
此の時の道明寺総合病院の院長は、思って居たのだろう。


“牧野つくしさんは、司様の恋人だと、楓社長から、伺って居たのだが…。
 司様と牧野つくしさんは、別れたと言う事なのだろうか?
 そして、牧野つくしさんの今の恋人は、花沢様と言う事なのだろうか?
 其の事を、楓社長は、ご存知無いと言う事なのだろうか?”と…。


だからこそ…。
此の時の道明寺総合病院の院長が、首を傾げて居ても、可笑しくないと言えたのだった。



だからだったのだろう。
道明寺総合病院の院長は、其の後、自身が見た此の光景を、自身の上司で在り、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、報告するのだった。


勿論、道明寺総合病院の院長は、其の時に、つくしの両親で在る 晴夫と千恵子が、類の事を、「類君」と、呼んで居た事…。
そして、つくしの弟で在る 進が、類の事を、「類さん」と、呼んで居た事も、併せて、自身の上司で在り、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、報告するのだった。


だからだったのかも知れない。
道明寺総合病院の院長から、其の話しを聞いた司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓にとって、類の出しゃばり方に関して、道明寺総合病院の院長に、言いたい事も有ったのだ。


だが、取り敢えず、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、道明寺総合病院の院長に、司とつくしの事に関して、伝えるのだった。


「牧野さんは、司の列記とした恋人よ‼
 司は、牧野さんの事を、『婚約者』と、認識して居る位よ‼
 司が、NYに渡米する前に、世間に報告した通りよ‼
 だからこそ…。
 未だ、遠距離恋愛は、続いて居るわ。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の道明寺総合病院の院長は、自身の上司で在り、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの話しを、信じる事にしたのだった。


何故なら…。
此の時の道明寺総合病院の院長は、思って居たのだ。


“まさか、楓社長が、ご子息の事に関して、嘘は、仰らないだろう。”と…。


だからこそ…。
道明寺総合病院の院長は、自身の上司で在り、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の話しを、信じる事にしたのだった。



だが、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、道明寺総合病院の院長の話しを聞いて、遣り切れない気持ちで居たのだ。


実は、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、類に対して、言いたい事が有ったのだ。


だが、過去に、自分自身(司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓)が、つくしに行った(おこなった)行為のせいで、類に、言いたい事も言えない状況を作ってしまった事も、承知して居るのだ。


だからこそ…。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、類に対して、口を閉じるしか無かったのだ。



其の最大の要因とは、自身(司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓)が、其の当時のつくしだけじゃ無く…。
牧野家をも、馬鹿にしてしまった事…。
また、つくしの父親で在る 晴夫の職探しを、邪魔して居た事…。
また、つくしの友達の父親の会社に迄、手出しして居た事…。


其の事自体が、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓にとって、類に、言いたい事も言えない状況を作ってしまった最大の要因だったのだ。


実は、其の当時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしの本質を見抜こうとし無かったのだ。
其の事を、幾ら、後悔しても、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓にとって、遅いと言えたのだ。


其の話しを、道明寺総合病院の院長から聞いた此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、思うのだった。


“類さんに、「出しゃばらないで…。」と、言えたのなら…。
 どんなに、良かっただろうか。
 でも、類さんが、其の場に同席して居た事は、牧野さんの御両親の意向なら…。
 此方からは、何も反論出来ないわ。
 でも、まさか?
 牧野さんの御両親が、類さんの事を、気安く、「類君」と、呼んで居るだ何て…。
 此の事を、司が、知ったら…。
 あの子は、如何するのかしら?”と…。


其の後の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、此れからの事を、思案し始めて居たのだった。



そして、其の後、取り敢えず…。
つくしの両親で在る 晴夫と千恵子が、つくしの手術のサインをした事で、つくしの最終検査が始まり、其の結果を受けて、手術を行う事と成ったのだ。



其処に、丁度、司が、日本に到着して居たのだ。
所謂、司は、つくしが手術室に入ったと同時に、道明寺総合病院に、到着したという訳だったのだ。


そして、司は、つくしの両親で在る 晴夫と千恵子を見付けて、自ら、声を掛けるのだった。
其処で、司は、予期して居なかった現実を、知る事と成るのだった。


「お義父さん…。
 お義母さん…。
 ご無沙汰して居りました。」と…。


其の時だったのだ。
司は、つくしの母親で在る 千恵子から、とんでもない言葉を浴びせられるのだった。


「道明寺さん…。
 私達 夫婦は、道明寺さんから、『お義父さん』、『お義母さん』と、呼んで頂きたく在
 りません。
 此の度のつくしの手術に関して、手術代も、治療費代も、道明寺さんが、出して下さる事
 を感謝して居ます。
 ですが…。
 元を正せば…。
 全ては、道明寺さんが、つくしに行って(おこなって)居た事…。
 なので、私達は、慰謝料として、頂戴して置きます。
 其れで、宜しいかしら?
 なので、今日は、お帰り下さい。
 此れからも、つくしに会いに、此方には、来ないで下さい。」と…。


だからだったのだろう。
司は、つくしの母親で在る 千恵子からのそんなとんでもない言葉に、驚愕し乍らも、訴えるかの如く…話しし始めるのだった。


「勿論、つくしさんが、こう成ってしまった事は、全面的に、私の責任だと理解して居ま
 す。
 ですが…。
 私は、つくしさんに、『赤札』を貼った事を、後悔して居ません。
 其の行為自体は、許されるもので無い事も、重々、承知して居ます。
 ですが…。
 其のお陰で、私は、つくしさんを見付ける事が出来たんです。
 本来なら…。
 私とつくしさんは、知り合う筈の無い環境化で、育って居ます。
 ですから…。
 お義母さんが、つくしさんを、英徳学園に入れて下さった事を、感謝して居ます。
 私が、つくしさんに行った(おこなった)行為を、お義母さんは、お許し下さらないと、
 仰るの成らば…。
 私は、誠意を持って、牧野家に尽くすつもりです。
 如何か、お願いします。
 “私を許して下さい。”とは言いません。
 其れでも、私とつくしさんの付き合いを、此れからも、許して下さい。
 そして、私が、つくしさんの傍に居る事も、併せて、許して下さい。」と…。


其処迄、司が、言い切った時だったのだ。
手術室から、一人の看護師が現れたのだ。


そして、何か、慌てて居るかの様に、声を発するのだった。


「何方(どなた)か、B型の方は、お出ででは無いでしょうか?」と…。


其処で、司が、声を出したのだった。


「俺も、B型だ‼
 牧野の為なら、どれだけ、血を抜いても構わねぇ。
 俺の血を使ってくれ‼」と…。


だが、つくしの母親で在る 千恵子は、そう言った司に、言って除けるのだった。


「道明寺さんは、結構です。
 私達 夫婦と進も、B型です。
 つくしには、私達 夫婦と進の血を輸血して貰います。
 どうぞ、道明寺さんは、お帰り下さい。」と…。


其処で、類は、そんな風に、司に言って居たつくしの母親で在る 千恵子に、声を掛けるのだった。


「ママさん…。
 司の血を使って貰ったら…。
 司は、牧野に、償いたいんだよ‼
 だから…さ。
 償わさせて上げて‼」と…。


其処で、司は、つくしの母親で在る 千恵子の口から、聞きたく無かった言葉を、聞いてしまうのだった。


「類君がそう言うのなら…。」と…。



此の時の司が、つくしの母親で在る 千恵子の口から、聞きたく無かった言葉とは、『類君』という呼び名だったのだ。
そして、類の一言に、つくしの母親で在る 千恵子が、了承した事だったのだ。



其処で、司は、ピンっと、来たのだった。


“類は、『赤札』の事を、牧野の親父さんとお袋さんに、伝えたという訳だよな。”と…。


だが、其の事を、類に確かめる事が出来ないまま…。
司は、看護師の誘導の下…処置室に、向かうのだった。

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