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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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類の思い【自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>】  番外編



3月30日  類君のBirthday



<此の二次小説『類の思い【自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>】  番外編』は、『番外
 編』として、類君の誕生日に合わせて、類のつくしへの想いを、綴っております。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  10.のエピローグ】


実は、今回の件は、類には、類の思いが有っての事で行動した迄…だったのだ。


だが、総二郎から責められた此の時の類は、思って居たのだった。


“如何して、総二郎は、そんなに、怒ってるのだろう?
 俺は、司の為に、そうして居たというのに…。”と…。



ところが、類の心の奥では、思って居た事が有ったのだ。
其れは、類が、此れまでに、思って居た事だったのだ。



実は、類は、日頃、つくしに言って居た事が有ったのだ。


「牧野さえ、笑ってくれて居たら…。
 其れで、良いんだよ‼」と…。



勿論、そう言って居る類の気持ちは、間違いでは無かったし…。
つくしが、司に想いを寄せて居るからと言って、司に対する焼きもちでも無かったし…。
強がりでも無かったのだ。


此の類の気持ちは、嘘偽り無い気持ちだった事は言うまでも無かったのだ。



だが、其れでも、類の心の奥では、偶に、思う事も有ったのだ。


“もし、あの時…。
 牧野が、俺の事を好きで居てくれて居た時…。
 司よりも早く、俺が、牧野への想いに気が付いて居たのなら…。
 俺は、今頃、牧野と付き合って居たのかなぁ~⁉”と…。


だが、類には、分かって居たのだ。


“其れでも、結局は、牧野は、司を選んで居たのだろう。”と…。


だからこそ…。
類は、つくしと『ソウルメイト』で居る事を選んだのだから…。



云わば…。
恋愛に、発展する事の出来なかった類とつくし…。
けれども…。
『ソウルメイト』には、成る事が出来た類とつくし…だったのだ。


所謂、類とつくしにとって、此れが、正しく、そんな類とつくしの友情…。
云わば…。
『心の友』という訳だったのだ。



類は、そんなつくしとの不思議な縁を、こう思って居たのだ。


“俺と牧野は、同じ様な『魂』を持って生まれて来たのかも知れないなぁ~。”と…。


だからこそ…。
類は、つくしを放って置く事が出来ないし…。
不思議な縁で繋がれたつくしの事を、大切に思って居たのだ。


なので、牧野家の面々に対しても、つくしと同じ様に、大切に扱って来たのだ。


其れは、誰に言われたからでは無く…。
自分自身の意思で…。


だからこそ…。
類は、此れまでも、つくしの両親で在る 晴夫と千恵子に対して、『パパさん』、『ママさん』と呼んで居たのだ。


だからこそ…。
類は、自分自身の事も、つくしには、「他人行儀だから…。」と、『類』と呼ばせ…。
つくしの両親で在る 晴夫と千恵子に対しても、「俺を呼ぶ時は、『類』で、良いよ‼」と、言って居たのだ。


だからこそ…。
つくしの両親で在る 晴夫と千恵子は、自然な形で、『類君』と、呼ぶ様に、成って居たのだ。



だからだったのだろう。
寧ろ、そんな類とつくしに対して、焼きもちを焼いて居たのは、司の方だったのかも知れない。


つくしの事では、必要以上に、類に絡んで来る司の事を、類自身、“鬱陶しいなぁ~。”と、思って居た事は、事実だったのだ。


“だから…。”と、言って、“司に焼きもちを焼かせて遣ろう。”とか、そんな風に、此の時点に於いての類には、思っても視なかったのだ。


だが、此の時の司にとっては、類に対して、不安で居たという訳だったのだ。



実は、其れこそが、総二郎が、思って居た事だったのだ。
類の話す仕草や態度を、目の前で、観て居た総二郎にとっては、思って居たという訳だったのだ。


“類の心の奥では、何かが、有るんじゃねぇのか?”と…。


総二郎自身、そう思って居たからこそ…。
類の心の奥に在る 何かを観て居たのだろう。



だが、類は、牧野家に対する行動を、今後も、止める気も無かったのだ。


其れは、寧ろ、つくしに対する想いでも有ったのだ。


何故なら…。
つくしは、家族思いなのだ。


だからこそ…。
類は、此れからも、つくしの両親で在る 晴夫と千恵子だけじゃ無く…。
進に対しても、家族の様な思いで居るつもりだったのだ。


其れは、例え、司が、つくしだけじゃ無く…。
牧野家に、SPを就けて居たとしても…。
類は、つくしも含めた牧野家の面々に対して、今後も、今迄と変わりなく、家族の様な思いで、居るつもりだったのだ。


云わば…。
此の時の類は、今後も、つくしも含めた牧野家の面々に対して、大切に扱って行くつもりだったのだ。



だからこそ…。
此の時の類は、つくしの母親で在る 千恵子から、つくしがこう成ってしまった原因を、訊かれた時…。
不思議に思って居たつくしの母親で在る 千恵子に、全ての事を話ししたのだ。


其れは、つくしの母親で在る 千恵子の為でも有ったのだ。


何故なら…。
無理矢理、つくしを、英徳学園に入れてしまったつくしの母親で在る 千恵子に対して、類が、全ての話しを、つくしの母親で在る 千恵子に伝えた事で、“道明寺家に対して、ママさんが、卑屈に思わない様に…。”と、いう思いが、此の時の類の最大の理由だったのだ。


だからこそ…。
類は、つくしの母親で在る 千恵子に、伝えてしまったという訳だったのだ。



云わば…。
此の全てが、『類の思い』だったのだ。


云わば…。
此れ自体が、此の時の類のつくしへの想いだったという訳なのだ。


だからこそ…。
類は、思って居たのだ。


“きっと、誰にも、俺の此の思いは、分かって貰えないんだろうなぁ~。
 「だから…。」って…。
 俺は、止める気は無いけど…ね。”と…。



という訳で…。
類は、総二郎に、どんなに言われ様共…。
動じる事は無かったという訳だったのだ。



fin



<此の二次小説『類の思い【自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>】  番外編』は、かな
 り、短めで、終了して折ります事を、お詫び致します。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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