tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  14.



【『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  13.』のエピローグ
 <つくしの父親で在る 晴夫と司との会話の後の様子>】


つくしの父親で在る 晴夫と司が話しして居た所を観て居た類は、何か、考えを巡らせて居たのだ。


実は、其れには、訳が有ったのだ。
其れは…。


つくしの父親で在る 晴夫と司が、話しを終えて、それぞれ、お互いの場所に戻る為に、別れた後…。
類も、つくしの両親で在る 晴夫と千恵子の下に戻ったのだ。



其処では、丁度、つくしの両親で在る 晴夫と千恵子が、話しし始めて居る所だったのだ。


だからだったのだろう。
つくしの父親で在る 晴夫から、少し、遅れて戻って来た類は、唯、つくしの両親で在る 晴夫と千恵子の会話を聞いて居たのだ。


「パパ…。
 何処に、行って来たの?」と…。


実は、そう訊いて来た自身の妻で在る 千恵子に、司と会って居た事を、隠すつもりで居たつくしの父親で在る 晴夫だったのだが…。
何故か?
隠す事に、躊躇いを感じて、素直に、話す事にしたのだった。


「道明寺さんと、話しして来たよ。」と…。


だからだったのだろう。
そんな気がして居たつくしの母親で在る 千恵子は、思うのだった。


“やっぱり…。”と…。


何故、つくしの母親で在る 千恵子が、そう思ったのかと言うと…。
自身が、其の場から、司を追い出した事で、司が、其の場を立ち去ろうとして居た後を追い掛けるかの如く…。
つくしの父親で在る 晴夫が、何も言わず、其の場を出たから…だったのだ。


だからだったのだろう。
つくしの母親で在る 千恵子は、自身の夫で在る 晴夫と司が、どんな話しをしたのか?
気に成り、訊き始めるのだった。


「道明寺さんとは、どんな話しをして来たの?」と…。


なので、つくしの父親で在る 晴夫は、今回のつくしの件に関して、自身の妻で在る 千恵子の発言 及び 行動について、司に謝った事を、白状するのだった。


何故か?
此の時のつくしの父親で在る 晴夫は、そうする方が良い様に、思えたからだったのだ。



其処で、そんな話しを、自身の夫で在る 晴夫から聞いたつくしの母親で在る 千恵子は、怒り始めたのだ。


今迄は、自身の言い成りに近い形で、自分自身のする事を、一切、咎めて来なかった自身の夫で在る 晴夫が、今回ばかりは、自身に、反抗して来たのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしの母親で在る 千恵子は、そんな自身の夫で在る 晴夫に対して、怒りしか無かったという訳だったのだ。


何故なら…。
初めてに近い形で、まるで、自身に反抗するかの如く…。
自身の夫で在る 晴夫は、自身に相談も無く、勝手な行動をして来たのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしの母親で在る 千恵子にとって、そんな勝手な行動をして来た自身の夫で在る 晴夫に、怒らずには居られなかったのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしの母親で在る 千恵子は、自身の夫で在る 晴夫に、言えた言葉だったのだ。


「良い、パパ…⁉
 パパが、道明寺さんを追い掛けて迄、謝るという事は…。
 パパは、まるで、私が、悪いと言って居る様な物なのよ。
 私は、何も、悪くは無いわ。
 パパも、ママと一緒に、聞いて居たでしょ⁉
 類君の話しを…。
 と言う事は、全てを仕組んだ道明寺さんに、非が有ると言う事よ。」と…。


だが、此の時のつくしの父親で在る 晴夫は、そう言って来た自身の妻で在る 千恵子に対して、反論の言葉を言って除けるのだった。


「ママは、つくしの気持ちを聞いたからこそ…。
 道明寺さんを、責めてるの?
 違うよね。
 ママも、分かってるんだよね。
 つくしを英徳(学園)に、無理矢理、入れた事を…。
 そして、つくしを英徳(学園)に、無理矢理、入れた事自体、唯、社宅の奥さん達への
 『見栄』だったという事を…。
 そして、優秀なつくしを、英徳(学園)に入れた事で、“自分自身の面目が保てる。”と、
 思って居た事を…。
 其れに…ね。
 其のママの期待に、つくしも、良く、応えてくれたと思うよ。
 だけど…ね。
 パパは、ずーっと、思ってたよ。
 “ママは、身の程知らずな決断をしてしまったのだ。”と…。
 だからこそ…。
 つくしは、どんな目に遭っても、家族には、言えなかったと思うよ。
 だからこそ…。
 つくしは、倒れてしまった。
 其れは、パパとママの責任だよ。
 反省しべきは、道明寺さんだけじゃ無い。
 パパもママもでしょ‼」と…。


其処で、唯、黙ったまま、話しを聞いて居た類が、漸く、口を開くのだった。


「ママさん…。
 俺も、パパさんと、同じ思いかな。
 俺は、元々、司を責める気持ちは、毛頭無かった。
 だけど…。
 司には、反省して欲しかったんだよ。
 牧野を手に入れてからの司は、牧野に、『赤札』を貼った事自体…。
 きっと、忘れて居たと思うんだよね。
 でも、実際、司が、牧野に、『赤札』を貼った事で、今の牧野は、生死の境を彷徨って
 る。
 “此のまま、目を覚まさない可能性も有る。”と、ドクターから、言われたばかりでしょ‼
 だからこそ…。
 司には、唯、反省して欲しかったんだよ。
 今迄の司は、牧野を、傷付けてばかりだったから…さ。」と…。


其処で、つくしの母親で在る 千恵子は、そう言って来た類に、訊き始めるのだった。


「でも、類君は、つくしの事が好きだったんだよね?
 此のままだったら…。
 道明寺さんに、つくしを、取られてしまうわよ。
 其れでも、類君は、良いの?」と…。


其処で、類も、そう訊いて来たつくしの母親で在る 千恵子に、言って除けるのだった。


「勿論、俺の中では、牧野への想いは、消えて居ないよ。
 俺の此の牧野への想いは、一生、消える事は無いと思うよ。
 でも…さ。
 俺は、唯、牧野が、笑って居てくれたら、其れで、良いんだよ。
 其れが、例え、俺の傍じゃ無くても…。
 其れが、例え、司の横で在ったとしても…。
 其の牧野の笑った顔が、心からの笑いだったら…。
 其れで、俺は、幸せだから…さ。
 其れに、俺は、牧野の『ソウルメイト』だから…ね。
 牧野の初恋の相手が、『類(俺)』という事が、誇りだよ。
 其処は、例え、司でも、俺には、勝てない処だから…。」と…。


実は、つくしの両親で在る 晴夫と千恵子は、知らなかったのだ。
つくしの初恋の相手が、『類』だという事を…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしの両親で在る 晴夫と千恵子の顔付きは、驚愕顔だったのだ。


云わば…。
言葉が出て来ない程に…。



其処で、類は、一呼吸置いてから、また、話しし始めるのだった。
つくしの両親で在る 晴夫と千恵子に、願い出るかの様に…。


「でも、俺は、パパさんとママさんと進とは、家族のつもりで居るし…。
 其れは、例え、司と牧野が、結婚したとしても、俺の牧野家の思いは、永遠だと思う。
 だから…さ。
 パパさん…。
 ママさん…。
 此れからも、宜しくね。
 其処で、お願い何だけど…さ。
 今の俺の話しの全てを、司には、話しし無いで置いて…ね。
 そうは言っても、やっぱ…。
 ちょっとは、悔しいから…さ。
 だから…さ。
 司には、内緒にして置いてね。」と、念押しするかの様に…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしの両親で在る 晴夫と千恵子は、類のそんな思いを汲み取り、頷くのだった。



其処で、つくしの母親で在る 千恵子は、自身の夫で在る 晴夫に、伝えるのだった。


「パパ…。
 ごめんなさい。
 つくしが、倒れてしまって、私は、後悔して居たの。
 つくしを、無理矢理、英徳(学園)に入れた事を…。
 其処で、類君から、道明寺さんの話しを聞いて、道明寺さんに、責任を押し付けてしまっ
 たわ。
 つくしの道明寺さんへの想いを知って居るのに…。
 後で、つくしから怒られてしまうわね。
 パパ…。
 道明寺さんに、何て言って、謝れば良いかしら?」と…。


だが、つくしの父親で在る 晴夫は、自身の妻で在る 千恵子を宥める様に、話しし始めるのだった。


「ママ…。
 心配し無くても、大丈夫だよ。
 道明寺さんに、何も言わなくても、道明寺さんは、きっと、分かってくれるよ。
 道明寺さんも、反省して居たみたいだったから…ね。」と…。


なので、此の時のつくしの母親で在る 千恵子は、そんな自身の夫で在る 晴夫の言葉に、ホッとするのだった。


そして、此の時のつくしの母親で在る 千恵子の顔付きは、泣き笑いだった事は言うまでも無かったのだ。




<此の二次小説『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  14.』は、一部の言葉に、不快に
 思われるやも知れない言葉が入っております。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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