tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  15.



【『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  14.』のエピローグ<一部有り>】


其の後の類は、司を呼び出したのだ。
勿論、LINEで…。


『司…。
 話しが有るから、明日、英徳(学園)のF4ラウンジに来てくれる?』と…。


だからだったのだ。
司は、西田に伝えて、翌日の午前中は、英徳学園のF4ラウンジに向かったのだ。



其処には、勿論の総二郎とあきらも、同席して居たのだ。


云わば…。
此の時の総二郎とあきらは、類から、『英徳(学園)のF4ラウンジに来る様に…。』と、LINEで、それぞれ、呼び出されて居たのだ。


所謂、此の時の総二郎とあきらは、『見守り人』の様な形で、類から、呼び出されて居たという訳だったのだ。


だからこそ…。
此の時の総二郎とあきらは、英徳学園のF4ラウンジに、向かって居たのだ。



そして、類は、司に話しし始めるのだった。


「司…。
 知ってる?
 もしかしたら、牧野は、“此のまま、目を覚まさない可能性も有る。”って、ドクターか
 ら、言われて居るんだよ。」と…。


実は、其の件に関して、司は、西田を通して、つくしの主治医から、話しを聞いて居たのだ。


だからだったのだ。
司が、類に、言えた言葉は、そう言う事だったのだ。


「そうらしいな。」と…。


勿論、類は、予想して居たのだ。
司が、つくしの主治医から、話しを聞いて居るだろう事は…。


だからこそ…。
此の時の類は、思って居たのだった。


“司は、ドクターから、聞いたんだろうね。”と…。


なので、類は、司に、言えた言葉だったのだ。


「司も、知って居たんだね。
 でも、もし、牧野が、此のまま、目を覚まさなかったら…。
 其れは、司のせいだよね。」と…。


其処で、司は、神妙な顔付きに成って、類に、話しし始めたのだ。


「ああ。
 分かってる。
 俺は、一生、牧野の為に、尽くす覚悟は、既に、出来てる。
 けど…。
 類は、如何遣って、牧野の事を知ったんだ?」と…。


なので、類は、飄々と、言って除けるのだった。


「うん。
 俺が、牧野のパパさんとママさんと一緒に居る時に、ドクターから、話しが有ったんだ
 よ。 
 だから、聞いて知ってたの。」と…。



実は、其処迄、つくしの件の話しを聞いて居た総二郎とあきらは、驚愕だったのだ。


だからだったのだ。
此の時の総二郎とあきらは、それぞれ、思って居たのだった。


“有り得ねぇ…。”と…。
“まさか?”と…。



そして、司は、類に、訊き始めるのだった。


「類…。
 其の話しで、俺を呼んだのか?
 違ぇよな。」と…。


だからだったのだ。
類は、自身の思いを、司に、言って除けるのだった。


「うん、そうだね。
 司は、俺の事を、怒ってるよね。
 牧野のパパさんとママさんと、仲良くして居る俺の事を…。
 でも、俺も、司の事を、怒ってるよ。」と…。
「………」


其処で、此の時の司には、思い当たる節は無い事から…。
唯、言葉無く、類の様子を観て居たのだ。


其処で、類は、司に言って除けるのだった。


「司には、“思い当たる節は無い。”って、感じ…かな?
 だったら…。
 俺から、言って上げ様か?」と…。


実は、此の時の類は、司に対して、挑戦的だったのだ。


其処で、司は、そんな類の様子を読み取ったかの様に、訊き始めるのだった。


「類…。
 何が言いてぇんだ?」と…。


だからだったのだろう。
類は、司を睨み付け乍ら、言い始めるのだった。


「司…。
 覚えてないの?
 高等部の頃の司は、牧野に、何を遣ったのか?
 高等部の頃の司は、牧野を、英徳(学園)から排除する為に、手下を使って、何を遣っ
 た?
 もし、あの時に、俺が、其の現場を見付けて居なかったら…。
 もし、あの時に、俺が、牧野を助けて居なかったら…。
 牧野は、間違い無く、『処女消失』して居ただろうね。
 結果的には、今の司の為に、牧野を助けて遣ったみたいに成って居るから、俺にとって
 は、悔しいけど…。
 あの時に、牧野を助けられたのが、“俺で、良かった。”って、今では、思ってるよ。
 けど…。
 司は、其の当時の事を、すっかり、忘れて居たでしょ?
 例え、未遂で終わった事だったとしても…。
 司が、遣った卑劣な行為を…。
 今の司は、牧野を手に入れた事で、すっかり、忘れて居たでしょ?
 だからこそ…。
 俺は、司を許さないから…。
 だからこそ…。
 此れからも、俺は、牧野を守り続けるし…。
 牧野のパパさんとママさんと弟の進も、俺は、此れからも、助けて行くつもりで居るよ。
 司は、其の事を覚えて置いてね。」と…。


だからだったのだ。
此の時の総二郎とあきらは、そんな話しを、類から聞いてしまった事で、軽蔑の眼差しで、司を観乍ら、それぞれ、言って除けるのだった。


「司…。
 お前、最低だな。
 例え、其の当時のお前が、牧野を排除し様として居たとしても、其処迄、普通、させる
 か?」と…。


「司…。
 言って置くが、其れって、間違い無く、犯罪だろ?
 お前、其れで、良く、牧野の事を、好きに成ったな?
 否…。
 牧野の方が、司に、其処迄されて、良く、司の事を、好きに成ったよな?
 俺には、お前と牧野の心理が、全く、分かんねぇわ。」と…。


其処で、司は、漸く、言葉を発するのだった。
自身が、其の当時に、つくしに、行って(おこなって)居た行為を、反省し乍らだった事は言うまでも無かったのだが…。


「済まん。
 俺は、牧野を手に入れた事で、其の事自体…。
 すっかり、忘れてた。
 其の当時のガキの頃の俺は、最低だよな。
 如何遣って、牧野に、償えば良いんだろうな。」と…。


だが、此の時の類は、司に対して、冷たかったのだ。


だからこそ…。
此の時の類には、そんな司に、言えた言葉だったのだ。


「そんな事位…。
 司自身で、考えれば…。」と…。


其処で、司は、類に、訊き始めるのだった。


「そうだよな。
 で、其の事を、牧野の親父さんとお袋さんに、話ししたのか?」と…。


そんな風に、自身に訊いて来た司に呆れ乍らも、類は、言って除けるのだった。


「言える訳無いでしょ‼」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、類に、お礼の言葉と詫びの言葉を、伝えるのだった。


「類…。
 今更だけど…よ。
 牧野を助けて遣ってくれて、サンキュな!
 で、悪かった。」と…。



だからだったのだろう。
此の時の総二郎とあきらは、其れこそ、声には、出さないが…。
同じ事を思って居たのだった。


“司が、礼の言葉と詫びの言葉を言ったぞ‼”と…。



だが、此の時の類は、“其れでも、司を許さない。”と、言ったスタンスを崩す事は無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の類は、唯、一言だけ、司に言って除けるのだった。


「其れでも、俺は、絶対に、司を許さない。」と…。


だが、類は、言いたい事を、忘れて居たかの様に、一呼吸置いてから、また、言い始めるのだった。


「司…。
 司が、牧野の記憶を失くした時にも、俺は、思って居た事だったけど…。
 司は、最低最悪な事を、牧野にし続けてる。
 だから、俺は、“そんな司に、牧野を任せる事は出来ない。”と…。
 例え、牧野が許しても…。
 今の俺は、絶対、司を、許さないから…。
 だって…。
 今の牧野は、『生死の境』を彷徨って居るんだから…ね。
 司と付き合う様に成った牧野も、其の当時の事は、すっかり、忘れてしまって居る様だけ
 ど…。」と…。


だからだったのだろう。
司は、類に、誓うのだった。


「ああ、分かってる。
 其の当時のガキの頃の俺が、遣った行為は、許されるもんじゃねぇよ。
 だから…。
 類は、一生、俺を許すな。
 俺は、類に許される迄…。
 そして、類に許されてからも、一生、俺は、牧野に、償って行く。
 其れで、俺が許されるとは、思ってねぇ。
 けど…。
 俺は、牧野だけじゃ無く…。
 牧野の親父さんとお袋さんと弟にも、償って行く。
 だから…よ。
 類が、牧野の親父さんとお袋さんと弟を、大切に思う様に…。
 俺も、大切に思い乍ら、償って行くと誓う。」と…。


なので、類は、其れでも、司に、言って除けるのだった。


「司は、司の遣り方で、償えば、良いんじゃ無いの。
 俺は、其れでも、一生、司を許さないと思うけど…。」と…。


だからだったのだ。
司は、類がそう言って来る事を、承知して居たので、唯、一言だけ、言って置くのだった。


「ああ、分かってる。」と…。



そして、其の日の司は、西田が、迎えに来た事で、午後から、仕事に向かうのだった。




<此の二次小説『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  15.』は、一部の言葉に、不快に
 思われるやも知れない言葉が入っております。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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