tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  28.



【『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  27.』のエピローグ<F2&T3の話し合い>】


司と別れた後の総二郎とあきらは、今後の類とつくしの事に関して、相談し合って居たのだった。


そして、総二郎とあきらとの相談の結果…。
「T3に話しして置いた方が良いだろう。」と、言う事に成ったのだ。


なので、あきらが、再び、F2&T3LINEに、連絡を入れたのだ。


『更に、やべぇ事に成って来た。
 明日、また、俺ん家(ち)(美作邸)に集合‼』と…。


そして、あきらからのLINEを見た此の時のT3は、それぞれ、“何が起こったんだろうか?”と、心配に成り乍らも、了承の意を、LINEに返信するのだった。


『了解‼』
『『了解しました。』』と…。



そして、次の日…。
総二郎とT3は、それぞれ、美作邸に、集合したのだ。
そして、総二郎とT3は、美作家の使用人に寄って、あきらの自室に、誘導されるのだった。



因みに、あきらの母親で在る 美作夢子は、T3と一緒に、女子会かの如く、“お話しして過ごしたいわ。”と、思って居たので、自身の息子で在る あきらに、不満たらたらだった事は言うまでも無かったのだ。



そして、其の場で、F2&T3の話し合いは、始まったのだ。


先ずは、あきらが、口火を切るかの如く…。
司から聞いた類とつくしの件に関して…話しし始めるのだった。


だからだったのだろう。
そんな話しを、あきらから聞いたT3は、驚愕し始めるのだった。


其処で、桜子は、あきらに訊き始めるのだった。


「其れって…。
 もしかし無くても…。
 花沢さんは、『赤札』当時の記憶で止まって居る先輩に、近付こうとして居るんじゃ無い
 でしょうか?
 だとしたら…。
 私は、花沢さんを、絶対に、許せないですが…。」と…。


だが、あきらは、冷静に、桜子を諭すかの様に、言って除けるのだった。


「其れは、ねぇと思うわ。
 “司から、牧野を取るつもりは無い(ねぇ)よ。”って、類も、言ってたし…な。
 類にとっても、俺等同様…。
 司は、幼馴染で親友…何だ。
 類自身、司を裏切る様な事はしねぇと思う。
 唯、類にして視れば…。
 過去の記憶に遡ってしまって居る牧野の事が、心配で、仕方ねぇんだと思うわ。
 類の言葉を借りるなら…。
 類と牧野は、『ソウルメイト』らしいから…よ。」と…。


其処で、滋は、興奮状態に在るのか?
大きな声で、話しし始めるのだった。


「でも、司が、今日、NYに戻ったと言う事は、そう言う事なんでしょ‼
 司が、類君とつくしの話し声や笑い声を聞いて、何かを感じたから、NYに戻ったんじゃ
 無いの?
 そう言う事でしょ⁉」と…。


其処で、こういう場では、普段、言葉を発する事が少ない優紀では在ったのだが…。
何かを察知するかの様に、話しし始めるのだった。


「つくしなら…大丈夫だと思います。
 西門さんと美作さんが居らっしゃる此の様な場で、こんなお話しをする事は、失礼かと思
 うんですが…。
 敢えて、お話しさせて頂きますね。
 実は、つくしが、T4の皆さんの存在を知ったのは、入学してからだったそうです。
 其の当時のつくしは、(英徳)学園中の女子生徒から、大騒ぎされて居るF4の皆さんに
 も、一切、靡いて居ない様子だったんです。
 何時も、其の当時のつくしは、私に言ってました。
 “目立たない様にして、何事も無く、高校の三年間を過ごして、一切、F4には、関わらな
  い様にし無きゃあ~。”って…。
 勿論、其の当時のつくしが警戒して居たのは、道明寺さんでした。
 だからだったのだと思います。
 (英徳)学園中の生徒から虐められて居た其の当時のつくしが、自身を助けてくれた花沢
 さんに、憧れの様な想いが芽生えて居たとした成らば…。
 其れは、其の当時のつくしにとっては、当然だったんだと思います。
 中学生だった頃のつくしは、モテるのに…。
 其の当時のつくしは、そう言う恋愛事には、一切、見向きもし無かったんです。
 だからこそ…。
 其の当時のつくしを救ってくれた花沢さんの様な方に、憧れを抱いたんだと思います。
 いいえ…。
 其の当時のつくしにとっては、そんな花沢さんが、心の支えに成って居たんだと思いま
 す。
 でも、つくしは、結局、一番、嫌いだと思って居た道明寺さんの事を好きに成ったんで
 す。
 云わば…。
 本当の恋が、如何いうモノなのか?
 つくしは、道明寺さんを好きに成った事で、知ったんだと思います。
 だからこそ…。
 そんなつくしの本質の部分は、そう簡単に、変わる事は無いと思います。
 つくしの記憶が、例え、過去の記憶に、遡ってしまって居たとしても…。
 だから…。
 つくしは、何れ、きっと、気が付くと思います。
 自分自身には、何が一番大切で、何が必要なのかを…。」と…。


其処迄、言い切った優紀の言葉に、F2&T2は、納得して居たのだ。


何故なら…。
中学生の頃から、つくしと優紀は、幼馴染で親友で在り、共に一緒に過ごし、そして、つくしの傍に居て、つくしを見続けて来たのだ。


此のメンバー(F2&T3)の中では、優紀が、一番、つくしの事を理解して居る事は言うまでも無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のF2&T2は、優紀のそんな話し振りに、納得して居たという訳だったのだ。



実は、優紀の話しを聞いた事で、此の時の総二郎とあきらは、其れ迄、心の中に在った蟠りみたい物が、スーッと、消えて行く事に、気が付いて居たのだ。


だからだったのだろう。
其処で、総二郎が、話しし始めるのだった。


「優紀ちゃんの言う通りだわ。
 其れも、そうかも知れねぇな。
 確かに、俺等と知り合った当時の牧野は、司の事を嫌ってたわ。
 “司は、牧野のストーカーか?”と、思ってしまう程、牧野を追い掛けてたけど…な。
 牧野は、そんな司を嫌がってた。
 其れでも、何時しか、牧野は、司に惚れた。
 云わば…。
 其の当時の牧野は、類に対して、憧れから友情に代わって居たんだと思うわ。
 類と牧野の友情は、親友を通り越して、“『ソウルメイト』だ‼”と、言い切る程に…な。」と…。


其処で、あきらも、総二郎に賛同するかの如く…言って除けるのだった。


「そうだな。
 類も、其のつもりで居るだろうし…。
 下手に、心配し過ぎても、如何かと思うし…な。 
 返って、類を怒らせるだけだろう。
 けど…な。
 問題は、司の方だろ?
 今のまま、NYに戻っても、司は、何もヤル気を起こさねぇだろうし…な。
 其れ処か?
 何もかも、放り投げる可能性だって在る。
 そう成れば…。
 司は、牧野との将来の為に、此の2年間、頑張って来た事が、無意味に成る。
 もし、牧野の記憶が、元に戻ったとしても、司と牧野の将来は、無いに等しいだろう…
 な。」と…。


だが、総二郎とあきらから、そんな話しを聞いて居た此の時の滋と桜子は、納得がいかないかの如く…話しし始めるのだった。


先ずは、滋が泣き乍ら、言って除けるのだった。


「そうなのよ。
 其処なのよ。
 司とつくしが、上手く行ってくれないと…。
 ううん。
 司とつくしが、幸せに成ってくれないと…。
 私は、一人立ち出来ないでしょ‼
 “やっと、司とつくしが、上手く行ってて、良かった。”と、思って居た所だったのに…。
 如何して、こんな風に成るのよ。
 如何して、類君が、つくしの傍に居て、司が、NYに戻る事に成るのよ(泣)。」と…。


だからだったのだろう。
桜子も、滋同様…。
自分自身の思いの丈を、言って除けるのだった。


「滋さんの仰る通りですわ。
 如何して、花沢さんが、先輩のお傍を、独占出来るのか?
 私にとっては、不思議で仕方在りませんわ。
 私達 T3は、相談して居ましたの。
 先輩へのお見舞いの件を…。
 其の結果…。
 先ずは、優紀さんが、先輩のお見舞いに訪れて頂き、滋さんと私の存在をお話しして貰
 う。
 そして、其の後…。
 滋さんと私が、優紀さんとご一緒に、先輩の下に向かう。
 そうする事で、先輩が、滋さんと私を、敬遠し無く成ると思うんです。
 云わば…。
 そうする事が、一番良いと、思うんです。
 其れに、そうする事で、花沢さんからも、邪魔されずに済むと思いますし…。」と…。


其処で、総二郎とあきらは、そう言って来た滋と桜子に対して、同じ事を思って居たのだった。


“滋は、「つくし(牧野)が、大好き‼」と、言い乍らも…。
 まだ、司に片思い中だったのかよ。
 報われねぇ恋に、何時までも、しがみ付かずに、次の恋でもしろよ。
 其れに引き換え…。
 桜子は、『つくし(牧野)信者』らしく、牧野の事しか考えてねぇな。”と…。



そして、総二郎とあきらは、桜子の作戦を聞いた事で、賛成するでも無く…。
“取り敢えず…。”と、云わんが如く…話しし始めるのだった。


先ずは、あきらが、言って除けるのだった。


「滋と優紀ちゃんと桜子が、其れで、納得してんなら…。
 其れで、良いんじゃねぇの。
 其の事に関しては、俺等の出る幕じゃねぇだろ?」と…。


其処で、総二郎も、あきらに賛同するかの様に、言って除けるのだった。


「そうだな。
 T3は、T3の遣り方で、牧野と接するべきだな。
 俺とあきらは、未だ、牧野と逢えてねぇから…な。
 俺とあきらは、何時(いつ)頃、牧野に逢いに行くか?…何だよな。
 だから…な。
 T3は、T3で、牧野に逢いに行けば良いだろうな。」と…。


だからだったのだ。
総二郎とあきらが、未だ、つくしに逢って居なかった事を知らなかった此の時の滋と優紀と桜子は、それぞれ、思って居たのだ。


“知らなかった(ですわ)。
 西門さん(ニッシー)と美作さん(あきら君)が、未だ、つくし(先輩)に逢いに行って
 居なかったとは…。”と…。


だからだったのだろう。
此の時の桜子は、T3の代表かの様に、総二郎とあきらに、言って除けるのだった。


「そうですわね。
 でしたら…。
 私達 T3は、T3の遣り方で、先輩に逢いに行きますわ。
 其の後、如何成ったのかは…。
 また、ご連絡させて頂きますわ。」と…。


なので、其の後のT3は、相談して居た通りに、コトを進め様として居たのだった。

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