【『自惚れ～うぬぼれ～…＜つかつく＞　　27．』のエピローグ
　＜司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の行動　　①＞】

西田からの連絡を受けた司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓は、今迄、考えて来たコトを遂行する為に、或る人物と会う事にしたのだった。

其の或る人物とは、『松岡優紀』だったのだ。

何故、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓が、今迄、何の接点も無い筈の『松岡優紀』に会おうとしたのか？
其れは、司の為で在り、強いては、つくしの為だと考えたから…だったのだ。

勿論、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓自身、過去に、松岡家にした自身の行いの件は、承知して居るのだ。

だからこそ…。
其の松岡家にした自身の行いを謝り、償う為にも、優紀と会う事にしたのだった。

だからだったのだ。
司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓は、自身の息子で在る　司と入れ違うかの様に、日本に帰国したという訳だったのだ。

勿論、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓は、『松岡優紀』の連絡先を知らないのだ。
だが、自身の秘書に調べさせれば、何て事無い作業なのだ。

なので、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓は、自身の秘書に、伝えたのだ。

「牧野さんのご友人の松岡さんにお会いしたいわ。
　連絡して頂戴‼」と…。

という訳で…。
司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書は、優紀の連絡先を調べて、優紀に連絡を入れたのだ。

「私は、道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書を致して折ります〇〇と申します。
　弊社　社長で在ります道明寺楓が、貴女様にお会いして、“お話ししたい事が有る。”と、
　申して折ります。
　強いては、先ず、私とお会い頂けないでしょうか？」と…。

そして、優紀からの了承が得られた事で、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書は、優紀に、会いに行く事にしたのだった。

何故、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書が、優紀に会いに行く為に、連絡を入れたのかと言うと…。
直接、優紀に、会いに行った事で、“不審がられてはいけない。”と、言う事が最大の理由だったのだ。

なので、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書は、先ず、優紀に、連絡を入れたのだ。

実は、優紀自身、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書からの連絡を受けた事で、思って居た事が有ったのだ。

“如何して、道明寺さんのお母様が、私に会いたいのだろうか？
　道明寺さんのお母様とは、何の接点も無い筈…何だけど…。”と…。

だからだったのかも知れない。
優紀は、一人、悩んで居たのだ。

なので、優紀は、其の場で、直ぐには、返答せずに、「後日のご連絡でも、宜しかったでしょうか？」と、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書に伝えて、了承の意を得てから、其の後（あと）直ぐ、桜子に相談の連絡を入れたのだ。

そして、其の話しを優紀から聞いた桜子は、滋に、其の話しを伝えて、優紀が言って居る司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書が、本物か如何か？
確認するのだった。

其処で、「氏名は一致する。」と、言う滋の報告から、桜子は、優紀に、連絡するのだった。

「滋さんからの報告で、其の秘書の氏名は、一致するそうですから…。
　滋さんと私も、優紀さんと一緒に、伺います。
　なので、道明寺さんのお母様の第一秘書の方とお会いされたら、如何ですか？」と…。

実は、優紀自身、一人で、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書に、会いに行く事自体、不安だったのだ。

だからこそ…。
優紀は、桜子に、相談した様なモノだったのだ。

という訳で…。
優紀は、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書から教えて貰った連絡先に、了承の連絡を入れるのだった。

なので、優紀は、滋と桜子と共に、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書に、会いに行く事と成ったのだった。

そして、優紀は、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書から名刺を貰うのだった。
挨拶を受け乍ら…。

「私は、道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書を致して折ります〇〇と申します。」と…。

勿論、其の後には、滋と優紀と桜子も、挨拶を交わした事は言うまでも無かったのだ。

其処で、此の時の司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書は、其の日、優紀に来てもらった理由の話しをし始めるのだった。

「先日も、電話にて、お伝え致しました通り…。
　弊社　社長で在ります道明寺楓が、貴女様にお会いしたいと申して折ります。
　お手数ですが…。
　東京メープルの社長室迄、ご足労願いませんでしょうか？
　東京メープルの支配人には、私共より、申し伝えさせて頂きますので…。」と…。

そして、其の後、桜子が、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書から、話しを訊き出そうとするのだった。

「私の方から、お伺いしても宜しかったでしょうか？」と…。

なので、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書は、桜子からの要望に、応える形で、了承の意を告げるのだった。

「はい、構いません。」と…。

だからだったのだろう。
桜子は、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書に、訊き始めるのだった。

「道明寺さんのお母様が、優紀さんにお会いしたいというのは、勿論、プライベートだと認
　識しても、宜しかったのでしょうか？」と…。

なので、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書は、そう訊いて来た桜子だけでは無く、優紀に向けても、返答するのだった。

「はい、左様で御座います。」と…。

其処で、桜子は、続けて、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書に、訊き始めるのだった。

「と言う事は…。
　私達には、お会いする理由が分からないんです。
　優紀さんは、道明寺さんのお母様とは、何の接点も無い筈です。
　なのに…。
　道明寺さんのお母様は、優紀さんに会いたいと仰ってお出で何ですよね？
　如何して、何ですか？」と…。

だからだったのだろう。
司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書は、静かに、話しし始めるのだった。

「私は、弊社　社長で在ります道明寺楓より、詳しく、伺った訳では御座いません。
　ですが…。
　司様と牧野様の為と仰ってお出でだった事は、確かで御座います。
　そう仰った理由は、伺って折りませんが…。」と…。

だからだったのだ。
そんな話しを、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書から聞いたT3は、お互い、顔を見合わせるのだった。

其処で、滋は、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書に、再度、確認するかの様に、訊き始めるのだった。

「道明寺のおば様が、司とつくしの為に、優紀と会いたいと言って居るという事なのよ
　ね⁉」と…。

なので、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書は、笑みを溢し乍ら、返答するのだった。

「左様で御座います。」と…。

其処で、T3は、相談し始めるのだった。

だからだったのだろう。
司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書は、優紀の方を向いて、話しし始めるのだった。

「松岡さんにとって、不利に成る様なお話しでは、決して、御座いません。
　寧ろ、プラスに成る様なお話しで御座います。
　弊社　社長で在ります道明寺楓にお会い頂き、お話しをお聞き頂けましたら…。
　お分かり頂けるかと思います。」と…。

だからだったのだろう。
此の時の優紀は、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書に、了承の意を伝えるのだった。

「分かりました。
　道明寺さんのお母様とお会い頂きます。」と…。

其処で、桜子は、すかさず、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書に、訊き始めるのだった。

「優紀さんの付き添いとして、滋さんと私も、ご一緒して宜しかったでしょうか？」と…。

なので、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書は、即答するのだった。

「はい。
　弊社　社長で在ります道明寺楓にも、申し伝えさせて頂きます。」と…。

と言う事で、滋と優紀と桜子は、お互いの顔を見合わせて、頷いて居たのだった。

また、此の時の司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書は、優紀が、了承してくれた事で、ホッとするのだった。

何故なら…。
此の時の司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓の第一秘書は、大役を果たせたから…だったのだ。

そして、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓は、自身の秘書から、此の時の話しを聞くのだった。

だからこそ…。
此の時の司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓は、自身の秘書に、言って除けるのだった。
労いも含めて…。

「そう。
　分かったわ。
　ご苦労様…。」と…。

そして、後日、滋と優紀と桜子は、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓に会う為に、指定された通りに、東京メープルに向かうのだった。