tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  30.



【『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  27.』のエピローグ
 <司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の行動  ②>】


自身の秘書が、優紀に連絡を入れたり、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の意向を説明する為にT3と会って居る間に、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、別の人物と会って居たのだ。


其の別の人物とは、類の父親で在り、花沢物産 社長 『花沢孝(こう)』…其の人だったのだ。


云わば…。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、類の父親で在り、花沢物産 社長 『花沢孝(こう)』と会う為に、日本に帰国した様なモノだったのだ。


何故なら…。
或る事を相談する為だったのだ。


日本に帰国して直ぐの司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の秘書に指示を出すのだった。


「花沢社長にアポを取って頂戴‼
 私(わたくし)から、“相談事が有るので、会いたい。”と、伝えてくれるかしら?」と…。


なので、道明寺HD 社長 道明寺楓の第一秘書は、優紀に連絡を入れるのと並行して、花沢物産の社長秘書に、アポの連絡を入れたのだった。


そして、アポが取れたという報告を受けた司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、T3と会う前に、類の父親で在り、花沢物産 社長 『花沢孝(こう)』と会う事にしたのだった。


其処で、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、花沢物産 社長 『花沢孝(こう)』に、相談する事にして居たという訳だったのだ。



先ずは、類の父親で在り、花沢物産 社長 『花沢孝(こう)』が、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、挨拶の言葉を交わしたのだった。


「楓さん…。
 久し振りでしたな。
 お元気でしたか?
 で、其の後の保の具合は、如何(いかが)ですか?」と…。



実は、そうだったのだ。
英徳学園 高等部を卒業したばかりの司が、NYに渡米した理由とは、自身の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保が、過労の為に倒れた事が理由だったのだ。


此の頃の司も、何れは、NYに渡米し無くてはいけない事は、既に、自覚して居たのだ。


だからこそ…。
此の当時の司は、NYに渡米する事にしたのだ。
道明寺財閥への恩返しの為に…。


だからだったのだ。
花沢物産 社長 『花沢孝(こう)』は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保の現状について、訊いて居たという訳だったのだ。



其処で、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、花沢物産 社長 『花沢孝(こう)』に、挨拶の言葉を交わし乍らも、返答するのだった。


「ええ、有難う御座います。
 私(わたくし)も、元気にして居りましたわ。
 花沢社長も、お元気そうで、何よりでしたわ。
 現在の主人は、其の後、退院致しまして、自宅療養中ですの。
 暇を持て余して、仕事復帰したい様ですが…。
 取り敢えずは、まだ、休ませて居りますの。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の花沢物産 社長 『花沢孝(こう)』は、安心したかの様に、微笑み乍ら、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、返答するのだった。


「其れは、良かった。」と…。



其処で、花沢物産 社長 『花沢孝(こう)』は、更に、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、訊き始めるのだった。


「で、今日は、楓さん自ら、私に会いに来るとは、如何言う理由かな?
 仕事の内容では無い様子だが…。
 まさか、保の報告の為だけに、日本に帰国した訳では無いだろう?
 如何言った話しかな?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、真剣な眼差しで、花沢物産 社長 『花沢孝(こう)』に、相談し始めるのだった。


「ええ。
 今回は、プライベートな理由で、お邪魔致しましたの。
 と言いますのも…。
 現在、牧野さんが、入院して居るのは、ご存知でしょうか?」と…。


だからだったのだ。
花沢物産 社長 『花沢孝(こう)』は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、返答するのだった。


「其の事なら、私も、聞いて知って居るよ。
 だが、牧野さんと私とは、何の関係も、接点も、無いと思うんだが…?」と…。


其処で、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、花沢物産 社長 『花沢孝(こう)』に、言って除けるのだった。


「ええ。
 花沢社長と牧野さんとは、何の関係も、御座いませんわ。
 ですが…。
 類さんと牧野さんとは、大いに、関係が御座いますでしょ?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の花沢物産 社長 『花沢孝(こう)』は、自身の息子で在る 類の事を言われて、少し、機嫌を悪くして居たのだ。


だからこそ…。
此の時の花沢物産 社長 『花沢孝(こう)』は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、言えた言葉だったのだ。


「類が…?
 其れは、如何言う意味かな?」と…。


だからだったのだ。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、花沢物産 社長 『花沢孝(こう)』に、更に、言って除けるのだった。


「ええ。
 実は、司は、現在、NYに戻りましたの。
 其れは、牧野さんの記憶が、過去に遡ってしまった事で、今の牧野さんは、類さんに頼っ
 て居る様ですの。
 だからだったんでしょうね。
 司が、そんな類さんと牧野さんの二人の様子を、見て居られなく成った事で、NYに戻っ
 て来ましたの。
 私(わたくし)との約束で在った NYに戻る日を縮めて迄…。
 ですので…。
 花沢社長に、ご相談が御座いましたの。
 類さんを、牧野さんから、引き剥がして頂きたいんですの。
 例え、牧野さんに記憶が無くても、牧野さんは、司の恋人で在り、婚約者ですわ。
 牧野さんの記憶が戻った時に、牧野さんが、後悔し無くても良い様にして差し上げたいん
 ですの。
 ですから…。
 花沢社長のお力をお借りして、牧野さんから、類さんを、引き剥がして頂きたいんです
 の。」と…。


だからだったのだろう。
更に、花沢物産 社長 『花沢孝(こう)』の機嫌の悪さは、続いて居たのだ。


だからだったのだ。
花沢物産 社長 『花沢孝(こう)』は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、言えた言葉だったのだ。


「と言う事は…。
 楓さんは、類から、牧野さんに近付いて居ると言いたいのかな?
 云わば…。
 NYに戻る事に成った司君を傷付けた類が悪いと…。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、花沢物産 社長 『花沢孝(こう)』に、三度、言って除けるのだった。


「いいえ。
 そう言う事を、申して居るのでは在りませんわ。
 花沢社長も、ご存知かと思いますが…。
 私(わたくし)は、過去に、牧野さんを傷付けた経緯が御座いますの。
 其の当時の私(わたくし)は、牧野さんの本質を見抜く事無く…。
 一般家庭出身のお嬢さんだというだけで、毛嫌いして居りましたわ。
 其れは、其の当時の牧野さんのお母様が、“玉の輿を狙って、(牧野さんを)英徳学園に
 入学させた。”と、聞いたからでしたの。
 だからこそ…。
 “そんな親を持つお嬢さんも、きっと、玉の輿を狙って、司に近付いたのだろう。”と、思
 い込んで居ましたわ。
 ですが…。
 牧野さんは、そうでは無かった。
 司を、真面な人間に変えてくれましたの。
 其れに、司の一大事に、司を救ってもくれましたわ。
 だからこそ…。
 私(わたくし)は、司の為だけじゃ無く…。
 牧野さんの為にも、後々、牧野さんが後悔し無くても良い様にして差し上げたいだけです
 の。
 現在の牧野さんの頭の中では、例え、司が最低最悪な人間だったとしても…。」と…。


其処で、花沢物産 社長 『花沢孝(こう)』は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の話しして居る内容を理解した事で、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、言って除けるのだった。


「そう言う事だったんだね。
 実は、私も、考えては居たんだが…ね。
 類も、何時までも、甘えて居る訳にはいかない。
 そろそろ、類にも、自覚して貰わなくてはいけない。
 司君も、自身の境遇を自覚して、NYに渡米した。
 総二郎君は、家元の代わりに、茶会での亭主を務めて居ると、訊いて居る。
 其れに、あきら君も、高等部の頃から、少しずつ、ビジネスに携わって居ると、訊いて居
 る。
 云わば…。
 何もして居ないのは、類だけだ。
 だからこそ…。
 来年には、類をフランスに留学させるつもりで居たんだよ。
 予定より、少し、早いが、類をフランスに留学させるのも、悪くは無いだろう。
 至急、手配する事にするよ。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、花沢物産 社長 『花沢孝(こう)』の話しを聞いて、ホッとしたかの様に、御礼の言葉を告げるのだった。


「花沢社長…。
 ご理解賜り、感謝申し上げます。
 どうぞ、宜しくお願い致します。」と…。



という訳で…。
類は、自身の父親で在り、花沢物産 社長 『花沢孝(こう)』から、フランス留学の件を告げられるのだった。
勿論、フランス留学の準備が整ってからだった事は言うまでも無かったのだ。


そして、花沢物産 社長 『花沢孝(こう)』は、自身の息子で在る 類の返答の言葉を聞かずに、類が、フランスに留学する日にちを、決めてしまったのだ。


だからだったのだ。
類は、不貞腐れるのだった。


だが、無情にも、類が、フランスに留学する日にちは、刻々と、近付いて居たのだった。

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