tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  32.



椿は、司が、NYに戻って来た事を聞いたので、NYの道明寺邸に戻って居たのだ。


実は、つくしが倒れた事を聞いた時の椿は、本来なら、既に、日本に帰国したかったのだ。


だが、椿は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から、日本への帰国を止められて居たのだ。


「牧野さんは、まだ、目覚めて居ないらしいから…。
 牧野さんに会う為に、今直ぐ、日本へ帰国する事は、諦めなさい。」と…。


だからだったのだ。
椿自身、様子を見て居たという事が、事実だったのだ。



だが、自身の弟で在る 司が、NYに帰国して帰って来たのだ。


だからこそ…。
此の時の椿は、自身の弟で在る 司に、つくしの様子を聞きたかったのだ。


其れ程、椿は、つくしの事が心配だったのだ。



だが、肝心の司は、一言も、喋ろうとし無かったのだ。


だからだったのだ。
椿は、現在のつくしの様子を、西田から、訊く事にしたのだ。


そして、西田から、コトの真相の全てを聞いた時の椿は、驚愕と共に…ショックを引き起こすのだった。



だからだったのかも知れない。
此の時の椿は、或る人物に会う事にしたのだ。


何故なら…。
自身の弟で在る 司の様子が、一変して居たのだ。


と言うのも…。
司自身、仕事は、きちんと熟して居たのだ。


何故なら…。
其れは、司が、日本に帰国する前に、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓との約束だったから…なのだ。


其れに、高等部を卒業したばかりの司は、道明寺財閥への恩返しの為に、NYに渡米したのだ。
4年間、しっかりと、道明寺財閥へ恩返しする事が、つくしとの約束でも有ったのだ。


だからこそ…。
司自身、仕事は、きちんと熟して居たという訳…だったのだ。



だが、此の時の司は、仕事の事以外、一切、喋ろうとし無く成って居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時の椿は、そんな自身の弟で在る 司の事が、心配に成るのだった。


だからこそ…。
此の時の椿は、或る人物に会う為に、“日本に帰国し様‼”と、思い立ったのだ。



此の時の椿が、会いたいと思って居た其の或る人物とは…。
そうなのだ。
『類』だったのだ。


此の時の椿は、『類』を説得したかったのだ。
「つくしちゃんから、離れて欲しい。」と…。


だからだったのだ。
椿は、類と会う事にしたという訳…だったのだ。



勿論、椿は、東京メープルに、類を呼び出したのだ。


何故なら…。
此の時の椿は、類と二人切りで、話したかったから…と言う事が理由だったのだ。


だからこそ…。
此の時の椿は、類を、東京メープルに呼び出したという訳…だったのだ。



そして、類が、東京メープルのカフェの個室に現れたと同時に、椿は、類に声を掛けるのだった。


「類…。
 ごめんなさいね。
 態々、来て貰って…。」と…。


其処で、類は、椿に返答したのだ。


「うん、良いよ。
 で、俺に話しって…何?」と…。


だからだったのだ。
此の時の椿は、言いたい事を包み隠さず、類に、話しする事にして居たのだ。


「類にお願いが有って、此処(東京メープルのカフェの個室)に、来て貰ったの。」と…。


だからだったのだろう。
類は、更に、椿に訊き始めるのだった。


「だから…。
 何のお願い?」と…。



実は、此の時の類が、如何して、こんな訊き方をして居たのかというと…。
此の時の類にとっては、大方、予想が出来て居たから…だったのだ。


“どうせ、司と牧野の事でしょ⁉”と…。


だからこそ…。
此の時の類は、椿に、こういう訊き方をして居たのだ。



其処で、椿も、自身の思いのままに、話しし始めるのだった。


「ええ。
 司とつくしちゃんの事なの。」と…。


だからだったのだろう。
類も、椿の話しを聞いて、心の中で、思うのだった。


“やっぱり…。”と…。


だからだったのだろう。
此の時の類は、返事も、一切せずに、唯、椿の顔を観て居たのだ。



其処で、椿は、先程、類に伝えた話しと、今から話しする話しを繋げるかの如く…。
更に、類に話しし始めるのだった。


「司は…ね。
 NYに戻っても、精力的に、仕事を熟して居るのよ。
 でも、其れは、仕事だけ…なの。
 勿論、今の司は、荒れる事は無いわ。
 つくしちゃんのお陰で、今の司は、大人に成ったんでしょうね。
 現在の自身が置かれて居る立場を、今の司は、ちゃんと、認識して居るんだと思うわ。
 だからこそ…。
 今の司は、精力的に、仕事を熟して居るのよ。
 でも、(NYの道明寺)邸に帰宅した司は、腑抜けた男に成るの。
 何処を観て居るのか?
 唯、一点だけを見続けて、何も言わないの。
 そんな司の姿が、私は、不憫で仕方無いのよ。
 だから…ね。
 類…。
 つくしちゃんを司に返して上げて欲しいの。
 お願いよ、類…。」と…。


だが、類からの返答の言葉は、冷たいものだったのだ。


「其れは、俺が決める事じゃ無いでしょ‼
 其れは、牧野が決める事でしょ‼」と…。



実は、此の時の類が、こんな言い方を、椿にしたのは、理由が有ったのだ。


此の時の類は、自身の父親から、聞いたばかりだったのだ。
フランス留学の件の話しを…。


だからだったのだ。
此の時の自身の父親が、そんな話しを類に言って来たのは、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、仕向けた話しだと言う事は、類自身、大方、予想して居たのだ。


“俺のフランス留学の件は、司の母ちゃんが、父さんに頼んだ話…何でしょ‼”と、不貞腐れ乍らも…。


だからこそ…。
類は、自身の父親に、反発して居たのだ。
其処に、椿からの打診の話し…。


だからだったのだろう。
此の時の類が、椿に対して、冷たくあしらったとしても、不思議では無かったのだ。



だが、そんな話しに成って居るとは、露程も思って居ない此の時の椿は、此の時の類の返答の言葉に、苛立ちを覚えるのだった。


だからだったのだろう。
此の時の椿は、思わず、類に、言い返してしまうのだった。


「類…。
 分かってる?
 つくしちゃんは、司の恋人で、婚約者…。
 と言う事は、類にとってのつくしちゃんは、唯のお友達でしょ‼
 其処の処は、間違えないで、居て欲しいの。」と…。


だからだったのだ。
此の時の類は、そう言って来た椿に、悪態を突くのだった。
其れは、まるで、子供かの様に…。


「フン‼」と…。


なので、此の時の椿は、そんな態度の類に、呆れるのだった。



だが、実は、椿こそ…。
自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、『出張』と称して、日本に帰国して帰って居るとは思っても視なかったのだ。


NYに戻って居た時の椿は、NYの道明寺邸の執事に、訊き出して居た事が有ったのだ。


「お母様は…?」と…。


だからだったのだ。
そう訊いて居た其の時の椿は、NYの道明寺邸の執事から、唯、一言だけ、そう聞いて居たのだ。


「奥様は、只今、出張中で御座います。」と…。


なので、椿は、世田谷の道明寺邸にて、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓と、バッティングした時には、度肝を抜かれたのだった。

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