tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  33.



【『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  32.』のエピローグ
 <類の父親で在る 花沢物産 社長 花沢孝(こう)と類の会話>】


司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、NYに戻った頃…。
類の父親で在る 花沢物産 社長 花沢孝(こう)は、其の後…。
類のフランス留学の準備を始めて居たのだ。


実は、自身の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保が倒れた事で、司が、NYに渡米した事を知った類の父親で在る 花沢物産 社長 花沢孝(こう)は、何時(いつ)、類がフランス留学をしても良い様に、其の頃から、準備し始めて居たのだ。


だからだったのだろう。
其れ程、時間を掛けずに、準備する事が出来て居たのだ。
なので、類の父親で在る 花沢物産 社長 花沢孝(こう)は、類を呼び出したのだ。


其処で、類は、自身の父親で在る 花沢物産 社長 花沢孝(こう)に、訊き始めるのだった。


「父さん…。
 俺に、話しって…何?」と…。


だからだったのだろう。
類の父親で在る 花沢物産 社長 花沢孝(こう)は、そう訊いて来た自身の息子で在る 類に、平然と言って除けるのだった。


「類…。
 其処で、突っ立って居ないで、まぁ~、此処に、座りなさい。」と…。


だからだったのかも知れない。
言われた通り、ソファに座った類は、苛立った状況のまま、自身の父親で在る 花沢物産 社長 花沢孝(こう)に、更に、訊き始めるのだった。


「だから…。
 俺に、話しって…何?」と…。


其処で、類の父親で在る 花沢物産 社長 花沢孝(こう)は、飄々と、類に、話しし始めるのだった。


「類…。
 そろそろ、フランスに、留学して視ないか?」と…。


其処で、類は、意味が分からず、小首を傾げる様な素振りを魅せ乍ら、自身の父親で在る 花沢物産 社長 花沢孝(こう)に、更に、訊き始めるのだった。


「えっ??
 其れって、如何いう意味?
 今迄に、そんな話し…。
 父さんから、出た事無いよね?」と…。


なので、類の父親で在る 花沢物産 社長 花沢孝(こう)は、更に、飄々と、類に、話しし始めるのだった。


「私は、司君が、NYに渡米した頃から、ずーっと、考えて居たんだよ。
 司君は、自身の父親が倒れた事で、自身の置かれて居る境遇を自覚して、NYに渡米し
 た。
 そして、総二郎君も、家元の代わりに、亭主として、茶会に出席して居る様だと聞いて居
 た。
 そして、あきら君も、高等部の頃から、少しずつ、ビジネスに携わって居ると聞いて居た
 んだよ。
 何もして居ないのは、類だけだ‼
 そろそろ、類も、将来の事を考えて視ては、如何か?
 類も、そろそろ、自身の境遇を自覚する必要性は有るだろう。
 如何だ?
 類も、そろそろ、フランスに、留学して視ないか?」と…。



其処で、類は、実は、思って居たのだ。


“俺のフランス留学の件は、司の母ちゃんが、父さんに頼んだ話…何でしょ‼”と…。


だからだったのだろう。
此の時の類は、不貞腐れ乍ら、そう思って居たのだ。



其処で、類の父親で在る 花沢物産 社長 花沢孝(こう)は、自身の息子で在る 類に、訊き始めるのだった。


「類…。
 私の話しを聞いて居たのか?
 類は、私の話しを理解して居ると、私は、認識して良いのか?
 類が、私に、何も言って来ないのは、“類が、フランス留学の件を了承した。”と、私は、
 認識しても良いのかな?」と…。


だからだったのだ。
此の時の類は、自身の父親で在る 花沢物産 社長 花沢孝(こう)に対して、思って居たのだ。


“父さんが、勝手に、認識して居るだけで、俺は、了承して居ない。”と…。


だが、此の時の類には、既に、分かっても居たのだ。


“俺が、了承するし無いじゃ無くて…。
 どんなに、俺が、父さんに反論しても、結局、俺は、フランスに留学し無いといけないん
 でしょ‼
 だったら…。
 俺に、訊く必要は無いでしょ‼”と…。


だからこそ…。
此の時の類は、自身の父親で在る 花沢物産 社長 花沢孝(こう)に、言ってしまうのだった。


「どうせ、俺が、フランスに行く事を嫌がったとしても、俺は、フランスに、留学し無いと
 いけないんでしょ‼
 だったら…。
 俺に、訊く必要は無いと思うけど…。」と…。


だからだったのだ。
そう言って来た自身の息子で在る 類に、類の父親で在る 花沢物産 社長 花沢孝(こう)は、頷き乍ら、言って除けるのだった。


「そうか、分かった。
 類が、そう言うので在れば…。
 類には、フランスに、留学して貰おう。
 其れで、良いんだな。」と…。
「………」


だが、此の時の類は、自身の父親で在る 花沢物産 社長 花沢孝(こう)に、何も、返答し無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の類の父親で在る 花沢物産 社長 花沢孝(こう)は、自身の息子で在る 類が、了承したモノと、認識したのだった。


なので、類は、フランスに渡仏する事が決まったのだった。



だからだったのだろう。
類は、“牧野に、伝えなくてはいけない。”と、言う思いから、つくしが入院して居る道明寺総合病院に向かうのだった。


其処で、類は、つくしに話しし始めるのだった。


「牧野…。
 俺、近々、フランスに、留学する事に成ったんだ。
 父さんからの命令‼
 F4の中で、俺だけが、何もして居ない事が、父さんには、気に入らないらしい。
 だから…。
 俺は、何時(いつ)、日本に帰国出来るかも分からないから…。
 当分、牧野とは、会えないかも…。」と…。



実は、其処には、つくしの母親で在る 千恵子も居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしの母親で在る 千恵子は、自身の娘で在る つくしよりも早く、類に、声を掛けるのだった。


「えっ??
 類君、フランスに、行っちゃうの?
 じゃあ…。
 つくしは、如何成るの?」と…。


だからだったのだろう。
類は、つくしの母親で在る 千恵子に、説明するかの様に、話しし始めるのだった。


「うん。
 其れが、俺の置かれて居る境遇だから…。
 仕方無いよ。
 今迄の俺は、花沢家に産まれて来た事を、恨んでも居た。
 だからこそ…。
 “花沢物産を継ぎたくない。”と、思っても来たよ。
 だから…。
 何の柵も無い牧野が羨ましかった。
 でも、司まで、自身の立場…。
 境遇を自覚し始めたと成れば…。
 父さんが、俺にも、其の自覚を求めても仕方無いのかも知れない。
 だから…。
 仕方無いと、諦めた。」と…。


だからだったのだろう。
つくしは、そう言って来た類に、話しし始めるのだった。


「そうだよね。
 人には、其の立場、立場で、置かれた境遇に従うしか無い事も在るよ。
 其れが、大人に成るって事だろうし…。
 そうし無いといけない事も有る。
 花沢類が、フランスに渡仏する事は、寂しいけど…。
 永遠の別れって訳でも無いし…。
 また、会う事は出来る。
 だから…。
 花沢類も、フランスで頑張って…ね。
 私も、一日でも早く、退院して、私は私成りに、頑張るよ。」と…。


だからだったのだ。
類は、つくしからのエールとも取れる話し振りに、寂しさを感じ乍らも、頷くのだった。


そんな類とつくしの様子や話しして居る所を、傍で観て居たつくしの母親で在る 千恵子は、つくしの話しする言葉を聞いて居て、何も言えずに居たのだった。



そして、類は、其の後、暫くしてから、フランスに渡仏したのだった。
後ろ髪を引かれる様な思いのまま…。




<此の二次小説『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  33.』は、切りが良い為に、短め
 で、終了して折ります事を、お詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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