tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  41.




【『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  40.』のエピローグ<椿とタマの会話>】


つくしを迎えに行って居た時のタマは、つくしに訊いて居たのだ。


「椿お嬢様から、タマの事を聞いて無いのかい?」と…。


そうなのだ。
椿は、つくしの病室で、つくしと話しした後…。
道明寺邸に帰宅した際に、タマに、話しして置いたのだ。
つくしとは、何を話ししたのかという内容の事を…。


なので、つくしを迎えに行って居た時のタマは、つくしに、其の事を訊いて居たという訳だったのだ。



実は、椿は、漸く、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からお許しが出た事で、日本に帰国して帰って来たのだ。
そして、先ずは、真っ先に、道明寺邸に帰って来たのだ。


其の時に、椿は、タマに、話しして置いたのだ。


「つくしちゃんに会う事を、お母様が、やっと、許して下さったの。
 だから…。
 明日にでも、つくしちゃんに会って来るわね。」と…。


其処で、タマは、椿に、返答したのだ。


「そうかい。
 其れは、様御座んした。
 椿お嬢様…。
 つくしと会った際は、タマの事も、宜しく言って置いておくれ。」と…。


其処で、椿は、タマに、言って置くのだった。


「残念だけど…。
 今のつくしちゃんには、私だけじゃ無く…。
 タマさんの記憶も無いのよ。
 タマさんも、聞いて知って居るとは思うんだけど…。
 バカな司が、つくしちゃんを傷付けてしまったから…。
 つくしちゃんの記憶は、司が、つくしちゃんを排除する為に、貼ったという『赤札』の頃
 に戻ってしまったらしいの。
 ほんと、情けないわ。
 漸く、お母様が、つくしちゃんを認めて下さったというのに…。
 ほんと、司は、馬鹿だわ。」と…。


其処で、タマも、納得したかの様に、椿に賛同するのだった。


「ええ。
 つくしの事は、タマも、奥様から聞いて知ってるださね。
 坊っちゃんが、馬鹿じゃ無ければ…。
 一体、何だろうさね。」と…。


其処で、椿は、タマに、伝えて置くのだった。


「だから…ね。
 つくしちゃんには、私の事も、タマさんの事も、話しして来ようと思ってるの。
 私でも、分かってるのよ。
 記憶の事は、つくしちゃんが、気付かなければ、何の意味も無い事を…。
 でも、つくしちゃんが、私の事を知らないと言うのは、合点がいかないのよ。
 つくしちゃんは、私の妹に成るべき娘(こ)なのよ。
 なのに…。
 司の大馬鹿が…。
 だから…ね。
 つくしちゃんには、話しして置こうと思ってるの。
 タマさんも、賛成してくれるかしら?」と…。


だからだったのだろう。
タマは、頷き乍らも、椿に、言って除けるのだった。


「そうださね。
 其の方が良いだろうさね。
 如何も、奥様は、此の先の事をお考えの様だから…さね。
 だからこそ…。
 つくしには、知らせた方が良いだろうさね。
 椿お嬢様とタマの事は…。」と…。


其処で、此の時の椿は、タマに、訊くのだった。


「お母様が、此の先の事を考えて居ると言うのは、如何いう意味?」と…。


だからだったのだ。
タマは、椿に、話しするのだった。


「つくしの退院後の事ださね。
 奥様が、日本を発つ際に、タマに仰って居たんだよ。
 “牧野さんの退院後は、(道明寺)邸で療養して貰うつもりなの。
  だから…。
  タマ…。
  其の時は、宜しくお願いするわね。”と…。
 奥様は、其の言葉を、タマに託して、NYにお戻りに成ったんだよ。
 だから…。
 タマは、其のつもりださね。」と…。


だからだったのだ。
椿は、心置き無く、つくしと向き合える事を、嬉しく思って居たのだ。


しかも、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、其処迄、つくしの事を考えて居たとは、此の時の椿とて、思っても視なかったのだ。


だからだったのだろう。
更に、此の時の椿は、其の事を知って、興奮状態に在ったのだ。


だからだったのだ。
タマは、椿の様子から、何かを察知したかの様に、椿に、話しして置くのだった。


「椿お嬢様…。
 間違っても、此の話しは、坊っちゃんにも、つくしにも、話し為さらず、内密にして置い
 て下さいよ。
 坊っちゃんには、時期を視て、奥様が、お話し下さるそうですし…。
 つくしには、タマが、迎えに行く事に成ってます。
 其れ迄に、つくしが知ってしまっては、つくしの事です。
 つくしが警戒し無いとも限らない。
 だからこそ…。
 椿お嬢様からは、坊っちゃんにも、つくしにも、内密に願いますよ。」と…。


だからだったのだ。
此の時の椿は、そう言って来たタマに、不貞腐れた様な顔付きを魅せ乍らも、返答するのだった。


何故なら…。
此の時の椿は、思って居たのだ。


“お母様にしても、タマさんにしても…。
 私を、何だと思って居るのかしら?
 私が、司とつくしちゃんに、先に、喋ると思って居るのかしら?”と…。


だからこそ…。
此の時の椿は、タマに、言えた言葉だったのだ。


「分かってるわよ。
 司にも、つくしちゃんにも、私からは、決して、喋らないわ。
 だから…。
 安心して…。」と…。


だが、此の時のタマは、思って居たのだ。


“安心出来ないのが、椿お嬢様…。
 何だけど…さね。
 椿お嬢様は、誰に似られたのか?
 如何し様も無いださね。”と…。


云わば…。
此の時のタマは、そんな椿を、呆れて見て居た事は、言うまでも無かったのだ。



そして、翌日の椿は、つくしの下に、向かったのだ。


勿論、此の時の椿は、タマとの約束を守るのだった。


所謂、此の時の椿は、タマから聞いて居た司の件とつくしの件を、一切、つくしには話しし無かったのだ。


タマから云わせれば…。
「当たり前…。」と、言われそうだが…。



そして、道明寺邸に帰宅した椿は、其の日に、つくしと話しした内容を、タマに、話しして聞かせて居たという訳だったのだ。




<此の二次小説『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  41.』は、切り目が良い為に、短
 めで終わって居る事を、お詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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