tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  53.



<此の二次小説『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  53.』の本来は、2021.6.15の
 投稿分と成ります。
 2021.6.14中に投稿して折りますので、同日、時間差にての二話連続投稿の様に成って
 折りますが、了承の程、宜しくお願い致します。>



あきらは、つくしに、声を掛けたのだ。


「牧野…。
 別の場所にも、行って視るか?」と…。


なので、つくしは、頷いたのだ。



だが、総二郎自身は、其の事を、直接、あきらから聞いて居た訳では無かったので、何処に行くのか?
実は、知りたかったのだ。


だからこそ…。
総二郎は、事前に、あきらから聞いて居なかった事を不服に思って居た事も有り、不満そうに、あきらに、声を掛けたのだ。


「あきら…。
 今から、何処に行くつもり何だ?」と…。


だからだったのだ。
あきらは、即答したのだ。


「あぁ~、そうだよな。
 総二郎にも、言って無かったよな。
 うち(家)だよ。」と…。


だからだったのかも知れない。
総二郎とつくしは、同時に、声を発したのだ。


「「うち…?」」と…。


なので、あきらは、同時に、そう訊いて来た総二郎とつくしの顔を見て、笑い乍ら、返答するのだった。


「(美作)邸だよ(笑)。」と…。


だからだったのだ。
此の時の総二郎は、あきらのそんな話し振りに、漸く、納得するかの様に、返答するのだった。


「あぁ~、成程…な。」と…。



だが、つくし自身は、其れでも、きょっとんとした顔付きのままだったのだ。


否…。
訳が分かって居ない様子だったのだ。
という寄りも、此の時のつくしは、思って居たのだ。


“美作邸に、何が有るんだろうか?”と…。



だが、そんなつくしの思って居た事が、あきらに聞けないまま、つくしは、美作邸の中に入って行ったのだ。
そして、其処で、つくしは、驚愕して居たのだ。


何故なら…。
“美作さんのイメージとは程遠いと言っても過言じゃ無い程のメルヘンチックだ。”と、此の時のつくしが思って居たから…だったのだ。


だからこそ…。
つくしの顔付きは、驚愕顔だったという訳だったのだ。



尤も、つくしが、高等部当時…。
類に誘われて、美作邸に行った際も、美作邸の庭を見て、つくしは、類に、言って居たのだ。


「す…凄いね。
 此のお庭…。
 絵本みたい。」と…。


なので、『つくし』としては、二度、驚いて居る事に成るのだ。



そして、あきらからの誘導の下、美作邸の中に入ったつくしは、更に、驚愕するのだった。


何故なら…。
或る人物の登場に寄り、つくしは、驚愕で、開いた口が塞がらない状態に成って居たのだ。
其れは、世間では、言わずと知れたあきらの母親で在る 美作夢子の登場だったから…なのだ。


「あら、つくしちゃんじゃ無いの。
 お久し振りね。」と…。


其処で、つくしは、あきらの顔を観たのだ。


何故なら…。
つくしの記憶の中には、勿論、あきらの母親で在る 美作夢子は、存在して居ないのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしは、あきらの母親で在る 美作夢子が、“美作さんのお姉さん?”と、思って居た程だったのだ。


だからだったのだろう。
つくしの心の声は、あきらの耳に、届いて居たのだ。


だからだったのだ。
あきらは、“また、此の展開かよ⁉”と、思う程、面倒臭く成って居たのだ。
なので、此の時のあきらは、面倒臭そうに、つくしに、言って除けて居たのだった。


「お袋…だ。
 お袋は、俺を二十歳で産んだんだ。
 だから…よ。
 お袋は、今年で、42歳だ。」と…。



実は、本来のあきらは、つくしを、美作邸の中に迄、連れて来たくは無かったのだ。


何故なら…。
こういう雰囲気に成る事が、あきらの中では、目に見えて居たから…だったのだ。


なので、回避出来るモノなら、回避したかったという事が、あきらにとっては、本音だったのだ。


だが、美作邸の中に在る 東屋に入ったつくしでは在ったのだが、少しでも、何かを思い出す様な事は無かったのだ。


だからこそ…。
あきらが、つくしを、美作邸の中に入れたのも、“仕方ねぇな。”と、言う思いの方が、強かったのだ。



そして、つくしも、また、そんな話しを、あきらから聞いた事で、高等部当時同様…。
自身の母親の事を思い出して居たのだ。


勿論、つくしの母親で在る 千恵子の方が、あきらの母親で在る 美作夢子よりも、年上で在る事は、間違い無いのだが…。
とても、22歳の息子を持つ母親には見えない夢子を見て、つくしは、更に、驚愕して居たのだ。



だが、今日のつくしは、其処では無いのだ。
あきらの母親で在る 美作夢子の口振りでは、つくしは、夢子の事を知って居るという事に成るのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、あきらの母親で在る 美作夢子に、如何返答の言葉を告げた方が良いのか?
悩んで居たという訳だったのだ。


だが、其の事を察したで在ろうあきらの母親で在る 美作夢子は、つくしの方を向いて、話しし始めるのだった。


「つくしちゃん…。
 私(わたくし)の事が分からないんでしょ⁉
 だから、無理し無くても…良いのよ。
 此れからも、仲良くしてくれたら、私(わたくし)は、嬉しいわ。」と…。


だからだったのだ。
つくしも、ホッとしたかの様に、にこっと、笑って、あきらの母親で在る 美作夢子に、伝えて居たのだった。


「はい。
 此方こそ、宜しくお願い致します。」と…。



其処に、あきらの妹達で在る 双子の絵夢と芽夢が、現れたのだ。


あきらの母親で在る 美作夢子にそっくりなあきらの妹達で在る 双子の絵夢と芽夢を見たつくしは、思わず、口から、言葉が出て居たのだ。


「フランス人形みたい…。
 可愛いい。」と…。



勿論、あきらの妹達で在る 双子の絵夢と芽夢も、中等部1年生に成って居た事で、当時よりも、すっかり、『お兄ちゃま離れ』が進んで居たのだ。


なので、あきらの妹達で在る 双子の絵夢と芽夢は、当時の様に、「お兄ちゃま~。」と、言って、あきらに飛び付いたり、抱き着いたりする様な事も無く成って居たのだ。



実は、司が、NYに渡米した事で、美作邸が、F3&T4の溜まり場の様に成って居たのだ。


だからだったのだろう。
自然と、あきらの妹達で在る 双子の絵夢と芽夢は、自身達の兄で在る あきらよりも、T4の方が、甘えられる存在に変わって居たのだ。


中でも、あきらの妹達で在る 双子の絵夢と芽夢のお気に入りは、つくしだったのだ。


T4の中でも、『姉』の立場なのは、つくしだけだったのだ。
其の為に、つくし自身、下の子の面倒を看る事には、手慣れて居たのだ。



だからだったのだろう。
つくしが、久し振りに、美作邸に現れた事を聞き付けて、あきらの妹達で在る 双子の絵夢と芽夢は、リビングに現れたのだ。


そして、何時もの如く…。
あきらの妹達で在る 双子の絵夢と芽夢は、つくしを見付けて、つくしに駆け寄り、二人同時に、叫んで居たのだ。


「「つくしお姉ちゃま~。」」と…。


其の姿に、思わず、口に出してしまって居たつくしだったのだが…。
二人同時に、抱き着かれた事で、此の時のつくしは、思わず、よろけてしまった程だったのだ。


だが、此の時のつくしの記憶の中では、あきらの妹達で在る 双子の絵夢と芽夢も、あきらの母親で在る 美作夢子同様、記憶に無かったのだ。


勿論、其の事は、あきらの妹達で在る 双子の絵夢と芽夢も、あきらから聞いて知って居たのだ。


あきらは、事前に、もしもの時に備えて、自身の母親で在る 美作夢子にも、自身の妹達で在る 双子の絵夢と芽夢にも、つくしの現状の事は、話しして聞かせて居たのだ。


知らずに、つくしの現状を見て、“ショックがる事の無い様に…。”と、言う事が、あきらにとっての最大の理由だったのだ。



そして、つくしの其の後の様子を見て居たあきらでは有ったのだが…。
つくしの様子に変わった様な所は、一切、無かったのだ。


云わば…。
つくしの記憶は戻って居ない事を、指し示して居たのだ。


言う成れば…。
またもや、『不発に終わった』という事と成ったのだ。
実は、あきらは、密かに、期待して居た事は言うまでも無かったのだが…。



そして、其の後、あきらは、司に、連絡を入れたのだ。
つくしの事を報告する為に…。




<此の二次小説『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  53.』は、一部の花男メンバーの
 セリフの中に、神尾葉子先生の『花より男子』の漫画の中の花男メンバーのセリフを、勝
 手に、拝借して、記載させて頂いて折ります。
 勝手して、拝借致して折ります事を、お詫び申し上げます。
 また、関係者各位 様に於かれましても、勝手致して折ります事を、お詫び申し上げま
 す。>

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