tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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母の日 & 父の日のプレゼント【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編③



司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓だけじゃ無く、自身の母親で在る 牧野千恵子にも、『母の日のプレゼント』として、自身の自信作で在る 手作りの『カーネーションのアートフラワー』を、それぞれに、つくしは、贈って居たのだ。


勿論、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓も、自身の母親で在る 牧野千恵子も、つくしからの心の籠った『母の日のプレゼント』を、それぞれ、喜んで居たのだ。



【司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の場合
 (『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  56.』のエピローグ)】


5月の第2日曜日の母の日に間に合う様に、郵送する時間も考えて、つくしは、先ず、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の『カーネーションのアートフラワー』を、制作し始めて居たのだ。


実は、GWを利用して、寝る間も惜しむかの様に、つくしは、優紀に教えて貰い乍ら、制作して居たのだ。


其の甲斐あってか?
NY時間の5月の第2日曜日の『母の日』に間に合う様に、つくし手作りの『カーネーションのアートフラワー』を郵送する事が出来て居たのだ。


だからだったのだろう。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしの思いを、素直に受け取って居たのだ。


そして、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、NYの道明寺邸にて、療養中の自身の夫で在る 道明寺HD 会長 道明寺保に、つくし手作りの『カーネーションのアートフラワー』を、見せびらかし始めたのだ。


其の上で、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の夫で在る 道明寺HD 会長 道明寺保に、話しし始めたのだ。


「あなた…。
 見て下さいな。
 つくしさんが、私(わたくし)の為に、態々、作って贈ってくれましたの。
 母の日のカーネーションですって…。
 私(わたくし)は、初めてですわ。
 こんな心の籠ったプレゼントを貰ったのは…。
 本当に、嬉しいものですわね。」と…。



実は、つくしが、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に贈ったつくし手作りの『カーネーションのアートフラワー』は、籠に入ったフラワーアレンジメントだったのだ。


だからこそ…。
其のつくし手作りの『カーネーションのアートフラワー』の篭の中には、メッセージカードが添えられて居たのだ。


『母の日
 from 司&つくし』


だが、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓には、分かって居たのだ。
つくしが先行する形で、つくしが発案して、此の『カーネーションのアートフラワー』を、つくしが制作して、自身に、贈ってくれた事を…。


云わば…。
自身の息子で在る 司が、つくしを動かしたのでは無く…。
つくしが、自身の息子で在る 司を動かしたという事を…。


だからこそ…。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしにだけ、お礼の手紙を送って居たのだ。


【つくしさんへ
 此の度は、『母の日のプレゼント』として、手作りの『カーネーションのアートフラワ
 ー』を贈ってくれて、有難う‼
 貴女の優しさに触れて、私(わたくし)は、感謝して居ます。
 司が、貴女を選んだ事を、“褒めて遣りたい。”と、思って居る程です。
 貴女には、記憶も無い事も、承知して居ます。
 ですが、司を見捨てないで遣って欲しいの。
 司は、貴女との未来を信じて、此方(NY)で、頑張って居ます。
 何れ、司は、NYでの修業を終わらせて、日本へ帰国する時期が来ます。
 其の時は、如何か、司の事を、宜しくお願い致します。
                           司の母親 楓より】と…。



実は、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の息子で在る 司の第2秘書に、つくしを就ける事を、此の時点に於いて、既に、計画し始めて居たのだ。


だからこそ…。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が送ったつくしへの手紙の内容は、意味深な内容だったのだ。


だが、此の時のつくしは、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から送られて来た此の手紙の内容を読んだ時…。
てっきり、自分自身が、司の婚約者として、お願いされた手紙だと認識して居たのだ。


だからこそ…。
翌年に、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、日本に帰国して帰って来た際に、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、自身を呼び出して、自身に話しして居た話しの内容が、此の時のつくしには、漸く、分かった様な気がして居たのだ。


云わば…。
此の時のつくしは、此の手紙の内容に関して、合点がいって居たという訳…だったのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしは、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの要望にも、了承して居たという訳…だったのだ。


「承知しました。
 宜しくお願い致します。」と…。


そして、つくしは、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの要望通りに、秘書検定1級を取得したという訳…だったのだ。



【つくしの母親で在る 牧野千恵子の場合】


自身の母親で在る 牧野千恵子にも、『母の日のプレゼント』として、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に贈った手作りの『カーネーションのアートフラワー』同様に、『カーネーションのアートフラワー』を制作して、贈って居たのだ。


勿論、其のつくしが制作した手作りの『カーネーションのアートフラワー』は、籠に入ったフラワーアレンジメントだった事は言うまでも無かったのだ。


其れに、其のつくし手作りの『カーネーションのアートフラワー』の篭の中には、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に贈った『カーネーションのアートフラワー』同様に、メッセージカードが添えられて居た事も、また、言うまでも無かったのだ。


『母の日
 from 司&つくし』と…。



だからだったのかも知れない。
此の時のつくしの母親で在る 牧野千恵子は、思って居たのだ。


“此の『カーネーションのアートフラワー』は、つくしが、作ってくれたのだろう。
 だけど…。
 此のメッセージカードには、『from 司&つくし』と、書いて在るわ。
 と言う事は、道明寺さんが、此の事を、了承し無ければ…。
 此のメッセージカードに、道明寺さんとつくしの連名で、明記出来る筈が無いわ。
 と言う事は、つくしは、記憶が戻ったという事かしら?
 もしくは、つくしの記憶が戻って居ないとしても、道明寺さんとつくしは、上手く行って
 居ると、認識しても良いって事かしら?
 何方にしても、此れって、良い事よね。
 本当に、良かったわ。”と…。


だからだったのだ。
つくしの母親で在る 牧野千恵子は、つくしの父親で在る 牧野晴夫 と つくしの弟で在る 牧野進に、此の事を、話しして居たのだ。


「見て頂戴‼
 道明寺さんとつくしの連名で、『母の日のプレゼント』が贈られて来たのよ。
 『カーネーションのアートフラワー』の様だわ。
 きっと、つくしが、作ってくれたのね。
 でも、此の『カーネーションのアートフラワー』を観て、ママは、ホッとしたわ。
 道明寺さんとつくしは、上手く行って居る様で…。」と…。


そして、つくしの父親で在る 牧野晴夫も、「うん、うん。」と、頷き乍ら、つくしの母親で在る 牧野千恵子と一緒に、喜んで居たのだ。



だが、つくしの弟で在る 牧野進は、自身の母親で在る 牧野千恵子に、訊いて居たのだ。


「って、事は…。
 姉ちゃんの記憶は、戻ったって事…?」と…。


だからだったのだろう。
実は、此の時のつくしの母親で在る 牧野千恵子は、自身の息子で在る 牧野進が、そう訊いて来るだろう事は、何と無くでは有ったのだが、分かって居たのだ。


だからだったのだ。
つくしの母親で在る 牧野千恵子は、自身の息子で在る 牧野進に、『カーネーションのアートフラワー』の籠の中に添えられて在ったメッセージカードを魅せて居たのだ。


「其の事は、ママにも、つくしに訊かないと分からないんだけど…。
 でも…ね。
 此のメッセージカードには、『from 司&つくし』と、書いて在るでしょ⁉
 ほらっ‼
 だから…。
 つくしの記憶が戻って居たとしても…。
 つくしの記憶が戻って居ないとしても…。
 何方にしても、道明寺さんとつくしは、少なくとも、上手く行って居ると、ママは、そう
 思って居るんだけど…。
 其れに…ね。
 つくしの事だから…。
 つくしの記憶が戻って居たとしたら、絶対、ママに、連絡をくれる筈でしょ⁉
 其れが、未だ、そんな連絡も無いと言う事は…。
 やっぱり、つくしの記憶は、まだ、戻って居ないという事だと、ママは、思うわ。」と…。


其処で、つくしの弟で在る 牧野進は、自身の母親で在る 牧野千恵子に、納得して居るかの様に、話しし始めるのだった。


「母さんの言う通り…。
 何方にしても、道明寺さんと姉ちゃんが、上手く行ってるのなら、良かったんじゃ無い?
 既に、記憶が戻って居る道明寺さんは、きっと、姉ちゃんから離れる事は無いと思うよ。
 だから…さ。
 此れで、良かったんだよ。」と…。


其処で、つくしの母親で在る 牧野千恵子は、自身の息子で在る 牧野進に、返答して居たのだ。


「そう…ね。
 ママも、そう思うわ。」と…。


勿論、此の時のつくしの父親で在る 牧野晴夫は、自身の妻で在る 牧野千恵子 と 自身の息子で在る 牧野進のそんな様子を視乍らも、「うん、うん。」と、頷いて居るだけだったのだが…。


という訳で、牧野家の3人の家族全員が、納得するかの様に、つくしの幸せを願って居た事は言うまでも無かったのだ。



【其の後の6月の第3日曜日の『父の日』の前と成る6月初旬の或る日の事…。】


つくしは、また、司に、連絡を入れて居たのだ。


何故なら…。
此の時のつくしは、『父の日のプレゼント』を如何するか?
悩んで居たから…だったのだ。


実は、此の時のつくしが思い付くのは、自身の父親で在る 牧野晴夫の事ばかり…だったのだ。


つくしの父親で在る 牧野晴夫の場合、『父の日のプレゼント』として、ビール党で在る 自身の父親にプレゼントを贈るとする成らば、ビールを贈るつもりだったのだ。


だが、司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保の場合は、つくしにとって、会った事も無い相手だったのだ。


だからだったのだ。
如何したら良いのか?
此の時のつくしにとっては、分からなかったのだ。


しかも、司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保は、未だ、療養中なのだ。
尚、此の時のつくしにとっては、分からなかったとしても、仕方ないと言えたのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしは、司に、連絡を入れて居たという訳…だったのだ。



其処で、司から返って来た言葉は…「何でも良い。」と、言う言葉だったのだ。


司に、確かめる為に連絡を入れた筈なのに、返って、寄り一層、悩む結果と成ってしまって居たのだ。


そして、タマに、相談するかの様に、つくしが訊けば…。


「旦那様は、何でも、お持ちだよ。
 其れに、好みに煩い方だよ。
 其処は、司坊っちゃんと、全く、変わらない。
 だから…。
 メッセージカードだけで、良いさね。」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、花束に、メッセージカードを添えて、司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保に贈ったいう訳…だったのだ。


『父の日
 from 司&つくし
 どうぞ、宜しくお願い致します。
 from つくし』と…。


そして、自身にまで気を使うつくしに対して、司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保は、つくしの優しさに触れ、密かに、つくしと会える日を楽しみにして居たのだった。



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