tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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父の日【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編



<此の二次小説『父の日【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編』は、『母の日 
 & 父の日のプレゼント【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編③』の中の
 【其の後の6月の第3日曜日の『父の日』の前と成る6月初旬の或る日の事…。】の『続
 編』と言うのか、『補足』と言うのか…。
 エピローグ的に、綴って折ります。
 なので、文面的に、『母の日 & 父の日のプレゼント【自惚れ~うぬぼれ~】…<つか
 つく>  番外編③』の中の【其の後の6月の第3日曜日の『父の日』の前と成る6月初旬
 の或る日の事…。】と、重複して居る箇所も在るかと思いますが…。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『母の日 & 父の日のプレゼント【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編
 ③』の中の【其の後の6月の第3日曜日の『父の日』の前と成る6月初旬の或る日の
 事…。】のエピローグ】


つくしは、また、司に、連絡を入れて居たのだ。


何故なら…。
此の時のつくしは、『父の日のプレゼント』を如何すれば良いのか?
悩んで居たから…だったのだ。



実は、此の時のつくしが思い付くのは、自身の父親で在る 牧野晴夫の事ばかり…だったのだ。


其れは、つくしにとって、自身の父親で在る 牧野晴夫の事は、良~く、知って居るから…と、言う事が、最大の理由だったのだ。


言う成れば、自身の父親で在る 牧野晴夫は、何が必要で、何が好きなのか?
つくしには、娘として、父親の事が手に取る様に、良~く、分かって居たのだ。


だからだったのだ。
『父の日のプレゼント』として、自身の父親で在る 牧野晴夫に、プレゼントを贈るとする成らば…。
此の時のつくしは、ビール党で在る 自身の父親の為に、ビールを贈るつもりだったのだ。


だからこそ…。
其の事も含めて、司に、連絡を入れて、相談して居たという訳だったのだ。


「うちのパパは…ね。
 ビール党なの。
 でも、ママは、“身体に悪い‼”とか言って、パパは、昔から、余り、飲ませて貰った事が無
 いのよね。
 だから…。
 パパには、ママに、気兼ね無く、ビールを飲ませて上げたいの。
 でも、金額的には、かなり、高く成るのよね。
 だから…。
 “如何し様かな?”と、思って居た事も、事実なのよね。」と…。


其処で、司は、苦笑いに成り乍らも、つくしに言って除けるのだった。


「あのなぁ~。
 お前は、誰の婚約者だ⁉
 『道明寺司』の婚約者だろ‼
 いい加減、分かれよ。
 お前が言ってる金額は、高が(たかが)、1~2万(円)位ぇの事だろ?
 そんな金額位ぇで、俺が、怒るとでも思ってんのか?
 ふざけんなよ‼
 お前の親父さんだろ⁉
 と言う事は、俺の親父さんでも在んだよ。
 ビール位ぇ、親父さんに、鱈腹(たらふく)、飲ませて遣れ‼」と…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、恐縮して居る様でも、嬉しさを爆発させるかの如く…。
司に、訊き返して居たのだった。


「良いの?
 本当に、良いの?」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、苦笑し乍らも、つくしに、返答して居たのだった。


「ああ。」と…。


だからだったのだ。
つくしは、自身の父親で在る 牧野晴夫に、『父の日のプレゼント』として、ビールを贈る事にしたのだった。


勿論、つくしの父親で在る 牧野晴夫は、沢山のビールが入った箱を見て、嬉しさを爆発させて居た事は言うまでも無かったのだ。


そして、其のギフトボックスには、例の如く…。
メッセージカードが、添えられて居たのだった。


『父の日
 from 司&つくし』と…。


 
だが、此の時のつくしの頭を悩ませて居たのは、他でも無い。
司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保の事だったのだ。


所謂、つくしにとって、過去の記憶が有ろうと無かろうと、司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保という人物とは、会った事も無いのだ。


だからだったのだ。
如何したら良いのか?
此の時のつくしにとっては、分からなかったのだ。


しかも、司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保は、未だ、療養中なのだ。
尚、此の時のつくしにとっては、分からなかったとしても、仕方ないと言えたのだ。


否、だからこそ…。
此の時のつくしの頭を、悩ませて居た事は言うまでも無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、司に連絡を入れて居た時に、司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保の事を相談して視たのだった。


「其れと…ね。
 道明寺のお父さんの事…何だけど…。
 私…。
 道明寺のお父さんと会った事が無いと思うんだけど…?
 道明寺のお父さんって方は、如何言う方なの?」と…。


其処で、司は、つくしへの返答の言葉に、困って居る節を、つくしに、魅せるのだった。


何故なら…。
司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保という人物の容姿は、自身の息子で在る 司が、似て居ると言われて居るのだ。


そして、司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保という人物の性格は、司の姉で在る 椿が、似て居ると言われて居るのだ。


司自身も、“俺の容姿は、父親似だな‼”と、自覚して居る位だったのだ。


だが、現在のつくしに、其の事を言った処で、話しが通じるとは、とても、思えなかったのだ。


何故なら…。
勿論、“俺自身(司)の事を、牧野に言えば、牧野でも分かるだろう。”と、思って居た事は、事実だったのだが…。
“今の牧野では、(自身の姉で在る 椿の事を)知らないだろう。”と、司は、認識して居たのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、“牧野に、何て言えば良いんだ?”と、思って居た事も、また、事実だったのだ。


だからだったのだろう。
其処で、司からつくしへ返えした言葉は…「何でも良い。」と、言う言葉だったのだ。


実は、此の時のつくしは、司に、確かめる為に連絡を入れた筈なのに、そんな司からの返答の言葉に、返って、寄り一層、悩む結果と成ってしまって居たのだ。



だからだったのだ。
此の時のつくしは、其の後、タマに、相談するかの様に、訊いて視たのだった。


「道明寺に、道明寺のお父さんの『父の日のプレゼント』は、何が良いか?
 相談して視たんですが…。
 道明寺から返って来た言葉は…。
 “何でも良い。”と、言う返事だったんです。
 だから…。
 如何したら良いのか?
 悩んでしまって…。
 実は、私…。
 一度も、道明寺のお父さんに、会った事が無いと思うんですよね。
 だから…。
 全く、想像出来無くて、困って居るんです。
 タマさん…。
 道明寺のお父さんへのプレゼントは、どんな物が良いと思いますか?」と…。


其処で、タマは、そう言う風に訊いて来たつくしに、苦笑し乍らも、相談に乗って遣るのだった。


「旦那様は、何でも、お持ちだよ。
 其れに、好みに煩い方だよ。
 其処は、司坊っちゃんと、全く、変わらない。
 だから…。
 メッセージカードだけで、良いさね。」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、花束に、メッセージカードを添えて、司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保に贈ったいう訳…だったのだ。


『父の日
 from 司&つくし
 どうぞ、宜しくお願い致します。
 from つくし』と…。



実は、『父の日のプレゼント』として、つくしから贈られて来た自分自身へのそんな『花束』を観た時の司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保は、『花束』が嬉しかったのでは無く…。
其の『花束』に添えられて在ったメッセージカードを観た事で、つくし自身の本質に触れた様に思えて居たのだった。


其れは、何故かと云うと…。
司の母親で在り、自身の妻で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓への『母の日のプレゼント』の時にも、自身と同じ様に、メッセージカードが添えられて居たのだ。


だが、其の時のメッセージカードには…。


『母の日
 from 司&つくし』とだけ、記されて居たのだ。


だが、司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保へのメッセージカードには、更に、言葉が添えられて居たのだ。


『どうぞ、宜しくお願い致します。
 from つくし』と…。


つくしが、此のメッセージカードに記した時は、“かなり、悩んだのだろう。”と、此の時の司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保には、思えたのだ。


何故なら…。
つくしに、記憶が有ろうと無かろうと…。
司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保とは、一度も、つくし自身、会った事が無かったのだ。


例え、婚約者の父親で在ったとしても、会った事も無い異性の人物に対して、本来なら、メッセージカードに記するメッセージの言葉は、苦慮する事が、当たり前の筈なのだ。


其れなのに…。
ちゃんと、メッセージの言葉として、『どうぞ、宜しくお願い致します。』と、言う言葉が添えられて在ったのだ。


挨拶文だけの様にも思えるが、“失礼の無い様に…。”と、言う気持ちから、経った一言だけのメッセージに、つくしの素直さと、真面目さを、窺い知る事が出来た様に、此の時の司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保には、感じられたのだ。



しかも、此れ迄の司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保と言えば…。
自身の息子で在る 司への教育の全ては、自身の妻で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に任せっ切りだったのだ。


云わば…。
司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 本人は、ビジネス中心の生活だったと言えたのだ。


否…。
企業経営一筋だったと言えたのだ。
過労で倒れる程に…。


だからこそ…。
つくしの事は、今迄、画像や動画や資料でしか観た事が無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保は、自身にまで気を使うそんなつくしに対して、寄り一層、つくしに会って視たく成って居たのだ。


そして、司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保は、つくしの優しさに触れた事で、密かに、つくしと会える日を楽しみにして居たという訳…だったのだ。



fin

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