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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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類&あきら そして、F2&T3【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編



【 『司とF2【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編②』のエピローグ
 <類とあきらのリモートでの会話>】


あきらは、取り敢えず、未だ、フランスにて、暮らして居る類に、連絡を入れたのだ。
勿論のリモートにて…。


実は、あきらが、自身の父親から、進の事を訊かれた時点で、あきらは、類にも、進の事を訊いて居たのだ。


だからだったのだ。
此の時のあきらは、司との約束も有ったので、類に、報告方々、リモートにて、連絡を入れて居たという訳…だったのだ。


「類…。
 牧野の弟の事だけど…よ。
 やっぱ、道明寺HD…という寄りも、司の母ちゃんが、進の事を押さえてたみてぇだった
 わ。」と…。


だからだったのだ。
あきらから聞かなくても、類には、分かり切って居た事だったので、“そうだろうね。”と、思いつつ、類は、あきらに返答するのだった。
勿論の溜息付きで…。


「はぁ~
 やっぱり、そう言う事だったんだね。
 そうじゃ無いかと思って居たよ。
 セキュリティが掛かって居た時点で、嫌な予感しかし無かったもん。
 其れにしても、司の母ちゃんには、呆れて、物も言えないよ。
 牧野だけじゃ無く、牧野のパパさん、ママさん、そして、進にも、あれだけ、傷付ける様
 な行為を犯して置いて、牧野の事を認めた途端…此れだもんね。
 いい加減にして欲しいよ。」と…。


だからだったのだ。
あきらも、“同感‼”と、でも言いた気に、言って除けるのだった。


「そうだよな。
 其れに、何時も、優秀と思われる学生の殆どは、道明寺HDに、持って行かれてるだろ。
 俺は、前から、其の事が、解せなかったんだよな。」と…。


だが、道明寺家は、司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 及び 司の姉で在る 椿 と 司本人が、英徳学園に在学中だった頃から、多額の寄付金を、英徳学園に支払って来たのだ。
そして、今では、牧野姉弟が、英徳大学に通って居るのだ。
なので、今でも、道明寺家から、多額の寄付金が、英徳学園に支払われて居たのだ。


だからだったのだ。
優秀な学生の情報の全ては、道明寺HD…という寄りも、『道明寺楓』に、英徳学園の理事長から報告が入る様に成って居たのだ。


実の事を言うと…。
道明寺家から、英徳学園に支払われて居る多額の寄付金の金額は、F4の中でも、尋常じゃ無い程の金額だったのだ。
云わば…。
破格と言っても、過言じゃ無かったのだ。


だからこそ…。
其れ故に、誰も、文句は言えないと言えたのだ。



だが、大学は、『英徳大学』だけでは無いのだ。


だからこそ…。
類には、あきらに、言えた言葉だったのかも知れない。


「まぁ~、仕方無いけど…ね。
 だって…さ。
 道明寺家は、英徳学園に多額の寄付金を支払って来た訳でしょ‼
 其の金額は、俺等のどの家よりも、破格だったよね。
 だから…。
 英徳学園側も、司の母ちゃんの言う通りにするしか無かったんじゃ無い?
 でも、大学は、英徳大学だけじゃ無いし…。
 他の大学にも、優秀な学生は居るでしょ‼
 だからこそ…。
 取り合いに成るだろうけど…さ。
 だから…さ。
 俺等は、司の母ちゃんのする事に、目を瞑らなきゃ成んないんじゃ無いかな。
 仕方無いかも…ね。
 と言う事で、進の事は、“諦めなきゃ…。”…何じゃ無いの。」と…。


だからだったのだ。
あきらは、類の言う通りに、目を瞑る事にしたのだった。


「ああ、そうだな。」と…。


そして、其処で、此の日の類とあきらは、リモートでの会話を終了したのだった。




<F2&T3の集まり>


そして、其の後のあきらは、LINEにて、総二郎&T3に連絡を入れたのだ。
勿論の『F2&T3のグループLINE』だった事は言うまでも無かったのだが…。


『全員、集まってくれるか?』と…。


だからだったのだ。
総二郎と滋は、『了解‼』と、返信して来たのだ。
また、優紀と桜子は、『了解しました。』と、返信して来たのだった。


そして、其の後のF2&T3は、あきらの会社(美作商事)が、経営して居るカジュアルレストランに、集合したのだった。



其処で、あきらは、総二郎に目配せをして、司から聞いた進の話しを、T3に話して聞かせて居たのだ。


其処で、普段、聞き役専門で、此の様な場では、余り、発言をした事の無い優紀だったのだが…。
総二郎とあきらからの話しを聞いて、優紀は、自分自身の見解を、皆に、話しし始めるのだった。


「あの進君が…ですか?
 私の知って居る進君は、勿論、中学生の頃の事なので、今の進君が、大人に成って居て
 も、不思議では無いと思いますが…。
 其れでも、今の進君の話しを、西門さんと美作さんから聞いても、実は、今の私には、違
 和感しか無いんです。」と…。


其処で、其の当時の進の事を知らない滋が、優紀に、訊き始めるのだった。


「其の当時の進君って、如何言う感じだったの?」と…。


だからだったのだ。
優紀は、其の当時の進の事について、話しし始めるのだった。


「其の当時の進君は、頼り無いというのか?
 何時も、つくしの陰に潜んで居る様な…そんな感じだったんです。
 何て言うのか?
 其の当時の進君は、つくし在り気で、存在して居ると言ったら、失礼かも知れません
 が…。
 本当に、そんな感じだったんです。
 だからこそ…。
 私の目には、其の当時の進君が、頼り無いと言った感じに見えて居たんです。」と…。


其処で、桜子も、口を開いたのだった。


「私は、優紀さんとは反対に、中学生当時の進さんの事を、良くは、知らないんですが…。
 今の進さんの事なら、良く知って居ます。
 実は、1年生だった頃の進さんは、英徳大学では、目立たない様に、過ごして居たみたい
 何です。
 先輩には、迷惑を掛けたく無かったんじゃ無いでしょうか?
 先輩に、過去の記憶が有れば、進さんは、其処迄し無かったかと思いますが…。
 同じ牧野姓…何です。
 バレたとしても、何ら、不思議では無かったんです。
 西門さんと美作さんが、卒業為さって直ぐ…。
 先輩と進さんが姉弟だという事は、英徳大学の学生には、バレて居ましたし…。
 其れでも、先輩と進さんは、出来るだけ、接点を持たない様にして居ましたよ。
 私が、進さんを観て居る感じだと、先輩に頼り切って居る感じじゃ無くて…。
 反対に、先輩が、進さんに、頼って居るという感じでしたけど…ね。」と…。


だからだったのかも知れない。
そんな話しを、桜子から、聞いて居た優紀は、驚愕顔に成って居たのだった。


そんな優紀の顔付きを観て居たF2&T2は、それぞれ、同じ事を、思って居たのだ。


“中学生当時の進(君・さん)と、今の進(君・さん)とでは、そんなに、違うのか(の・
 んですね)?”と…。



其処で、滋が、急に、思い出したかの様に、言い始めたのだ。


「ねぇ~、訊きたい事が有るんだけど…。
 今年、司の『Birthday party』を、行って(おこなって)居なかったよね?」と…。


だからだったのだ。
あきらが、代表かの様に、話しし始めるのだった。


「ああ、そうだな。
 NY時代の司は、毎年の様に、自身の『Birthday party』を、行って(おこなって)居たか
 ら…な。
 其れは、司のパートナーを選ぶ為じゃ無く…。
 道明寺財閥の御曹司としての役目だったそうだ。
 だけど…な。
 今年の司は、日本に帰国して帰って来たという事も有って…な。
 敢えて、“今年の俺の『Birthday party』は、行わねぇ‼”と、司の母ちゃんに、断言したら
 しいわ。
 だからだったのだろうな。
 司の母ちゃんは、そう言って来た司に対して、何も言わなかったらしいぞ‼
 だから…な。
 司の『Birthday』の1月31日の司と牧野の二人は、それぞれの『初めて』の日を過ごした
 らしい‼」と…。


其処で、桜子は、喜んだ顔付きに成って居たのだ。


「そうでしたか?
 本当に、良かった。
 実は、学年最後の試験勉強の時は、F4ラウンジで、先輩と一緒に、勉強して居たんです
 が…。
 “2月に入ったら、別の試験勉強をし無いといけないから…。
  当分会えない。”って、先輩から、忠告されて居たんです。
 だから…。
 其の後の話しは、まだ、先輩から聞けて無くて…。
 私迄、嬉しいです。」と…。


だが、此の時の滋と優紀の二人は、顔を見合わせて居たのだ。


何故なら…。
あきらからの最後の言葉…。
「司の『Birthday』の1月31日の司と牧野の二人は、それぞれの『初めて』の日を過ごした
 らしい‼」と、言う言葉の意味が、理解し切れて居なかったのだ。


だからだったのだ。
そんな滋と優紀の二人の顔付きから、其の事を悟った此の時の桜子は、そんな滋と優紀に、あきらからの最後の言葉の意味を、説明して居たのだ。


だからだったのだ。
此の時の滋と優紀は、それぞれ、思って居たのだ。


“そう言う事ね。”と…。


なので、其の後の滋と優紀は、それぞれ、司とつくしの事を、喜んで居たのだった。


そして、其の後のF2&T3は、今後の司とつくしの将来の事…。
また、つくしの過去の記憶が戻る事を願って、乾杯して居たのだった。



そして、其の後のあきらは、類との話しの事も、総二郎&T3に、話しして聞かせて居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、実は、あきらから聞いた類の話しの件に関して、驚愕して居たのだ。


「へぇ~。
 類も、変われば変わるもんだな。
 あの類が、あきらからの話しを聞いて、不貞腐れて居かったとは…な。
 反対に、あきらが、類から諭されたという訳だったんだろ?
 類も、大人に成ったっていう事か?
 フランスに、経った一人で渡った事で、揉まれたんだろうな。」と…。


だからだったのだろう。
此の時のあきら&T3は、そんな総二郎の話しに、納得して居たのだ。
頷き乍ら…。



そして、此の日のF2&T3の面々は、思い想いの気持ちを胸に、此の場を後にして居たのだった。



fin

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