tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  80.



【『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  78.』の続き】


司の誕生日の翌日(2月1日)のつくしは、司を見送った後…。
実は、自身の自室に向かって居たのだ。


そして、自室に戻ったつくしは、秘書検定2級の試験を受ける為に、ラストスパートを掛けて居たのだ。


其れは、誰とも会う事無く、唯、只管(ひたすら)、試験勉強に時間を費やして居たという事は、言うまでも無かったのだ。


云わば…。
此の時のつくしは、自室に籠ったまま勉強して居る様な状況だったのだ。



そして、つくしは、2月最初の日曜日に、秘書検定2級の試験を受けて居たのだ。
そして、其の試験結果が出る日は、1ケ月後…。


そして、学年最後の試験を受けて居たつくしと桜子の試験結果も、また、同時期に、結果が分かるのだった。



と言う事は、暫くの間…。
つくしは、ゆっくり出来る時間も有るという訳…だったのだ。


其処で、桜子は、つくしに連絡して、道明寺邸に向かって居たのだ。


「先輩…。
 先輩が、前に、仰って居た別の試験は、もう、終わった筈ですよね?
 だから…。
 桜子の為に、時間を作って下さいね。
 だって、先輩と私は、暫く会って居なかったでしょ⁉
 なので、今から、道明寺邸に向かいますね。」と…。



そんな風に、桜子から連絡を受けた此の時のつくしは、漸く、試験から解放された事で、実は、唯、ゆっくりしたかったのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしは、試験が終わった事で、一日中、ベッドの中で、ゴロゴロする予定だったのだ。


実は、つくしの試験が終わった其の日の司は、つくしの試験日だった2月最初の日曜日の其の日から、出張と成って居たのだ。
其の出張期間は、4~5日とされて居たのだ。


此の司の出張には、実は、カラクリが有ったのだ。
此の司の出張の件に関して、司の秘書で在る 西田に、スケジュール調整をする様に伝えて居た人物が、実は、存在して居たのだ。


其の人物とは…そうなのだ。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓…其の人だったのだ。


司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしの度重なる試験勉強を労う意味で、実は、自身の息子で在る 司を、出張させて居たのだ。


勿論、司は、此の訳有りそうな出張に、「行かねぇ‼」と、かなり、駄々を捏ねて居た事は、事実だったのだが…。
自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの圧力に負けて、出張に向かったという訳…だったのだ。



実は、桜子は、司の出張の事を、あきらから聞いて、知って居たのだ。


何故なら…。
西田から、急遽、出張を打診されて居た司は、あきらに、愚痴の様に、訴えて居たのだ。


だからだったのだ。
あきらは、西田に、確認して居たのだ。
なので、あきらは、此の出張のカラクリの件を、知ったという訳…だったのだ。


という訳で、桜子は、笑い乍ら言って来たあきらからの会話を聞いて居た事で、司の出張の件の事を、知ったという訳…だったのだ。


だからこそ…。
“此の機会を逃す手は無い。”と、考えて居た桜子は、予定通り…。
つくしに連絡を入れて、道明寺邸に現れて居たという訳…だったのだ。



【『類とあきら そして、F2&T3【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編』の
 エピローグ<F2&T3の会話の其の後>】


其処で、桜子は、つくしにとっては、有り得ない事実を、訊いて居たのだ。
先ず、此の時点の桜子は、つくしが返答し易い話しの内容から、訊き始めるのだった。


「先輩は、“お金が無い。”と、何時も、仰って居ましたよね?
 なのに、道明寺さんのお誕生日には、何を、プレゼントされたんですか?」と…。


其処で、つくしは、即答するのだった。


「えっ??
 司から頼まれて居た物を、プレゼントしたんだけど…。」と…。


だからだったのだ。
桜子は、更に、つくしに、訊き始めるのだった。


「へぇ~。
 道明寺さんから頼まれたんですか?
 何でもお持ちの道明寺さんから…⁉」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、何気に、桜子に、話しし始めるのだった。


「高等部当時の私が、司の初めての誕生日のプレゼントとして、『司の顔型クッキー』を、
 プレゼントしたらしいんだけど…。
 私は、其の事を、全く、覚えて居ないのよね。
 で、“其れを、また、作って欲しい。”って、司から言われて…。
 其れを作って、司にあげただけだったんだけど…。」と…。


其処で、桜子は、思い出して居たのだ。


“あぁ~、あの時のパーティーの…。”と…。



だが、此の時の桜子は、つくしを追い詰めるかの如く、更に、訊き始めるのだった。


「へぇ~、其れだけですか?」と…。
「………」


そんな風に、つくしに訊いて居た其の時の桜子の顔は、ニヤッと、笑って居たのだ。
だが、此の時のつくしは、そう訊いて来た桜子に、何も言えなかったのだ。



其処で、此の時の桜子は、更に、つくしに、訊き始めるのだった。


「先輩…。
 道明寺さんの事を、何時の間に、『First name』で、呼ばれる様に成って居たんです
 か?」と…。
「………」


実は、次から次へと、訊いて来る桜子に、嫌な予感しかし無いつくしだった事は、言うまでも無かったのだ。


だからこそ…。
こんな風に、ニヤッと、笑い乍ら、訊いて来る桜子に、此の時のつくしは、“桜子は、何が言いたいんだろうか?”と、実は、不安な気持ちに成って居たのだ。


なので、此の時のつくしは、桜子に、返答する事が出来ずに居たのだ。


だからだったのかも知れない。
其の後のつくしと桜子との間には、暫くの間…会話が無かったのだ。
一瞬、シーンと、静まり返ったかの様に、部屋の中には、音がし無く成って居たのだ。


そして、暫くの間、つくしのそんな様子を見て居た桜子は、漸く、言葉を口にし始めたのだ。


「先輩…。
 漸く、先輩も、此方側に、来られたんですね?」と…。


其処で、桜子からそんな風に訊かれて居たつくしは、桜子が、何の事を言って居るのか?
全く、分かって居なかったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、驚愕顔に成って居たのだ。
なので、此の時のつくしが、発した言葉は、「はぁ~??」…だったのだ。



だからだったのだろう。
桜子は、つくしに、自身が訊いて居た言葉の意図を、説明し始めるのだった。


「先輩…。
 私は、何もかも知って居るんですよ。
 道明寺さんと先輩が、道明寺さんのお誕生日に、如何言う関係に成ったのか?
 道明寺さんが、西門さんと美作さんに、お話し為さったそうですよ。」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしの顔は、歪んで居るかの様に、桜子には、見えて居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしの発した言葉は、更に、「はぁ~??」だけ…だったのだ。


云わば…。
此の時のつくしは、此れ以上の言葉が、つくしの口から出て来ない程、驚愕して居たという訳…だったのだ。


だが、此の時のつくしは、実は、自身の心の中で、思って居たのだ。


“司は、西門さんと美作さんに、何の話しをして居るのよぉ~。
 有り得ないっつーの‼
 司が、出張から帰って来たら…懲らしめなきゃあ…。”と…。


其れは、まるで、高等部当時のつくしを思わせるかの様な言葉使いだったのだ。


そして、此の時の桜子は、実は、つくしの独り言として、つくしの心の声を聞いて居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時の桜子は、つくしの心の声を聞いて、思って居たのだ。


“先輩は、相変わらずですわね。
 全く、あの頃と、変わって居ない様にも、思いますわ。
 もしかして、先輩の記憶は、戻って居るのかしら?”と、桜子を思わせる程…。


此の時のつくしの独り言=つくしの心の声は、あの頃のつくしの言葉使い其のモノだったのだ。



そして、其の後のつくしは、司が、出張から帰って来た其の日に、「桜子から聞いた。」と、言う事を、先ず、司に伝えてから、話しを切り出す事にしたのだった。
そして、其の話しの最後には、つくしは、司に、言って除けるのだった。


「良い、司…。
 此れからは、司と私との事は、一切、誰にも、言わないで‼
 もし、言ったら、私は、司と別れるから…。」と…。


勿論、此の時の司にとって、つくしのそんな言い分は、有り得ない話しだったのだ。


何故なら…。
何が有っても、司は、つくしと別れる気等無いし、別れられる筈等無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司は、つくしに、屈するかの様に、返答するのだった。


「ああ、分かってるよ。
 つくし…ごめんな。
 だから…よ。
 許せよ‼」と…。


だからだったのかも知れない。
余りにも、弱々しく、自身に言って来る司に、根負けして、此の時のつくしは、司を許して遣る事にしたのだった。


「仕方無いなぁ~。
 許して上げるわよ。
 だけど…。
 今度は無いから…ね。」と…。


其処で、司は、つくしに、「ああ、分かった。」と、返答し乍らも…。
司にとっては、つくしと会えない時間が長過ぎた為に、つくしに、甘え始めるのだった。


「なぁ~、つくし…。
 良いよな⁉」と…。


そんな風に、最初、司から言われたつくしは、意味が分からなかったのだが…。
司の目付きと、司の顔付きで、司自身、何が言いたいのか?
奥手のつくしにも、漸く、分かったのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしは、逃げの態勢に成って居たのだが、司に捕まってしまった事で、逃げられずに居たのだ。
という訳で、此の日の司とつくしは、二夜目の夜を迎えて居たのだった。



PS.
司から頼まれたという『司の顔型クッキー』を、つくしが、司の誕生日にプレゼントしたという話しを、つくしから聞いた事で、桜子は、あきらに、其の事実を、報告して居た事は、言うまでも無かったのだった。


そして、2月最初の日曜日に受けた秘書検定2級の試験結果を知らせる通知が、つくしの下に届いた事で、つくしの秘書検定2級の合格が分かったのだった。


そして、つくしと桜子が受けた学年最後の試験結果も、つくしと桜子の下に、それぞれ、報告されたのだった。
勿論、つくしと桜子は、大学4年に進級する事が決まったのだった。



<此の二次小説『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  80.』の一部の文面の中で、不快
 に思われるやも知れない文面が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>


<此の二次小説『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  80.』は、2021.7.25中に投稿
 して居る様に投稿して居りますが、実は、2021.7.26の投稿分と成って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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