tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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作戦会議 そして、作戦決行【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編①



【『司&総二郎 そして、F2&T3【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編』の
 続き】


総二郎とあきらは、T3と会い、相談した結果…優紀からの了承を得る事に成功したのだ。


其の事に寄り、総二郎とあきらは司を呼び出し、其の事を、司に伝える事にしたのだった。
先ずは、あきらから、司に、話しを切り出したのだ。


「司…。
 取り敢えず、優紀ちゃんからの了承を得る事が出来た。
 其処で…だ。
 如何、牧野に、此の件を、切り出すかだろ?」と…。


其処で、司は、F2に感謝し乍らも、さらりと、言って除けるのだった。


「おぉ~、サンキュな!
 で、其の件だが…。
 つくしに、如何、話しするか?
 もう既に、考えて有んだ。」と…。


云わば…。
此の時の司は、“此の場は、作戦会議の場だ‼”と、言わんが如く、F2に、言って除けて居たという訳…だったのだ。


其処で、此の時の総二郎とあきらは、そう言って来た司からの話しに、驚愕し乍らも、更に、訊き始めるのだった。
しかも、此の時の総二郎とあきらは、同時に、一斉に、声を発して居たのだった。


「「はぁ~??
  もう…か?」」と…。


だが、此の時の総二郎とあきらの心の中では、それぞれ、同じ事を思って居たのだった。


“流石、司だな。
 用意が、良い事で…。”と…。



其処で、総二郎は、先に、司に、確認するかの様に、話しを切り出したのだ。


「なぁ~、司…。
 其の時に、デートするルートは、高等部のガキの頃と同じルートの方が、良いよな?」と…。


だからだったのだろう。
司は、はっきりとした口調で、総二郎に、言って除けるのだった。


「ったりめぇだろ‼
 じゃねぇと、意味がねぇだろ⁉
 総二郎も、其のつもりで、居てくれ‼」と…。


だからだったのだ。
此の時の総二郎は、“だろうな。”と、思い乍らも、司に、返答するのだった。


「ああ。」と…。



実は、此の時の総二郎が、何故、司に、こんな風に訊いたのかと言えば…。
実は、理由が有ったのだ。
長い年月の間に、どんなルートだったのか?
此の時の総二郎の中では、忘れ欠けて居たのだ。


だからだったのだろう。
実は、此の時の総二郎の中では、其の件について、不安に感じて居た事も、また、事実だったのだ。


しかし、後々、そんな事は、杞憂に終わった事で、此の時の総二郎は、ホッとして居た事も、また、事実だったのだ。
実は、優紀が、其のルートを、覚えて居たのだ。


実は、其の当時の優紀は、緊張して居た筈だったのだが、総二郎からの言葉も有り、其の当時の優紀は、総二郎とのデートを、心の底から楽しんで居たのだ。


だからだったのかも知れない。
思い出は、思い出として、自身の心の中に、“そーっと、仕舞って置こう‼”と、其の当時の優紀は、考えて居たのだ。


だからこそ…。
優紀は、今でも、其の当時の出来事を、しっかり、覚えて居たという訳…だったのだ。


なので、此の時の総二郎は、司に、そう返事した手前、杞憂に終わった事を、ホッとして居たという訳…だったのだ。



そして、あきらは、あきらで、急に、司に、謝り始めるのだった。
其の理由は、其の当時の事だったのだ。


「なぁ~、司…。
 あん時の事、謝っとくわ。」と…。


突然のあきらからの詫びの言葉に、此の時の司は、あきらが、何の事を言って居るのか?
真剣に、分かって居なかったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司の頭の中では、『??』だけが、浮かんで居たのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、あきらに言えた言葉だったのだ。


「あきら…。
 お前、何の事を、言ってんだよ⁉」と…。


だからだったのだ。
あきらは、司に、一発、殴られるだろう事を承知の上で、話しし始めるのだった。


「此の事だよ。
 俺等が、まだ、高等部当時のガキの頃に、総二郎と優紀ちゃんがデートする事に成り、牧
 野が、司を誘って、探偵まがいの事をしたろ?
 あん時、牧野が、司を誘う様に仕向けたのは、俺だよ。
 司と牧野のお前等二人を見てたら、じれったくてよ。
 総二郎と相談して、優紀ちゃんに話しして、行動に移したんだわ。
 其の後(あと)、司の母ちゃんに、あん時の事がバレて、大変な事に成ったろ。
 ずーっと、気に成ってたんだよな。
 まぁ~、今と成っては、過去の話だが…。」と…。


其処で、総二郎も、司に、詫びを入れるかの様に、話しし始めるのだった。


「そうだったな。
 幾ら、お前等の為だったとは言え、司と牧野を騙す様な事をしたのは、事実だ。
 司、悪かったな。
 だから…な。
 今度は、ちゃんと、協力して遣るからな。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、ニヤッと、笑ったまま、総二郎とあきらに、言って除けるのだった。


「ったりめぇだろ‼
 成功した暁には、其れで、チャラにして遣るよ。」と…。


だからだったのだろう。
“一発、お見舞いする‼”との如く、司から殴られる事を、此の時の総二郎とあきらは、想定して、覚悟して居たのだが、一発も、殴って来る様子の無い司に、驚愕するのだった。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎とあきらは、驚愕顔を、顔に張り付かせたまま…。
総二郎とあきらのそれぞれは、同じ事を、それぞれの心の中で、思って居たのだった。


“司は、『牧野』という女に寄って、完全に、大人に成ったんだな。”と、感心するかの様に…。


だからこそ…。
此の時の総二郎とあきらは、此の作戦が成功する事だけを、考えて居たのだ。



其処で、此の時のあきらは、司に、訊き始めるのだった。


「なぁ~、司…。
 其処で、何だが…。
 牧野には、如何遣って、此の話しを仕向けるつもりだったんだ?」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、事も無げに、総二郎とあきらに、話しし始めるのだった。


「つくしには、“総二郎とつくしのダチが、付き合い始めたらしい。”と、言うつもりだ。
 だから…よ。
 総二郎も、其のつもりで、居てくれよ。
 其れと、総二郎からも、つくしのダチに、言って置いてくれ‼
 で、つくしは、俺から、そんな話しを聞いた事で、先ず、慌て出すと思う。
 なんせ、総二郎は、高等部当時の頃から、『遊び人』で、有名だった訳だし…よ。
 幾ら、今のつくしには、其の当時の記憶が無いと言っても…。
 そんな噂が、英徳(学園)内で噂され始めた頃には、既に、つくしは、英徳(学園)に
 入学してた訳だし…よ。
 F4の情報位ぇ、知って居ても、可笑しかねぇだろ?
 だから…よ。
 其の事を、利用すんだよ。
 つくしは、そんな話しを、俺から聞けば、つくしのダチの事が心配で、居ても経っても居
 られなく成るだろ?
 其れに、俺に、“付き合って…。”と、また、言って来るに違いねぇ‼
 で、俺は、“しゃねぇ~な。”と、言い乍ら、つくしに、付き合って遣る。
 如何だ?
 俺の作戦は…。」と…。


だからだったのだ。
此の作戦について、司から話しを聞いた此の時の総二郎とあきらは、それぞれ、同じ事を、思って居たのだ。


“其の方法しか、仕方ねぇんだろうな。”と…。


だが、そう思い乍らも、此の時の総二郎は、更に、思うのだった。


“そんな話しを、俺から聞いた時の優紀ちゃんは、如何思うんだろうな。
 優紀ちゃんの事だから、此の作戦に、「協力し無い(ねぇ)。」と、言い出し兼ねねぇだ
 ろうな。
 牧野を騙すみてぇで、嫌がるかも知んねぇな。”と…。


其れでも、“話しを進めるしかねぇだろう。”と、思って居る此の時の総二郎にとっては、気持ちを切り替えて、司が考えた此の作戦に、乗る事にしたのだった。


だからこそ…。
最初から、其のつもりだったあきらと同時に、此の時の総二郎も、司に、返答するのだった。


「「ああ、そうし様ぜ‼」」と…。


そして、此の作戦の成功を祈って、再度、乾杯をした後(のち)、此の場を、お開きにしたF3だったのだ。



そして、其の後、道明寺邸に帰って来た司は、つくしの出迎えを受けて、其のまま、つくしと一緒に自身の自室に入り、行き成り、話しを切り出すのだった。
作戦決行する為に…。


「つくし…。
 今日、総二郎から聞いて、知ったんだが…。
 総二郎は、今、つくしのダチと、付き合ってるらしいぞ‼」と…。


そんな話しを、司から聞いた此の時のつくしの顔付きは、引き攣って居たのだ。
当然と云えば、当然だったのかも知れない。


過去の記憶の無い現在のつくしでも、総二郎が如何言う人物で在るのか?
当然、つくしは、知って居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしの顔付きは引き攣ったまま、驚愕声を張り上げるかの様に、司に、返答して居たのだ。


「えっ、ええ~⁉」と…。


其処で、慌て始めたつくしは、心の声を、口に出して居たのだ。


“駄目だよ、ダメだよ、優紀…。
 絶対、西門さんだけは、ダメだよ‼”と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、自身の恋人で、婚約者で在る つくしのそんな慌て振りを見た事で、思って居たのだ。


“つくしは、相変わらずだな。”と…。


其処で、司は、そんな状況のつくしを放って置いて、更に、言って除けるのだった。


「近々、総二郎とつくしのダチは、デートするらしいぞ‼」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、司に、確認するかの様に、訊き始めるのだった。


「其れは、何時(いつ)?」と…。


だが、此の時の司は、ニヤッとした顔付きのまま、暫くの間、何も、口にし無かったのだ。

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