tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  84.



【『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  63.』のエピローグ
 『司とあきらの会話【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編』の続き】


実は、此の時の司には、分かって居たのだ。
直ぐには、例の件に関して、試せない事も…。


何故なら…。
つくしは、12月には、桜子と共に、『卒論作成』に入るから…だったのだ。



そして、つくしと桜子は、等々、『卒論作成』に、追われる日々と成って居たのだ。
と言う事は、桜子は、道明寺邸に出入りする日々だったのだ。


下手をすれば、夜中まで、つくしと桜子は、本を調べたり、過去の書類を探したり…。
つくしと桜子の二人は、一緒に、部屋に閉じ籠る日々だったのだ。


だからだったのだ。
タマは、“桜子お嬢様が、気兼ね無く、道明寺邸にて、お泊り出来る様に…。”と、桜子専用のゲストルームを用意して居た位だったのだ。



だからだったのだろう。
つくしの恋人で、婚約者で在る筈の司でさえも、此の時ばかりは、つくしに近付けないで居たのだ。


勿論、以前に、司は、例の件で、桜子と約束して居た事も有ったのだ。


だからこそ…。
司は、文句も言わず、つくしと会えなくても、我慢して居たのだ。



だが、時には、つくしは、桜子と一緒に、外出する様に成って来たのだ。
其れは、英徳学園に出向き、英徳大学の図書館にて、調べ物をする様に成って居たという訳…だったのだ。


本来なら、つくしと桜子は、英徳大学の学生なのだ。
其れに、まだ、学生で在る つくしと桜子は、英徳大学にて、調べ物をするという事は、当然でも有ったのだ。


本来は、『卒論制作』をするとしても、英徳大学の学生で在る以上…。
12月中は、単位が取れて居なければ、講義を受ける必要性が有ったのだ。


だが、つくしと桜子は、此れ迄、真面目に、講義を受けて来た事から、単位の取得は、ほぼ、完了して居たのだ。
なので、『卒論制作』に、時間を割く事も、可能だった訳だ。


其れに、『卒論制作』をする場合…。
英徳大学に出向いた方が、都合が良い場合も有るのだ。


何故なら…。
ゼミの教授が、大学内に居る間は、『卒論制作』に関して、相談する事も可能なのだ。


だからこそ…。
つくしは、桜子と相談して、道明寺邸にて、『卒論作成』するのでは無く、“英徳大学に行った方が、効率が上がるよね。”と、成ったのだ。


なので、此の時のつくしと桜子の場合は、『通学』という名の『外出』と言っても過言じゃ無い状況だったのだ。



だが、司は、其れが嫌だったのだ。


何故なら…。
今や、総二郎とあきらは、英徳大学を卒業して居るのだ。


だからこそ…。
つくしを見張れる人間が居るとする成らば…。
其れは、SP位なモノだったのだ。


だからだったのだろう。
自然と、司は、SPに、つくしの警護を強化する様に伝え、つくしには、口酸っぱく、煩く言う様に成って居たのだ。


「調べ物をして居ても、油断するな。
 周りを、ちゃんと、見ろよ‼」と…。



其処で、つくしは、そんな心配性の司の事を、思って居たのだ。


“司は、ほんと、心配性だよね。”と…。


だからだったのだろう。
つくしは、そんな司に、言えた言葉だったのだ。


「ハイハイ。
 桜子も、傍に居るから、大丈夫だよ‼」と…。


其処で、そう返答して来たつくしに対して、司は、言って除けるのだった。


「だから…よ。
 俺は、“其の油断が、危ねぇ‼”って、言ってんだよ‼」と…。


だからだったのだ。
そんな能天気な自身の恋人で在り、婚約者で在る つくしの事を心配する司だった事は言うまでも無かったのだ。



実は、今迄の様に、司が、(道明寺)邸に帰宅すれば、つくしの出迎えが有ったり…。
そして、其のまま、司は、つくしを、自身の自室で在る 東の角部屋に連れて行き、一晩、一緒に、つくしと過ごしたり…。
そして、朝、目覚めた後は、二人一緒に、モーニングしたり…。
そして、其の後に、司が、出勤する際には、つくしの見送りが有ったり…。
そんな毎日を、司とつくしが過ごして来たのだが、此の時期に成ると、其れ等全てが、今は、無い状況だったのだ。


なので、道明寺邸にて、偶に見掛けるつくしに、司は、口酸っぱく、煩く言う様に成って居たという訳…だったのだ。



其れに、司には、其れだけでは無い想いが有ったのだ。
云わば…。
此の時の司には、気掛かりな事が有ったのだ。


其れは、司とつくしは、未だ、正式には、婚約発表をして居ないという事だったのだ。


実は、司が、NYに渡米する前に、NYへの渡米に関して、記者会見を行った(おこなった)司は、其の際に、つくしとの4年後を発表した事は、事実だったのだ。


「4年後、必ず迎えに行きます。」と…。


其の当時、英徳学園内に在る 大講堂のモニターに、其の司の記者会見が、中継された事も有り、其の当時の英徳学園中が、大騒ぎに成った事も、また、事実だったのだ。



だが、其れは、そんな日から、既に、約6年が経って居るのだ。
そして、また、英徳大学は、一般入試で入学して居る学生も多く、其の一般入試で入学して来た学生にとって、其の当時の司とつくしの事を知って居る学生は、其れ程、多くないと言えたのだ。


だからこそ…。
此れ迄の司は、つくしに、SPを就け続けて来たのだ。


だが、英徳大学の男子学生にとっては、“牧野さんと話し出来るのは、此れが最後かも知れない。”と、覚悟を決めて、つくしに、近付いて来る輩も居ないとも限らないのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、そんなつくしには、更に、口酸っぱく、煩く言う様に成って居たという訳…だったのだ。



其処で、“つくしとの正式な婚約発表を急ぎてぇ‼”と、言う思いが、此の時の司には、働いて居た事も、また、事実だったのだ。


だが、そうする為には、“やはり、つくしには、過去の記憶を取り戻させなくてはいけねぇ‼”と、言う思いが、此の時の司の中には、沸き起こって居たのだ。


だからだったのだ。
此の時の司は、或る計画を立て始めて居たのだ。


其れは、あきらが言って居た自身がNYに渡米した後のつくしが、総二郎に言って居たという言葉を、あきらから聞いたに他成らなかったのだ。



其処で、Xmasが近付いて居た或る日の事だったのだ。
偶々、此の日の司は、仕事が早目に終了した事から、道明寺邸に、急いで、帰宅するのだった。


そして、タマに、無理矢理、つくしを、自身の自室に呼び出させて、此の時の司は、或る事を、つくしに、言って除けるのだった。


「つくし…。
 “今年のXmasは、仕方ねぇ‼”と、諦めてる。
 けど…な。
 つくしの誕生日だけは、開けとけよ‼
 今年も、お前の誕生日を、俺は、一緒に、祝いてぇんだよ。
 二人だけで…な。
 だから…よ。
 此の日だけは、俺と、二人だけで、一緒に、過ごそうぜ‼」と…。


だからだったのだ。
“仕方無いなぁ~。”と、思い乍らも、此の時のつくしは、そう言って来た司の言葉に、嬉しさを感じて居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、司に、了承の意を告げるのだった。


「分かった。」と…。



そして、此の時のつくしは、其の後、部屋に戻って直ぐに、開口一番、桜子にも、此の事を、伝えて居たのだ。


そして、“仕方無いですわね。”と、思い乍らも、此の時の桜子は、つくしに、返答して居たのだ。


「分かりましたわ。
 其れに、道明寺さんも、良く、耐えて下さって居る様ですし…。
 道明寺さんにも、ご褒美を差し上げないと、此れからの1ケ月を、乗り切って頂けないか
 も知れませんわ。
 ですが…。
 先輩とのXmasは、私達 T3とご一緒して頂きますわよ。
 滋さんが煩いんですの。
 “桜子だけ、良いわね。
  つくし(先輩)と一緒に、過ごせてぇ~。”って…。
 勿論、道明寺さんには、内緒で…。」と…。


だからだったのだろう。
つくしも、了承するのだった。


「うん、分かった。」と…。



という訳で、桜子からも、了承して貰えた事で、此の年のつくしの誕生日は、司と一緒に…。
そして、此の年のつくしのXmasは、T3と、それぞれ、過ごす事に成ったという訳…だったのだ。


だからだったのだ。
此の年のT4のXmasは、司には、内緒で、『T4の日』と言う事で、T4だけで楽しんだという訳…だったのだ。


云わば…。
滋の思い通りに、コトが進んだという訳…だったのだ。



そして、此の年のつくしの誕生日は、司とつくしと一緒に、二人だけで、過ごす事に成って居たのだ。


云わば…。
此の時の司のつくしへの想いは、思い通りに、コトが進む事に成って居たという訳…だったのだ。




<此の二次小説『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  84.』の一部の文面の中に、神尾
 葉子先生の漫画『花より男子』のセリフとシーンを、勝手に、拝借して、記載致して折り
 ます。
 神尾葉子先生に於かれましては、勝手に、拝借して、記載致して折ります事をお詫び申し
 上げます。
 また、関係者各位 様に於かれましても、勝手に、拝借して、記載致して折ります事をお
 詫び申し上げます。>


<此の二次小説『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  84.』は、一部の言葉に、不快に
 感じるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>


<此の二次小説『自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>  84.』は、切りが良い為に、短め
 に、終了して折ります事を、お詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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