つくしのBirthday【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく> 番外編①
<此の二次小説『つくしのBirthday【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく> 番外編①』
は、2021.8.4中に投稿して居るので、2021.8.4投稿分の様に思われるやも知れませ
んが、実は、2021.8.5投稿分の二次小説と成ります。
了承の程、宜しくお願い致します。>
<此の二次小説『つくしのBirthday【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく> 番外編①』
の一部の文面の中に、不快に思われるやも知れない表現が入って折ります。
了承の程、宜しくお願い致します。>
つくしのBirthdayの12月28日…。
司は、あきらから聞いた話しに寄り、此の日に、例の事案(『キーポイント』に関して)を、試す事にしたのだ。
其れは、英徳高校を卒業した後の司が、NYに渡米する前に、つくしを或る所に連れて行った頃に遡るのだ。
其処は、嘗て、道明寺HDが、リゾート開発したというあのオープン前の水上コテージだったのだ。
今では、オープンしてから、約6年が経ったのだが…。
勿論、此の時の司にも、分かって居たのだ。
其処に、再び、つくしを連れて行ったからと言って、つくしの記憶が、如何成るのかは、司とて、分からないのだ。
だが、少なくとも、つくしには、其の当時の出来事が、悲しい出来事じゃ無かったという事実を知った司は、“つくしを、再び、其処に連れて行くべきだろう。”と、考えたのだ。
実は、其の後の高等部当時のつくしは、司が、NYに渡米した後も、“頑張ろう‼”と、前向きに成って居た事も、また、事実な事だったのだ。
だからだったのだ。
司は、其の話しをあきらから聞かされた事で、“『水上コテージ』での出来事は、つくしの過去の記憶の中でも、悪い印象はねぇんだろうな。”と、思えて居たという訳…だったのだ。
だからだったのだ。
司は、つくしには、何も言わず、嘗て、道明寺HDが、リゾート開発したというあのオープン前の水上コテージに、つくしを、連れて行く事にしたのだ。
此の時の司は、つくしと手を繋いで(勿論の恋人繋ぎ)、道明寺邸の屋上に向かったのだ。
其処には、既に、ヘリコプターが、待機して居たのだ。
だからだったのだ。
つくしは、嘗てと同じ様に、司に、訊き始めるのだった。
「何処、行くのよ。」と…。
其処で、司は、つくしに、さらりと、言って除けるのだった。
「俺は、“お前の誕生日の12月28日は、開けとけよ‼”と、言ったよな?
今から、或る所に行く。
だから、乗れよ‼」と…。
其処で、つくしは、驚愕するのだった。
“道明寺邸に、屋上が有った事も知らなかったけど…。
ヘリ迄、屋上に、止まってるし…。”と…。
此の時のつくしには、過去の記憶が無いのだ。
当然、道明寺邸には、屋上が有ったという事実を、此の時のつくしが知らなくても、仕方無かったのかも知れない。
だからだったのだ。
此の時のつくしは、そう言って来た司に、驚愕声を発するのだった。
「えっ、ヘリで…??」と…。
だからこそ…。
そんな風に、驚愕して居るつくしに、更に、司は、嘗て、つくしに言った様に、言って除けるのだった。
「どっか、二人だけに成れるとこに、行こうぜ‼」と…。
そして、つくしは、ヘリコプターに乗った後も、あの頃を彷彿とさせるかの如く、言い始めるのだった。
「うわっ‼
凄い、綺麗っ‼
ねぇ、見てよ‼」と…。
だからだったのだろう。
此の時の司も、あの頃を彷彿とさせるかの如く、つくしに、返答するのだった。
「ああ、見てる。」と…。
だからだったのかも知れない。
つくしは、更に、あの頃を彷彿とさせるかの如く、言い始めるのだった。
「もう、其処からじゃあ…。
見えないでしょ‼」と…。
其処で、此の時の司も、更に、あの頃を彷彿とさせるかの如く、つくしに、返答するのだった。
「お前が、見えりゃあ、其れで、良いんだよ‼」と…。
実は、此の時迄のつくしは、『卒論制作』に時間を割いて居た事に寄り、1ケ月近く、司には、触れて居なかったのだ。
だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、司の方を振り向いた事に寄り、司と、目と目が合った事で、自分自身から、司に、kissをしたのだ。
勿論、此の時のつくしが、司に仕掛けたkissとは、唇が触れ合う様な軽いkissだった事は言うまでも無かったのだが…。
だが、此の時のつくしの中では、あの頃を彷彿とさせるかの如く、頭は、クラクラして、胸の真ん中がズキズキして、つくしの五感は、司に寄って、狂わされて居たのだ。
だからだったのだろう。
此の時のつくしは、思って居たのだ。
“ほんとに、司は、クレイジーだよ‼”と…。
だからだったのかも知れない。
此の時のつくしの顔は、照れて、真っ赤だったのだ。
そして、軽いkissを、司の唇に仕掛けて居たつくしは、漸く、我に返った事で、慌てるかの様に、自身の唇を、司の唇から、離そうして居たのだ。
だからだったのだろう。
此の時の司は、そんなつくしの唇を、“離したくねぇ‼”と、思った事で、つくしの頭を、自身の手で、自身の方に押さ付けて、逃がさなかったのだ。
なので、此の時の司とつくしは、久し振りの深いkissを交わ合って居たのだ。
かなり、長い間…。
そして、ヘリコプターが到着した其処は、嘗て、司が、つくしを連れて来た道明寺HDが、リゾート開発したというあのオープン前の水上コテージだったのだ。
其処で、つくしが、此の『水上コテージ』を観た感想の言葉は、あの頃を彷彿とさせるかの如く、同じ、言葉だったのだ。
「楽園みたい…。
凄っ…‼」と…。
そして、此の時の司は、あの頃の事を、つくしに、話しし始めるのだった。
「実は、高等部を卒業した俺が、NYに渡米する前に、つくしを、此処に連れて来た事が有
んだ。
其の時に、お前が言った感想は、今日、お前が言った感想と、全て、全く、同じだ‼
お前って、感動の仕方が、幾つに成っても、全く、変わんねぇんだな。
否…。
お前の中に、過去の記憶が有ろうと無かろうと…。
お前の頭の中は、同じって訳だな。」と…。
だからだったのだ。
此の時のつくしの口は、頬を膨らますかの様に、膨れて居たのだ。
其処で、そんなつくしを放って置くかの様に、此の時の司は、或る部屋に、つくしを連れて入ったのだ。
実は、其の或る部屋とは、嘗て、高等部当時の司が、つくしを連れて入ったあの『水上コテージ』だったのだ。
其処で、司は、つくしの様子を、注意深く、観察して居たのだ。
何故なら…。
つくしの記憶が戻るかも知れないから…だったのだ。
だが、此の時迄のつくしは、まだ、記憶が戻って居る様子は無かったのだ。
だからだったのだろう。
此の時の司は、つくしのそんな様子を見て居た事で、思って居たのだった。
“やっぱ、此処も、つくしの記憶を戻す為の『キーポイント』じゃねぇって事か?
一体、つくしの記憶を戻す為の『キーポイント』は、何なのだろうな。”と…。
実は、此の時の司は、そんな風に、思って居た事で、密かに、がっかりして居たのだ。
そして、ディナーを食した後の司とつくしは、部屋で、寛いで居たのだ。
実は、1ケ月近く、碌に、会話を交わして居なかった此の時の司とつくしは、お互いの此の1ケ月の間の出来事を話しして居たのだ。
つくしは、『卒論制作』の事を、司に、話しして居たのだ。
其処で、何時の間にか、段々、つくしが話しをするだけで、司は、聞き役に徹して居たのだ。
実は、其れには、此の時の司自身、魂胆が有っての事だったのだ。
だからこそ…。
此の時の司は、つくしに、喋らせるだけ、喋らせて、満足させるつもりだったのだ。
実は、此の時のつくしには、そんな司の魂胆は、一切、気が付いて居なかったのだ。
だからだったのだ。
お喋りに夢中のつくしが、其処に居た事は、事実だったのだ。
そして、頃合いを見計らった司は、つくしが、一瞬、黙ったと同時に、つくしの唇を塞ぎ始めたのだ。
何故、つくしが、一瞬、黙ったのかというと…。
つくしが、司の顔を観た時に、其れ迄の司は、優しそうな顔付きで、つくしの話しに、相槌を打ち乍ら、つくしの話しを聞いてくれて居たのだが…。
急に、司の顔が、大人の顔付きに変わったのだ。
今のつくしには、そんな顔付きの司とて、怖がる事は無いのだ。
何故なら…。
そんな大人な男の顔付きの司を、今のつくしは、知って居るから…だったのだ。
だからこそ…。
今のつくしは、そんな大人な男の顔付きの司を、怖がる事は無かったのだ。
そして、其の後の司とつくしは、そんな大人な時間を過ごして居たのだった。
其の時だったのだ。
つくしの頭の中に、或る光景が浮かんだのだ。
其れは、高等部当時のつくしが、此の『水上コテージ』で、司と過ごして居た時の出来事だったのだ。
所謂、つくしの其の過去の出来事が、つくしの頭の中で、スパークしたのだ。
言う成れば…。
火花が飛んだかの様に、つくしの高等部当時の記憶(此の『水上コテージ』での記憶も含めて)が、映像の様に、つくしの頭の中で、浮かんでは消え、浮かんでは消え始めたのだ。
そして、司との大人な時間を過ごして居た此の時のつくし自身、自分自身の中で、一体、何が起こったのか?
全く、分からない程…だったのだ。
だが、“此の頭の中の映像自体が、自分自身の過去の記憶かも知れない。”と、感じた此の時のつくしは、嬉しさの余り、急に、自身の目から、涙が溢れ始めたのだ。
そんなつくしの異変に気が付いた此の時の司は、自身の行動を止めて、そんな状況のつくしに、声を掛けるのだった。
「つくし…。
如何した?
何が有った?」と…。
だからだったのだ。
つくしは、涙を流し乍ら、司に話しし始めるのだった。
「もしかしたら、私自身の高等部当時の記憶が、戻ったかも知れない。」と…。
だからだったのだ。
此の時の司は、“もしかしたら…。”とは、思って居たのだが、本当に、そう成るとは思って居なかっただけに、つくしからの告白には、驚愕だったのだ。
だからだったのだろう。
此の時の司が、つくしに言えた言葉は、こういう返答しか無かったのだ。
「マジか?」と…。
なので、つくしは、司からの驚愕の言葉に、返答する様に、答えるのだった。
「全てでは無いのかも知れないけど…。
頭に、映像が出て来たから…。
多分、記憶が戻って来て居るんだと思う。」と…。
そんな風に、話しを聞かされた此の時の司は、嬉しさの余り、つくしに、言って除けるのだった。
「続けても良いか?」と…。
だからだったのかも知れない。
つくしは、言葉には出さなかったのだが、司に、頷いて魅せたのだ。
だからだったのだ。
また、司とつくしの大人な時間は、再開したのだった。
だが、此の時の司の中では、思って居たのだ。
“つくしに記憶が有るのと、無いのとでは、俺の気持ちの持って行き場が、全然、違ぇんだ
な。”と…。
そうなのだ。
つくしの記憶が戻り掛けた事で、司とつくしのお互いへの想いも、違って居たのだ。
そして、つくしの記憶が戻り掛けた事で、漸く、此の時の司とつくしは、本当の意味での恋人同士と成り、婚約者同士と成ったのだった。
<此の二次小説『つくしのBirthday【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく> 番外編①』
の一部のセリフの中に、神尾葉子先生の漫画『花より男子』のセリフを、勝手に、拝借し
て、記載致して折ります。
神尾葉子先生に於かれましては、勝手に、拝借して、記載致して折ります事を、お詫び申
し上げます。
また、関係者各位 様に於かれましても、勝手に、拝借して、記載致して折ります事を、
重ねて、お詫び申し上げます。>