つくしのBirthday【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく> 番外編②
<此の二次小説『つくしのBirthday【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく> 番外編②』
は、一部の文面の中に、不快に思われるやも知れない表現が入って折ります。
了承の程、宜しくお願い致します。>
【『つくしのBirthday【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく> 番外編①』のエピロー
グ<つくしの想い>】
此の時のつくしは、高等部当時の司とのあの(道明寺HDが、リゾート開発したというオープン前の)『水上コテージ』での出来事が、自身の頭の中で、スパークしたのだ。
そして、其の後のつくしの頭の中では、高等部当時の司との思い出が、次から次へと、映像と成って、浮かんでは消え、浮かんでは消え始めて居たのだ。
其の自身の頭の中の映像が、(自身の頭の中に)現れ始めた時のつくしは、一瞬、自分自身の頭の中で、一体、何が起こって居るのか?
全く、分からない程…だったのだ。
だが、此の時のつくしの頭の中で、浮かんでは消え、浮かんでは消え始めて居た自身の記憶が、全てでは無いにしても、自身の中に戻って来た事に、此の時のつくしは、嬉しかったのだ。
だからこそ…。
此の時のつくしは、自身の目から、涙が溢れ始めて居たのだ。
だが、実は、此の時のつくしには、他にも、涙が溢れ始めて居た理由が有ったのだ。
其れは、つくしには、後悔して居た事が有ったから…だったのだ。
高等部当時のつくしが、朝起きた時には、既に、司は、NYに飛んだ後だったのだ。
そして、其の後のつくしは、一人、桟橋に立って居たのだ。
確かに、其の時のつくしは、思って居たのだ。
“悲しく無いと言ったら…嘘。
でも、大丈夫。
私の足は、ちゃんと、未来に向かってる。”と…。
そうなのだ。
高等部当時のつくしは、確かに、“道明寺が、私の傍に居なくても、一人で、頑張れる‼”と、確信して居たのだ。
だが、其の後のつくし…。
所謂、つくしが、(倒れる前の)大学生だった頃…。
ふと、つくしは、思う様に成って居たのだ。
“何故、(高等部当時の)私は、あの(道明寺HDが、リゾート開発したというオープン前
の)『水上コテージ』で、幾ら、緊張して居たとは言え…。
プールの中に、「ドボン」と、落ちちゃったんだろう⁉
其のせいで、私は、風邪を引いてしまった。
其のせいで、熱迄、出してしまった。
あの当時の道明寺は、言って居たよね。
「お前、狙って居るとしか思えねぇ~っ。
何だ、此のタイミング…。
ふざけんなっ‼」って…。
そう何だよね。
誰が、如何考えても、「此のタイミング…。」…何だよ。
私だって、そう思って居たんだもん。
『こんなチャンス、二度と来ない。』って…。
其れでも、(あの当時の)道明寺は、優しかったよね。
そんな私だったのに…。
道明寺は、そんな私を、許してくれた。
抱き締めたまま、眠るだけで、居てくれた。
なのに…。
あの当時の私は、やっぱり、涙を流しちゃった。
如何して、私は、あのタイミングで、熱を出しちゃったんだろう⁉”と…。
云わば…。
(倒れる前の)大学生当時のつくしは、そんな自分自身の事を、後悔して居たのだ。
何故なら…。
此の時点でのつくしは、既に、司が居ない状況を、寂しく思い始めて居たから…だったのだ。
だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、高等部当時と同じ道明寺HDが、リゾート開発したというあのオープン前の『水上コテージ』で、司と大人な時間を過ごせて居た事が、嬉しかったのだろう。
だからだったのだろう。
つくしの目には、自然と、涙が溢れて居たのかも知れない。
例え、司とつくしの『初めて』が、『司のBirthday』だったとしても…。
だからだったのだろう。
司とつくしが、大人な時間を過ごして居た時に、司が、つくしの異変に気が付き、司から、つくしに、声を掛けた事で、つくしは、司に、全てでは無いにしても、記憶が戻って来て居る事を、正直に、告げたのだ。
其の後、司から、「続けても良いか?」と、声を掛けられた事で、頷いた時のつくしは、思って居たのだ。
“漸く、此の(道明寺HDが、リゾート開発したというオープン前と同じ)『水上コテージ』
で、司と、一つに成れた。
私の心の重りが、漸く、取れたみたいだ‼”と…。
だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、例え、高等部当時の記憶を失くして居たとしても、『水上コテージ』での出来事が、つくし自身の心の奥底には、大きな塊と成って、心の重りと成って居たのだろう。
だが、漸く、其の心の重りが、取れたのだ。
云わば…。
此の時のつくしにとって、漸く、心のつっかえが取れたという訳…だったのだ。
だからだったのかも知れない。
高等部当時のつくしの記憶の中で残って居るシーンは…。
あの司にとっては、汚点でしか無いシーンだったのだ。
そうなのだ。
高等部当時のつくしの記憶の中で残って居るシーンは、其の当時の司が、自身の手下だった生徒を使って、つくしを襲わそうとして居たシーンだったのだ。
其れも、類が、つくしを助けた事で、回避出来て居たのだが…。
つくしにとっても、“あの時に、花沢類が助けてくれて居なかったら…。”と、思えば、思う程…。
そんなとんでもない出来事を、自身の手下だった生徒に指示を出して居た其の当時の司の事を、本来で在る成らば、許せる筈等無い筈なのだが…。
だが、そんな司の事を、其の後のつくしは、好きに成ったのだ。
だからこそ…。
あの(道明寺HDが、リゾート開発したというオープン前の)『水上コテージ』の頃の事を、後悔して居たのだ。
また、大学生に成って居たつくしは、高等部当時の自分自身が、あの(道明寺HDが、リゾート開発したというオープン前の)『水上コテージ』で、司と大人な関係に成る事が出来なかった事を、後悔して居たのだ。
だからこそ…。
つくしは、其の事を強く思うが余り…。
類が助けてくれたシーン以降を、忘れてしまったのかも知れない。
其れが証拠に、司が、NYから帰国して帰って来てからのあの『土星のネックレス』のシーンの時に、つくしの頭の中では、ほんの少しだけ、つくしの記憶が戻り掛けて居たのだ。
そして、『司のBirthday』の時に、司への『Birthday present』として、つくし手作りの『司の顔型クッキー』だけじゃ無く…。
司に了承する形で、司への『Birthday present』として、つくしは、『つくし自身』を、司に捧げたのだ。
云わば…。
つくしの『初めて』を、司に捧げたという事に成るのだ。
実は、記憶が有った大学生当時のつくしも、記憶を失くしてしまって居る今のつくし自身も、“自身の『初めて』は、司(道明寺)が良い。”と、思って居たのだ。
だからこそ…。
まだ、記憶が戻って居ないつくしは、自身の『初めて』を、司に捧げる事が出来て居たのだろう。
だからだったのかも知れない。
やはり、つくしの記憶を取り戻す為の『キーポイント』は、其処だったのだ。
云わば…。
記憶が有った大学生当時のつくしが、ずーっと、後悔して居た事だったのだから…。
<此の二次小説『つくしのBirthday【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく> 番外編②』
は、一部の文面の中に、神尾葉子先生の漫画『花より男子』のセリフを、勝手に、拝借し
て、記載致して折ります。
神尾葉子先生に於かれましては、勝手に、拝借して、記載致して折ります事を、お詫び申
し上げます。
また、関係者各位 様に於かれましても、勝手に、拝借して、記載致して折ります事を、
重ねて、お詫び申し上げます。>
<此の二次小説『つくしのBirthday【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく> 番外編②』
は、切りが良い為に、かなり、短めに成って折ります。
了承の程、宜しくお願い致します。>