tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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つくしのBirthday【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編⑤



翌朝(12月31日の大晦日の朝)と成り、つくしが、司を見送った後…。
つくしの携帯に、つくしの母親で在る 牧野千恵子から連絡が入って来たのだ。


実は、つくしの携帯に入って来たつくしの母親で在る 牧野千恵子のTELは、進から教えて貰ったというビデオ通話からだったのだ。


なので、此の時のつくしは、其の事が、驚愕で、自身の携帯画面を、二度見してしまった程…だったのだ。


「つくし…。
 今年のつくしのお誕生日は、司さんと一緒に、旅行に行って来たんだって…ね。」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、何故、自身の母親で在る 牧野千恵子が、其の事を知って居るのか?
実は、驚愕して居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、思って居たのだ。


“ママは、如何して、其の事を知ってんだろう?
 私からは、話しして居なかったと思うんだけど…。”と…。


なので、つくしは、自身の母親で在る 牧野千恵子に、訊く事にしたのだった。


「如何して、ママが、其の事を知ってるの?」と…。


だからだったのだ。
つくしからの其の問いに関して、此の時のつくしの母親で在る 牧野千恵子は、さらりと、自身の娘で在る つくしに、返答するのだった。


「えっ??
 司さんから聞いたからよ。
 “今年のつくし(さん)のBirthdayは、つくし(さん)へのプレゼントとして、
  旅行に行って来ます。
  ご心配為さらないで下さい。”って、出発前に、聞いて居たんだけど…。
 実は、結局、行って無かったとか…?」と…。


其処で、此の時のつくしは、自身の心の中では有ったのだが、司への抗議のつもりで、思って居たのだ。


“如何して、司は、ママに喋っちゃうのよ!
 一番、喋っちゃあいけない人に、喋ってるじゃん‼”と…。


だが、此の時のつくしの母親で在る 牧野千恵子からの話しを聞いて、此の時のつくしの心の中では、司への抗議の気持ちから、暖かいモノへと、つくしの気持ちは、変わって居たのだ。


「つくし…良かったわね。
 司さんから、昨日、聞いたわよ。
 “つくし(さん)の記憶が、元に戻った(戻りました)。”って…。
 ママは、“つくしの記憶は、もう、元に戻る事は無いかも…。”って、思って居たから、其
 の話しを、司さんから聞いて、ちょっと、感動しちゃった。
 つくし…本当に、良かったわね。
 此れで、司さんとつくしは、本当の恋人同士に成れたのね。
 司さんから、TELを受けた時…ね。
 司さん…。
 泣いてたみたいなの。
 余程、嬉しかったんでしょうね。
 ママも、とっても、嬉しいわ。
 パパも、進も…ね。
 “良かった。”って、喜んで居たわよ。」と…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしの目からは、涙が、止め処無く、流れて来て、此の時のつくしは、声に成らない様な声を発して居たのだった。


「有難う!」と…。


実は、此の時のつくしは、自身の母親で在る 牧野千恵子に、此のお礼の言葉を言うだけで、精一杯だったのだ。


だからこそ…。
司への抗議の気持ちから、暖かいモノへと、つくしの気持ちは、変わって居たのだ。


そして、其の後、「来年も、宜しくね!」と、挨拶を交わし合って、つくしの母親で在る 牧野千恵子とつくしは、お互いのビデオ通話を切ったのだった。



そして、暫くすると…。
今度は、桜子から、つくしの携帯に、ビデオ通話が掛かって来たのだ。


「先輩…。
 道明寺さんとの旅行は、如何でした?
 楽しかったですか?
 って、いう寄り…。
 先輩…。
 お誕生日おめでとうございます!」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、シラーっと、桜子を観乍ら、訊き始めるのだった。


「有難う!
 でも…さ。
 如何して、旅行の件を、桜子が、知ってるのよ?」と…。


だからだったのだ。
此の時の桜子は、つくしに負けじと、さらりと、言って除けるのだった。


「ああ、其の事ですね。
 私は、美作さんから聞きましたけど…。
 美作さんは、道明寺さんから、聞いたみたいですよ。
 其れと、序でに言えば…。
 先輩の記憶は、元に戻ったんですよね?
 昨日、道明寺さんから、美作さんに、連絡が来たそうですよ。
 道明寺さんは、余っ程、嬉しかったのか?
 満面の笑みだったそうですよ。
 ビデオ通話が入った時間は、真夜中だったみたいですけど…ね。」と…。


其処で、尚も、つくしは、桜子に、訊き始めるのだった。


「ねぇ~、桜子に聞いて置きたいんだけど…。
 桜子は、私の過去の記憶の事を知って居て、其れでも、私の在籍学部を細工した?
 もしかして、司に、頼まれたとか…。
 違う?
 そうだよね⁉」と…。


実は、此の時の桜子は、既に、観念して居たのだ。
其の事に関して、桜子自身が、つくしに話しする事を拒めば、自分自身が納得する迄、追及して来る事は、目に見えて居るのだ。


だからこそ…。
此の時の桜子は、観念したかの様に、話しし始めるのだった。


「細工を提案して来たのは、道明寺さんでは在りません。
 此の提案を、或る方から提示された時は、道明寺さん自身、ご存知無かったかと思います
 よ。」と…。


其処で、此の時のつくしの頭の中では、『??』で、溢れて居たのだ。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、『??』の頭のまま、不思議そうな顔付きで、桜子に訊くのだった。


「じゃあ、誰よ⁉」と…。


其処で、また、此の時の桜子は、つくしに負けじと、シラーっとした顔付きのままで、つくしに話しし始めるのだった。


「道明寺さんのお母様です。
 云わば…。
 道明寺HD 社長です。」と…。


だからだったのかも知れない。
驚愕顔のつくしが、其処に居たのだった。


だからだったのだ。
其処で、つくしは、驚愕顔のまま、驚愕声を、発するのだった。


「えっ??」と…。


其処で、此の時の桜子は、そんな驚愕顔のつくしに、クスクスと、笑って居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、そんな桜子を見て、怒り始めたのだ。


「何で、桜子は、笑ってんのよ‼」と…。


だからだったのだろう。
此の時の桜子は、そんなつくしに、言って除けるのだった。


「だって…。
 先輩の其の素っ頓狂な顔付きと声…。
 驚愕し過ぎでしょ‼」と…。
「………」


なので、此の時のつくしは、そう言って来た桜子に、何も言い返せない状況だったのだ。


だからだったのだろう。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓とつくしとの過去の出来事を知らない此の時の桜子は、話しを続けるかの様に、つくしに、話しし始めるのだった。


「先輩の記憶が戻られたのなら…。
 今の道明寺さんのお母様の事は、信じられないかも知れません。
 ですが…。
 道明寺さんのお母様が、高等部当時の先輩に為さった事…。
 今では、とても、後悔為さってお出での様に、私には感じました。
 実は、優紀さんのお父様の急な昇進にも、道明寺さんのお母様が関わってお出でだった様
 で…。
 優紀さんにも、過去の事を、謝ってお出ででした。
 だからこそ…。
 道明寺さんのお母様の事を、信じても宜しいのでは無いかと、私は、思います。
 其れと、先輩…。
 道明寺さんのお母様の事を、そろそろ、許して差し上げたら如何でしょうか?」と…。


だからだったのかも知れない。
今し方、桜子が言って来た優紀について、此の時のつくしは、信じられない気持ちで、一杯だったのだ。


何故なら…。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓という人物は、プライドが高く、自己主張が強く、自分自身の行動は、絶対的で、間違いが無いと認識して居る様な所が有ったから…だったのだ。


なのに、其の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、優紀に謝ったと言う事は、過去の自分自身の行いを認めたと、言う事に成るのだ。


だからだったのだろう。
そんな話しを、桜子から聞いた此の時のつくしは、信じられない気持ちで、一杯に成って居たのだ。



だが、此の時のつくしは、既に、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓という人物の事を、許して居たのだ。
つくしが、『一年の猶予』を、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から貰った時に…。
という寄りも、(司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の)司の母親としての司への想いを知った時に…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、桜子に、言えた言葉だったのだ。


「そうだね。」と…。


そして、其の後、つくしと桜子は、「来年も、宜しくね(宜しくお願いします)!」と、挨拶を交わし合って、お互いのビデオ通話を切ったのだった。



そして、其の後のつくしは、思って居たのだ。


“一度、お義母様と、お会いして、お話しする必要が有りそうだね。”と…。


そして、其の後、「正月三が日中に、奥様が、日本に帰国為さるそうだよ。」と、タマから、其の話しを聞いた此の時のつくしは、“此のチャンスを、利用しない手は無い。”と、密かに、思って居たのだった。



fin

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