キーポイント【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく> 番外編
<此の二次小説『キーポイント【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく> 番外編』は、
2021.8.9中に投稿して居りますので、2021.8.9投稿分の様に思われるやも知れませ
んが、実は、2021.8.10投稿分と成って折ります。
此方サイドの都合に寄り、2021.8.9中に投稿して居ります事について、了承の程、宜
しくお願い致します。>
<此の二次小説『キーポイント【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく> 番外編』は、一
部の文面の中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
了承の程、宜しくお願い致します。>
【『つくしのBirthday【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく> 番外編⑤』のエピロー
グ<つくしと桜子の会話より>】
司は、つくしと一緒に、道明寺邸に帰宅後…。
今や、司とつくしの自室と成って居る 東の角部屋で、二人一緒に過ごした後(のち)…。
此の時の司は、つくしが寝静まった事を確認してから、あきらの携帯のビデオ通話に、TELを掛けて居たのだった。
勿論、此の時点に於いてのあきらは、すっかり、寝静まって居たのだが…。
何故なら…。
“真夜中だったのだから…。”と、言う事が、此の時のあきらにとって、最大な理由だったのだ。
だが、真夜中では有ったのだが…。
ビデオ通話を掛けて来た此の時の司の顔を観たあきらは、怒る気持ちも、実は、失せて居たのだった。
何故なら…。
あきらの携帯の画面に写って居る司の顔は、満面の笑みだったのだから…。
其処で、あきらは、まだ、覚醒し切れて居ない頭で、何故か、ピンっと、来たのだった。
“此の司の満面の笑みは、今回、旅行に行った事で、司と牧野との間に、何か、良い事で
も、有ったのだろうな。”と…。
だからだったのだろう。
此の時のあきらは、そんな司に、訊き始めるのだった。
今の時間帯が、真夜中で在ると言う事を、司には伏せ乍ら…。
「司…。
こんな時間に何だよ⁉
何か、良い事でも、有ったのか?」と…。
そうなのだ。
此の時のあきらは、司とつくしとの間には、何か、良い事が有った事は、分かり切って居乍らも、司に訊いて居たのだった。
其処で、司は、満面の笑みのまま、あきらに、お礼の言葉を告げて居たのだった。
「ああ、そう何だ。
良い事が有ったんだよ!
だから…よ。
あきらに、礼を言いたくて…よ。
あきら、サンキュな!」と…。
「………」
なので、此の時のあきらの頭の中では、『??』が、渦を巻いて居たのだ。
だからだったのだろう。
此の時のあきらの顔付きは、驚愕顔に成って居たのだ。
何故なら…。
此の時のあきらは、“何故、こんな真夜中に、自分は、司から、礼を言われてんだ⁉”と、思って居たから…だったのだ。
だからだったのだろう。
此の時のあきらからは、直ぐに、言葉が出て来ない程…だったのだ。
其処で、あきらが、“何故…?”と、思って居た事の意味が、漸く、分かったのだった。
其れは、此の後、司が、言って来た言葉で、此の時のあきらにも、其の意味が、理解出来て居たという訳…だったのだ。
「実は…な。
つくしの記憶が、戻ったんだよ‼
あきらが、あの時、俺に言ってくれただろ?
俺が、NYに飛んだ後に、つくしが、総二郎に言ってたという話しの事を…。
だから…よ。
俺がNYに飛ぶ前に、つくしを連れて行った『水上コテージ』に、俺は、また、つくしの
誕生日から翌日迄、(つくしを)連れて行って来たんだわ。
で、あきらの言う通り、ビンゴだったんだわ。
其処で、つくしの記憶が、戻った。
云わば…。
あの『水上コテージ』が、『キーポイント』だったという訳だ。
あの『水上コテージ』に、つくしを連れて行ったのも、あきらが、俺に、教えてくれたか
らだよな。
あきらが、俺に、其の事を、言ってくれて無かったら…。
俺は、きっと、つくしを、あの『水上コテージ』に、連れて行って無かったと思う。
だから…よ。
あきら、サンキュな!」と…。
だからだったのだ。
まだ、完全に、覚醒されて居なかった自身の頭でも、此の時のあきらは、思って居たのだ。
“そう言う事か?”と…。
だが、此の時のあきらは、満面の笑みで、自身を見て来る司に、“何か、言わねぇといけねぇよなぁ~。”と、思い、声を掛けるのだった。
「そうか?
良かったな、司…!」と…。
そして、其の後の司とあきらは、軽く、話しをした後…。
真夜中と言う事も有り、其の後直ぐ、お互いのビデオ通話を切ったのだった。
だが、此の時のあきらは、覚醒し始めた自身の頭を作動させるかの如く、司から言って来た言葉を思い出して居たのだ。
そして、此の時のあきらは、確信したのだった。
実は、其れは、此の時のあきらが、思い出した事だったのだ。
“あの当時(司が、NYに飛ぶ前のF4が、まだ、高等部当時)に、道明寺HDが開発して居た
『水上コテージ』と、言えば…。
あのリゾート開発中だった『水上コテージ』の事だろうな。
あの頃の司は、あのリゾート開発中だった『水上コテージ』に、牧野を、連れて行ったと
いう訳か?”と…。
其処で、其の後のあきらは、一度、覚醒してしまって居た事も有り、其の後、中々、寝付けなかったのだ。
だが、此の時のあきらは、翌日に成って、総二郎にも、司から聞いた話しを、伝えるのだった。
そして、此の時のあきらは、翌日に成り、総二郎にも、そんな司の話しを伝え乍らも、改めて、思って居た事が有ったのだ。
“そうか?
牧野が、過去の記憶を思い出す為の『キーポイント』は、あの道明寺HDが、リゾー
ト開発中だった『水上コテージ』だったという訳か?”と…。
そして、其の後のあきらは、桜子にも連絡を入れて、司から聞いたそんな話しを、伝えて居たという訳…だったのだ。
実は、此の当時(NYから日本に帰国して帰って来た当時)の司にとって、つくしが、自身の過去の記憶を取り戻す為の『キーポイント』は、何なのか?
ずーっと、司は、探して居たのだ。
其れが、司が、予期して居なかったまさかのあの『水上コテージ』だったのだ。
実は、此の当時(NYから日本に帰国して帰って来た当時)の司にとって、あの『水上コテージ』は、全くのノーマークの場所だったのだ。
だが、つくし自身は、そうでは無かったのだ。
つくし自身が、もし、過去に遣り残した事で、今、遣り直せるというので有れば…。
つくしは、きっと、言って居た事だろう。
其れは、“あの『水上コテージ』だ。”と…。
何故なら…。
あの時のつくしは、思って居たのだ。
司に、抱き締められ乍ら…。
“泣かない。”と…。
そうなのだ。
司との其の後のコトを予期し乍ら、此の時のつくしは、実は、そう思って居たのだ。
そして、此の時のつくしは、更に、確信して居たのだ。
一線を越えた後の司とつくしの其の後のコトを…。
“司と私は、幾度の別れを繰り返して…。
私達 二人を結ぶ糸は、どんどん太く成る。”と…。
だが、此の時のつくしは、プールに落ちて、ずぶ濡れに成ってしまった事で、くしゃみが出て、熱を出してしまったのだ。
だからだったのだ。
高等部当時の其の後の司とつくしは、一線を越える事が出来なかったのだ。
そして、現在の司とつくしは、既に、一線を越えて居たのだが…。
其れでも、まだ、司とつくしの二人が、高等部当時だった頃…。
此の場所(道明寺HDが、リゾート開発したというあのオープン前の『水上コテージ』)での出来事が、つくしの脳裏に焼き付いて離れて居なかったのかも知れない。
否…。
記憶を失くして居た現在のつくしでも、つくしの脳裏では、ずーっと、後悔して居たのだろう。
そして、此の時の司とつくしが、高等部当時と同じ道明寺HDが、リゾート開発したというあのオープン前の『水上コテージ』にて、一緒に、過ごした事で、漸く、つくしの後悔は、『成就』へと変わったのだ。
だからだったのかも知れないのだ。
此の場所(高等部当時と同じ道明寺HDが、リゾート開発したというあのオープン前の『水上コテージ』)だったからこそ…。
此の時のつくしは、自身の過去の記憶を取り戻したのだろう。
そして、此れからの司とつくしは、高等部当時と同じ様に、やはり、此処から始まるのだろう。
そして、高等部当時のつくしが、思って居た通り…。
漸く、此処から始まる此れからの司とつくしの二人を結ぶ糸は、どんどん太く成るのだろう。
fin
<此の二次小説『キーポイント【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく> 番外編』は、神
尾葉子先生の漫画『花より男子』のセリフを、勝手に、拝借して、記載致して折ります。
神尾葉子先生に於かれましては、勝手に、拝借して、記載致して折ります事を、お詫び申
し上げます。
また、関係者各位 様に於かれましても、勝手に、拝借して、記載致して折ります事を、
重ねて、お詫び申し上げます。>
<此の二次小説『キーポイント【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく> 番外編』は、切
りが良い為に、短めで、終了して折ります。
了承の程、宜しくお願い致します。>