tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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司のBirthday そして、記者会見【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編



1月29日と成り、司の下に、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から、リモートにて、連絡が入って来たのだ。


「司…。
 つくしさんの卒論が、昨日、教授に受理されたそうよ。
 其処で、何だけど…。
 1月31日の貴方のお誕生日の当日の夜…。
 貴方の『Birthday party』を開催する予定よ。
 既に、手配は、完了済みよ。
 其れと、貴方のパートナーは、つくしさんにして貰いなさい。
 其の事の全てを、貴方からつくしさんに、伝えて頂戴‼」と…。


其処で、此の時の司は、驚愕だったのだ。


実の事を言うと…。
此の時の司の中では、其の驚愕の意味は、二つ有ったのだ。


一つ目は、そんな話しを、此の時の司自身、自身の秘書で在る 西田から聞いて居なかったのだ。


しかも、其の事を、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から聞いた事に成るのだ。


其れに、自身の『Birthday party』にも関わらず、自身の了承も訊かずに、そんなスケジュールを、勝手に立てて居た自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓には、驚愕しか無かったのだ。



そして、二つ目の驚愕だった事は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からのそんな話し振りを聞いて居ると、此の『Birthday party』の開催に際して、自身の母親は、つくしの意見も聞いて居ない様子だったからなのだ。


だからだったのだ。
此の時の司自身、此の事に関して、驚愕し無い筈等無かったのだ。



其れと、また、気掛かりな事が、此の時の司には有ったのだ。


其れは、つくしが、初めて、『Birthday party』という物に出席したのは、司が、無理矢理、つくしを出席させたあの高等部当時の司の『Birthday party』だったのだ。


しかも、其れ以後のつくしが出席した『party』という物自体…。
つくしにとって、良い印象の『party』は無い筈なのだ。



勿論、今と過去とでは状況が違うと言えば、其れ迄なのだが…。
其れでも、此の時のつくしの中では、『party』の出席自体…。
“良い印象がねぇだろう。”と、此の時の司には、思えて居たのだ。


だからこそ…。
此の時の司には、更に、思えて居たという訳…だったのだ。


“『party』の出席自体…。
 今のつくしには、まだ、早ぇだろ?”と…。


なので、此の時の司は、つくしの事を想い、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に言えた言葉だったのだ。


「『party』の出席自体…。
 まだ、つくしには、早ぇだろ?
 つくしの中では、きっと、『party』の出席に関して、良い印象はねぇと思うぞ‼
 初めて、つくしが出席した俺の『Birthday party』の時にも、色々有ったからな。
 しかも、其の後、つくしが出席したどの『party』にも、つくし自身、良い印象はねぇ筈
 だ‼」と…。


そんな話しを自身の息子で在る 司から聞かされた此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、思い出して居たのだ。
其の当時の事を…。


だが、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、そんな話しをして来る自身の息子で在る 司に、言えた言葉だったのだ。


「私(わたくし)は、今後、司が、『party』に出席する際は、司のパートナーとして、出席
 する様に、事前に、つくしさんには、伝えて有るわ。
 だから…。
 つくしさんには、そんな過去の事は、気にせずに、伝えて頂戴‼
 もし、貴方が、つくしさんに良い難い様だったら…。
 私(わたくし)の名前を出しなさい。」と…。


なので、司は、了承する形で、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に言えた言葉だったのだ。


「ああ、分かった。
 言って視るが、つくしからは、良い返事を貰えなくても、俺は、知らねぇぞ‼」と…。


其処で、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、そんな弱気な言葉を言って来る自身の息子で在る 司に対して、言えた言葉だったのだ。


「本当に、情けないわね。
 『party』に出席する際に、ご自分の婚約者に対して、(ご自分の)パートナーとして出席
 する旨を、伝えられないだ何て…。
 情けな過ぎて、言葉も出て来ないわ。
 貴方にとって、つくしさんは、ご自分の婚約者…何ですから、ご自分で、何とか為さい
 よ。」と、励ますかの様に…。


だからだったのだ。
其れでも、まだ、気弱そうに、「ああ。」とだけ、生返事して来る自身の息子に対して、呆れるやら、情けないやらで、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からは、本当に、何も、言葉も出て来ない程だったのだ。



だが、そんな事を、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から言われてしまった其の後の司は、“しゃ~ねぇな‼”と、思い乍ら、道明寺邸に帰宅後、つくしに、言って視るのだった。


其処で、つくしは、そんな話しを、司から聞いた事で、司が、呆気に取られる位、あっけらかんと、返答して来るのだった。


「あぁ~、そんな話し、お義母様から聞いた様なぁ~⁉
 うん、分かった。
 でも、ドレスは、如何したら、良いの?」と…。


実は、つくしは、自身の姑と成る 道明寺楓と、1月3日に、久し振りに、会った際…。
此の件に関して、何気に、言われて居たのだ。
なので、此の時のつくしにとっても、司からそんな話しを聞いても、何ら、不思議な話しでは無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、あっけらかんと、司に、返答して居たという訳…だったのだ。



そんな話しに成って居るとは思っても視なかった当の司は、再度、つくしに、訊き始めるのだった。
信じられない気持ちのままに…。


「ほんとに、良いんだな?
 “嫌だ‼”とは、もう、言えねぇから…な。」と、半分、脅しかの様に…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、更に、きょっとんとした顔付きのまま、司に、訊く様に、言って除けるのだった。


「えっ??
 だって、司のお誕生日…何でしょ?
 だったら…。
 司のBirthday partyには、司のパートナーとして、私は、出席するつもりだったんだ
 けど…。
 ダメなの?」と…。


なので、此の時の司は、慌てるかの様に、つくしに、返答するのだった。


「否、ダメじゃねぇ‼
 滅茶苦茶、嬉しいわ。
 宜しく頼むな、つくし…。」と…。


だからだったのだ。
司のBirthday当日の1月31日…。
つくしは、司のパートナーとして、司のBirthday partyに出席したのだった。
勿論、『party』当時に、つくしが着用するドレスは、司が用意した物を、つくしが着用した事は言うまでも無かったのだ。


実は、つくしの好きな色が、『青色』だと言う事を知って居た司だったのだが…。
自身の好きな色で在る 『赤色』のドレスを、此の時の司は、つくしに着用させたのだ。
そして、司は、黒のタキシードを着用して居たのだ。


実は、此の日の司とつくしが着用したタキシードとドレスは、まるで、結婚式を思わせるかの如く、セレブ界の新郎新婦が着用する様なタキシードとカラー(カクテル)ドレスだったのだ。
此の時のつくしは、実際、其の事には、気が付いて居ない様子だったのだが…。



だが、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓と司の姉で在る 椿には、司とつくしが着用して居るタキシードとドレスが、如何いう意味を成すのか?
分かって居たのだ。


だからこそ…。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓と司の姉で在る 椿は、そんな司の事を、呆れて見て居た事は言うまでも無かったのだ。



そして、此の日の出席者で在る セレブ界の淑女達は、司のパートナーとして、司と一緒に、此の『Birthday party』に出席して居るつくしに対して、嫉妬の嵐だった事は言うまでも無かったのだが…。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の一言で、其の状況を、打破出来て居たのだった。


「私共の息子で在ります 司のパートナーとして、本日、司と一緒に、此の『Birthday 
 party』に出席して居る此方の女性は、司の婚約者ですの。
 (此方の女性の)つくしさんに、今後、何か危害を加える様な事が有れば…。
 其れは、正しく、道明寺財閥への攻撃と取らせて頂きます。
 其のおつもりで…。」と…。


だからだったのだ。
誰も、つくしに、手出し出来る様な人物は、其れ以後も、一切、現れる様な事は無なかったのだ。



そして、翌日の2月1日に、道明寺HDとして、司とつくしの婚約記者会見を、執り行ったのだ。


そして、此の日の司とつくしの婚約記者会見に出席したのは、当の本人なので、司は、
勿論の事…。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓も、此の場に、同席して居たのだ。
つくしは、まだ、学生と言う事で、今回の出席に関して、外されたのだが…。



そして、司とつくしが婚約者で在ると言う事を、漸く、世間に公表した事で、司は、ホッとして居たのだ。


何故なら…。
此の年の4月から、つくしは、道明寺HDに入社して来るのだ。


勿論、つくしは、司の秘書として、入社する事は決まって居ても、元々、『人たらし』で在る つくしの事を、其の点では、信用して居ない司にとって、司とつくしが婚約者同士で在ると言う事を、世間に公表すると言う事は、其れ成りの価値が有ると、此の時の司は、思って居たのだ。


云わば…。
此の時の司からすれば…。
“つくしは、『俺の女』だ‼”と、世間に、公表出来た事に成るのだ。


だからこそ…。
此の時の司にとって、つくしが、道明寺HDに入社して来る前手に、『婚約記者会見』を執り行った事に関して、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に感謝するのだった。



また、此の時期に、司とつくしの婚約記者会見を執り行った事に関して、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓にとっても、其れ成りの意図が有っての事だったのだ。


実は、つくしが優秀過ぎて、英徳学園内だけでは無く、其の噂が、セレブ界でも、囁かれて居たのだ。


其の上、そんな優秀なつくしを、狙って居る企業経営者が、後を絶たなかったのだ。


其の為に、そんな企業家達に、つくしは、司の婚約者で在ると言う事を、指し示す必要性が有ったのだ。


だからこそ…。
此の時期に、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、司とつくしの婚約記者会見を執り行ったという訳…だったのだ。


そして、其の後の司とつくしは、婚約者同士で在ると言う事が世間だけでは無く、道明寺HD内に於いても、公認の仲と成って居たのだ。



そして、つくしが英徳大学を卒業して、道明寺HDに入社した後のつくしは、其の後の司の対応を正す事に、神経を注いで居たのだ。


案の上…。
其の後の司は、公私混同する日々だったのだ。


だからだったのだろう。
其の後の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、そんな司に、呆れるしか無かったのだ。


という寄りも、こう成る事を予想して居ただけに、成長の無い自身の息子に、将来の道明寺HDを託して良いのか?
悩む位だったのだ。



だが、司の秘書で在る 西田は、そんな風に悩んで居るで在ろう 自身の上司でも在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、返答して居たのだ。


「司様には、つくし様もお出で御座いますが…。
 将来的には、つくし様の弟君で在られる 進様も、弊社に、入社して来られます。
 ですので、道明寺HDの将来は、安泰で御座いましょう。」と…。


だからだったのだ。
将来の道明寺HDを、牧野姉弟に託そうと考え始めて居た司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓だった事は言うまでも無かったのだ。
司とつくしが、まだ、高等部当時だった頃には、とても、考えられない話しだったのだが…。


なので、此の時の西田は、将来の道明寺HDの為に、つくしの弟で在る 進を、道明寺HDに相応しい様に育て上げる事を、誓って居たのだった。



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