tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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F4&T4【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編①



1月31日の司の『Birthday party』から2週間後の2月14日の事だったのだ。


そうなのだ。
此の日は、『St. Valentine’s Day』…なのだ。



実は、昨年の『St. Valentine’s Day』の2月14日 と 『WhiteDay』の3月14日は、つくしの記憶が、まだ、戻って居なかったという事も有り、司とつくしの二人だけで、過ごして居たのだ。


何故なら…。
まだ、つくしの記憶が戻って居ない状況で、『St. Valentine’s Day』 と 『WhiteDay』の為に、総二郎とあきらを含めて仲間で集まるという事自体、難しいと言えたのだ。


実の事を言うと…。
過去の記憶の無かった当時のつくしには、“まさか、総二郎とあきらが、自身の仲間だとは思って居ないだろう。”と、言う事が、司の見解でも在ったのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、“仲間で集まる事は、まだ、難しいだろう。”と、考えて居たのだ。


なので、昨年の『St. Valentine’s Day』 と 『WhiteDay』は、仲間で集まる事を避けて居たという訳…だったのだ。



だが、今年は、つくしの記憶が戻っただけでは無かったのだ。
実は、類が、フランスから戻って帰って来たのだ。


何故、此の時の類が、フランスから戻って帰って来たのかというと…。
其れは、司の『Birthday party』に出席する為だったのだ。
そして、此れを機会に、類は、日本に復帰したのだった。


と言う事は…。
現在の類は、花沢物産 日本本社 専務として、凱旋帰国して帰って来た事と成るのだ。


なので、今年の『St. Valentine’s Day』の2月14日は、F4&T4で、集まる事に成ったのだった。



だからこそ…。
此の時の司は、高等部当時を思わせるかの様な口振りで、類に、言って除けるのだった。


其れは、まるで、高等部当時の類が、静を追ってフランスに渡仏して、其の後、日本に帰国して帰って来たあの頃の事を、思わせるかの様だったのだ。


「類…。
 俺とつくしは、婚約発表したんだよ。
 知ってるか?」と…。


だからだったのだ。
此の時の類は、にこにこ笑い乍ら、司に返答するのだった。


「うん、知ってるよ。」と…。


其処で、司は、更に、類に、言って除けるのだった。
勿論、此の時の司は、油断して居るで在ろう つくしの腕を掴んで、自身の方へ引き寄せて、抱き締め乍ら、更に、類に、話しするのだった。


「そうか?
 だったら…。
 つくしに、手ぇ出すんじゃねぇぞ‼
 昔から、人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて死んじまえっつーだろ⁉
 だから…よ。
 類…。
 ぜってぇに、つくしに、手ぇ出すんじゃねぇぞ‼」と…。


そして、此の時の司は、念押しするかの様に、類に、言って居たのだ。


そして、更に、言う成れば…。
此の時の司が言って居た(*)諺(ことわざ)(?)は、高等部当時と違って、言い間違う事無く、ちゃんと、類に、言えて居たのだ。


だからだったのだ。
此の場に一緒に居たあきらは、思って居たのだ。


“高等部当時の司と違って、今の司は、言い間違う事は、無かったな。
 少しは、企業者らしく、成長したという事だろうな。”と…。


そして、此の時の類も、また、そんな司の事を、思って居たのだ。


“司は、相変わらず、牧野の事に関して、あの頃と、全く、変わって居ない様だね。
 独占欲、全開だね。”と…。


だからだったのだろう。
此の時の類は、そんな司に呆れ乍らも、更に、司に、言って除けて居たのだった。


「そんな事を、考えてる訳無いでしょ‼
 牧野は、記憶が戻ったんでしょ⁉
 だから…さ。
 今の牧野は、司の事で、頭の中は、一杯でしょ‼
 俺が、司と牧野の間に、割って入る事は出来無いよ‼」と…。


其処で、つくしから、「離せ‼」と、言われ乍らも、未だ、つくしを抱き締めたままの司は、更に、類に言って除けるのだった。


「そう何だよ‼
 つくしは、俺に、メロメロ…何だよ‼」と…。


そして、更に、未だ、つくしを抱き締めたままの司は、つくしに、同意を求めるかの様に、「なっ⁉」と、つくしの方に、自身の顔を近付けて、声を掛けるのだった。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、“司から、早く、離れたい‼”と、言う思いも有った事から…。
司に、怒り乍らも、言って除けるのだった。


「如何でも良いから…。
 今は、取り敢えず、離れて‼
 皆が、観てるでしょ?」と…。


だからだったのだ。
類は、更に、そんな司を呆れて居たのだが…。
F2&T2は、唯、ニヤニヤ、笑って居たのだ。
そして、優紀は、驚愕顔のまま、言葉も出ない様子だったのだ。



そして、そんなこんなで、今年の『St. Valentine’s Day』の夜は、終わりを告げて居たのだ。


勿論、つくしから司に手渡した『St. Valentine’s Day』の『chocolate』は、昨年も、今年も、お手製だった事は言うまでも無かったのだ。


そして、つくしからF3に手渡された今年の『St. Valentine’s Day』の『chocolate』は、市販の『chocolate』を手渡して居た事は言うまでも無かったのだ。


何故なら…。
もし、F3にも、つくしお手製の『chocolate』を手渡して居たとしたら…。
司が、怒って来る事は、絶対的だったのだ。


だからだったのだ。
つくしは、取り敢えず、お金の事も有り、司に、相談して居たという訳…だったのだ。


そして、司からつくしへの此の時の話しは、司にとって、当然と云えば、当然な話しだったのだ。


「金位ぇ…俺が出して遣る。
 だから…よ。
 F3には、ぜってぇ、つくしお手製の『chocolate』を手渡すなよ‼」と…。


なので、此の時のつくしは、『St. Valentine’s Day』用の市販の『chocolate』を、F3に、手渡して居たという訳…だったのだ。



そして、此の時のつくしは、F3に、市販の『chocolate』を手渡し乍らも、実は、謝って居たのだ。


「色々、ごめんね!
 特に、類には、迷惑を掛けて…。」と…。


其処で、総二郎とあきらは、つくしからの謝りの言葉に頷き乍らも、『chocolate』を、つくしから受け取るのだった。


そして、類は、つくしからのそんな思いを理解して居たので、つくしが安心する様に、つくしに言って除けるのだった。


「うん、良いよ。
 其れに、こう成る事は、予想出来て居た事だったし…。
 其れに、今の牧野も、幸せ…何でしょ!
 だったら…。
 其れで、十分だよ‼」と…。


其処で、此の時のつくしは、類が安心する様に、『つくしスマイル』を、類に向け乍ら、頷いて居たのだ。


なので、此の時の類は、つくしのそんな笑顔に、更に、言って除けるのだった。


「其の牧野の笑顔が観られたら、其れだけで、十分だよ‼
 だけど…さ。
 『ごめん』の言葉は、もう、言わなくて良いよ!」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、そんな類の言葉に照れた様に、真っ赤な顔に成り乍ら、頷いて居たのだ。


そんな意味有り気な類の言葉 と つくしのそんな顔色に、此の時の司の顔は、不機嫌に成って居た事は言うまでも無かったのだ。


其れにプラスして、此の時のつくしは、『つくしスマイル』を、類に向けて居たのだ。
此れが、更に、司の気持ちを、搔き乱して居たのだ。



そして、此の日(『St. Valentine’s Day』の2月14日)の夜…。
其の後、暫くしてから、F3&T3と別れた後の司とつくしは、道明寺邸に帰宅後…自室に居たのだ。


其処で、つくしは、司から、責められて居たのだ。


何故なら…。
実は、類の言葉に照れた様に、真っ赤な顔に成って居た其の時のつくしの顔色が、此の時の司には、気に入らなかったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司は、不貞腐れて居る状況だった事は言うまでも無かったのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、つくしに、言えた言葉だったのだ。


「あのなぁ~、つくし…。
 お前…さ。
 いい加減にしろよ‼
 お前なぁ~、類の言葉に、何、照れてんだよ⁉
 其れに、無闇に、『つくしスマイル』を、類に向けてんじゃねぇぞ‼」と…。


なので、つくしは、そんな司からの言い分に、驚愕し乍らも、反論の言葉を言って除けるのだった。


「えっ??
 何、焼きもち焼いてるの?
 類とは、久し振りに会ったんだから…さ。
 何も無いよ。
 けど…さ。
 類のあの綺麗な茶色のガラス玉の様な瞳で見詰められると…。
 条件反射の様に、照れて、真っ赤に成っちゃうの。
 だから…。
 私が、照れた理由の意味は、何も無いよ。
 其れに、私の記憶は、元に戻ったんだから…。
 もう、司だけだよ‼」と…。


そんな風に、照れた様な顔付きで、つくしから言われた此の時の司は、其れ以上、何も言い返せず…。
結局、つくしを、また、引き寄せて、抱き締めて、其のまま、何時もの如く、kissをするだけだったのだ。


其れだけで、司は、つくしを許してしまい、仲直りするのだった。
結局、司は、どんな時でも、つくしに弱いのだ。



実は、司が、怒り始めた時の司の操縦法というモノを、つくしは、身に着けて居たのだ。
其れは、つくしが、記憶を失くして居た時に、つくし自身、気が付いた事でも有ったのだ。


云わば…。
つくしが、記憶を失くして居た時の唯一の光明と云えたのだ。


そして、此の後の司は、つくしと仲直りした事で、まだ、手渡して居なかった『婚約指輪』を、つくしに、手渡して居たのだ。



そして、今年の『St. Valentine’s Day』の2月14日の後の『WhiteDay』の3月14日も、また、F4&T4で、集まって居たのだ。


T4からの『St. Valentine’s Day』の『chocolate』のお返しは、勿論、F4で一緒に纏めて、『WhiteDay』の『present』として、T4へそれぞれ、お返しして居たのだ。
其れにプラスして、司からのつくしへの『WhiteDay』の『present』は、つくしの為だけに用意した事は言うまでも無かったのだが…。



こうして、其の後のF4&T4は、仲間として、度々、集まる様に成って居たのだった。


 


<此の二次小説『F4&T4【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編』は、一部の
 文面の中に、神尾葉子先生の漫画『花より男子』のシーンを、勝手に、拝借して、記載致
 して折ります。
 神尾葉子先生に於かれましては、勝手に、拝借して、記載致して折ります事を、お詫び申
 し上げます。
 また、関係者各位 様に於かれましても、勝手に、拝借して、記載致して折ります事を、
 お詫び申し上げます。>


<此の二次小説『F4&T4【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編』に記載して
 折ります(*)諺(ことわざ)(?)は、現在の処、作者は、不明だそうです。
 所謂、誰が言い始めたのかも分からない様子でした。
 もしかすると、分類としては、『慣用句』かも知れないそうですが、此方では、諺(こと
 わざ)として、記載致しました。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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