tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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初めての運動会~あやめ編~【泣かずに居られるのなら】…<つかつく>  番外編⑤



【『初めての運動会~あやめ編~【泣かずに居られるのなら】…<つかつく>  番外編
 ①』のエピローグ】


そうこうしてる間に、年少組の園児 と 其の保護者に寄る『親子ダンス』が始まる時間と成って居たのだ。


其の前手に、アナウンスの呼び出しに寄り、司は、自身の娘で在る あやめの下に向かうのだった。



其処で、年少組の園児の保護者一同、驚愕するのだった。


何故なら…。
此の日の年少組の園児の保護者一同は、此の時迄、あやめと一緒に踊るのは、あやめの母親で在る つくしだと思って居たから…だったのだ。


だからこそ…。
司のそんな登場に、此の日の年少組の園児の保護者一同は、驚愕したという訳…だったのだ。



其処で、司は、あやめの下に行き、あやめに声を掛けるのだった。


「あやめ…パパが、来て遣ったぞ‼」と…。


だからだったのだろう。
此の時のあやめは、満面な笑みで、自身の父親で在る 司の登場を喜ぶのだった。


勿論、此の時のあやめは、自身の父親で在る 司に抱き着き乍ら、司のそんな登場を喜んで居た事は言うまでも無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のあやめは、「パパ、まって(待って)たよ!」と、自身の父親で在る 司に、抱き着き乍ら、言って居た事は言うまでも無かったのだ。


勿論、此の時の司は、自身の登場に対して、無邪気に喜んでくれる自身の娘で在る あやめの事が、愛おしい事は言うまでも無かったのだ。



だが、実は、此れには、カラクリが有ったのだ。


其のカラクリとは…。
年少組の或る園児の母親の発言から、端を発して居た事は言うまでも無かったのだ。



実は、運動会で踊る『親子ダンス』の初めての練習の日の事だったのだ。


其の運動会で踊る『親子ダンス』の練習の為に、年少組の園児の保護者達が、英徳学園 幼稚舎に集合して居たのだ。


其の時に、其の年少組の或る園児の母親から、直接、あやめに、或る発言が話しされて居たのだ。


「あやめちゃんのパパは、格好良くて、羨ましいわ。」と…。


此の年少組の或る園児の母親から発言された其の言葉が、実は、其のカラクリの原因…だったのだ。



勿論、自身の娘で在る あやめが、まさか、其の年少組の或る園児の母親から、其のカラクリの原因で在る話しを聞かされて居る等と思っても視なかった此の時のつくしは、あやめの担任の先生に、自身の娘で在る あやめの事を任せて、少し、席を外して居たのだ。


だからこそ…。
自身の娘で在る あやめが、其の年少組の或る園児の母親から聞かされて居た其のカラクリの原因で在る話しの内容を、つくし自身、知らなかったのだ。


勿論、あやめ達の担任の先生も、まさか、其の年少組の或る園児の母親の発言が、其のカラクリの原因で在る話しだとは思っても視なかったのだ。


云わば…。
此の時のあやめ達の担任の先生は、単なる世間話だと思って居たし、そんな事に成る等と、気が付いて居なかったと言った方が、しっくり、来る位だったのだ。



実は、其の年少組の或る園児の母親は、“此の時を逃すまい。”と、そんな機会を狙って居た事は言うまでも無かったのだ。


実の事を言うと、其の年少組の或る園児の母親は、英徳学園出身で、司達 F4の同級生だったのだ。
しかも、其の年少組の或る園児の母親は、『司ファン』だったのだ。


だからこそ…。
其の当時の司とつくしの事を、良く知る人物でも在ったのだ。


そして、今回の英徳学園 幼稚舎の運動会の『親子競技』や『親子ダンス』に際しても、あやめの父親で在る 司が出て来る様に、あやめを誘導し様として居たのだ。


だが、其の後も、『親子ダンス』の練習の際、司が出て来る事は無かったのだ。


実は、つくしの妊娠発覚後も、無理をし無いという約束で、練習だけは、其の後も、つくしが出て居たのだ。
変更が有るかも知れないという理由で…。


だからだったのだ。
上手く行かなかった事に、其の年少組の或る園児の母親は、がっかりして居たのだ。
だが、当日は、司が、出て来たのだ。


だからだったのだろう。
其の年少組の或る園児の母親は、上手く行った事に、大喜びだったのだ。



実は、其れ迄のあやめ自身、自身の父親で在る 司が、格好良いとは思っても視なかったのだ。


だからだったのだろう。
其の時のあやめは、そう言って来た其の年少組の或る園児の母親の発言に、首を捻る程…だったのだ。
“わからない(分からない)。”と、でも、言いた気に…。



だが、其の後のあやめは、其の年少組の或る園児の母親の子供から、言われて居たのだ。
所謂、あやめのクラスの其の園児からも、「ママから、きいた(聞いた)よ!」と、言われる程に成って居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時のあやめは、『(あやめの)パパ=格好良いパパ』と、自分自身の頭の中で、変換される程に成って居たのだ。


だからだったのだろう。
自身の父親で在る 司と一緒に、練習する様に成って居た其の後のあやめ自身、“パパと、おどる(踊る)ほう(方)が、たのしい(楽しい)。”と、成って居たのかも知れない。


何故なら…。
クラスの皆(年少組の園児)からも、「かっこういい(格好良い)パパで、いい(良い)なぁ~。」と、羨ましがられる程…だったのだから…。



其れに、あやめが、初めて、自身の父親で在る 司と一緒に踊った時に、自身の父親で在る 司から、「あやめは、パパとママと、どっちと踊る方が良い?」と、訊かれた時のあやめは、悪びれる様子も無く、子供らしく、素直な気持ちのまま、そう訊いて来た自身の父親で在る 司に、返答して居たのだ。


「パパといっしょ(一緒)のほう(方)が、いい(良い)!
 たのしかった(楽しかった)よ!」と…。


だが、そんな事が、英徳学園 幼稚舎内で起こって居るとは考えても視なかった此の時の司は、自慢気に、つくしに言って除けて居たという訳…だったのだ。


「だから言っただろ。
 あやめは、俺の方が良いらしい。
 だから…よ。
 運動会の当日も、俺が、あやめと一緒に踊るし…。
 其れに、全ての(親子)競技も、俺が出る。
 良いな、つくし…。」と…。



という訳で、そうとは知らない司が、自身の娘で在る あやめと一緒に、英徳学園 幼稚舎の運動会の『親子競技』や『親子ダンス』に出る事に成ったという訳…だったのだ。


そして、運動会当日、司の登場に、コトが上手く行ったと思って居た其の年少組の或る園児の母親は、大喜びだったという訳…だったのだ。



だからだったのだろう。
此の時の其の年少組の或る園児の母親は、司に近付いて、愛想を振り撒いて居たのだ。
あやめを利用するかの如く…。


「あやめちゃん、良かったわね。
 パパと一緒に踊れて…。」と…。


其処で、あやめも、其の年少組の或る園児の母親の意図を知らなかったという事も有ったのだが、子供らしく、素直な気持ちのまま、「うん。」と、返答して居たのだ。



だが、此の時の司にとっては、其の年少組の或る園児の母親の言い方が気に食わなかった事も有り、其の年少組の或る園児の母親に聞かせるかの如く、自身の娘で在る あやめに、言って除けて居たのだった。


「あやめ…ちゃんと、言って有っただろ。
 ママのお腹の中には、赤ちゃんが居るから、ママの代わりに、パパと踊るんだろ。
 ちゃんと、其の事を、話しして置かねぇとな。」と…。



勿論、あやめの担任の先生は、英徳学園 理事長を通じて、英徳学園 幼稚舎 舎長から、つくしの妊娠の件に関して、聞いて居たのだ。
だが、英徳学園 幼稚舎の保護者には、まだ、つくしの妊娠の件に関して、話しされて居なかったのだ。


だからだったのだろう。
其の年少組の或る園児の母親は、まだ、つくしの妊娠の件に関して、知らなかったとは言え、司の口から、其の事実を聞かされて、ショックを起こして居たのだ。



実は、其の年少組の或る園児の母親は、英徳学園 幼稚舎の運動会の『親子競技』や『親子ダンス』に、司が出て来た事で、年少組の園児の保護者の間で、司とつくしとの不仲説を流すつもりで居たのだ。
事実じゃ無いにしても…。


何故なら…。
現在に於いても、つくしの事に関して、英徳学園内で、語り継がれて居る『英徳(学園)のジャンヌダルク』の話しの件…。
そして、司とつくしとの結婚の件…。
其れ等、全てに関して、其の年少組の或る園児の母親は、気に入らなかったのだ。


否…。
英徳学園 高等部当時から、つくしの存在自体が、其の年少組の或る園児の母親には、気に入らなかったのだ。
英徳学園 高等部当時から、司の周りを、彷徨く(うろつく)つくしの事を…。


だからだったのだろう。
此の時の其の年少組の或る園児の母親は、司からの発言に、何も言い返せなかったのだ。



そして、其の後の司 と 司とつくしの娘で在る あやめは、一番前で、誰よりも目立つ場所で、(司 と 司とつくしの娘で在る あやめの)オンステージかの如く…。
あやめのクラスの園児達との輪に入らず、司 と 司とつくしの娘で在る あやめの二人だけで、踊って居たのだ。


此の時の司とつくしの娘で在る あやめは、其れが嬉しかったのか?
大満足そうに、自身の父親で在る 司と踊って居たのだ。


実は、つくしから、事情を聞いた英徳学園 理事長が、忖度した結果…。
こういう風に成ったという訳…だったのだ。



そして、此の状況に驚愕して居たのは、司の妻で在る つくし と 司とつくしの息子で在る 航…。
そして、道明寺家の面々と、牧野家の面々…。
そして、此の日、態々、英徳学園 幼稚舎に現れて居た F3&T3だった事は言うまでも無かったのだ。


其れが、また、司 と 司とつくしの娘で在る あやめの踊って居る姿が、様に成って居たのだ。


此の日、態々、英徳学園 幼稚舎に現れて居た F3&T3は、此の件に関して、更に、驚愕して居たのだった。


だからだったのだ。
其の後のF3&滋&桜子は、其れ以上、司を、茶化す事が出来ずに居たのだ。


だからこそ…。
此の時の類は、自然と呟いて居たのかも知れない。


「司…中々、遣るじゃん!
 あやめと楽しそうだね。」と…。


そして、此の場に居た誰もが、そんな類の呟きに、納得して居たという訳…だったのだ。



fin

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