tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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航の決断【泣かずに居られるのなら】…<つかつく>  番外編②



【『航の決断【泣かずに居られるのなら】…<つかつく>  番外編①』のエピローグ】


司 と 自身の息子で在る 航との話しは、まだまだ、続いて居たのだ。



此の時の司は笑い乍ら、自身の息子で在る 航の問い(「櫂(かい)にも、俺と同じ事をするつもり?」)に関して、返答して居たのだ。


「そうだな。
 櫂(かい)にも、『鬼退治』をさせるか(笑)?」と…。


だからだったのだ。
此の時の司とつくしの息子で在る 航は、自身の父親で在る 司が、言って来た言葉に、返答して居たのだ。


「まぁ~、『鬼退治』を、櫂(かい)に経験させる事は、良いとは思うよ。
 俺自身、『鬼退治』を経験した事で強く成ったと思うし、自信にも繋がったと思う。
 でも、俺と同じ事を、“今の櫂(かい)に経験させるのは、如何かな?”と、俺は、思って
 しまうよ。」と…。


航 と 櫂(かい)の父親で在る 司は、そう言って来た自身の息子で在る 航が、航の弟で在る 櫂(かい)の事について、“航は、櫂(かい)の事を、良く、観てたんだな。”と、そう思えて居たのだ。
そして、自身の息子で在る 航のそんな状況に、此の時の司は、嬉しく思って居たのだった。


だからだったのだろう。
此の時の司は、そんな自身の息子で在る 航に言えた言葉…だったのだ。


「そうだな。
 今の櫂(かい)なら、俺も、『鬼退治』を経験させ様とは思わねぇな。
 其れに、櫂(かい)は、まだ、4歳だし…な。
 今、櫂(かい)に『鬼退治』を経験させれば、トラウマに成り兼ねぇだろ。
 航が経験した時と同じ歳(英徳学園 初等部2年)の頃に成っても、今の櫂(かい)と、
 全く変わらねぇ様なら、『鬼退治』させても良いかも…な。
 航の様に、初等部2年に成った頃に、『鬼退治』させれば、自信に繋がるかも知れねぇ
 し…な。
 けど、今の櫂(かい)に、『鬼退治』させても、トラウマに成っちまうだけかも…な。
 だから…よ。
 今の櫂(かい)に、『鬼退治』させる気はねぇかな。」と…。



実は、4歳に成った司とつくしの息子で在る 櫂(かい)は、何時も、「にぃに、にぃに」と、言い乍ら、もう一人の司とつくしの息子で在る 航の傍から、離れ様とし無かったのだ。
其れは、まるで、4歳当時だった司とつくしの娘で在る あやめの様…だったのだ。


だからだったのかも知れない。
航自身、歳の離れた自身の弟で在る 櫂(かい)が、可愛いのか?
時間が有る時は、自身の弟で在る 櫂(かい)と、一緒に、本を読んで遣ったり、テレビを、一緒に、見て遣ったり(戦隊ものが、通常だったのだが…。)して居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時の航は、自身の父親で在る 司に、返答出来たのだ。


「まぁ~、今の櫂(かい)なら、きっと、トラウマに成るだろうね。
 俺も、今の櫂(かい)なら、遣らない方が良いと思うよ。」と…。



其処で、此の時の司は、自身の息子で在る 航に、“伝えて置こう。”と、思い、更に、話しし始めるのだった。


「で、話しは、変わるんだが…な。
 なぁ~、航…。
 俺が、櫂(かい)に、名前を懐けて遣った時…。
 如何言う意味を込めて、俺が懐けたか?
 お前は、知ってるか?」と…。


だからだったのだ。
此の時の航は、そう、自身に訊いて来た自身の父親で在る 司に、首を捻り乍ら、返答するのだった。


「う~ん、分かんないかな。
 父さんは、如何言う意味を込めて、櫂(かい)の名前を懐けたの?」と…。


なので、此の時の司は、自身の息子で在る 櫂(かい)に懐けた名前の由来の意味を、自身の息子で在る 航に、伝えたのだ。


「航は、『櫂(かい)』(=『オール』)と、いう物が、如何いう物か?
 知ってるか?」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の航は、再び、首を捻り乍ら、自身の父親で在る 司に、返答するのだった。


「う~ん、知らないかな。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、自身の息子で在る 航に、『櫂(かい)』(=『オール』)と、いう物が、如何いう物なのか?
話しして聞かせて居たのだ。


云わば…。
『櫂(かい)』=『オール』の話しの件を…。


そして、其の上で、『櫂(かい)』と、名前を懐けた其の名前の由来の意味を、自身の息子で在る 航に話しして居たという訳…だったのだ。



だからだったのだろう。
其処で、更に、此の時の司は、『航』という名前に、司自身が後付けした『航』の名前の意味を、自身の息子で在る 航に話しし始めたのだ。


「航は、知ってるだろ?
 自分自身の名前が懐けられた名前の由来の意味を…。」と…。


実は、航自身、自身の母親で在る つくしから話しを聞いて知って居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時の航は、「うん、母さんから聞いて知ってるよ。」と、自身の父親で在る 司に、返答するのだった。


其処で、此の時の司は、自身の息子で在る 航に、自身が、後付けした『航』の名前の意味を、自身の息子で在る 航に話しし始めたという訳…だったのだ。


「俺は、つくしが、懐けてくれた『航』の名前の意味を、実は、後付けして居たんだ。
 勿論、航の名前を懐けたのは、つくしだ。
 けど…な。
 つくしが、懐けてくれた『航』の名前の由来の意味に、俺が後付けする事で、俺も、つく
 しと一緒に、『航』の名前を懐けたつもりに成ってたんだよ。
 俺自身、『航』という名前を気に入ってるんだ。
 だから…な。
 『航』という名前に対して、後付けしたかったのかも知れねぇ…な。」と…。


そんな話しを、自身の父親で在る 司から、聞かされた此の時の司とつくしの息子で在る 航は、自身の父親で在る 司に、どんな後付けなのか?
話しを訊いてみたく成って居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時の航は、自身の父親で在る 司に、訊き始めるのだった。


「父さんが、後付けしてしてくれた俺の名前の後付けの意味は、如何言うモノなの?」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、自身の息子で在る 航に、話しし始めるのだった。


「【大海原を渡っても、物ともせず、どんな事が起こっても、立ち向かって欲しい。】…だ
 な。
 其れと、【どんなに、行く手を阻まれても、立ち向かって欲しい。】という意味も込め
 た。
 其れに…な。
 つくしが、懐けてくれた『航』の名前の由来の意味には、『航海』という意味が在る。
 『航海』に出る為には、適した『船』に乗船しねぇと、いけねぇだろ。
 『航海』に出る為に適した『船』は、『大型船』だ。
 と言う事は、『大型船』は、荒波にも対応出来る『船』だ。
 だから…な。
 航には、“荒波に立ち向かえる男に成って欲しい。”と、いう意味も込めて有る。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の航自身、自身の父親で在る 司が、後付けしてしてくれたという自身の名前の意味を、自身の父親で在る 司から聞いた事で、密かに、思って居たのだった。


“父さんの後付けは、余りに、壮大過ぎて、驚愕だよ。”と…。


だからだったのだろう。
此の時の航は、そんな風に、自身の名前に後付けしてくれた自身の父親で在る 司に、言って除けるのだった。


「俺を買いかぶり過ぎて無い?
 そんな男に成れたら、最高だと思うけど…。
 そう簡単な事じゃ無いでしょ!
 俺の努力も、かなり、重要に成って来る。
 父さんは、俺に、期待し過ぎじゃ無い?」と…。


其処で、此の時の司は、もう一人の自身の息子で在る 櫂(かい)に、そう懐けた名前の由来の理由についても、更に、自身の息子で在る 航に、併せて、話しし始めるのだった。


「否、買いかぶってねぇよ。
 寧ろ、お前なら、出来ると思ってるよ。
 お前は、鬼にも屈せず、『鬼退治』…出来たんだから…よ。
 其れに…な。
 航の名前に、後付けした事に寄って、櫂(かい)の名前が生きて来んだよ。
 『小舟』は、『オール』(『櫂(かい)』)で漕がねぇと、前に進まねぇ『舟』だろ。
 で、『小舟』という『舟』は、陸から近場の海上 or 川下りの様な川に適した『舟』
 だ。
 と言う事は、俺が後付けした『航』という名前の後付けの意味は、【『荒波』に立ち向か
 う事が出来る。】という意味が込められて居て…。
 『櫂(かい)』という名前の意味は、【『小波(さざなみ)』にも負けず、前に進んで行
 く。】という意味を込めた。
 だから…な。
 俺は、俺の二人の息子に、俺の願いを込めて、名前を後付けしたり、懐けたりしたんだ
 よ。
 【兄弟で、力を合わせて、世間の『荒波』に立ち向かい、『小波(さざなみ)』にも負け
  ず、前に進んで欲しい。】と…な。」と…。



だからだったのだ。
更に、壮大な意味に成って居る自身の名前の後付けの意味を聞いて、此の時の航は、自身の父親で在る 司からの自身達 兄弟への想いを、知った様な気がして居たのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の航は、自身の父親で在る 司が後付けしてくれたそんな名前の意味に負けない様に、“頑張ろう!”と、思えた居たのだった。


だからだったのだろう。
此の時の航は、更に、自身の目標とする目標設定を決めたのだ。


云わば…。
其れが、『航の決断』と成ったのだ。


だからこそ…。
此の時の航は、自身の父親で在る 司に、自身の決断の話しをし始めるのだった。


「父さん…俺、漸く、決断出来たよ。
 “世間からの『荒波』に立ち向かう。”って、そう簡単な事じゃ無いと思う。
 でも、父さんの言いたい事は、何と無く、分かった気がするよ。
 父さんが、俺に、言いたい事の意味は、俺が、“世間からの『荒波』に立ち向かう。”…事
 で、櫂(かい)の先頭に立ち、櫂(かい)が、前に進み易く成る様に、導くって意味じゃ
 無いの?
 もし、其の通りなら、俺の此れからの目標設定は、【世間からの『荒波』に立ち向かえる
 様な男に成る。】って、事にするよ。
 櫂(かい)が、前に進み易く成る様に、導いて行ける様に、道筋を立てられる様な男に成
 るよ。
 其れが、俺は『大型船』で、櫂(かい)が『小舟』って、意味…何でしょ!」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、自身の息子で在る 航が、自身の息子達への想いを、其処迄、理解してくれた事に、驚愕するのだった。
そして、其の後は、嬉しく思って居たのだった。


だからこそ…。
此の時の司は、自身の息子で在る 航に、言えた言葉だったのだろう。


「ああ、そうだ。
 今後、櫂(かい)の弟 or 妹が産まれて来る事はねぇ。
 其れは、つくしから言われてるから…な。
 だからこそ…。
 航が、成長した櫂(かい)を、リードして遣って欲しい。
 お前には、其れが出来ると見込んだからこそ…。
 “お前に、櫂(かい)を、託してぇ‼”と、思えた訳…だ。
 勿論、其の事で、お前が負担に思う事はねぇから…な。
 だが…な。
 『名は体を表す』と、いうだろ。
 結局、航 と 櫂(かい)の力関係は、俺が、望んで居る様に成ると思うけど…な。」と…。


だからだったのだ。
此の時の航は、自身の父親で在る 司に、自身の思いを、伝えるのだった。


「父さんが、願って居る様な男に成れる様に、NYで、頑張って視るよ。
 父さんには、見てて欲しい。」と…。


なので、何時の間にか?
大人へと成長して居た自身の息子で在る 航のそんな成長振りに、嬉しさを隠し切れずに、笑みを溢し乍ら、此の時の司は、自身の息子で在る 航に、返答するのだった。


「ああ、楽しみにしてる。」と…。



そして、其の後の司 と 自身の息子で在る 航は、其の後について、話し合いをするのだった。

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