tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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航の決断【泣かずに居られるのなら】…<つかつく>  番外編③



【『航の決断【泣かずに居られるのなら】…<つかつく>  番外編②』のエピローグ
 <一部有り>】


其の後の司 と 自身の息子で在る 航は、今後に関して、話し合って居たのだった。


実は、此の時の航は、自身の父親で在る 司が、後付けしてくれたという自身の名前の後付けの意味を、自身の父親で在る 司から聞いて、嬉しく思って居たのだ。


という寄りも、自身の父親で在る 司が、後付けしてくれたという自身の名前の後付けの意味に関して、此の時の航は、気に入って居たのだ。


だからこそ…。
此の時の航は、自身の父親で在る 司が、後付けしてくれたという自身の名前の後付けの意味に、“恥じない様に、頑張って視たい。”と、思えて居たのだった。


だからだったのだ。
此の時の航は、自身の父親で在る 司に、自身の思いを、伝えて居たという訳…だったのだ。


「父さんが、願って居る様な男に成れる様に、NYで、頑張って視るよ。
 父さんには、見てて欲しい。」と…。



そして、其の後(あと)の司は、自身の息子で在る 航に、訊き始めるのだった。


「航が、来年の3月に、(英徳学園 高等部を)卒業すれば、直ぐに、NYに渡米する事は、
 祖父さんと祖母さんに、話しして有るのか?」と…。


だからだったのだ。
此の時の航は、正直に、話しし始めるのだった。


「祖父さんと祖母さんには、まだ、話しして無いよ。
 “先に、父さんに相談してから…。”と、思ってたから…さ。」と…。



其処で、此の時の司は、家族にしか見せない満面の笑みに成って居たのだ。
否、此の時の司は、『破顔』状態だったのだ。


云わば…。
此の時の司の顔付きは、『破顔一笑』と、言えたのかも知れない。



だからだったのだ。
此の時の司は、自身の息子で在る 航に、言えた言葉だったのだろう。


「そうか、分かった。
 俺から、祖父さんと祖母さんに、連絡して置いて遣る。」と…。


という訳で、司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓夫妻には、其の件に関して、航の父親で在る 司から、伝える事と成ったのだった。



そして、翌日と成り、司は、自身の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓夫妻に連絡を入れたのだった。
勿論、自身の息子で在る 航の件に関して…。
勿論のリモートで…。


「航が、俺に相談して来た。
 航が、“来年の3月に、(英徳学園)高等部を卒業すれば、直ぐにでも、NYに渡米してぇ
 (たい)。”と…。
 だから…よ。
 俺は、航に、“行って来い‼”って、言って有る。
 航の事を、宜しく頼むわ。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、“訊いて置かないと…。”と、思った事で、自身の息子で在る 司に、確認するかの様に、訊き始めるのだった。


「そう、分かったわ。
 航の決断を、歓迎するわ。
 でも、此の件に関して、つくしさんも、ご存知…何でしょうね?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの問いの言葉にも、臆する事無く、返答するのだった。


「ああ、昨夜、つくしにも話しして有る。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の息子で在る 司に、更に、確認するかの様に、訊き始めるのだった。


「で、つくしさんは、何と、仰ったの?」と…。


其処で、此の時の司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からのそんな問いの言葉に、其の時の自身の妻で在る つくしの心境を、伝えて居たのだった。


「そうだなぁ~。
 俺が、航の件を、つくしに話しした時に、ちょっと、寂しそうな顔付きに成ってたな。
 けど…な。
 既に、予想してたのか?
 “仕方無いよね(仕方ねぇよな)。
  其れが、道明寺家の息子として、産まれて来た宿命なら…。
  其れに、此れが、永遠の別れという訳でも無い(ねぇ)し…。
  だからこそ、航の母親として、航の新しい船出を応援して上げなきゃ‼”って、言ってた
 わ。」と…。


其処で、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の息子で在る 司に、更に、話しし始めるのだった。


「そう、つくしさんが、そんな風に、仰ったの。
 つくしさんは、仕方無し…だったとしても、割り切ってくれて居るのね。
 でも、本当に、其れが、道明寺家の息子として、産まれて来た宿命だわ。
 其の宿命を、航は、自ら、自覚してくれた様ね。
 航の事は、心配し無いで、頂戴‼
 来年の3月に、航が、NYに渡米して来た暁には、しっかり、私(わたくし)が、航の面倒
 を見るわ。
 私(わたくし)に、任せて頂戴‼」と…。
「………」



だが、此の時の司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からのそんな話し振りに、密かに、思って居たのだった。


“ババアに、任せて置いて、大丈夫か?
 ちょっと、不安だが…。”と…。


司自身、こんな風に、思って居たのには、訳が有ったのだ。


何故なら…。
英徳学園 高等部を卒業して直ぐの司は、無理矢理な形だったのだが…。
自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に寄って、NYに渡米させられて居たのだ。


だからだったのだろう。
其の当時の司からすれば…。
其の当時の自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に対する司自身の考え方は、最悪だったと言えたのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時点に於いての司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に対して、不安でしか無かったのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、何の返答の言葉も無かったのだ。


だが、其の事に、不服だった此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の息子で在る 司に、言って除けるのだった。


「司、其れで、宜しいのね?」と…。


だからだったのだ。
仕方無く、此の時の司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、返答するのだった。


「ああ、其れで、良い。」と…。



そして、翌年の3月…。
航は、英徳学園 高等部の卒業式が終了した翌日…。
NYに渡米する為に、道明寺家のPJに搭乗するのだった。


暫しの別れを惜しむつくしに、此の時の航は、「行って来ます。」と、伝えただけで…。
道明寺家のPJに搭乗した事は言うまでも無かったのだ。


そして、NYに渡米した後の航は、司の時と同様に、大学に通い乍ら、ビジネスにも関わって居たのだ。


云わば…。
此の時の航は、学業 と 修業の日々だったのだ。



だが、航の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、日々、努力を惜しまない航を観て居て、思って居たのだった。


“航自ら、決断して、NYに渡米して来た事は、大きいのかも知れないわ。
 司の頃よりも、成長が早いわ。
 という寄りも、司よりも、優秀なのかも知れない。
 航の此れからが、楽しみだわ。”と…。



ところが、実は、此の時点に於いての航の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、知らなかったのだ。
自身の息子で在る 司 と 自身の孫で在る 航との日本での会話の件を…。


云わば…。
司が、自身の息子で在る 航の為に、つくしが懐けた『航』という名前に、後付けの意味を込めて、『航』という名前の意味合いを、二人で話しして居た時の事を…。


だからこそ、此の時点に於いての航の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、知らなかったという訳…だったのだ。



其れに、此の時の司の息子で在る 航は、自身の父親で在る 司が、後付けしてくれたという自身の名前の後付けの意味を、自身の父親で在る 司から聞いた事で、ヤル気に成って居たという事も含めて、此の時点に於いての航の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の孫で在る 航から、知らされて居なかったのだ。


だからだったのかも知れない。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、出張として、日本に帰国して帰って来た時に、其の『航』という名前の意味合いの件を、つくしから聞いて、知ったのだった。


だからだったのだろう。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、そんな話しを、つくしから聞いた事で、思って居たのだった。


“そういう事だったのね。
 成程…ね。”と…。



そして、其の後の航は、NYの大学を卒業しても、尚、NYに残り、NYの大学院に通い乍ら、ビジネスの修業も、続けて居たのだ。


何故なら…。
MBAを取得する為…だったのだ。


勿論、MBAを取得する件に関して、航の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からのお達しだった事は言うまでも無かったのだ。


そして、NYの大学を卒業した後の航は、NYの大学院に通い乍ら、勿論、MBAを取得した事は言うまでも無かったのだ。



だからだったのだろう。
此の時点に於いての航は、既に、道明寺HD NY本店にとって、即戦力に成って居た事は言うまでも無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時点に於いての航の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の孫で在る 航を、手放せない状況と成って居た程…だったのだ。


もしかすると、此の時点に於いての航の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の孫で在る 航の事を、孫と認識し乍らも、司に瓜二つの航に対して、自身の息子で在る 司の若き頃を見て居たのかも知れない。


“高等部当時の司が、つくしさんの記憶を失って居なければ…。
 本来なら、高等部を卒業したばかりの当時の司共、もっと、上手く遣れて居た筈だったの
 に…。”と…。


だが、25年近く経ってしまってから、此の時点に於いての航の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、そう思ったのでは、後悔先に立たず…なのだが…。



そして、其の後…。
英徳学園 高等部を卒業した櫂(かい)は、自身の兄で在る 航…同様に、NYに渡米する事と、成ったのだ。


云わば…。
司が、自身の息子達で在る 航 と 櫂(かい)に、後付けしたり、懐けたりした名前の意味合い通り、自身の息子達で在る 航 と 櫂(かい)の兄弟関係は、力関係も含めて、司の思惑通りに、続いて行く事と、成ったのだった。


勿論、此の時の司は、そんな自身の息子達で在る 航 と 櫂(かい)の二人の様子を見て居て、満足だった事は言うまでも無かったのだった。



fin

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