tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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自惚れ~うぬぼれ~【自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>】…<総優>  番外編③




其処で、総二郎は、其れでも、尚、優紀が、驚愕するで在ろう話しをし始めるのだった。


「其れと、先に言って置くな。
 今回の俺と優紀とのデート…な。
 元はと言えば…。
 牧野の記憶を呼び起こす為の『キーポイント』探しだったんだけど…よ。
 でも…な。
 司は、事前に、俺と優紀が、“付き合ってる。”って、牧野に伝えたらしいわ。
 と言う事は、牧野は、俺と優紀が、付き合ってると認識してると思う。
 だから…な。
 本気で、俺と優紀が、付き合ってる事にすれば、良いんじゃねぇの?
 だから…な。
 優紀…俺と付き合え‼」と…。


だからだったのだろう。
此の時の優紀は、総二郎の腕の中で、更に、絶叫の声を発するのだった。


「えっ~~⁉」と…。



なので、総二郎は、一旦、優紀の身体を抱き締めて居た腕を緩めて、優紀の顔を観たのだ。


其処で、優紀のそんな顔付きを観た此の時の総二郎は、優紀に、不服そうに、言って除けるのだった。


「優紀…俺と付き合うのは、本気で、“嫌っ‼”とか、言わねぇよな?」と…。


其処で、優紀は、“西門さんには、ちゃんと、話しした方が良い。”と、認識し始めた事で、話しし始めるのだった。


「嫌とかそう言うんじゃ無いんです。
 唯、私が、怖いだけなのかも知れませんが…。
 英徳(学園)のF4メンバーで在る 西門さんとお付き合いする事が如何言う事なのか?
 高校生当時のつくしを見て来て、“私で、大丈夫なのだろうか?”と、思えたというのか?
 其れに、私は、元々、つくしみたいに強く無いし…。
 “高校生当時のつくしの様な状況に成ったとしても、私は、大丈夫なのだろうか?”と、思
 えたというのか?
 唯、不安なだけ何ですけど…。」と…。


だからだったのだろう。
俯いたまま、総二郎の顔を観ようとし無い優紀に、此の時の総二郎は、行き成り、行動に出たのだ。
其れは、俯いたままの優紀の顎を持ち上げて、行き成り、優紀の唇を塞いだのだ。


だからだったのだ。
此の時の優紀の反応は、真っ白な状態と成って居たのだった。


だからだったのかも知れない。
此の時の優紀は、プチパニック状態に陥って居たのだった。


だからだったのだ。
総二郎が、優紀の唇から離れた時の優紀の顔付きは、目が見開き、驚愕顔に成って居たのだった。



其処で、総二郎は、そんな状況の優紀に、言って除けるのだった。


「俺が、優紀を守る。
 司にだって、牧野を守れてる。
 俺も、優紀を守って魅せる。」と…。
「………」



だからだったのだ。
総二郎の決意の言葉を、嘘だとは思って居ない優紀だったのだが…。
何の根拠も無い、今の此の状況に、此の時の優紀は、不安でしか無かったのだ。


だからこそ…。
此の時の優紀には、何も言えなかったのだ。



だが、総二郎は、今の優紀の想いを聞き出せないままに、また、訊き始めるのだった。


「優紀が不安な訳は、俺が、『西門総二郎』だから…か?
 俺が、『西門流 次期家元』だから…か?」と…。


だからだったのだ。
此の時の優紀は、自分自身の本当の気持ちを、総二郎に、返答するのだった。


「そうですね。
 『西門流』は、日本の伝統文化の一つです。
 其れに、日本の伝統芸能で在る 三道(華道・茶道・香道<or 書道>)の一つとも言わ
 れて居る程、茶道は、歴史が長い伝統文化の一つです。
 そんな日本の伝統芸能で在る 三道の中の茶道の流派で在る 『西門流』の『次期家元』
 の恋人が、茶道自体、全くの素人と言っても良い私だ何て…誰が、許すと思いますか?
 もし、例え、西門さんが、私の事を、“恋人だ‼”と、皆さんに仰って下さったとしても、私
 が、西門さんのお傍に居られる筈等無いんです。
 其れに、私達が、高校生の頃は、あれだけ、道明寺さんとつくしの恋愛を邪魔されて居た
 道明寺さんのお母様が、今では、つくしを認めて居らっしゃいます。
 其れは、今のつくしが、例え、記憶を失って居たとしても…。
 其れに、道明寺さんとつくしとの付き合いを邪魔する為に、私の家族を窮地に陥れ様とし
 て居た事に関しても、道明寺さんのお母様は、私に謝って下さいました。
 だからこそ…。
 今のつくしが、記憶を失くして居たとしても、“きっと、幸せに成れる。”と、私も、確信
 して居ますし、ホッとして居る位です。
 でも、私は、西門さんのご両親で在る 家元 と 家元夫人から、お許し頂いた訳では在
 りません。
 其れに、お茶に関しては、素人同然の私が、お許し頂ける共、思って居ません。
 ですから、不安にも成るんです。
 “西門流は、きっと、私では、無理だろう。”と…。」と…。



実は、此の時の総二郎は、優紀からのそんな話しに対して、言いたい事も、反論したい事も、一杯、有ったのだ。
だが、態と、最後迄、優紀の言いたい事を言わせて居たのだ。


何故なら…。
普段、優紀は、自分自身の言いたい事の半分も言えない様な女性だと言う事を、総二郎自身、知って居たのだ。


実は、総二郎が知る限りの高校生当時の優紀は、つくしの後ろから就いて来る様な、つくしの陰に隠れて居る様なそんな少女(女性)だったのだ。
其れは、中学生の頃から、全く、変わって居なかったのだが…。


だからこそ…。
此の時の総二郎は、優紀に、自分自身の想いを言わせて居たのだ。


そして、優紀の話しを聞き終えた時の総二郎は、普段通りのクールな顔付きをしたまま、優紀に、言って除けるのだった。
少し、怒った様な口調で…。


「言いてぇ事は、其れだけか?
 そんな理由だけで、“俺と付き合えねぇ。”って、俺に、言うつもりだったんか?
 其れだったら…よ。
 言って遣るよ。
 答えは、NOだ‼
 俺は、“お前を守る。”って、言ってんだろ?
 其の俺のお前への想いは、何処に行くんだ⁉
 いい加減、分かれよ。」と…。


其処迄、言い切った総二郎は、唯、優紀の顔を、ジーっと、観て居たのだ。
そして、更に、総二郎は、優紀に伝えるのだった。


「茶に関しては、俺に任せて置け‼
 俺が、全て、文字通り、手取り足取り、教えて遣るから…よ。」と…。
「………」



其処で、此の時の優紀の顔付きを観た総二郎は、ちょっと、苦笑い気味だったのだ。


何故なら…。
此の日だけでも、“何度目だ‼”と、言いたく成る位に、驚愕顔に成って居る優紀が其処に居たから…だったのだ。


だからこそ…。
返答する事すら出来無い優紀が、其処に居たのだから…。



だからだったのかも知れない。
此の時の総二郎は、そんな驚愕して居る優紀の腕を、もう一度、掴んで、自分自身の方に、引き寄せて、抱き締めたのだ。


其れは、一瞬の出来事で、実は、優紀自身、戸惑う時間さえ無いままに、また、総二郎に抱き締められて居たのだ。


だからだったのだ。
総二郎は、優紀を抱き締め乍ら、また、優紀に、言って除けるのだった。
優紀に、諭す様に…。


「優紀…全てを、俺に任せてくれねぇか?
 ぜってぇ、悪ぃ様にはしねぇと誓う。
 取り敢えず、俺と、付き合ってくれねぇか?」と…。



だからだったのかも知れない。
此の時の優紀は、総二郎に、抱き締められて居る此の状況が、嫌じゃ無い事に気が付いたのだ。


其れ処か?
安心し切って居る自分自身が、此の場に居る事に、気が付いてしまったのだ。


“さっき迄の自分自身は、西門さんから離れ様と、藻掻いて居たのに…。
 何で、今の私は、安心し切って居るのだろうか?”と、思う程に…。


だからだったのだ。
“もう、自分自身の気持ちに、嘘が付けない。”と、判断した此の時の優紀は、自然と、総二郎に、返答の言葉を告げて居たのだ。


「はい。」と…。



だからだったのだ。
此の時の総二郎は、優紀から、了承の返答を聞けた事で、何も言わず、更に、優紀を抱き締めて居たのだ。


そして、其の後の総二郎と優紀は、お互い、何を言うでも無く、暫くの間、其のままの状態で、ソファに座ったまま、抱き締め合って居たのだった。



そんな時間が、暫くの間、続いた後…。
総二郎は、優紀に訊き始めるのだった。
提案するかの様に…。


「今夜は、もう、遅ぇし…よ。
 此のまま、此処(司が、手配したメープルホテルの一室)に泊まらねぇか?」と…。


だからだったのかも知れない。
そんな風に、提案された此の時の優紀は、如何言って良いのか?
分からず、何も言えず、戸惑って居ると…。
総二郎が、更に、話しし始めるのだった。


「今日は、マジで、此のまま、一緒に、寝るだけだ。
 何もしねぇよ。
 優紀を抱き締めたままで、寝る事だけは、許して欲しいけど…な。」と…。


だからだったのだ。
此の時の優紀は、「はい。」と、返事したのだ。


なので、其の夜の総二郎と優紀は、本当に、抱き締め合ったまま、眠るのだった。
勿論、此の時の総二郎は、苦笑い気味に成って居た事は言うまでも無かったのだ。


何故なら…。
其の夜の優紀は、しっかり、眠れて居る様子…だったのだから…。
反対に、其の夜の総二郎は、悶々として居る状況だった為に、中々、眠れなかったのだ。



という訳で、此の日を境に、総二郎と優紀は、取り敢えず、付き合い始めるのだった。
勿論、つくしの前では、既に、付き合い始めて居た体に成って居たのだが…。


そして、翌日の夕方の総二郎は、優紀を、自宅に送り届けたのだった。



実は、翌日の朝、目が覚めた優紀は、総二郎に抱き締められたままだった事に気が付き、そーっと、総二郎から離れて、ベッドから下り、シャワールームに向かうのだった。


そして、其の後、ちゃんと、眠れて居なかった総二郎は、優紀の後を追って、シャワールームに向かうのだった。


という訳で、其の後の総二郎と優紀の長い一日の時間が、始まったのだった。



そして、其の半年後には、総二郎と優紀の付き合いが、総二郎の両親で在る 西門流 家元 と 家元夫人にバレたのだ。


何故なら…。
総二郎の様子が、其れ迄とは、天と地の差…程…有ったから…だったのだ。


そして、其の後の総二郎と優紀の付き合いを、見て視ぬ振りをする総二郎の両親で在る 西門流 家元 と 家元夫人が居た事も、また、事実だったのだ。


そして、其の数年後には、そんな総二郎と優紀の二人の事を認めた総二郎の両親で在る 西門流 家元 と 家元夫人に寄って、総二郎と優紀の二人の結婚の許しが出た事で、先ずは、婚約発表が為され、其の後、結婚するのだった。


此れには、優紀の努力と、総二郎のサポートが有ったからこそ…だったのだ。



唯、世間的には、F4の内、司と総二郎のそれぞれに、お相手が決まった事で、世間の淑女達は、戦々恐々と、其の後の類とあきらの二人を、観て居た事は言うまでも無かったのだ。


また、司と総二郎のそれぞれのお相手が、一般家庭出身の女性だった事も有り、一般家庭出身の女性達にとっても、“自分(達)にも、チャンスが在るのでは無いだろうか?”と、類とあきらの何方かと出会えるチャンスを窺って居た事も、また、事実…だったのだ。
類とあきらにとっては、傍迷惑な話しだった事は言うまでも無かったのだが…。



という訳で、其の後の総二郎と優紀の二人は、幸せな家庭を築いて居たという事は言うまでも無かったのだった。



fin



<此の二次小説『自惚れ~うぬぼれ~【自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>】…<総優>  
 番外編③』の一部の文面に、不快に思われるやも知れない表現が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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