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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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楓の思い と 椿の言い分【会いたい】…<つかつく>  番外編




【『真実【会いたい】…<つかつく>  番外編②』のエピローグ 
 <西田の其の後の行動>】


現在は、司の弟と成った 進の秘書をして居る西田だが、元々は、司の秘書をして居たのだ。


其の西田は、或る行動に出たのだ。


其れは、司より、更に、以前に、西田の上司で在り、嘗て、第1秘書をして居た司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、今回の件を報告する事…だったのだ。



其の報告とは…。
司が呼び出して居たつくしの主治医だったドクターから聞いた話しの件…だったのだ。


だからだったのだろう。
司が呼び出して居たつくしの主治医だったドクターの其の話しを西田から聞いた司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、驚愕するのだった。


何故なら…。
全ては、司本人が原因だと云えたから…だったのだ。



実は、自身の息子で在る 司が英徳学園 高等部当時の(司の母親で在る 道明寺HD 社長)道明寺楓は、自社(道明寺HD)の事業展開の事ばかりに目を向けて居た為に、自身の息子で在る 司が、どんな行動を起こそうが、全く、興味を示して来なかったのだ。


だからだったのだろう。
自身の娘で在る 椿 と 自身の息子で在る 司の幼少期当時の(司の母親で在る 道明寺HD 社長)道明寺楓は、(自身の娘で在る)椿と(自身の息子で在る)司姉弟を、道明寺家の使用人頭で在る タマに預けて迄、自身の夫で在る 道明寺HD 会長 道明寺保に就いて、NYに渡米した程…だったのだ。


云わば…。
椿と司姉弟の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、其れ以降も、全く、子育てに目を向けて居ないネグレクト状態だと云えたのだ。


云う成れば…。
其の当時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしと知り合う迄の英徳学園 中等部から高等部当時の司が起こして来た事件に関して、全て、お金で解決して来たのだ。


そんな状況だったのだから…。
つくしと知り合う迄の英徳学園 中等部から高等部当時の司は、世間で言う所の『腫れ物に触る』様な状況だと云えたのだ。



だからだったのだ。
司は、『英徳学園の王様』と言われる様な存在に成って行ったのだ。


そして、其処に現れたのが、後に、『英徳学園のジャンヌ・ダルク』と、言われた『牧野つくし』…だったのだ。


だが、そんな英徳学園の救世主だった『牧野つくし』を排除し様としたのが、其の当時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓…だったのだ。



勿論、『牧野つくし』を好きに成る前の司は、自身に歯向かって来た『牧野つくし』に『赤札』を貼った事は言うまでも無かったのだ。


そんな司が、過去に、『牧野つくし』に貼った『赤札』のせいで、苦しんで居ると言うのだ。


云わば…。
『牧野つくし』に貼った『赤札』の後(あと)の司は、『牧野つくし』の事を好きに成り、そして、司とつくしは、恋に落ちた。
そして、結果、つくしは、妊娠して、娘のひなを出産した。


と言う事は、英徳学園 高等部当時の司が『牧野つくし』に『赤札』を貼っただけでは無く、司は、其の上、つくしを妊娠させ、出産迄させて居たと言う事と成るのだ。


其の結果、『牧野つくし』は、28歳という若さで、早死にする結果と成ったのだ。


だからだったのだ。
結果的に、“自分自身のせいだ‼”と、司自身、苦しむ事と成って居たのだ。



だからだったのだろう。
そんな話しを西田から聞いた時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の息子で在る 司の事を考えれば、居た堪れない思いで、一杯…だったのだ。


“私(わたくし)が、もっと早く、司とつくしさんの事を認めてさえ居れば…。
 若しくは、司がつくしさんの記憶を失って居たとしても、私(わたくし)がつくしさんの
 居場所を探してさえ居れば…。
 そうして居れば、こうは成って居なかったのかも知れない。
 と言う事は…。
 本(もと)を正さば、私(わたくし)のせいかも知れないわね。”と…。


だからだったのだ。
そんな話しを西田から聞いた後(あと)の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、後悔の日々…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、司の様子を見る様に、西田に指示を出して居たのだ。



だが、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の娘で在る 椿が、NYの道明寺邸に来た際に、西田から聞いた此の話しを、自身の娘で在る 椿に伝えて置くのだった。


其処で、椿は、今迄、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に言えなかった話しを口にするのだった。


「今に成って、司が苦しむ羽目に成ったのも、本(もと)を正さば、お母様の責任じゃ有り
 ませんか?
 もっと早く、つくしちゃんを認めて下さって居れば…きっと、こんな事には成らなかった
 と、思います。
 実は、つくしちゃんの納骨を済ませた後(あと)、タマさんも、司の事を、凄く、心配し
 てました。
 “つくしを失った後の司坊っちゃんは、此れから、如何さるんですかね?”と、言って…。
 其れに、亡く成る前のタマさんも、司の事を、凄く、心配してくれて居ました。
 “司坊っちゃんのお傍には、つくしが居ないと、駄目だと思うんですが…ね。
  如何して、こんな事に成ったんでしょうかね?”と、言って…。
 此れからの司の事を、そんな風に、心配し乍らも、其の後直ぐ、タマさんも息を引き取っ
 たんです。
 今の司の事を思えば…。
 司とつくしちゃんが高等部当時に、二人のお付き合いを許して上げるべきだったと思いま
 す。
 其の当時のお母様は、司に仰って居ましたよね?
 “愛だの恋だの…そんなモノに、現を抜かして居ないで、将来の道明寺HDの事だけを考え
  なさい。”って…。
 でも、其の当時のつくしちゃんが司に齎して(もたらして)くれた事は、凄く、大きな物
 でした。
 “其の事に、お母様が、もっと早く、気が付いて下さって居れば…。”と、私は、後悔ばか
 りして居ます。
 今では、“もっと早くから、私が、お母様につくしちゃんの良さを伝えて置けば良かっ
 た。”とも、後悔して居ます。」と…。



そして、実は、此の椿の言い分は、椿と司姉弟の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の思いでも有ったのだ。


と言う事は…。
椿と司姉弟の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓 と 椿母子(おやこ)にとって、其れは、同じ思いで在り、同じ後悔に苛まれて居たという訳…だったのだ。



だが、此の時の椿と司姉弟の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の娘で在る 椿に、何も言わなかったのだ。
反論の言葉さえも…。


だからだったのかも知れない。
此の時の椿は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の思いを知ったのだ。


“きっと、お母様も、其の当時の事を後悔して居るんだわ。
 お母様が、私に反論の言葉さえ言って来ないという事が証拠だわ。”と…。


だからだったのだろう。
此の時の椿は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、其れ以上、自分自身の言い分を話しし無かったのだ。


だからだったのだ。
其の場は、暫くの間、静まり返って居たのだった。



fin



<此の二次小説『楓の思い と 椿の言い分【会いたい】…<つかつく>  番外編』は、
 かなり短めにて、終了して折ります。
 『番外編』の為、了承の程、宜しくお願い致します。>

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