tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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入学式の写真【会いたい】…<つかつく>  番外編




今春、ご入園・ご入学を迎えられる皆様、保護者の皆々様…。
此の度は、ご入園・ご入学、おめでとう御座います。



【『進の心配【会いたい】…<つかつく>  番外編』のエピローグ
 <自身の叔父で在る 進から話しを聞いた後のひなの行動>】


「此れからも、兄さんの事を、娘として、気遣って遣って欲しい。
 悪いな、ひな…。」


そんな風に、自身の叔父で在る 進から頼まれたひなは、其の時に、自身の叔父で在る 進と、色々と、話しをして居たのだが、其の後のひな自身、自身の叔父で在る 進から、そう頼まれた言葉が、ずーっと、引っ掛かり、気に成って居たのだ。



だからだったのかも知れない。
其の後のひなは、或る事を思い出して居たのだ。
其れは、ひなの小学校の入学式の時の写真…だったのだ。


実は、其の当時の牧野家のカメラと云えば、『使い捨てカメラ(写ルンです=インスタントカメラ)』…だったのだ。


だからだったのだろう。
其の当時の牧野家にとっては、そんな貴重な『使い捨てカメラ(写ルンです=インスタントカメラ)』で、ひなの小学校の入学式の写真を撮る事にしたのだった。


そして、ひなが眠った後の家族会議の結果、其の日のカメラマンは、つくしの父親で在り、ひなの祖父でも在る 牧野晴夫と、決まったのだ。


だからだったのだろう。
そんな貴重な『使い捨てカメラ(写ルンです=インスタントカメラ)』を、其の日のカメラマンで在り、ひなの祖父でも在る 牧野晴夫に託す訳なので、前日から、自身の妻で在る 牧野千恵子 と 自身の娘で在る つくしの二人から、撮り方等の説明を受けて居たのだ。


だが、後日、其の『使い捨てカメラ(写ルンです=インスタントカメラ)』を現像に出したつくしが、其の後、写真が出来上がる日に写真を取りに行った所…。
此の時のつくしは、其の現像された写真を見て、驚愕するのだった。


何故なら…。
案の定とでも言うべきか?
其の日のカメラマンで在り、ひなの祖父でも在る 牧野晴夫が撮った写真は、実は、ピントが合って居ない上に、しかも、同じ様なシーンが何枚も撮られた写真だったから…なのだ。


実は、つくしの父親で在り、ひなの祖父でも在る 牧野晴夫は、前日から、自身の妻で在る 牧野千恵子 と 自身の娘で在る つくしから、何度も何度も、撮り方等を繰り返し説明されて居た事で緊張してしまったのか?
夜中中、眠る事が出来ず、当日の朝に成って、漸く、眠気が襲って来た位…だったのだ。


其の為に、自身の孫娘で在る ひなの入学式が終了した頃のひなの祖父で在る 牧野晴夫の眠気は、ピークに達して居たのだ。


だからだったのだろう。
ひなの祖父で在る 牧野晴夫は、自身の孫娘で在る ひなの入学式の終了後に写真を撮った事も有り、ピントが合って居ない上に、しかも、同じ様なシーンを何枚も撮って居たという訳…だったのだ。


実の事を言うと、其の時のひなの祖父で在る 牧野晴夫自身、現像されて出来上がって来た写真を、何度、見ても、全く、其の時の記憶が無く、“如何して、こんな写真を撮ったのだろう。”と、悩む位…だったのだ。


実は、そんな風に、現像された写真を見た時のつくしと進姉弟は、何時(いつ)もの如く、笑って居たのだ。
否、最初、そんな自身の父親で在る 牧野晴夫に対して、つくしは、笑い乍らも、多少、怒って居たのだ。


“やっぱり…思って居た通りだった。
 フィルムが勿体無いじゃん!”と、思い乍ら…。


だが、つくしの母親で在る 牧野千恵子は、そんな自身の夫で在る 牧野晴夫の不器用さに、笑うでも無く、怒る事も無く、呆れ乍らも、“仕方ないわね。”と、思って居たのだ。



だからだったのかも知れない。
其の後、自身の手元に在るそんな写真の事を思い出したひなは、数枚の重なって居る同じ様なシーンの写真を、自身の父親で在る 司に渡す事にしたのだった。


そして、自身の叔父で在る 進と色々な話しをした数日後…。
ひなは、自身の父親で在る 司の自室を訪れて居たのだ。


勿論、自身の父親で在る 司の自室のドアをノックして、自身の父親で在る 司から入る事を了承されたひなは、自身の父親で在る 司の部屋の中に入ったのだ。


実は、ひなが、自身の父親で在る 司の自室に入った時の司は、仕事から帰って来たばかりで、まだ、ソファに座ったまま…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のひなは、先ず、「はい、此れ、あげる。」と、言い乍ら、ソファに座って居る自身の父親で在る 司の目の前に、数枚の自身の小学校の入学式の時の写真を差し出すのだった。


自身の愛娘で在る ひなから、行き成り、そんな数枚の写真を自身の目の前に差し出された時の司は、驚愕するのだった。


だからだったのだ。
其の自身の目の前に差し出された物が何で在るのか?
其の時の司は、行き成りだったので、まだ、確認をして居なかったのだが、驚愕と共に、怒りが込み上げて居たのだ。


だからだったのだろう。
其れ以上、何も言わず、自身の愛娘で在る ひなから何かを自身の目の前に差し出された時の司は、そんなひなに文句を言うのだった。


「行き成り、何だ⁉
 其れは、一体、何だ?」と…。



もし、こんな行為を司にした者が、自身の愛娘では無く、全くの赤の他人だったとした成らば、間違い無く、司自身、キレて、大変な事に成って居た事だろう。
其れ位、此の時の司は、そんな自身の愛娘で在る ひなに怒って居たのだ。


だが、其の後、自身の愛娘で在る ひなから聞かされた話しの内容に寄って、其れが何で有るのか、漸く、理解された此の時の司は、自身の愛娘で在る ひなから、自身の目の前に差し出されたそんな数枚の写真を受け取るのだった。



そして、司が、自身の愛娘で在る ひなから受け取った写真には、門前に『○○小学校 入学式』と書かれた立て看板を背に、自身の愛娘で在る ひなと一緒に写って居る自身の妻で在る つくしが居たのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の司は、其の写真の中で、自身の愛娘で在る ひなと一緒に写って居る自身の妻で在る つくしの顔だけを凝視して観て居たのだ。
其処で、司は、自身の愛娘で在る ひなの目の前で呟いたのだ。


「ひなが小学校入学の頃なら、つくしは、24~5(歳)って処だよな?
 にしても、つくしは、17(歳)の頃と、全く、変わんねぇな。」と…。


だからだったのだ。
此の時のひなは、自身の父親で在る 司のそんな呟きを、しっかり、聞いて居た事で、自身の父親で在る 司に訊くのだった。


「ママって、パパの知って居た頃のママと、私が知って居る当時のママと、そんなに変わら
 ないんだぁ~。
 そう言えば…。
 ママは、私と買い物に行っても、何時(いつ)も、自分自身の歳よりも若く言われて居た
 様な気がするなぁ~。
 ママって、童顔だったのかな?」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、自身の愛娘で在る ひなに即答するのだった。


「ああ、そうかも…な。
 英徳高校の頃のつくしは、自分寄りも1歳年下の三条よりも、若く見られたみてぇだった
 し、元々、つくしは、童顔だった…な。」と…。



そして、此の時の司は、思い出したかの様に、其処で、一拍置いてから、また、自身の愛娘で在る ひなに訊き始めるのだった。


「此の写真、本当に、俺が貰っても良いのか?」と…。


だからだったのだ。
此の時のひなは、そんな風に、自身に訊いて来た自身の父親で在る 司に即答するかの様に、言って除けるのだった。


「今のパパには、此れが必要じゃないの?
 此の(写真の)中のママは、今の私と、其れ程、歳が変わらないから、ママに良く似た今
 の私を見れば、パパでも、其の頃のママを想像する事は出来るとは思うけど…。
 此のママは、写真の中のママだけど、其れでも、実際、写真で見るのとでは違うでしょ!
 さっきも言ったけど…。
 “態とじゃ無いの?”と、訊きたく成る位に、其の当時の牧野のお祖父ちゃんは、同じ様な
 シーンの写真を何枚も撮って居たの。
 今思えば…。
 もしかしたら、牧野のお祖父ちゃんには分かって居たのかも…。
 将来は、こう成って居るって事が…。
 本当は、牧野のお祖父ちゃんが撮ってくれた写真の中には、ピントが合って居ない写真も
 有ったんだけど…。
 パパの為に、そこそこ、撮れて居る写真を選んで持って来たの。
 だから、多少、ピントがズレて居る写真も、まだ、何枚か有って…。
 其れでも良かったら、まだ、後何枚かは、持って来れるけど…。」と…。


だが、此の時の司は、思って居たのだ。


“此の数枚の写真でも、ギリセーフって、感じなのに…よ。
 此れ以上、ピントが合ってねぇなら、意味がねぇだろ⁉”と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、自身の愛娘で在る ひなに即答するのだった。
自身の愛娘で在る ひなへの断りの言葉として…。


「其れなら、良いわ。
 ピントが合ってねぇなら、意味がねぇから…な。
 此れで、十分だ。」と…。



実は、此の時の司にとっては、本当に、此の数枚の写真だけで、十分…だったのだ。


何故なら…。
写真立てに入れて置く用として、ベッドの横に在る サイドテーブルの上に置く為の写真 と 自室のリビングルームのハイチェストの上に置く為の写真 と 道明寺邸の執務室の執務机の上に置く為の写真 と 道明寺HD内の自身の執務室の執務机の上に置く為の写真、
そして、持ち歩き用の為の写真が何枚か在れば、此の時の司にとっては、本当に、其れだけで、十分だったのだ。


だからだったのだ。
此の時の司にとっては、嫌味でも何でも無く、自身の愛娘で在る ひなには、本心の言葉として、そんな風に、言えた言葉…だったのだ。



そして、実は、既に、自身の弟と成った 進から譲り受けたつくしの写真が有ったのだが、其の後の司は…。
*毎朝、自身の愛娘で在る ひなから譲り受けたつくしの声入り『目覚まし時計』で、目を
 覚まし、ベッドの横に在る サイドテーブルの上の写真立ての中のつくしに、「(お)は
 よ!」と、朝の挨拶をして…。


*仕事に向かう前には、リビングルームのハイチェストの上の写真立ての中のつくしに、
 「行って来る…な。」と、伝えて…。


*道明寺HDの自身の執務室に着けば、自身の執務室の執務机の上に置いて在る 写真立て
 の中のつくしに、「今日も、仕事、頑張るから…な。」と、自分自身を鼓舞し…。


*道明寺邸に帰邸して、自室に入れば、リビングルームのハイチェストの上の写真立ての中
 のつくしに、「ただいま。」と、挨拶をして…。


*寝る前には、ベッドの横に在る サイドテーブルの上の写真立ての中のつくしに、「おや
 すみ。」と、挨拶をして…。
其の日一日を終えて居たのだ。



だからだったのだろう。
其の後の司は、徐々に、落ち着きを取り戻して行くのだった。



fin



<此の二次小説『入学式の写真【会いたい】…<つかつく>  番外編』の中に出て来る
 『写ルンです』は、商品名です。
 私は、『使い捨てカメラ(インスタントカメラ)』という商品名で育った世代なので、
 『写ルンです』という商品名に代わって居る事自体を忘れて居りました。
 何方にしても、商品名で在るのなら、何方でも、読者様にご承知頂きたく、何方の商品名
 も記載させて頂きました。
 企業様に於かれましては、勝手に、商品名を記載致して折ります事をお詫び申し上げま
 す。
 また、勝手致して折ります事を、重ねて、お詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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