tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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入学式【会いたい】…<つかつく>  番外編






【『入学式の写真【会いたい】…<つかつく>  番外編』のエピローグ
 <ひなの小学校の入学式の一年前 と ひなの入学式の日のお話し>】


つくしは、自身の愛娘で在る ひなの小学校の入学式の一年前から、或る計画を立て始めて居たのだ。


何故なら…。
此の当時のつくしにとっては、【ひなの小学校の入学式に着せるフォーマルワンピースの買う時期を如何するのか?】という事が最大の課題でも在り、計画でも在ったから…なのだ。


だからだったのだ。
つくしは、自身の愛娘で在る ひなの小学校の入学式の一年前から、計画を立て始めて居たという訳…だったのだ。



実は、ひなが通う事に成って居る小学校は、私服通学なのだ。


だからだったのだ。
晴れの日という事も有り、子供の通う小学校の入学式の日の親達は、それぞれ、張り合うかの様に、自身の子供の入学式に着せるフォーマルスーツ や フォーマルワンピースを新調して居たのだ。
親に寄っては、ブランド物を、自身の子供に身に着けさせる親も居る程…だったのだ。


勿論、そんな親達に、太刀打ち出来ないと分かって居るつくし…だったのだが…。
其れでも、晴れの日に、お古(知り合いからのお下がり)という訳にもいかず、“ひなの為に、新しく、購入して上げ様!”と、つくし自身、考えて居た事は、事実…だったのだ。


だからだったのだ。
此の当時のつくしは、自身の愛娘で在る ひなの為に、或る計画を立て始めたという訳…だったのだ。



そして、つくしが待ち望んで居た其の日が、漸く、来たのだ。


其の日とは、自身の愛娘で在る ひなの小学校の入学式が在る 一年前の4月に入った頃の事…だったのだ。



実は、3月中旬と成った其の日迄のつくしは、忙しいパートの合間に、自宅近くのショッピングモールに通う日々…だったのだ。


何故なら…。
自身の愛娘で在る ひなの晴れの日に着せるフォーマルワンピースを買う為…だったのだ。


だが、其のままの値段で買う事に躊躇いを感じて居た此の当時のつくしは、ひなの小学校の入学式が在る 約一年前の3月中旬と成った頃から、自宅近くのショッピングモールに偵察に訪れて居たのだ。



しかも、此の時のつくしは、ご丁寧に、店員からパンフレットを貰って帰って居た位…だったのだ。


そして、此の時のつくしは、其の持ち帰ったパンフレットを自身の愛娘で在る ひなに見せて、「もし、ママが、“どれか、買って上げる。”って、言ったら、ひなは、どれが良い?」と、聞いて居た程…だったのだ。


勿論、其の当時のひなは、まだ、保育園に通って居た頃だったので、子供らしく、目をギラギラさせ乍らも、何かを期待して居る様子…だったのだ。
当然では有るのだが…。


何故なら…。
其の当時のひなは、5歳に成ったばかりの保育園児…だったのだから…。
止むを得ない事だったのだろう。



勿論、此の時のつくしとて、自身の愛娘で在る ひなに期待させて居る事は、重々、承知して居た事も有り、自身の心の中で、“ご免ね!”と、謝って居たのだ。


だが、『背に腹は代えられない』と言う事も有り、泣く泣く、心を鬼にして、自身の愛娘で在る ひなに訊いて居たのだ。


そして、自身の愛娘で在る ひなに訊いた事で、目星を付けたつくしは、其の日迄…。
云わば…。
値段が下がる(バーゲンが始まる)其の日迄、自宅近くのショッピングモールに通う日々…だったという訳なのだ。



という訳で、つくしは、自身の愛娘で在る ひなが気に入ったフォーマルワンピースを買う事が出来、満足…だったのだ。


そして、予算より安く、ひなが気に入ったフォーマルワンピースを購入出来た事で、自身の愛娘で在る ひなの小学校の入学式の日に着る自分自身のフォーマルワンピースも購入する事が出来たのだ。


勿論、つくし自身、冠婚葬祭のどんな日でも着て行く事が出来るフォーマルワンピースを選んで居た事は言うまでも無かったのだ。
流石は、実用性を重視するつくしだけの事は有ったのだ。


そして、其の自身の愛娘で在る ひなが気に入って居たフォーマルワンピースは、つくしが選んだフォーマルワンピースと共に、家族の誰にもバレる事無く、一年間、隠し通せて居たのだった。



そして、そんな日から一年が経った4月某日の事…だったのだ。
此の日のひなは、自身の小学校の入学式の日に、自身が気に入ったフォーマルワンピースを、身に着ける事が出来て居たのだ。


勿論、つくし自身も、また、此の日の為に、自身が選んだフォーマルワンピースを身に着けて、自身の愛娘で在る ひなの小学校の入学式に臨んで居たのだった。


だからだったのかも知れない。
此の(自身の小学校の入学式の)日のひなは、子供らしく、テンションが高め…だったのだ。



其れに、子供乍らにも、牧野家の経済状況を知って居た此の当時のひなは、母親に我が儘を言った事は無く、寧ろ、同じ年頃の子供達よりも、大人びた考え方が出来て居たのだ。


だからだったのだろう。
唯、自身の母親で在る つくしからパンフレットを見せられただけのひなは、そんな状況にも、我慢する事が出来て居たのだ。


だからだったのかも知れない。
此の(自身の小学校の入学式の)日のひなは、テンションが高め…だったという訳なのだ。



そして、自身が通う小学校の入学式を終えた其の後の当時のひなは、つくしと、または、家族とお出掛けと成ると…。
自身の小学校の入学式に身に着けたフォーマルワンピースを着て出掛け様とする程…だったのだ。


其れ程、此の当時のひなは、自身が気に入ったフォーマルワンピースを身に着ける事が出来て、嬉しかったのだ。



だからこそ…。
自身の愛娘で在る ひなの小学校の入学式に出席したつくしは、自身の父親で在る 牧野晴夫が撮った写真を見た時に、可笑しくて、自身の弟で在る 進と一緒に笑って居たのだが、多少、怒っても居たのだった。


“やっぱり…思って居た通りだった。
 フィルムが勿体無いじゃん!
 折角のひなの晴れの日なのに…。”と…。


其れ位、つくし自身も、自身の愛娘で在る ひなが気に入って居たフォーマルワンピースを身に着けた愛娘(ひな)の事を誇らし気に見て居たのだった。



実は、22歳に成った現在のひなは、此の当時に身に着けて居た自身のフォーマルワンピースを、未だ、持って居たのだ。


つくしの形見の様な物なのだ。
とても、処分出来る訳が無かったのだ。


何故なら…。
自身の母親で在る つくしからパンフレットを見せられた当時のひなは、パンフレットを見せられただけで、実は、買って貰えるとは思っても視なかったのだ。


だからこそ…。
此れ迄のひなは、此の当時に身に着けて居た自身のフォーマルワンピースを処分する気に成れなかったのだ。



そして、自身の愛娘で在る ひなの小学校の入学式に出席したつくしが身に着けて居た冠婚葬祭対応のそんなフォーマルワンピースは、つくし亡き後、つくしの形見として、つくし自身からの申し出に寄り、つくしの母親で在る 牧野千恵子が譲り受けて居たのだ。


だからこそ…。
つくしの亡骸をお寺に埋葬して貰う日のつくしの母親で在る 牧野千恵子は、つくし亡き後、つくしの形見として、譲り受けた自身の娘で在る つくしのフォーマルワンピースを身に着けて居たのだ。


そして、自身の祖母で在る 牧野千恵子からの申し出に寄り、其の後のつくしのフォーマルワンピースは、形見として、つくしの愛娘で在る ひなが譲り受けて居たのだ。


勿論、ひなは、其のつくしのフォーマルワンピースを、自身のフォーマルワンピースと共に、大切に、クローゼットに収納して居たのだ。


だが、其の後、其の事を知った司は、つくしのフォーマルワンピースを、当時のひなが気に入って居たフォーマルワンピースと共に、ヒノキの収納ケースに収納させて居たのだ。
其れが、司自身からのつくしへの償いとでも言いた気に…。



fin




<此の二次小説『入学式【会いたい】…<つかつく>  番外編』は、一部、不快に思われ
 るやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>


<此の二次小説『入学式【会いたい】…<つかつく>  番外編』は、番外編の為に、短め
 にて、終了して折ります事をお詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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