tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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つくし と ひなのGW【会いたい】…<つかつく>   番外編





<『つくし と ひなのGW【会いたい】…<つかつく>   番外編』は、ひなの夢の中の
 お話しです。
 という訳で、ひなが小学3年生当時に、つくし と ひなとで出掛けた夢の中のシーンの
 お話しが中心と成ります。>



其の年(現在)のGWに入った此の日…。
現在のひなは、自身が小学3年生当時に、実際に、自身の母親で在る つくし と ひなとで出掛けた其の当時の夢を見て居たのだ。


【ひなの夢の中…。
 ひなが、小学3年生に進級した4月の初めの頃の事…。】


つくしは、ひなに訊いて居たのだ。


「ひな…実は、今年のGWは、一日だけ…だけど、お休みを取ろうと思うの。
 ママの其のお休みの日に、“何処か、連れて行って上げる‼”って、ママが言ったら…。
 ひなは、何処に行きたい?」と…。


だからだったのだ。
ひなは、“ママといっしょ(一緒)に行くなら、行きたい所がいっぱい(一杯)ある(有る)から、どうしよう(如何し様)かな⁉”と、考えて居たのだ。
「う~ん⁉」と、ひなは、つくしの前で、大きく首を捻り乍ら…。


其処で、ひなは、“ピクニックとか、どうぶつえん(動物園)もいい(良い)けど…。”と、思い乍らも、考えが固まった様で、つくしに懇願し始めたのだ。


「やっぱり、ゆうえんち(遊園地)が良い‼」と…。


だからだったのだ。
そんな風に、自身の娘で在る ひなから懇願された此の時のつくしは、自身の娘で在る ひなに了承の意を伝えるのだった。


「OK‼
 遊園地…ね。
 ひな、楽しみにして居てね。」と、此の時のつくしは、にこっと、笑い乍ら…。


だからだったのだ。
此の時のひなも、自身の母親で在る つくしに、にこっと、笑い乍ら、「うん。」と、返答して居たのだ。



そして、其のGWの日が遣って来たのだ。
此の日のひなは、興奮気味…だったのだ。


正確に言うと…。
ひなは、昨夜の夜から、中々、寝付けない程、興奮状態…だったのだ。


そして、ひなは、自身の母親で在る つくしと離れる事無く、電車に乗る時も、遊園地の中に居る間も、ずーっと、二人、手を繋いだまま…だったのだ。



【実は、其の後、遊園地に着いたつくし と ひな母子…。
 終始、笑顔が絶えない自身の娘で在る ひなのそんな顔付きを、ずーっと、傍で、観て居 
 た此の時のつくしは、思って居たのだった。


 “良かった。
  ひなの笑顔を観る事が出来て…。”と…。


 実は、此の頃のつくしは、既に、自身の身体の中の異変に気付き始めて居たのだ。


 だからこそ…。
 “此れが最後かも知れない。”と、此の当時のつくしは、自身の娘で在る ひなを連れ出す
 事にして居たのだ。
 『GW』という絶好なチャンスを逃す事無く…。】



そして、ひな自身、前々から、“ゆうえんち(遊園地)に行ったら、乗りたい‼”と、思って居たアトラクション(遊具)に一目散に向かうのだった。


勿論、此の時のひなは、自身の母親で在る つくしの手を繋いだまま…。
自身の母親で在る つくしを引き摺るかの如く、あちこちと連れ廻して居たのだった。



【実は、此の時のつくしは、自身の娘で在る ひなのそんな嬉しそうな顔付きを観て居て、
 更に、つくし自身も嬉しく成り、終始、笑顔…だったのだ。


 実は、自身の娘で在る ひなのそんな嬉しそうな顔付きは、行動にも表れて居たのだ。


 だからこそ…。
 此の時のつくしは、自身の娘で在る ひなの言い成りに成り、自身の娘で在る ひなから
 の誘導の下、自身の娘で在る ひなに引き摺られる振りをし乍らも、何処にでも、一緒
 に、就いて廻って居たのだ。


 だからだったのだ。
 此の日のひなは、ご満悦…だったのだろう。】



そして、此の日のひなの乗ったアトラクション(遊具)は…。
先ず、『コーヒーカップ』に始まり、『メリーゴーランド』…。
そして、『観覧車』・『ゴーカート』・『空中ブランコ』に乗ったのだ。
そして、『迷路』にも入ったのだ。
そして、最後の最後に、(子供用)ジェットコースターにも乗ったつくし と ひな母子…だったのだ。


実は、此の日のつくし と ひな母子は、遊園地が開園する時間から閉園時間近く迄…遊び廻って居たのだった。


なので、此の日のひなにとって、“こんなに楽しい日は、初めてかも…。”と、思って居た程…だったのだ。



【だからだったのだろう。
 此の時点で、現実のひなは、泣き乍ら、夢を見て居たのだ。


 何故なら…。
 其の当時のひなが、自身の母親で在る つくしとの生活の中で、(現在のひなが覚えて居
 る中では)一番、幸せな時間を過ごして居たから…だったのだ。


 だからだったのだ。
 現実のひなは、泣き乍ら、夢を見て居たのだろう。】



そして、帰る時間が近付き、つくしは、自身の娘で在る ひなに声を掛けるのだった。


「ひな…そろそろ、帰ろうか?
 もう直ぐしたら、辺りも暗く成って来るし…。」と…。


其処で、ひなは、初めて、自身の母親で在る つくしに愚図り始めるのだった。


「えっ、もう、帰るの?
 まだ、明るいよ。
 もう少し、ここに(此処に)いたい(居たい)けど…ママ、ダメ?」と…。


だが、此の時のつくしは、心を鬼にして、自身の娘で在る ひなに言って除けるのだった。


「もう直ぐしたら、閉園時間に成るし、其れに、何時(いつ)迄も、此処に居る訳にはいか
 ないでしょ!
 だから…暗く成る前に、そろそろ、帰ろう‼」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時のひなは、悲しそうな顔付きをするのだった。



【実は、そんな悲しそうなひなの顔付きを観た此の時のつくしは、そんなひなを初めて見た
 のだった。


 だからだったのかも知れない。
 此の時のつくしは、自分自身も、悲しく成るのだった。


 だが、勿論、何時(いつ)迄も、此処に居る訳にはいかないのだ。


 何故なら…。
 閉園時間も近付いて居たのだから…。】



そして、其の後のひなは、自身の母親で在る つくしの言う通りにするのだった。


何故なら…。
本当に、辺りが暗く成って来たから…だったのだ。


そして、其の帰り道、ひなは、疲れたのか?
電車に乗って居る間のひなは、ずーっと、自身の母親で在る つくしに凭れたまま、眠って居たのだ。
実は、其の日のひなは、初めて、自身の母親で在る つくしに凭れたまま、眠って居たのだ。


だからだったのかも知れない。
此の夢の中に出て来たひなは、幸せを感じて居たのだ。



【実は、現実のひなが観て居た夢は、此処迄…だったのだ。


 だからだったのだろう。
 朝、目を覚ました時のひなは、其の頃のひなの当時の気持ちに成って居たのだ。


 何故なら…。
 其の約1年後には、自身の母親で在る つくしが倒れてしまったから…だったのだ。


 だからだったのかも知れない。
 其の当時の自分自身の気持ちに戻って居た現在のひなは、涙を止める事が出来無かったの
 だ。



 だからだったのだ。
 時間に成っても、中々、ダイニングルームに現れない自身の娘で在る ひなの様子が気に
 成って如何し様も無い此の日の司は、自身の娘で在る ひなの部屋に向かうのだった。
 そして、自身の娘で在る ひなに声を掛けるのだった。


 「ひな、如何した?」と…。


 だからだったのだろう。
 此の時のひなは、自身の父親で在る 司に返答するのだった。


 「うん、分かってる。
  直ぐ、行くね。」と…。


 だが、更に、涙声の自身の娘で在る ひなに声を掛ける司…だったのだ。


 「ひな、泣いてんのか?
  何が有った?」と…。


 だからだったのだ。
 此の時のひなは、“パパに心配を掛けて居るよね?”と、思った事で、自身の父親で在る 
 司に、正直に、話しし始めるのだった。


 「違うの、夢を見たの。
  小学3年生に成ったばかりの当時の私が、GWの日に、ママと一緒に行った時の遊園地
  の夢を…。
  だから…ね。
  心配し無くても良いよ。」と…。


 そして、其の後のひなは、其の夢の内容を自身の父親で在る 司に訊かれて居たのだ。


 「俺に其の話しを詳しく教えろ‼」と…。


 だからだったのだろう。
 此の日のひなは、仕方無く、自身の部屋の中に自身の父親で在る 司を入れて、其の夢の
 話を、自身の父親で在る 司に話しして聞かせて居たのだった。
 そして、そんな話しを自身の娘で在る ひなから聞いた此の時の司は、辛く成って来たの
 だ。


 何故なら…。
 此の時の司には、分かって居たのだ。


 『其の当時のつくしには、既に、分かって居たのだろう。
  自分自身の身体に異変が起こって居る事を…。』と…。


 だからこそ…。
 “其の当時のつくしは、自分自身の身体が辛いにも関わらず、(自身達の娘で在る)ひな
  を遊園地に連れて行ったのだろう。”と、此の時の司は、思って居たのだ。


 だからだったのだ。
 “其れも含めて、全て、俺の責任だよな。”と、更に、思って居た司…だったのだ。


 だが、此の時の司は、自分自身の気持ちを自身の娘で在る ひなに悟られない様に、必死
 で、隠して居たのだ。
 返答に成って居ない様な言葉を言い乍ら…。


 「そういう事だったのか…。」と…。


 だからだったのだ。
 此の時のひなは、そう自身に言って来た自身の父親で在る 司に、下を向いたまま、頷い
 て居たのだった。


 何故なら…。
 此の時のひなは、其の当時の話しをし乍らも、ひなはひなで、また、涙が溢れて来たか
 ら…だったのだ。】




fin

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