tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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告白の日…<つかつく>  2.




【プロローグ <司 編>】


司は、NYに戻った後、真っ先に、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の下に向かうのだった。


何故なら…。
此の時の司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に確かめる為に、訊いて置きたかったのだ。


「本当に、2年で、俺を日本に戻してくれんだな?
 本当に、牧野には、一切、手を出さねぇんだな?」と…。


其れは、まるで、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの確約を取り付け様とするかの如く…だったのだ。


だからこそ…。
此の当時の司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から、「其れは、貴方次第じゃ無くて…。」と、言われた言葉に奮起するのだった。


だからだったのだろう。
此の時の司自身、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の言葉を信じ、必死に、2年間、学業とビジネスの習得に、力を注いで来たのだ。



だが、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身との約束を破ったのだ。


其れ処か?
司がつくしと会う為に日本からNYに戻って来た日から、丁度、2年が経った或る日の事…。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、司自身に言って来たのだ。


だが、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から、そんな風に言われた事で、其の2年間を頑張って来た司の其の頑張り自体も、2年で終止符を打ったのだ。


何故なら…。
此の当時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、司自身に言ってはいけない様な言葉を言ってしまったのだ。


「貴方は、此れで、満足なのかしら?
 此れで、貴方自身、企業人に成れたとでも、お思いかしら?
 私(わたくし)からして視れば…まだ、始まったばかりだと思うんだけど…。」と…。


其れは、まるで、司の頑張りを認めて居ない様な発言…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の当時の司にとっては、此れで、万事休す…だったのだ。


実は、本気で、2年経てば、日本に帰国出来ると思って居た此の当時の司は、そんな自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの発言にヤル気を失くす程…だったのだ。


だからだったのだ。
其れからの司は、夜な夜なお酒を飲み回り、遊び惚ける位…だったのだ。



だが、此の当時の司は、取り敢えず、NYの大学を卒業して、NYの大学院に進み、MBAだけは、取得するのだった。


何故なら…。
此の当時の司は、つくしから怒られない様に…。
また、自身の最愛の女性(ひと)から、“こいつは、馬鹿だ‼”と、言われない為にも…其処だけは、必死に、頑張って居たのだ。


実は、其の事に関しては、司の姉で在る 椿も知って居たのだ。


と言うのも、司自身、つくしは、頭が良く、優秀で在ると言う事を知って居たからこそ…此れ迄、学業だけは、頑張って来られたのだ。


だからこそ…。
学業を頑張って居るで在ろうつくしに負けない為にも、学業だけは、司自身も、頑張って居たという訳…だったのだ。



実は、此の当時の司は、“道明寺HDは、如何でも良い。”と、自身が英徳学園 中等部・高等部時代にも考えて居た様な事を、また、考える様に成って居たのだ。


何故なら…。
道明寺HDを継がなければ成らないという柵に、“反吐が出る。”と、考える位…だったのだ。


其れに、此の当時の司は、更に、考える様に成って居たのだ。


“道明寺HDが存在して居るからこそ…俺と牧野は、別れなくては成らなかったんだよな。
 だったら、そんな道明寺HDは、クス食らえだな。”と…。


だからだったのだろう。
此の当時の司にとっての道明寺HDは、如何でも良いモノ…だったのだ。


だからこそ…。
TV等のメディア や 雑誌等にも、道明寺HDの立場が不利に成る様な言葉を言って来たのだ。
例え、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から罵られ様共…。


「道明寺HDの遣り方は、汚い。
 あの道明寺HD 社長 道明寺楓様は、自分自身が気に入らなければ、相手が如何言う立
 場の人間だろうと、簡単に、切り捨てやがる。
 そういう女…何だよ。
 あの道明寺HD 社長 道明寺楓様という女は…。」と…。


其の他にも、道明寺HDが不利に成る様な言葉を色々と…。


だからだったのだろう。
道明寺HDの透明性が疑われる様な事態と成って居たのだ。


実は、此の当時の司本人も、“もう、如何でも良い。”と、さえ、思う様に成って居たのだ。


其れ位に、此の当時の司は、つくしに飢え始めて居たのだ。
つくしに会いたくて、会いたくて、苦しく成って居たのだ。


だが、其れを許さないのが、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓なのだとしたら、其の相手に対して、攻撃し様とするのは、此の当時の司にとっては、至極当然の事…だったのだ。


だからだったのだろう。
例え、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から罵られ様共、此の当時の司は、そんな自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に攻撃を仕掛けるのだった。


だが、そんな自分自身の目の前に、漸くと言っても過言じゃ無い程に待ち兼ねて居た人物が、其の後の司の目の前に現れるのだった。



【プロローグ <司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓 編>】


実は、此の当時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の息子で在る 司からの言い分を聞いた時に、自身の心の中で、密かに、考えて居たのだ。


“2年で、ビジネスを習得出来る位なら、簡単な事…ね。
 ビジネスを甘く見て貰っては、困るわ。”と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、司に言って除けるのだった。


「其れは、貴方次第じゃ無くて…。」と、司を奮起させ様とするかの如く…。


だからだったのだろう。
司自身は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の言葉を信じ、2年間、必死に、学業とビジネスの習得に、力を注いで居たのだ。


其れは、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、そんな自身の息子で在る 司を傍で観て居て、納得する様な司の習得振り…だったのだ。


だが、そんな司は、NYに戻って来てからの2年迄…だったのだ。


何故なら…。
約束して居た2年が経っても、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、一向に、自身の日本への帰国を認め様とし無い事で、司自身、ヤル気を失くして居たのだ。


実は、此の当時の司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から、どんなに、何を言われ様共、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の言う通りに、動く事は無かったのだ。


其れ処か?
此の当時の司自身、完全に、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓を無視する様に成って居たのだ。


しかも、TV等のメディア や 雑誌等にも、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の事 や 道明寺HDの有る事無い事を言い始めて居たのだ。


其れに寄り、道明寺HDの透明性が疑われる様な事態と成り、社員のリストラを敢行し無ければ成らない程…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の当時の司は、自身がビジネスに関わる事を嫌がり、西田でさえも、司の扱いに苦慮する程…だったのだ。



だが、まさか、自身の息子で在る 司が、司の母親で在る 自分自身に対して、反旗を翻して(ひるがえして)来るとは考えても視なかった此の当時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、そんな自身の息子で在る 司に対して、驚愕するのだった。


そして、何時(いつ)迄経っても、何年経っても、ビジネスの修行をする事無く、会社に出社する事無く、唯、遊び惚けて居る司に対して、如何して良いのか?
悩み始めて居た時の事…だったのだ。
道明寺HDの重役達の間で、司に対する解任要求が、満場一致で可決されたのだ。



だからだったのだろう。
“此れ以上は、無理だろう。”と、判断した此の当時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、或る決断をしたのだった。


“やはり、司を更生させられるのは、あの娘(こ)しか居ないのだろう。”と…。


実は、其処迄に自身の考え方を変える事が出来たのは、自身の娘で在る 椿のお陰…だったのだ。


「やっぱり、司を更生させられるのは、つくしちゃんしか居ないのよ。
 英徳高校時代の司は、つくしちゃんに寄って、更生出来たんですもの。
 だから…つくしちゃんは、きっと、また、司を更生してくれるわよ。」と…。


実の事を言うと、もし、自身の娘で在る 椿からのそんな助言が無ければ、此の当時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、きっと、自身の考え方を変えられずに居たのかも知れない。


だからだったのだ。
其の後の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしに会う為に、日本に帰国するのだった。



<此の二次小説『告白の日…<つかつく>  2.』の中に出て来る一部の言葉の中に、現
 代では、相応しくない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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