【『まさか…‼…＜つかつく＞　　1．』　と　『まさか…‼…＜つかつく＞　　8．』のエピ
　ローグ】

＜司の帰国後　と　牧野家の其の後　編＞

つくしの養父で在る　藤堂社長に直談判したつくしに寄って、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓がNY本社に復帰した事を機に、其の後の司は、道明寺HD　日本支社　支社長として就任する事が決まり、漸く、日本に帰国する事が出来たのだった。

そして、日本に帰国して帰って来てからの其の後の司は、強引な迄に、つくしの傍に居様とするので、つくし自身、一切、仕事に成らず、困り果てた事で、自身の養父で在る　藤堂社長に相談したのだった。

其の結果…。
つくしの養父で在る　藤堂社長は、司の父親で在る　道明寺HD　会長　道明寺保に相談を持ち掛け、審議する事に成ったのだった。

そして、【道明寺HD　と　藤堂商事との共同会社を立ち上げれば良いのでは無いか？】と、結論付けたのだった。

という訳で、其の後の司　と　つくしは、それぞれの家業で在る　道明寺HD　と　藤堂商事との仕事に加え、道明寺HD　と　藤堂商事との共同会社の仕事を熟す事に成ったのだった。

其の事に寄り、其の後の司　と　つくしは、更に、忙しい日々を過ごす事と成って居たのだった。

だが、其の後のつくしにとっては、藤堂商事の仕事を熟す事が難しく成って居たのだった。

何故なら…。
其の後のつくしは、司の企みに寄って、道明寺HDへの出向扱いに成って居たのだ。

そして、更に、其の後のつくしにとっては、厄介な日々が訪れるのだった。

実は、つくしの執務室は、司の執務室の中に設けられて居たのだ。

だからこそ…。
此の時のつくしは、更に、疲弊する日々…だったのだ。

実は、“（自身の娘と成った）つくしを後継者に…。”と、考えて居た筈のつくしの養父で在る　藤堂社長が、【何故、（自身の娘と成った）つくしを道明寺HDへの出向扱いにしたのか？】と、言うと…。
其れには、良い意味での誤算が有ったから…だったのだ。

其のつくしの養父で在る　藤堂社長の良い意味での誤算とは…。
其れは、つくしの実弟で在る　進が優秀…だったからなのだ。

実は、つくしが藤堂家の養女に成った事で、つくしの『牧野つくし』としての戸籍が抹消されたと同時に、藤堂家の親戚として、匿われる事に成った牧野家の面々は、地方の藤堂商事の支店で、つくしの父親が働く事に成ったのだ。

其の結果…。
其の後の進は、其の地方の高校・大学を卒業後、自身の父親で在る　牧野晴夫が総務部長として働く藤堂商事の支店にて、営業マンとして働いて居たのだった。

其の優秀さが、つくしの養父で在る　藤堂社長の耳にも入って来たのだ。

そして、進は、藤堂商事　本社に呼ばれ、行き成り、藤堂社長の第4秘書と成り、藤堂社長が、直接、進を指導し始めたのだ。

此れには、藤堂商事の重役達も、“幾ら、親戚だとしても、優秀だとしても、遣り過ぎでは無いのか？”と、驚愕して居たのだが、つくしの養父で在る　藤堂社長にとっては、至極当然な事…だったのだ。

何故なら…。
つくしの養父で在る　藤堂社長が、【何故、進を藤堂商事　本社に呼び寄せたのか？】と、言うと、進を自身の後継者にする為…だったのだ。

其の為に、此れ迄、つくしの養父で在る　藤堂社長は、つくし　と　進姉弟の（実）両親で在る　牧野晴夫　と　牧野千恵子と、何度かの話し合いを繰り返して来たのだ。
進の戸籍も、藤堂家に移すという事を…。

なので、其の後のつくしの実弟で在る　進は、『藤堂姓』を名乗る事に成ったのだった。

だからだったのだろう。
此の当時のつくしの養父で在る　藤堂社長は、つくしを道明寺HDへの出向扱いにする事に了承したのだった。

だからこそ…。
此の当時のつくしは、つくしの養父で在る　藤堂社長の行動にも納得出来て居たし、納得せざるを得ない状況…だったのだ。

実は、何故、此の当時のつくしの養父で在る　藤堂社長は、こんな風に、話しを進めて来たのか？…と、言えば、其れは、つくしの為でも有ったのだ。

“心置き無く、道明寺家に嫁いで欲しい。”と…。

そして、其れは、つくしの姉と成った　静からの願いでも有ったのだ。

何故なら…。
日本に帰国して居た当時の司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓　と　つくしの顔色等…そんな二人の様子を見て居た静は、司の母親で在る　道明寺HD　社長　道明寺楓を許す気にも成って居たのだった。

しかも、其れに＋して、司のつくしへの想いも知って居る静は、“今迄、藤堂商事の為に、身を粉にして働いてくれたつくしちゃんが、其の後も、心置き無く、道明寺家に嫁いでくれたら…。”と、思って居たから…だったのだ。

そして、つくしが、自身の父親で在る　藤堂社長　と　静自身との親子関係を修復する為に、間に入って仲を取り持ってくれた事への感謝の意を込めて、此の時の静は、自身の父親で在る　藤堂社長に話しして居たという訳…だったのだ。

だからだったのだ。
此の当時のつくしの養父で在る　藤堂社長は、つくしを道明寺HDへの出向扱いにする事　と　つくしを道明寺家に嫁がせる事にも、了承出来て居たのだろう。

だからこそ…。
此の時のつくしは、自身の姉と成った　静のそんな自身への思いを知った事で、自身の父親で在る　藤堂社長　と　自身の姉と成った　静に、お礼の話しをして居たのだった。

「ご配慮下さり、有難う御座います。」と…。

そして、其の後のあきらは、リーダーとしての立場を利用して、『日本企業の若手起業家に寄るプロジェクト会議』のメンバーとして、司を推薦したのだった。

だからだったのだ。
其の後の司は、『日本企業の若手起業家に寄るプロジェクト会議』のメンバーの一人として承認され、『日本企業の若手起業家に寄るプロジェクト会議』のリーダーで在る　あきらの補佐役の一人として、『日本企業の若手起業家に寄るプロジェクト』に参加する事に成ったのだった。

だからだったのだ。
其の後の司　と　つくしは、更に、多忙を極める様に成って居たのだった。

そして、其の後の司は、つくしと再会する事が出来たから…なのか？
其れ共、仕事が多忙を極める様に成って居たから…なのか？
其の時の司自身、分からなかったのだが…。

其の後の司は、『あの雨の日から』、気が付いたら、雨が降る前　や　雨の日には、『片頭痛』を引き起こして居たのだが、何時（いつ）の間にか？
実は、起こらなく成って居たのだった。

そして、つくしもまた、司と再会する事が出来たから…なのか？
其れ共、仕事が多忙を極める様に成って居たから…なのか？
自分自身でも分からなかったのだが…。

其れ迄、雨が降る前　や　雨の日には、つくし自身を苦しめて居た其の後のつくしの『天気痛』という名の『片頭痛』も、また、何時（いつ）の間にか？
起こらなく成って居たのだった。

だが、更に、其の後の司　と　つくしは、二人一緒に、時を過ごす中で、それぞれ、【其の理由が、何で有るのか？】…分かる様に成って居たのだった。

別れ別れに成ってしまった『あの雨の日から』の司　と　つくしにとっては、英徳高校時代と相も変わらず、それぞれが唯一無二の存在で、お互いが必要で、無くては成らない存在で有ったのだ。

だからだったのかも知れない。
司　と　つくしのお互いの心の中では、其の唯一無二の存在が傍に居ない事で、ずーっと、それぞれの中で、お互いが欠けた存在と成って居たのだった。

だからだったのだろう。
其の欠けた存在を追い求めるかの様に、雨が降る前　や　雨の日の司は、『あの雨の日から』、気が付いたら、『片頭痛』を引き起こす様に成って居たのだった。

そして、つくしも、また、フランスから日本に帰国して帰って来てから、気が付いたら、雨が降る前　や　雨の日には、『天気痛』という名の『片頭痛』を引き起こす様に成って居たのだろう。

結局、司　と　つくしは、それぞれ、お互いが唯一無二の存在で、運命の相手…だったという事なのだろう。

と言う事で、其の後の現在の司　と　つくしの中には、『あの雨の日から』という物自体、存在し無く成って居たのだった。

PS．
道明寺HDに出向してからのつくし自身、藤堂商事の仕事が、中々、出来なく成ってしまった事から、其の後のつくしの実弟で在る　進が、自身の実姉で在る　つくしの代わりに、『海外プロジェクトリーダー』に任命され、何時（いつ）の間にか？
藤堂商事の会社にとっても、『進』という人物は、無くては成らない存在に迄、成長して居たのだった。

だからだったのだ。
藤堂商事の重役達の誰もが、『進』という人物に関して、何も言わなく成って居たのだった。

そして、更に、其の後には、進も、また、あきらからの推薦により、『日本企業の若手起業家に寄るプロジェクト会議』のメンバーの一人として承認され、『日本企業の若手起業家に寄るプロジェクト』に参加する事に成ったのだった。

fin

＜此の二次小説『あの雨の日から【まさか…‼】…＜つかつく＞　　エピローグ⑦』は、
　『最終話』と言う事も有り、短めにて、終了して折ります。
　了承の程、宜しくお願い致します。＞