tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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七夕【会いたい】…<つかつく>  番外編①




7月7日…七夕



<此の二次小説『七夕【会いたい】…<つかつく>  番外編』の出だしは、司 と ひな
 父子(おやこ)とは、全く、関係の無い様なお話しの内容ですが、実は、司 と つくし
 の愛娘で在る ひなの小学生当時の『七夕』の思い出話と成って折ります。
 場面的には、かなり、先のお話しと成りますが、了承の程、宜しくお願い致します。>



つくしの弟で在る 進には、自身の妻と成った 絵夢(美作家の双子の長女)との間に、『歩(あゆむ)』という息子が居るのだ。


其の『歩』は、現在、英徳学園 幼稚舎の年中組に通う4歳なのだ。


だからだったのだろう。
幼児特有の好奇心旺盛な男の子なのだ。


そして、此の日(7月7日の数日前)の『歩』は、英徳学園 幼稚舎の先生から話しを聞いて帰って来たという『七夕』についての話しを自身の母親で在る 絵夢に話しして居たのだった。


「7がつ7にち(7月7日)は、おそら(空)に、おほし(星)さまのかわ(川)<天の川>が
 みえる(見える)んだって…。
 7月7日の『たなばた(七夕)』の日に、おりひめさま(織姫様) と ひこぼしさま
 (彦星様)が、その(其の)かわ(川)で、いちねん(一年)にいちど(一度)だけ、あ
 える(会える)んだって…。
 いちねん(一年)にいちど(一度)しかあえない(会えない)なんて(何て)、かわいそ
 う(可哀想)だね。」と…。


其処で、歩の母親で在る 絵夢は、自身の息子で在る 歩に話しするのだった。


「一度しか会えなくても、織姫様 と 彦星様は、会えた事が幸せなのよ。」と…。


だからだったのかも知れない。
歩の母親で在る 絵夢が思っても視なかった方向から、此の時の歩は、自身の母親で在る 絵夢に訊き始めるのだった。


「おりひめさま(織姫様) と ひこぼしさま(彦星様)も、ねがいごと(願い事)をかい
 て(書いて)、ささのは(笹の葉)につる(吊る)せるから…?」と…。


其処で、此の時の歩の母親で在る 絵夢は、自身の息子で在る 歩に何と返答して良いのか、全く、分からず、自身の話しを聞いた事で、返って、【其の後の(自身の息子で在る)歩が如何思うのか?】と、そんな風に考えた事で、其の後の自身の息子で在る 歩の事を危惧し始めて居たのだった。


だからだったのだろう。
返答する言葉を探して居た此の時の歩の母親で在る 絵夢は、直ぐに、自身の息子で在る 歩に返答する言葉が出て来る事も無く、返答する言葉が遅れて居たのだった。



だからだったのかも知れない。
其処に、今し方、早目に、道明寺邸に帰邸したばかりのひなは、自身の従姉弟で在る 歩に捕まってしまったのだ。


「ねぇね、おかえりなさい(お帰りなさい)。
 もうすぐ(直ぐ)したら、7月7日の『たなばた(七夕)』だね。
 ことし(今年)の7がつ7にち(7月7日)も、おそら(空)に、おほし(星)さまのかわ
 (川)<天の川>がみえる(見える)かな?
 おりひめさま(織姫様) と ひこぼしさま(彦星様)は、あえる(会える)のかな?
 どう(如何)だろうね?
 ねぇ~、ねぇね⁉」と、訊くかの様に…。


其処で、此の時のひなが自身の従姉弟で在る 歩からのそんな話し振りに驚愕して居ると…自身の従姉弟で在る 歩の背後から、歩の母親で在り、自身の叔母に当たる 絵夢が自身に声を掛けて来たのだった。


「歩が、今日、(英徳学園の)幼稚舎の先生から、『七夕』についてのお話しを聞いて帰
 って来たみたいで、実は、ずーっと、こうなの。
 ごめんね。
 ひなちゃんに迄、付き合わせて…。」と、謝るかの様に…。


だからだったのだろう。
此の時の歩は、更に、自身の従姉弟で在る ひなに、話しし始めるのだった。
誘うかの様に…。


「ねぇねも、ぼく(僕)といっしょ(一緒)に、ねがいごと(願い事)をかいて(書い
 て)、ささのは(笹の葉)につる(吊る)そうよ!」と…。


だからだったのだ。
此の時のひなは、絵夢 と 歩親子の会話を聞いて居た訳では無かったのだが、歩の母親で在り、自身の叔母に当たる 絵夢 と 自身の従姉弟で在る 歩の話し振りだけで、自身の従姉弟で在る 歩の言いたい事が分かったのだった。


“歩は、きっと、短冊に願い事を書いて、笹の葉に吊るしたいんだね。”と…。



だが、実は、ひなにとっての『七夕』には、良い思い出が無かったのだ。
寧ろ、後悔して居ると言っても過言では無い状況…だったのだ。


だからだったのだ。
此の時のひなにとっては、例え、4歳児で在る 自身の従姉弟の歩からの誘いだったとしても、本来なら、断りたい処なのだ。


だが、自身の従姉弟で在る 歩の悲しそうな顔を見る事も辛いので、敢えて、其処は、思わない様にして、自身の従姉弟で在る 歩からの誘いに応じる事にしたのだった。


「うん、良いよ。」と…。


だからだったのだろう。
嬉しそうな顔付きに成った歩は、自身の従姉弟で在る ひなの手を引いて、自身の自室に向かい、短冊を自身の従姉弟で在る ひなに手渡すのだった。


「はい。」と、言い乍ら…。


だからだったのだ。
「有難う!」と、自身の従姉弟で在る 歩に返事し乍らも、自身の従姉弟で在る 歩から短冊を受け取った此の時のひなは、実は、嫌な思い出が思い出されて、自身の頭の中から離れなかったのだ。



【其のひなの後悔して居る『七夕』の思い出とは…。


 小学生に成った頃のひなは、自身の母親で在る つくしに就いて、良く、近所のスーパー
 に買い物に出掛けて居たのだ。


 実は、其の年の7月7日の『七夕』も、何時(いつ)もと変わり無く、何時(いつ)もと
 同じ様に、自身の母親で在る つくしと一緒に、近所のスーパー迄、買い物に出掛けて居
 たのだった。


 其処で、其の日が7月7日だという事を、すっかり、忘れて居たつくしは、其のスーパーに
 て、七夕飾りの為に飾られて居る笹の葉を見て、思わず、言って居たのだ。


 「そうだったね。
  今日は、7月7日…だったんだね。」と…。


 だからだったのかも知れない。
 此の時のつくしは、ひなに向かって、にこっと、微笑んで、其のスーパーにて、七夕飾り
 の為に飾られて居る笹の葉の前に置いて在る テーブルの上の短冊を見乍ら、つくしは、
 ひなに訊くのだった。


 「今日は、『七夕』だし、少し、時間も有るから、短冊に願い事を書いて、笹の葉に吊
  るして、買い物してから帰る?」と…。


 だからだったのだ。
 此の時のひなは、「うん、かきたい(書きたい)!」と、言い乍ら、笹の葉の前に置いて
 在る テーブルの方に向かって歩いて居たのだった。
 そして、短冊に願い事を書いて居たひな…だったのだ。


 そんな自身の愛娘で在る ひなの素早さに、此の時のつくしは、驚愕モノ…だったのだ。



 そして、其の時のひなが短冊に書いた願い事とは…。


 『パパがひなに会いに来てくれます様に…。』…だったのだ。


 しかも、小学3年生迄のひなは、毎年、同じ文面を短冊に書いて居たのだった。


 勿論、つくし自身、ひながそんな事を書いて居るだ何て、一切、知らなかったのだ。


 何故なら…。
 自身の愛娘で在る ひなが見せてくれなかったから…だったのだ。


 「だれか(誰か)に見せたら、ねがい(願い)事がかなわない(叶わない)かも知れない
  んでしょ!(*)
  だから、ぜったい(絶対)に、ひなが書いたたんざく(短冊)を見ないで…ね。」と、 
 言い乍ら…。



 だが、もし、自身の愛娘で在る ひなの短冊に何と書いて在ったのか?
 もし、其の当時のつくしが、見て知ったとした成らば、ショックを引き起こして居た事…
 だろう。


 だからこそ…。
 つくしの愛娘で在る ひなが、短冊に書いたという願い事を笹の葉に吊るして貰う為に、
 自身の母親で在る つくしが知る前に、ひなが其のスーパーの店員に預けた事は、大正解
 だと云えたのだった。



 だが、其の後のひなは、後悔して居たのだ。


 “何で、あの頃のひなは、あんな事を短冊に書いたのだろうか⁉
  だから、ママが居なく成ってしまったのかな?”と、自分自分を責めるかの様に…。


 そんな事が有って以来、ひなは、7月7日が近付いて来ると、憂鬱に成るのだった。】



そして、其の後のひなは、自身の従姉弟で在る 歩からの誘いに応じた事で、自身の頭 と 心の中では憂鬱に成り乍らも、まだ、幼い自身の従姉弟で在る 歩の思いを裏切りたく無かった事も有り、震える手を押さえ乍らも、短冊に願い事を書き始めるのだった。


『家族の皆が幸せで在ります様に…。』と…。



其処で、歩は、自身の従姉弟で在る ひなの書いた短冊が気に成るのか?
頻りに、覗こうとして居たのだった。


だからだったのだ。
此の時のひなは、自身の従姉弟で在る 歩に教えるのだった。


「他人(ひと)の短冊は見ちゃあ、駄目だよ!
 願い事が効かなく成るよ。」と…。(*)


だからだったのかも知れない。
此の時の歩は、自身の従姉弟で在る ひなに謝るのだった。


「ねぇね、ごめんなさい。」と…。



だからだったのだ。
其の後のひな と 歩の従姉弟の二人は、一旦、歩の自室から出て、二人一緒に、七夕飾りの為に笹の葉を飾って在る 場所迄向かい、短冊を其の笹の葉に吊るすのだった。


そして、其の後、また、歩の自室に戻って来たひな と 歩は、少しだけ、一緒に遊んだ後、ひなは、自身の従姉弟で在る 歩の自室を後にするのだった。
そして、其の後のひなは、或る場所に向かうのだった。



此の時のひなが向かった其の或る場所とは、嘗ての自身の両親で在る 司 と つくしの思い出の部屋だという場所…だったのだ。


そうなのだった。
其のひなの両親で在る 司 と つくしの思い出の部屋とは、嘗ての司 と つくしが、まだ、英徳高校時代に、司専用使用人をして居た当時のつくしが司と一緒に土星を見た部屋…だったのだ。


其の部屋のドアを開けたひなは、真っ先に、バルコニーに向かったのだ。
そして、此の時のひなは、唯、一点を見詰めて居たのだった。


其処に、歩の母親で在り、自身の叔母に当たる 絵夢は、ひなが居るで在ろう ひなの両親で在る 司 と つくしの思い出の部屋のドアを開け、ひなの背後から声を掛けて来たのだった。


実は、此の時の絵夢は、自身の姪っ子と成った ひなの様子が気に成って仕方無かったのだ。


だからこそ…。
此の時の絵夢は、自身の姪っ子と成った ひなの後を追い掛けて居たのだった。




<此の二次小説『七夕【会いたい】…<つかつく>  番外編①』の文面の中に記載して居
 る(*)について…。
 私は、子供の頃に、祖母から、そんな風に、言われました。
 其れでも、調べた結果…。
 現代に於いては、其の様に言われて居ない様です。
 ですが、此処は、『二次小説の世界』と、スルーして頂けると幸いです。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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