tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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つくしのBirthday & ゆく年くる年【会いたい】…<つかつく>  番外編




<皆様、新年明けまして御目出度う(おめでとう)御座います。
 今年も三が日が終わり、等々、仕事初めの時期と成りましたが、此の二次小説『つくしの
 Birthday & ゆく年くる年【会いたい】…<つかつく>  番外編』は、未だ、つくし
 ちゃんのBirthdayで在る 12月28日~来る年(くる年)で在る 元旦 1月1日のお話しと
 成って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『Xmas Party~司 と ひな父子(おやこ)のそれぞれの想い~【会いたい】…<つかつ
 く>  番外編』と、同じ年の『つくしのBirthday』で在る 12月28日 と 『ゆく年く
 る年』のお話し】


実は、戸籍上も、ひなが司の娘と成った年の12月28日(『つくしのBirthday』)からの司 と ひな父子(おやこ)は、つくしのお墓参りを欠かす事無く、毎年の様に、二人一緒につくしの墓前に行って居たのだ。


だが、此の年の司 と ひな父子(おやこ)の間には、今迄と様相が違って居たのだ。


何故なら…。
ひなは、葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介と付き合い始めたから…だったのだ。


実は、自身の恋人で在る 葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介を、既に、自身の父親で在る 司に会わせて居たひなは、『Xmas Party』の後に、包み隠さず自身の父親で在る 司に訊いて視るのだった。


「実は、龍介さんに、“12月28日は、ママのお誕生日だから、パパと一緒にママのお墓参り
 に行く予定なの。”って、12月28日が会えない理由(わけ)を話しして居たら、龍介さん
 から、“だったら、俺も、ひなと一緒に、つくし(ママ)のお墓参りに行って視てぇ(た
 い)な!”って、言われたの。
 でも、去年迄の私は、パパと一緒に、ママのお墓参りに行って居たでしょ!
 だから、事前に、龍介さんにお断りして視たんだけど、如何したら良いのか迷っちゃっ
 て、まだ、龍介さんに返答出来て居ないの。
 パパは、如何したら良いと思う?」と…。


だからだったのだろう。
“そう成るだろう。”と、既に、覚悟して居た司は、自身の愛娘で在る ひなに言って除けるのだった。


「だったら、パパに気を使う必要はねぇだろ‼
 ひなは、リュウと一緒にママの所へ行って来たら良い。
 俺は、後で、一人でつくしの所に行って来るから…よ。」と、男親らしく…。



実は、此の時のひなは、“パパの気持ちも在るだろうし…。”と、思いつつ、如何したら良いのか分からず、自身の父親で在る 司に訊く時点迄は強張った顔付きをして居たのだ。


だからこそ…。
此の時のひなは、そんな風に、自身の父親で在る 司に訊いて視たのだが、実は、自身の父親で在る 司の方からそんな風に返答してくれた事で、“パパが龍介さんの事を認めてくれたのかも知れない。”と、安堵して居たのだった。


だからだったのかも知れない。
自身の父親で在る 司からそんな返答の言葉を聞く事が出来たひなは、ホッとしたかの様に、強張った顔付きから柔らかい顔付きに成り、自身の父親で在る 司にお礼の言葉を伝えるのだった。


「パパ…有難う!
 じゃあ、遠慮無く、龍介さんと一緒に、ママのお墓参りに行って来るね。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、自身の愛娘で在る ひなのそんな嬉しそうな顔付きを目の当たりにした時、「ああ。」としか言い様が無かったのだった。


否、自身の愛娘で在る ひなのそんな嬉しそうな顔付きを目の当たりにした時の司の心の中は、寂しさで一杯…だったのかも知れない。


だからだったのだ。
此の時の司は、そんな自身の愛娘で在る ひなに対して、素っ気無い態度 と 返答しか出来無かったのだろう。


そして、12月28日の司は、経った一人で、自身の妻で在る つくしのお墓参りに向かったという訳…だったのだ。



だからだったのだろう。
此の時の司は、(つくしの墓前に向かって)自身の妻で在る つくしに自身達の愛娘で在る ひなの愚痴を言って居たのだった。


「なぁ~、つくし…聞いてくれよ。
 ひながリュウと付き合い始めたんだわ。
 つくしも、リュウの事は覚えてるだろ?
 今、ひなが付き合ってるのは、俺等が、まだ、英徳高校に通ってた頃に、つくしが出場し
 たあの『ティーン・オブ・ジャパン(TOJ)』で知り合ったあのリュウだ!
 あの当時5歳だったリュウは、今や、立派な後継者に成ってやがった。
 其れに、うちのババアが認めた男だった。
 けど…よ。
 あの当時のリュウは、5歳(児)のくせして、つくしに惚れやがった。
 しかも、リュウの初恋の相手は、つくしだって…よ。
 嬉しいか、つくし…?
 で、あの糞生意気だったリュウは、今度は、つくしにそっくりなひなに惚れやがった。
 あの糞生意気なリュウは、俺の大切な『女(自身の妻で在る つくし と 愛娘で在る 
 ひな)』ばかりに惚れやがる。
 いい加減にしろっつーの‼
 でも、今のリュウは、ひなの父親の俺が見ても、良い『男』に成ってやがったから、許し
 て遣るしかねぇか?
 なぁ~、つくし…。」と、涙声に成り乍ら…。


勿論、此の時の司の中では、そんな風に、墓前に向かって自身の妻で在る つくしに語り掛けては居るが、自身の妻で在る つくしからの返答の言葉が返って来る訳は無いし、つくしからの返答の言葉を期待して居た訳でも無かったのだった。


唯、自身の妻で在る つくしにしか言えない様な自身達の愛娘で在る ひなの愚痴を自身の妻で在る つくしに言って視たく成っただけ…だったのだ。


だが、此の時の司のそんな言い分は、其れはまるで、自身の愛娘で在る ひなから一人にされてしまった腹癒せ(はらいせ)かの様にも見えたのだった。



そして、其の後の行く年(ゆく年)の大晦日で在る 12月31日の夜から、司の愛娘で在る ひなが自身の恋人で在る 葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介と一緒に初詣に行ってしまったのだった。


だからだったのだろう。
ゆく年くる年の大晦日で在る 12月31日~元旦で在る 1月1日の司は、其の事で、又しても、経った一人、道明寺邸に取り残される事と成り、司自身、何処に出掛ける訳でも無く、道明寺邸に残って居たのだった。


否、司の中では、自身の自室の中で自身の妻で在る つくしと二人切りに成れたと解釈して居たのだった。


だからこそ…。
ゆく年くる年の大晦日で在る 12月31日~元旦で在る 1月1日の司は、例え、経った一人、道明寺邸に取り残された形と成って居ても、其れは其れで良かったのだった。


だからだったのだ。
行く年(ゆく年)の大晦日で在る 12月31日の夜の司は、自身の妻で在る つくしの遺影を前にして、独り言ちて(ひとりごちて)居たのだった。


“俺も、等々、ひなに置いて行かれる様に成ってしまったわ。
 娘を持つ男親って、詰まんねぇ(つまんねぇ)モン何だな。
 今更言っても、何だけど…よ。
 こんな事なら、つくしに『男』を産ませて置けば良かったな。”と、寂しそうに…。



実は、つくしのBirthdayで在る 12月28日 と 行く年(ゆく年)の大晦日で在る 12月31日の夜の司は、そんな風に、独り言ちて(ひとりごちて)居たからだろうか?
来る年(くる年)で在る 元旦の1月1日の司は、初夢を見るのだった。


云わば…。
来る年(くる年)で在る 元旦の1月1日の司は、つくしのBirthdayで在る 12月28日 と 行く年(ゆく年)の大晦日で在る 12月31日のそれぞれの日に、自身達の愛娘で在る ひなの愚痴を言って居たからだろうか?
自身の妻で在る つくしの初夢を見て居たのだった。


来る年(くる年)で在る 元旦の1月1日の司が見た夢の中のつくしは、何故か?
司が知って居る英徳高校時代のつくしのままで、とても、自身達の愛娘で在る ひなの母親の様には見えなかったのだ。


だが、来る年(くる年)で在る 元旦の1月1日の司が見て居た夢の中のつくしが話す会話は、司が知って居る英徳高校時代のつくしのままで、(話す内容は)自身達の愛娘で在る ひなの母親…其のモノだったのだ。


「リュウなら、きっと、ひなを大切にしてくれるわよ。
 唯、道明寺は、リュウに嫉妬して居るだけでしょ!
 道明寺は、リュウにひなを取られてしまう事が寂しいのよね?
 でも、何れ、ひなは、お嫁に行く事に成るわ。
 だったら、ひなの嫁ぐ場所がリュウなら良いんじゃない?
 道明寺も、“リュウなら安心だ。”って、実は、思って居るんでしょ!
 じゃあ、道明寺は諦める事…ね。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の夢の中の司は、つくしのそんな様子に驚愕で声に出せないまま…だったのだ。
だが、暫くすると、つくしの話しを聞いて居た司は、不貞腐れ始めたのだった。


だからだったのかも知れない。
そんな風に、自身に言って来たつくしに対して、自身も英徳高校時代のままで、つくしに言って除けるのだった。


実は、其れはまるで、英徳高校時代の司 と つくしの掛け合いかの様…だったのだ。


「はぁ~??
 俺が、何時(いつ)、リュウに嫉妬したよ‼
 一日でも早く、ひながリュウの所に嫁に行ってくれんなら、こっちは、清々(せいせい)
 するっつーの‼」


「何時(いつ)迄経っても、道明寺は強がりだよね。
 ひながお嫁に行ってしまったら寂しく成るくせに…。
 相変わらず、今も昔も、道明寺は不貞腐れて物を言うだね。」と…。


其処で、夢の中の司は、つくしに懇願するかの様に言って除けるのだった。


「だったら、お前が俺の傍に居ろよ‼
 俺が寂しく成らねぇ様に、お前が俺の傍に居ろよ‼」と…。


だが、其れに対しては、つくし自身、何も言えなかったのだ。


何故なら…。
つくし自身、人間の目に見える形で司の傍に居たくても、司の傍に居る事が出来無いから…だったのだ。
唯、司の夢の中のつくしは、司に伝えて置くのだった。


「私は、何時(いつ)も、道明寺の傍に居るよ‼
 (道明寺には見えないだろうけど…ね。)」と、付け加えるかの様に…。


だからだったのかも知れない。
其の後の司の夢の中のつくしは、司に伝えるだけ伝えたら、スーッと、消えて居なく成ったのだった。


だからだったのだ。
来る年(くる年)で在る 元旦の1月1日の朝の司は、驚愕と共に、目覚めた後、飛び起きるのだった。


だからだったのだろう。
来る年(くる年)で在る 元旦の1月1日の朝、目覚めたばかりの司は、また、独り言ちて(ひとりごちて)居たのだった。


“つくしが俺の傍に、何時(いつ)も、居るんだったら…よ。
 俺に其の気配を感じさせてくれよ‼
 俺は、やっぱ、つくしが傍に居ねぇと、駄目な男らしいわ。
 っていう寄りも、もうそろそろ、良いんじゃねぇのか?
 俺は、此れ迄、十分、進 と ひなの為に遣って来たと思うぞ!
 つくし…そろそろ、俺を迎えに来いよ‼”と…。


だが、夢から覚めてしまった此の時の司には、其れに対して、何もつくしからの返答の言葉が有る訳でも無く、結局、独り言ちて(ひとりごちて)居るに過ぎなかったのだ。


だからだったのだ。
此の時の司は、更に、自身の妻で在る つくしに言って除けるのだった。


「つくしが俺の傍に居るんだったら、今、言って置く!
 毎日、俺の夢の中に出て来いよ‼
 で、俺の夢の中に出て来る時は、英徳高校時代のお前じゃ無くて、ひなを育てて居た頃の
 お前のままで出て来い‼
 俺は、ひなを育てて居た頃のお前を見て視てぇんだわ。
 良いな、つくし…。」と、天井に向かって言って居たのだった。


勿論、そうは言って視たモノの、其れに対して、つくしからの返答の言葉が有る訳無い事も承知して居る司…だったのだ。


だが、此の時の司は、何故か?
其れでも、つくしからの了承が得られた様な気持ちに成って居たのだった。


そして、其の後の司は、『毎日』という訳にはいかなかったのだが、其れでも、度々、夢を見る様に成って居たのだった。



勿論、司の夢の中に出て来るつくしは、司からの願望通り、ひなを育てて居た頃のつくしの時も有ったのだった。


だからだったのだろう。
そんな日の司は、朝から機嫌が良かったのだった。


勿論、何故、朝から、司の機嫌が良いのか?
家族だけでは無く、司の周りの誰も知る由も無かったのだった。




PS.


実は、此の年のひなが12月28日のつくしのお墓参りに行く際、此れ迄同様に、自身の父親で在る 司と一緒に行くのでは無く、自身の恋人で在る 葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介と一緒に行くのだという事を知った進は、自身の家族で在る 自身の妻の絵夢 と 自身の息子の歩と一緒に行く事を、自身の兄と成った 司に提案して視たのだが、「後で、一人で行くから良い。」と、断られて居たのだった。


だからだったのだ。
12月28日の進は、自身の家族で在る 自身の妻の絵夢 と 自身の息子の歩と一緒に、自身の姉で在る つくしのお墓参りに向かうのだった。



そして、其の後の来る年(くる年)で在る 元旦の1月1日の朝の進は、声を掛けて視たのだが、更に、自身の兄と成った 司から断られた事も有り、自身の家族(進の妻で在る 絵夢 と 進の息子で在る 歩)と一緒に初詣に行ってしまったのだった。



fin

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