tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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パーティー三昧の日々~ひなの恋~【会いたい】…<つかつく>  番外編





<此の二次小説『パーティー三昧の日々~ひなの恋~【会いたい】…<つかつく>  番外
 編』の一部の文面の中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『楓の言い分 と 椿の思い【会いたい】…<つかつく>  番外編』のエピローグ
 <司 と つくしの愛娘で在る ひなが、30歳目前に成った頃のお話し>】


大学生迄のひなは、例え、パーティーが有ったとしても、まだ、パーティー慣れして居ないという理由で、自身の父親で在る 司から自身の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に言ってもらって居たのだ。
パーティーへの出席を回避出来る様に…。


だが、社会人に成ったひなは、そうは言ってられなく成ったのだ。


何故なら…。
ひなは、道明寺HDの社員として、また、自身の父親でも在る 道明寺HD 副社長 兼 日本支社長で在る 道明寺司のお供として、パーティーへの出席が増えて来たのだ。


だが、此れ迄、自身の父親でも在る 司に寄って守られて来たひなは、司の娘としてでは無く、秘書として、パーティーに出席出来る様に、融通して貰って来たのだ。


だが、其れも、去年迄のひなで終わってしまったのだ。


何故なら…。
今年からのひなは、自身の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓のお供で、パーティーに出席する事に成ったのだ。


勿論、ひなは嫌がったのだが、自身の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から逃れられる筈も無く、呆気なく、コトは遂行される事と成ったのだ。


実は、ひなにとっては、救いの神で在る筈のひなの父親で在る 司は、ひなの祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からのそんな行動を止めさせる事は無かったのだ。


何故なら…。
司自身も認識して居たから…だったのだ。


“秘書として、俺とばかり一緒にパーティーに出席するんじゃ無くて、そろそろ、ひなも、
 道明寺家の娘として、ババアと一緒に色々なパーティーに出席させる方が良いんじゃねぇ
 のか?
 其れに、俺と一緒なら、ひな自身、如何しても、甘えちまうだろうし…な。
 ババアなら、そうはいかねぇだろう…よ。”と…。


そう思ったからこそ、此の時の司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓のそんな行動を止める事はし無かったのだ。


そして、現在に至るのだ。



実は、10月31日のハロウィンパーティーを境に、年内から年始に掛けて、セレブ界は、徐々に、パーティー三昧の日々と成るのだ。


10月31日のハロウィンパーティーでは、セレブ界でも、仮装パーティー や 仮面舞踏会風のパーティーやらが催される事も有るのだ。


勿論、10月31日のハロウィンパーティーだからと云って、仮装パーティー や 仮面舞踏会風のパーティーだけが催される訳では無く、普通のパーティーも催されるのだ。


なので、司が出席して居るパーティーは、常に、普通のパーティー…だったのだ。
と言う事は、必然的に、ひなが出席して来た此れ迄のパーティーは、普通のパーティーのみだったのだ。



だが、自身の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの申し出に寄り、今年のひなは、仮装パーティーという訳では無いのだが、何故か?
振袖を着付けて出席する様に、自身の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から言われて居たのだ。


実は、疾う(とう)に、年頃に成った筈の自身の孫娘で在る ひなは、全く、恋愛に興味が無いのか?
何時(いつ)迄経っても、パパっ子だと言う事を心配し始めた司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が仕組んだパーティー…だったのだ。


何故なら…。
実は、楓の息子で在る 司もそうだったのだ。
記憶喪失という名のつくしの記憶だけを失くして居た当時の司は、30歳を過ぎ様とも、一切、結婚する気等無く、寧ろ、“独身の方が居心地が良い。”と、さえ、考える程…だったのだ。


だからだったのだ。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、考えて居たのだ。


“司も、ひなも、父娘(おやこ)揃って…本当に、如何し様も無いわね。”と…。


だからだったのかも知れない。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の考えは、こう…だったのだ。


“(自身の孫娘で在る)ひなにお見合い話を持って行く事が駄目なら、ひなをパーティーに
 出席させれば良いだけの事だわ。”と…。


所謂、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の考え方は、“ひなに公開(お)見合いをさせれば良いだけの事…。”と、そんな風に考えて居たのだ。



何故、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、【何故、こんな事を仕組んだのか?】と、言えば…其れは、自身の夫で在る 道明寺HD 会長 道明寺保を通して、司から言われて居たから…だったのだ。


「ひなの事は、一端(いっぱし)の大人と認識した上で、ひな本人に任せれば良い。
 何か有れば、ひなの方から言って来るだろう。」と…。


だが、そんな風に、自身の夫で在る 道明寺HD 会長 道明寺保を通して、司から言われたとしても、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の心の中で、密かに、反論の言葉を思って居たのだった。


“何か有ってから、私(わたくし)に連絡して来たのでは遅い様に思うのですが…。”と…。


だからこそ…。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、パーティーへの出席を、自身の孫娘で在る ひなに促したという訳…だったのだ。



勿論、ひな自身は、嫌々、パーティーに出席して居る様なモノ…だったのだ。


だからだったのだろう。
ひなの顔付きは、誰から如何見ても、にこやか…だったのだが、心からの笑顔では無い事を、自身の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓にバレて居たのだ。


其処で、ひなは、自身の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に言われてしまうのだった。


「ひなは、私(わたくし)の孫娘として、皆様にご紹介して居るのよ。
 そんな顔付きで言い訳無いでしょ!
 椿が言って居たわよ。
 “ひなちゃん(ひな)の笑顔は、つくしちゃん(つくしさん)に似て可愛いのよ。”と…。
 だからこそ、ひなは、道明寺家の娘として、心からの笑顔で居らっしゃい!」と…。


だが、ひなはひなで、“はぁ~。”と、溜息しか出ない状況…だったのだ。
勿論、ひなは、自身の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の事が嫌いで溜息を吐いて(ついて)居るのでは無かったのだ。


だが、司の姉で在り、ひなの伯母でも在る 椿もそうなのだが、自身の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、人の話し等、全く聞かず、勝手に、話しを進める所が有ったのだ。


なので、ひな自身、そんな自身の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に就いて行けなく成る事も多かったのだ。
正しく、今回のパーティーが、其の一つと云えたのだ。


何故なら…。
ひな自身、思って居たから…だったのだ。


“今回のパーティーは、何故、振袖なの⁉”と…。


実は、此れ迄、自身の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓と一緒に出席したパーティーでも、振袖を着付けて出席した事が無かったのだ。
所謂、此れ迄通り、ひなは、ドレスを身に着けて、パーティーに出席して来たのだ。


なのに…だ。
今回に限っては、違ったのだ。


云わば…。
此れこそが、ひなの祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の作戦だと云えたのだ。
こうする事で、ひなの祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓とのパーティーへの出席も、今迄通りのパーティーの出席だと、ひな自身に認識させる必要性が有ったのだ。


という訳で、ひなは、自身の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から嵌められたと云っても過言じゃ無い状況…だったのだ。



だが、後々のひなにとっては、此の自身の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の行動自体を喜ばざるを得ない状況に成ろうとは、此の時のひな自身、思っても視なかったのだ。


何故なら…。
今回のパーティーに出席した事で、ひなにとっては、将来の伴侶と言うべき人物と出逢う事に成るから…だったのだ。


もしかしたら、此のひなの将来の伴侶 と ひなが出逢う事は、ひなの母親で在る つくしからの思し召し(おぼしめし)だったのやも知れない。


と言うのも、実は、此のひなの将来の伴侶と言うべき人物は、自身が幼少期の頃に、つくしと出逢って居たから…だったのだ。
そして、此のひなの将来の伴侶と言うべき人物にとってのつくしは、初恋の相手でも在ったのだ。


そうとは知らないひなは、パーティー等で何度か会う内に、次第に、此のひなの将来の伴侶と言うべき人物に惹かれ始めるのだった。


また、此のひなの将来の伴侶と言うべき人物もまた、ひなとパーティー等で何度か会う内に、次第に、自身の初恋の相手で在った つくしにそっくりなひなに惹かれ始めるのだった。



そうなのだった。
此のひなの将来の伴侶と言うべき人物とは、『葉山コンツェルン』の御曹司で在り、副社長でも在る 葉山龍介…だったのだ。


そして、『葉山コンツェルン』の御曹司で在り、副社長でも在る 葉山龍介は、其の当時のつくしから、通称 『リュウ』と、呼ばれて居たのだ。


云わば…。
『葉山コンツェルン』の御曹司で在り、副社長でも在る 葉山龍介の事は、其の当時の司も良く知る相手で在り、司とは因縁の相手なのかも知れない。



そして、ひなと初めて出逢った時の『葉山コンツェルン』の御曹司で在り、副社長でも在る 葉山龍介のひなへの最初の印象は、こうだったのだ。


“つくしか?
 否、つくしにしては、若過ぎねぇか?
 でも、つくしに良く似てんなぁ~。”と…。


そして、『葉山コンツェルン』の御曹司で在り、副社長でも在る 葉山龍介と初めて出逢った時のひなの『葉山コンツェルン』の御曹司で在り、副社長でも在る 葉山龍介への最初の印象は、こうだったのだ。


“此の男性(ひと)、何処と無く、パパに似てる様な気がするわ。”と…。


所謂、『葉山コンツェルン』の御曹司で在り、副社長でも在る 葉山龍介 と ひなのそれぞれのお互いへの第一印象は、其れ程、悪い訳では無かったのだ。


其れは、『葉山コンツェルン』の御曹司で在り、副社長でも在る 葉山龍介 と ひなのそれぞれの態度にも表れて居たのだ。



だからだったのだろう。
そんな自身の孫娘で在る ひなの様子を見て居た司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、思って居たのだった。


“ひなにとっては、良い兆候かも知れないわ。
 此のまま、ひなの様子を見て視ようかしら。”と…。



という訳で、其の後のひなは、自身の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の予想通り、『葉山コンツェルン』の御曹司で在り、副社長でも在る 葉山龍介と、恋愛に発展するのだった。



PS.


其の後のひなは、或る事を知る羽目に成るのだった。
実は、其の事を知ったのは、『葉山コンツェルン』の御曹司で在り、副社長でも在る 葉山龍介の或る一言から…だったのだ。


「あの日のひなが振袖を着付けて、あのパーティーに出席して居たのは、道明寺社長の策略
 か?
 傍から観てれば、其れはまるで、公開見合いの様…だったぞ‼」と…。


だからこそ…。
そんな話しを聞いた此の時のひなは、思って居たのだ。


“あの当時のお祖母様は、嘸かし(さぞかし)して遣ったりだったでしょうね!”と…。


実は、此の時のひなは、負け惜しみかの様に思って居たのだった。


だが、其れでも、此の時のひなは、自身の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に対して、感謝して居たのだ。


何故なら…。
ひなが『葉山コンツェルン』の御曹司で在り、副社長でも在る 葉山龍介と出逢えたのは、其れは紛れも無く、自身の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓のお陰…だったからなのだ。


だからこそ…。
此の時のひなは、思って居たのだ。


“龍介さんと出逢えたのは、紛れも無く、お祖母様のお陰なのよね。
 だから、お祖母様には、感謝しなくちゃね!”と…。



だが、ひなの父親で在る 司は、実は、違って居たのだ。


「また、お前かよ‼」と、本人の目の前で切れる程に…。



fin

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