tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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父娘(おやこ)の会話【会いたい】…<つかつく>  番外編





11月22日…いい夫婦の日
11月23日…勤労感謝の日



<本日、11月23日は、『勤労感謝の日』です。
 そして、昨日の11月22日は、『いい夫婦の日』です。
 という訳で、此の二次小説『父娘(おやこ)の会話【会いたい】…<つかつく>  番外
 編』は、11月22日の『いい夫婦の日』にとってすると、一日遅れのお話しと成ってしまい
 ますが、『父娘(おやこ)の会話』としては、『いい夫婦の日』 と 『勤労感謝の日』
 を絡めたお話しと成って折ります。
 ですので、本日の投稿と成って折ります事をお詫び申し上げます。
 また、此の二次小説『父娘(おやこ)の会話【会いたい】…<つかつく>  番外編』
 は、『目覚まし時計【会いたい】…<つかつく>  番外編』の其の後のお話しと成って
 折ります。
 『会いたい…<つかつく>  番外編』としては、お話しが前後して折りますが、『年中
 行事(イベント事)』のお話し故、了承の程、宜しくお願い致します。>



【『目覚まし時計【会いたい】…<つかつく>  番外編』の少し後のお話し】


今後、ひなが入社する事に成って居る道明寺HD…。
其の『道明寺HD』と言う会社は、自身の祖父母で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓 と 自身の父親で在る 道明寺司が経営して居る会社なのだ。


云わば…。
ひなは、其の『道明寺HD』の創業者一族の血を引く娘…だったのだ。



実は、司は、自身の妻と成った つくし と つくしの両親のお墓を、道明寺家所縁(ゆかり)のお寺に建てて居たのだ。


そして、お彼岸の日に合わせて、其のお墓に、つくし と つくしの両親の納骨式を済ませて居たのだ。
其の事で、漸く、落ち着きを取り戻した道明寺邸…だったのだ。



そんな或る日の事…。
ひなは、自身の父親で在る 司の自室を訪れて居たのだ。


何故なら…。
ひなは、自身の父親で在る 司からの呼び出しを受けて居たから…だったのだ。


そして、司の自室のドアをノックしたひな…。
其処に、部屋の中から「入れ‼」と、言う声が聞こえたのだ。


だからだったのだ。
ひなは、「何か、用だった⁉」と、訊き乍ら、自身の父親で在る 司の自室の中へ入ったのだった。


其処で、司は、今後、自社(道明寺HD)に入社して来る自身の愛娘で在る ひなに、入社後の心構えとして、話しする事にして居たのだ。


勿論、其の話しとは、司自身、ひなの父親として、そして、また、社会人の先輩として、話しするつもり…だったのだ。



そして、其の後、自身の父親で在る 司からのそんな話しが終了した後のひなは、徐に、自身の父親で在る 司に声を掛けるのだった。
勿論、何気に…と言う事は言うまでも無かったのだが…。


「ねぇ~、パパ!
 お彼岸の時に、椿伯母様 や おじさん達から、色々と、話しを聞いて居て、前々から、
 思って居た事…何だけど…さ。」と、話しを切り出すかの様に…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、自身の愛娘で在る ひなの方に顔を向けて、自身も、徐に、返答するのだった。


「あぁ、何だ⁉」と…。


其処で、ひなは、話しをし始めるのだった。


「うん、まだ、話しし辛い話し…何だけど…ねぇ~。
 でも、訊いて視ようかな?
 実は…さ。
 お彼岸の日にも、パパにママのお話しをしたでしょ!
 其の後位からかな?
 “もし、パパがママの記憶を失くして無くて、パパとママが結婚して居たら、どんな夫婦
  に成って居たのかな?”って…。
 で、“産まれて来た私は、どんな娘に成って居たんだろう?”って…。
 牧野家の娘としてでは無く、道明寺家の娘として産まれて来たのなら、きっと、今の私と
 は違って居たと思うんだよね。
 だから、“もし、パパとママが結婚して居たのなら、どんな夫婦で、どんな家族に成って
 居たんだろう。?”って、考えてしまったの。」と…。


だからだったのだ。
まだ、“つくしを失くしてしまった。”と、言う心の傷が癒えて居なかった此の時の司にとって、そんな自身の娘からの質問は、返答するにも辛いモノが有ったのだ。


だからだったのだろう。
自身の辛い胸の内を誤魔化すかの様に、言って除けるのだった。


「そうだな。
 俺 と つくしは、どんな夫婦に成って居たんだろうな。
 きっと、高等部のガキの頃と、全く、変わって無かったと思うが…な。
 でも、ひなは、全く、今と変わってねぇと思うぞ。
 ひなが産まれて来た場所が、道明寺家だったとしても、牧野家だったとしても、育てるの
 は、つくしだから…な。」と…。


其処で、ひなは、自身の父親で在る 司に追い打ちを掛けるかの如く、訊き始めるのだった。


「そうか、私は、ママの娘(こ)だもんね。
 其れと、パパが言いたいのは、もしかして、おじさん達が言って居た事なのかな?」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の司は、“あいつ等、ひなに何を吹き込んだんだぁ~⁉”と、考え、自身の愛娘で在る ひなに訊いて視たく成ったので、ひなに訊き始めるのだった。


「あいつ等、ひなに何て言ってたんだ?」と…。


其処で、此の時のひなは、そんな風に、自身に訊いて来た自身の父親で在る 司に話しし始めるのだった。


「私がおじさん達から聞いた話しは、“司(パパ)は、何時(いつ)も、牧野(ママ)の尻
 ばっか(り)、追い掛けてた。”とか…。
 “何時(いつ)も、司(パパ)が、牧野(ママ)に怒られて謝ってた。”とか…。
 “普通、司(パパ)からじゃ無くて、牧野(ママ)から媚びを売って来るんだったら、俺
  等にも分かるんだけど…な。
  媚び諂う(こびへつらう)のは、何時(いつ)も、司(パパ)の方から…だったんだよ
  な。”って、言って居たかな。」と…。


だからだったのだろう。
“はぁ~。”と、溜息を吐く(つく)かの如く、思い出す様に、自身の愛娘で在る ひなに言って除けるのだった。


「そうだな。
 そうだったかもな。
 何時(いつ)も、つくしは、俺に正論を言って来る。
 もし、俺が、其れに対して、反論をすれば、口を利いてくれなく成る。
 だから、結局、俺が、つくしに降参する。
 で、俺は、つくしに謝る。
 実は、其れ迄の俺は、謝る事を知らなかった。
 でも、つくしにだけは、謝る事が出来た。
 そんな女…何だよ。
 つくしという『女』は…。」と…。


其処で、ひなは、そんな風に辛そうに、自身に話しして来てくれた自身の父親で在る 司に対して、更に、訊き始めるのだった。


「でも、パパは、今でも、そんなママが好き何でしょ!」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、「ああ。」と、自身の愛娘で在る ひなに返答するのだった。


其処で、此の時のひなは、其の話しの続きを、そんな自身の父親で在る 司に話しし始めるのだった。


「実は、おじさん達が、其の後(あと)も言って居た事が有るの。
 “其れ迄の司(パパ)は、死ぬ事を恐れて居ないかの様に、何時(いつ)も、生きてた。
  でも、牧野(ママ)と知り合ってから…。
  否、牧野(ママ)に惚れてからの司(パパ)は、何時(いつ)も、楽しそう…だった。
  そんな司(パパ)は、牧野(ママ)の事だけを忘れて、また、元に戻った。
  其れなのに、牧野(ママ)の事は無かったかの様に、20年以上も生きて来た。
  アホだよな、司(パパ)は…。”って…。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、F3に賛同でもするかの如く、自身の愛娘で在る ひなに言って除けるのだった。


「ああ、俺は、アホだな。
 2回も、つくしの事だけ、忘れたんだから…な。」と…。


だが、其処で、ひなは、自身の母親で在る つくしと良く似た笑顔で、ニコッと、笑って、自身の父親で在る 司に話しするのだった。


「だから、私は、今、思ったの。
 “もし、パパ と ママが結婚して居たら、きっと、良い(いい)夫婦に成って居
  たんだろうな。”って…。
 其れに、椿伯母様が言って居たんだけど、“「きっと、司 と つくしちゃん(パパ と 
 ママ)が結婚して居たら、二人が高校生だった頃の様に、良く喧嘩をし乍らも、其れで
 も、笑いの絶えない良い(いい)夫婦で、良い家族に成って居たんだろう。」っ
 て、私は思うのよ。”って…。
 私も、椿伯母様が仰る通り、“きっと、パパ と ママは、そうだったんだろうな。”っ
 て、思ったよ。
 だって、ママの話しをする時のパパの目って、優しいんだもん。
 きっと、ママの前でも、そうだったんだろうね。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、そんな自身の愛娘で在る ひなからの話しに、何も言えなかったのだ。



其処で、ひなは、最後に、自身の父親で在る 司に言って除けるのだった。


「お彼岸の時にも、パパにお話ししたでしょ。
 ママは…さ。
 私の為に、働き通しだったの。
 で、ママ自身、病気についても、気が付いて居たのかも知れないけど、誰にも、其の事を
 悟らせない様に頑張って来たの。
 私は、そんなママを尊敬するし、感謝してる。
 だから、パパは、そんなママを想って、“つくし(ママ)の所に逝きたい。”って、考える
 かも知れないけど、私には、パパしか居ないんだから、パパがママの代わりをしてよね。
 そして、パパも、頑張ったママに感謝して上げて…ね。
 11年間、ママは、私を養う為に働き詰めで、自分の事は二の次で私を育ててくれたの。
 パパにそんな事をして欲しいとは思って居ないけど…。
 でも、パパには、パパの娘で在る 私が居る事を忘れないでよ!」と…。


実は、ひなは、つくし と つくしの両親の納骨式を済ませた後…。
F3から聞かされて居たのだった。


「ひな、司の事を見て遣ってくれよ。
 自分自身が知らない内に牧野を失くしてしまった司は、絶対ぇ、ショックを起こしてると
 思うから…よ。」と…。


だからだったのだ。
此の時のひなは、自身の父親で在る 司に話しを切り出す事にして居たのだった。


其処で、司は、自身の愛娘で在る ひなが安心する様に、話しし始めるのだった。


「分かってるよ。
 俺には、『ひな』という娘が居んだ。
 変な事は考えねぇから、安心しろ!」と…。


勿論、此の時の司は、自分自身の心の声を、自身の愛娘で在る ひなに悟られない様に、話しして居た事は事実…だったのだ。



fin

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