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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Xmas Party~司 と ひな父子(おやこ)のそれぞれの想い~【会いたい】…<つかつく>  番外編




12月25日…Xmas



<此の二次小説『Xmas Party~司 と ひな父子(おやこ)のそれぞれの想い~【会いた
 い】…<つかつく>  番外編』の一部の中に出て来る言葉の中に、不快に思われるやも
 知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日~ひなの恋~【会いたい】…<つかつく>  番外編 
  ①』と同じ年の『Xmas』  <司の想い>】


此の年の12月25日は、道明寺HD主催に寄る 『Xmas Party』が、東京メープルにて、執り行われる予定に成って居るのだ。


実は、此れ迄の司自身、どれ位の規模のパーティーが執り行われ様共、普段から自身のパートナーを据え置かなかったのだ。


其れは、何故かと云えば、女性嫌いの司の事…パートナーの有無に関わらず、司自身、普段からパートナーを据え置く事はし無かったのだ。


だが、30歳目前の娘を持つ 50歳前の歳に成った司は、未だ、幾つに成ろう共…。
女性人気は絶えない様で、淑女達にとっては、司のパートナーに成りたくて仕方無かったのだ。



実は、此の業界に於いて、自社の会社主催に寄る『Party』の場合、ホスト側としては、パートナーを同伴させるべきなのだが、其れでも、司は、自身のパートナーを据え置く事はし無かったのだ。


何故なら…。
現在の司にとって、“自身の妻は、生涯、つくしだけだ‼”と、決めて居たから…だったのだ。


云わば…。
若かりし頃の司は、“道明寺HDの利益の為に動く様に…。”と、自身の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓から諭されて居た事も有り、司からの有無の返答の言葉を聞く事無く、勝手に、自身のパートナーとして、女性を宛てがわれて居たのだった。


だからだったのだ。
其の結果、ゴシップ誌から在らぬ噂を立てられ、司自身、唯の一度でも婚約して居ないにも関わらず、勝手に、婚約者が出来て居た程…だったのだ。


実は、其の在らぬ噂を立てて居た張本人とは、何時(いつ)も同じで、司の『Party』のパートナーを務めて居た女性達…だったのだ。



実の事を言うと、生前のつくしは、そんな司の噂話を見聞きして居たので知って居たのだ。


実は、司のそんな在らぬ噂話を見聞きして居たつくしを傍で見て来た進は、「姉ちゃんは、兄さんのそんな噂話を見聞きして居ても、一切、口に出す事は無かったのですが、何時(いつ)も、辛そうな顔付きをして居た事は、事実です。」と、司に話しして居たのだ。



だからだったのかも知れない。
現在の司は、自身の弟と成った 進からそんな話しを聞いた事で、自身の身勝手な行動に寄り、自身が愛する経った一人の女性で在る つくしを苦しめて居た事を知ったのだった。


だからだったのだろう。
其の時の司は、世田谷の道明寺邸の東の角部屋で在る 自身の自室にて、一人ゴチて居たのだった。


“俺は、何時(いつ)も、つくしを苦しめて来たんだな。
 しかも、俺自身、つくしの傍に居て遣れ無かったというのに、遠く離れたNYからつくし
 を苦しめ続けて来たんだよな。
 有り得ねぇっつーの‼”と、実は、司は、叫びたく成る程…だったのだ。


だからだったのだ。
司が日本に帰国して暫く経ってから、自身の弟と成った 進 と 自身の愛娘で在る ひなと会った後の司は、そんな話しを進から聞いた事で、「俺がパーティーに出席する際、二度と、俺にパートナーを就けるな‼」と、自身の両親に懇願する程…だったのだ。


勿論、そんな司の想いを理解して居たからこそ…。
司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓は、そんな自身達の息子で在る 司に何も言わなかったし、パーティーに出席する際のパートナーを用意する事もし無かったのだ。


という訳で、12月25日の『Xmas』の此の日の司は、幾ら、道明寺HD主催に寄る 『Xmas Party』が執り行われ様共、今回も、此れ迄同様に、パートナーを伴う事はし無かったのだ。


例え、道明寺HD主催に寄る 『Xmas Party』…だったとしても、此の時の司は、思って居たのだった。


“此れ以上、つくしに誤解されたくねぇ‼”と…。


云わば…。
此の時の司は、【何故、パーティーの際、パートナーを伴わないと決めて居たのか?】と、言えば…。
つくしに対する想い(=愛情)が強く、“此れ以上、つくしを傷付けたくねぇ。”と、言う想いが強かったからこそ、此の時の司は、其の後も、一切、自身にパートナーを就ける事はさせなかったのだ。


正しく、其れが、司自身、パートナーを就けない最大の理由…だったのだ。


此の時の司にとっては、既に、相手(つくし)は、此の世に存在して居らず、自分自身の過ちを償う術も無く、唯、自分自身が二度もつくしだけの記憶を失って居た事を呪うしか出来無かったのだ。



【『ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日~ひなの恋~【会いたい】…<つかつく>  番外編 
  ①』と同じ年の『Xmas』  <司の想い と ひなの想い(ひなの恋)>


『ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日』の日に、ひなは、自身の恋人で在る 葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介を、自身の父親で在る 司に会わせる事が出来て、実は、ホッとして居たのだ。


だが、『ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日』の日に、「また、お前かよ‼」と、言った切り、其の後も、一切、何も言って来ない自身の父親で在る 司の様子が気に成って仕方が無いひな…だったのだ。


だが、此の年の12月25日は、道明寺HD主催に寄る 『Xmas Party』が、東京メープルにて、執り行われる予定に成って居るのだ。


そして、ひなの祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの許しが得られたという事で、12月25日当日のひなは、自身の恋人で在る 葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介をパートナーとして、パーティーに出席する予定に成って居るのだ。


勿論、自身の恋人で在る 葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介をパートナーとしてひながパーティーに出席すれば、其れは、間違い無く、「(ひなの婚約者は)『葉山コンツェルンの御曹司の葉山龍介』だろう。」と、噂話が飛び交うだろう事は言うまでも無い事実…だったのだ。


勿論、此の業界に身を置く葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介 と 道明寺HDのご令嬢で在る ひなにとっては、そんな事は、分かり切って居る話なのだ。


だからこそ…二人の関係をカモフラージュする事も可能なのだ。


だが、其れでも、此の時の葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介 と 道明寺HDのご令嬢で在る ひなは、12月25日の道明寺HD主催に寄る 『Xmas Party』への出席の際には、お互いをパートナーとして、出席したかったのだ。



だからだったのかも知れない。
司は、ひなの父親として、ひなに忠告する為に、世田谷の道明寺邸の東の角部屋で在る 自身の自室に、ひなを呼び出すのだった。


「若かりし頃のパパは、結婚をして居なかったので、パーティーに出席する際は、親父 と 
 お袋からパートナーを宛てがわれて居た。
 だが、其の結果、根も葉も無い噂話が、巷で飛び交った。
 勿論、どんな噂話が巷で飛び交おう共、俺自身、全く、相手にもして居なかった。
 だが、つくしは、そんな俺の噂話が切っ掛けで、見聞きしては傷付いて居たらしい。
 噂話が飛び交うという事は、傷付ける相手も出来るやも知れん。
 現在の葉山龍介は、ひなとだけ付き合って居る事だろう。
 でも…な。
 葉山龍介にも、今迄、付き合って来た女の一人や二人は居るだろう。
 其の女共が、ひなの存在を知って、何時(いつ)、ひなに攻撃して来る共限らねぇ。
 勿論、パパは、そんな女共から、ひなを助けるつもりだ。
 何故なら…ひなは、パパの娘だから…な。
 其れは、当然だ。
 だから、はっきり、ひなに伝えて置く。
 企業の御曹司と付き合うと言う事は、危険を伴う事も有る。
 ひなに其の覚悟は出来てるか?
 道明寺HD主催に寄る 『Xmas Party』に、葉山龍介をパートナーとして出席する事
 は、葉山龍介を婚約者として、道明寺家が認めたと勘違いされる事も有る。
 ひなは、現在の道明寺HDの前身に当たる 道明寺財閥の令嬢だから、下手に手を出して
 来る輩は居ねぇとは思うが、其れでも、此の業界に生きて行くつもりなら、何れ、覚悟を
 持って置く事は必要だろうな。」と…。
「………」


今迄に、ひなは、自身の父親で在り、道明寺HD 副社長でも在る 司からそんな話しを聞かされた事は無かったのだ。


其れだけに、自身の父親で在り、道明寺HD 副社長でも在る 司からのそんな話し振りは、衝撃過ぎて、言葉に成らなかったのだ。


勿論、自身の両親で在る 司 と つくしについて、自身の父親で在る 司の幼馴染で親友のF3から、嘗ての話しを聞いた事が有る ひなは、此の件に関して、覚悟をして来なかった訳では無かったのだ。


勿論、此の業界では、根も葉も無い様な噂話が飛び交う事は、常の話で、一々、そんな噂話を気にして、其の事だけに心が囚われてしまうと、足を掬われてしまうのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、自身の経験として、事前に、自身の愛娘で在る ひなに忠告する気にも成れたのだから…。



そして、其の後の司は、自身の愛娘で在る ひなが可愛い故に、葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介と会う決心をするのだった。


だからだったのだろう。
其の後の司は、葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介に、「男と男の話しをし様ぜ‼」と、言い乍ら、葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介を東京メープルのBARに呼び出したのだった。


そして、此の時の司は、自身の愛娘で在る ひなに話しした内容と同じ様な話を、葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介にも話しするのだった。
其の上で、此の時の司は、葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介に訊き始めるのだった。


「今迄、お前が独身で居たという事は、其れ成りの理由(わけ)が有っての事だと思う。
 其れに、お前も、其れ成りにモテると思う。
 勿論、今迄に、俺もモテなかった時期がねぇ程、モテて来た。
 だが、現在の俺は、ひなの母親で在る つくし以外の女には、全く、興味がねぇ。
 だがしかし、残念な事に、俺は、20年以上もの長い間、自身が愛してる筈だった(ひなの
 母親で在る)つくしの事だけを忘れて生きて来た時期が有る。
 其の20年以上もの長い間にも、根も葉もねぇ俺の噂話が絶えなかった程だ。
 で、結果、其の俺の馬鹿気た根も葉もねぇ噂話を見聞きして居たつくしを、俺は、NYの
 遠くから、遠隔的に、何度も傷付けて来た。
 勿論、つくしの存在自体を忘れちまってた俺は、つくしが傷付いて居るとは露程も思わず
 に居た。
 だから…よ。
 其の当時の俺は、つくしだけの記憶を失って居た事で、俺にそんな女(つくし)が存在し
 て居る事さえ、知らずに過ごして来た。
 だが、今なら分かる。
 でも、其れじゃあ、もう、遅ぇんだよ。
 だからこそ…。
 俺は、お前に言って置きてぇ。
 つくしの様な辛く悲しい想いを、ひなにはさせねぇでくれ‼
 俺の周りの人間につくしの様な想いだけはさせねぇで遣ってくれ‼
 頼むな、リュウ…。」と…。



実は、葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介は、久し振りに、『リュウ』と、言う呼び名を聞き、懐かしさを感じて居たのだ。


そして、葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介と再会してからの司は、意識して、葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介の仕事振り や プライベートについても、見聞きする様にして居たのだ。


勿論、現在では司の弟と成った 進の第1秘書で在る 西田に頼んで、葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介の身辺調査を依頼して居た事は、事実…だったのだ。


其れに寄ると、葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介の仕事振りは良い評価…だったのだ。
そして、女性関係に関しても、クリア…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司は、葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介の身辺調査を確認し乍らも、嘗ての自身の第1秘書だった西田と話しして居たのだった。


「成程…な。
 葉山コンツェルンの業績の伸び方が不思議で仕方無かったのだが、此の身辺調査を確認す
 れば、頷けるな。
 葉山龍介は、相当、優秀ってか。」


「そうで御座いますね。
 流石は、社長がお認めに成ったお方だけは有りますね。
 此れでは、幾ら、ひなお嬢様に弱い司様でも、文句の付け様が御座いませんね。」


「ああ、そうだな。」と…。


実は、此の時の司は、西田にそんな風に返答して居たのだが…。
司自身の心の中では、既に、違う事を考えて居たのだった。


云わば…。
西田からの返答の言葉に悪態を突く様な言葉を、此の時の司は、自身の心の中で呟いて居たのだった。


“例え、ババアが認めたとしても、ひなの父親で在る 俺が認めねぇと、意味がねぇだろう
 が…。”と…。



だが、実は、此の時の司は、更に、西田とは違う所に視線を走らせて居たのだった。


“あのリュウなら、将来のひなの事を預けても大丈夫か?”と、将来の事を考え乍ら…。


だからだったのだ。
其の後の司は、葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介 と 自身の愛娘で在る ひなとの付き合いに関して、何も言わなく成って居たのだった。


其れ処か?
ひなの将来を葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介に託すつもりに成って居たのだった。
勿論、此の時の司は、自身のそんな考え方について、其の後も誰にも言わなかったのだが…。



そして、漸くとでも言うべきか? or 等々と言うべきか?
12月25日が遣って来たのだった。


云わば…。
此の日(12月25日)は、道明寺HD主催に寄る 『Xmas Party』が、東京メープルにて、執り行われる予定に成って居た日…だったのだ。


此の日の主役について、“(道明寺HDのご令嬢で在る)今日の主役は、ひな…よね。”と、ひなの祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、此の日の定義を位置付けて居たのだった。


何故なら…。
ひなの祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、“ひなの恋人は、(葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る)葉山龍介だと言う事を、世間に知らしめたい。”と、考えて居たから…だったのだ。


と言うのも、葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介にも、自身の孫娘で在る ひなにも、今後、縁談を申し込まれる事の無い様に、道明寺HD主催に寄る 『Xmas Party』の場で、“二人には、恋人が居ると知らしめたい!”と、ひなの祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓がそんな風に考えて居たとしても、何等、不思議では無かったのだ。


勿論、自身の息子で在り、ひなの父親でも在る 司は、放って置かれて居る状態だった事は言うまでも無かったのだが…。


という訳で、12月25日の此の日の道明寺HD主催に寄る 『Xmas Party』の場で、葉山コンツェルンの御曹司でも在り、副社長でも在る 葉山龍介 と 司の愛娘で在る ひなが恋人同士で在ると言う事を、公に公表した事と成ったのだった。


だからだったのだろう。
此の日のひなの祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、かなり、ご満悦の様子だった事は言うまでも無かったのだ。



そして、其の後の司は、次の段階に自身の想いを馳せて居たのだった。



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