tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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まだ、好きだから…唯、言えなくて…<つかつく>  6.




<此の二次小説『まだ、好きだから…唯、言えなくて…<つかつく>  6.』の中に出て
 来る一部の文面の中に、不快に思われるやも知れない言葉 や 表現が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>


其の後のあきらは、(モデル名)『ショウ』こと牧野翔から聞いた話しも、(モデル名)『ジュン』こと『織部順平』から聞いた話しも、全て含めて、自身の父親で在る 美作商事 社長に、一応、報告するのだった。



実は、自身の息子で在る あきらからのそんな全ての報告を聞いて居たあきらの父親で在る 美作商事 社長は、自身の息子で在る あきらに訊き始めるのだった。


「あきらは、牧野翔君の其の叔父さんという牧野さんの弟と会った事が有るのか?」と…。


だが、実は、あきら自身、英徳高校時代だけでは無く、牧野つくしの弟で在る 進とは、此れ迄にも、一切、会った事が無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のあきらが自身の父親で在る 美作商事 社長に返答出来る言葉が有るとする成らば、其れは、こう言うしか無かったのだった。


「司も類も進と会った事が有るみてぇ何だが、総二郎 と 俺は、未だ、進とは会った事が
 ねぇんだわ。」と…。


だからだったのだ。
此の時のあきらの父親で在る 美作商事 社長は、懇願するかの様に、自身の息子で在る あきらに話しし始めるのだった。


「出来れば、私は、其の牧野さんの弟と会って視たいと思って居るんだが、如何だろう
 か?
 実は、牧野さんの弟と会って、“此れ迄の牧野さんの事 や 牧野翔君の話しを聞いて視
 たい。”と、思ったんだが…な。
 あきらは、如何思う?」と…。



実の事を言うと、態々、自身の父親で在る 美作商事 社長からそんな話しを打診されなくても、あきら自身、つくしの弟で在る 進と会って、色々、訊きたい話しも有ったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のあきらは、自身の父親で在る 美作商事 社長に言えた言葉…だったのだ。


「ああ、俺もそう考えてた。
 けど…なぁ~。
 俺は、牧野の弟とは面識が無い。
 下手をすれば、牧野の弟は、牧野から総二郎 と 俺の話しを聞いてねぇ恐れも在る。
 其れに、其れだけなら、まだ、マシだけど…よ。
 進は、総二郎 と 俺の名前さえも、牧野から聞いてねぇ恐れだって在る。
 そんな俺が下手に牧野の弟を呼び出せば、“きっと、牧野の弟から変に思われて警戒され
 るんじゃねぇか?”と、躊躇して居た事は確かだよ。
 と言う事は、如何、牧野の弟を呼び出すかだよな。」と、弱気に成り乍ら…。


其処で、あきらの父親で在る 美作商事 社長は、そんな風に考え込んで居る自身の息子で在る あきらに話しし始めるのだった。


「実は、私は、牧野さんの弟の事を調べさせてもらった。
 実は、牧野さんの弟は、美作商事の系列会社で勤めて居た。
 だからこそ、会社を通してなら、牧野さんの弟を呼び出し易いだろう。
 其れに、此れ迄の牧野さんの弟の事を調べるだけじゃ無く、序でに、牧野さんの弟の会社
 での評判も調べさせた。
 牧野さんの弟は、かなり、仕事の出来る男らしいな。
 此の際だから、牧野さんの弟からも、色々と、話しを聞いて置きたい。
 先ずは、其の線で話しを聞こう!」と…。



だからだったのだ。
此の時のあきらは、自身の父親で在る 美作商事 社長からのそんな話しを受けて、つくしの弟で在る 進の会社の社長に連絡を入れるのだった。


「御社にて勤めて居る牧野進君の評判を聞きましたよ。
 一度、牧野進君と会って、話しを聞いて視たいんだが…。
 如何だろうか?」と…。


実は、親会社の副社長で在る あきらから其処迄言われてしまった進が勤めて居る其の会社の社長は、二つ返事で了承したのだった。


「承知致しました。」と…。


だからだったのだ。
進が勤めて居る其の会社の社長の了承に寄り、進は、あきらの父親で在る 美作商事 社長 と あきらと会う事と成ったのだった。



そして、あきらの父親で在る 美作商事 社長 と あきらと会った時の進は、名刺交換の後、自身が考えても視なかった様な話しを、あきらから切り出されるのだった。


「進は、牧野の弟だよな?
 俺は、『美作あきら』と、言って、英徳高校時代の牧野の一つ上の先輩で、其の当時から
 の牧野の仲間だ。
 もっと言う成れば、俺は、牧野の恋人だった司の幼馴染で親友だ。
 進は、『英徳(学園)のF4』って、知ってるか?
 俺は、其の『英徳(学園)のF4』のメンバーだよ。」と…。


勿論、此の時の進は、自身の姉で在る つくしから、『英徳(学園)のF4』について、幾度と無く、話しを聞いて来たのだ。


だからこそ…。
此の時の進は、あきらに頷いて魅せて居たのだった。


だからだったのだろう。
進が頷いた所を見たあきらは、再び、話しし始めるのだった。


「其れと、先日、うち(美作商事)のモデルのオーディションを受けに来た翔とは、其の時
 に、翔と会って話しをする事が出来た。
 で、翔から聞いたんだが、進が翔の親代わりらしいな。
 じゃあ、現在の牧野は如何してるんだ⁉
 元気で遣ってるのか?」と、不安気に…。


其処で、進は、悩みに悩んで、オフレコという事を理由に、あきらの父親で在る 美作商事 社長 と あきらに話しする事にしたのだった。
此の時の進は、“姉ちゃん(進の姉で在る つくし)の仲間だった男性(ひと)なら大丈夫だろう。”と思い乍ら…。


「此処だけの話しにして置いて欲しいんですが…。
 現在の姉は、元気というのか?
 色々と、理由が有って、まだまだ、言えない処も沢山有るんですが、美作副社長の仰る通
 り、私が翔の親代わりをして居ます。
 実は、姉は、或る病に冒されて(おかされて)居て、現在、入院中…何です。
 其の姉が入院した時に姉の担当医から訊かれた事が有って、私には分からない話しだらけ
 だったので、翔に頼んで、翔の事務所の先輩と言う『ジュン』さんと会った時に話しを聞
 いて視たんですが…。
 『ジュン』さんからは、“自分の口からは言えない。”と、言われてしまって、結局の処、
 其の時の私には何も分からなかったんです。
 ですが、美作副社長が英徳高校出身者で居らっしゃったのなら、其の当時の姉に何が有っ
 たのか?
 きっと、ご存知ですよね。
 其の理由(わけ)を私に教えて下さいませんか?」と、先ずは、訊き出すかの様に…。


だからだったのかも知れない。
此の時のあきらは、既に、(モデル名)『ジュン』こと『織部順平』から話しを聞いて居た事も有り、つくしの弟で在る 進が自身から何の話を訊きたいのかを分かって居乍らも知らない振りをしつつ、反対に、つくしの弟で在る 進から話しを訊き出そうとするのだった。


「進が俺から何の話しを訊きてぇのか?
 全く、俺には分かんねぇが、其の進の話し振りから言うと、牧野の身に何か有ったっつー
 事で間違いねぇんだよな?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の進は、既に、話しする覚悟が出来て居た為に、あきらの父親で在る 美作商事 社長 と あきらの目の前で其の詳細を話しし始めるのだった。


「実は、姉は、仕事中に倒れて、救急車で病院に運ばれたんです。
 勿論、救急車で病院に運ばれた時点で、処置だけじゃ無く、画像検査(CT・MRI・消化管
 造形検査等)、検体検査(血液検査・尿検査・便検査・喀痰(かくたん)等) や 生理
 機能検査(心臓・肺・神経・代謝)の検査をして戴いたんです。
 其の結果、姉の内臓の中には過去に受けたで在ろう古傷が、数箇所、有ったとの事だった
 んです。
 其の姉の担当医が仰るには…。
 “多分、当初の姉には若さも有り、自然治癒力に寄り、お姉さんの其の古傷は、一見すれ
  ば、治ったかの様に思えて居たのかも知れません。
  だが、時が経ち、妊娠・出産・子育て・仕事と、忙しくすればする程、お姉さんの其の
  古傷は、暴れ出したのでしょう。
  実は、お姉さんの其の古傷は、外からの刺激に寄って受けた傷の様…何です。
  お姉さんの過去に何か有ったとしか言い様が無い事案…何ですよ。
  きっと、此れ迄のお姉さんの身に、色々な事が起こって居たと思われます。
  例えば、貧血 や 眩暈 や 立ち眩み…。
  嘔吐 や 吐血 や 血便も有ったのかも知れませんね。
  もし、お姉さんの過去の事で弟さんが知って居る事が有る成らば、其の全ての話しを私
  にお聞かせ下さいませんか?
  其れに寄っては、お姉さんの治療方法も変わって来るかと思います。”と…。
 でも、私には、自身の姉の事なのに、何も知らないんです。
 其の当時の私は、まだ、中学生で、高校生だった当時の姉に頼り切って居ました。
 ですから、そんな話しを姉の担当医から聞いた私は、其の当時の愚かな私自身を呪いまし
 た。
 翔に申し訳無くて…。
 実は、現在の姉の現状を打破する為には手術を受ける事が一番良いらしいのですが、姉
 は、手術を受ける気が無いんです。
 どんなに、私 と 翔が話しして姉を説得しても、姉は訊き耳を持ってはくれないんで
 す。
 其の状況は、約2年前からです。
 私の勘違いなら良いのですが…。
 約2年前と言えば、道明寺さんが婚約されて直ぐの頃の事かと…。
 今と成っては、其の道明寺さんは、既に、結婚為さった様ですし、姉は生きる希望を失っ
 てしまったのかも知れません。
 ですから、姉の事で知って居らっしゃる事が有る様でしたら、私に話しを聞かせて貰えま
 せんか?
 手遅れに成らない内に…。」と…。



だが、此の時のあきらの父親で在る 美作商事 社長 と あきらは、お互いの顔を見合わせ乍ら、如何すれば良いのか?
目配せをして居たのだった。
其処で、暫くの間、黙ったままのあきらだったのだが、此の時のあきらは、漸く、自身の口を開くのだった。


「進…悪ぃが、今の俺も、何も言えねぇわ。
 だが、俺は、牧野が手術を受けてくれる様に、最善を尽くす。
 だから、俺を信用して待って居てくれねぇか?」と、懇願するかの様に…。


其処で、実は、あきらからのそんな話しを聞いて落胆して居た進だったのだが、我に返ったかの様な進は、“さっきの話しと違う様な気がする。”と、思い乍らも確信を突くかの様に、あきらに訊き始めるのだった。


「と言う事は、姉は、やはり、英徳高校で何か有ったという事ですよね?」と…。


だが、此の時のあきらには、YES共、NO共も言える状況に無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のあきらは、フ-っと、息を吐き乍ら、確信を突いて来たそんな進に話しし始めるのだった。


「なぁ~、進…。
 牧野が、弟で在る 進にも、息子で在る 翔にも、何も言わねぇと言う成らば、俺から話  
 しする事は出来ねぇだろ。
 もし、俺が進に此の事を話ししちまえば、俺は牧野から睨まれる。
 否、恨まれる。
 其れに、牧野の拳は強ぇから…な。
 言う訳にはいかねぇだろ。
 まぁ~、察してくれると嬉しいが…な。」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の進は、あきらに其れ以上、訊く事を止めたのだった。



其処で、今迄、口を開いて無かったあきらの父親で在る 美作商事 社長は、満を持したかの様に、口を開き始めるのだった。


“此れ迄の牧野さんの事 や 牧野翔君の事については、此れから、追々、進君から訊いて
 行けば良いだろう。”と、考え乍ら…。


「其処で、進君に提案…何だが…。
 進君には、うち(美作商事)で働いて欲しいんだが、如何だろうか?
 云わば、うち(美作商事)に転職して貰いたい。
 勿論、ヘッドハンティングだと思ってもらっても構わない。
 如何だろうか?」と、逃がさないとでも言いた気に…。


勿論、自身の父親で在る 美作商事 社長からそんな話しを聞いて居なかった此の時のあきらだけでは無く、そんな提案話を聞かされた当の進は、驚愕処では無かったのだ。


云わば…。
此の時のあきらも、此の時の進も、あきらの父親で在る 美作商事 社長から話しを聞いた事で、開いた口が塞がらない様な状況と成って居たのだった。


だからだったのだろう。
此の時の進は、じーっと、あきらの方を見続けて居たのだった。
困った顔に成り乍ら、助けてくれと云わんばかりに…。


何故なら…。
此の時の進にとって、あきらの父親で在る 美作商事 社長からのそんな提案話は、予期して居なかっただけでは無く、つくしの【内臓の古傷】についての話からそんな進への提案話に話題が取って代わって居たのだから…。


だからだったのかも知れない。
此の時の進の頭の中では、プチパニック状態に陥って居たのだった。
其処で、此の時の進の心の中では、密かに、考えて居たのだった。


“美作社長の話しは、何時(いつ)の間にか?
 姉ちゃんの話しから俺への話しに取って代わってる。
 美作社長は、一体、何がしたいんだろうか?”と、自身の首を捻りたく成る程に…。



だが、あきらの父親で在る 美作商事 社長からのそんな提案話には、実は、理由(わけ)が有ったのだった。


だからだったのだろう。
そんな提案話を進に進めた後のあきらの父親で在る 美作商事 社長は、進からの返答の言葉を先送りにして迄、其の日は別れ、其の後、自身の息子で在る あきらに其の理由(わけ)を話しして聞かせるのだった。


勿論、自身の父親で在る 美作商事 社長からの其の理由(わけ)を聞いて理解した其の後のあきらは、自身の父親で在る 美作商事 社長に提案するのだった。


「だったら、進を俺の秘書に就けてくれ‼
 其の方が話しは速ぇだろ。」と…。


だからだったのだ。
そんな自身の息子で在る あきらからのそんな提案を納得した此の時のあきらの父親で在る 美作商事 社長は、思うのだった。


“其れもそうか…。”と…。


だからだったのだろう。
自身の父親で在る 美作商事 社長からの了承が得られた此の時のあきらは、進が自身の父親で在る 美作商事 社長からの提案話を了承して来たら、即座に、自身の提案を実行する
事としたのだった。


だが、勿論、此の時のあきらの父親で在る 美作商事 社長は、別のルートから、既に、進が断れない様に話しを進めるのだった。



PS.


実は、つくしの弟で在る 進は、美作商事の系列会社の営業部に所属して居たのだ。
勿論、つくしの弟で在る 進は、自身が勤めて居る会社が美作商事の系列会社だと言う事は認識して居たのだが、自身が勤めて居る親会社の副社長が、まさか、自身の姉で在る つくしの英徳高校時代の仲間で在るという事迄は把握して居なかったのだ。


何故なら…。
実は、進は、此れ迄にも、自身の姉で在る つくしから『美作』という苗字を聞いた事が無かったので、自身が勤めて居る会社が美作商事の系列会社だと言う事自体、自身の姉で在る つくしに伝えて居なかったのだ。
なので、自身が勤めて居る会社の企業名だけを自身の姉で在る つくしに伝えて居ただけ…だったのだ。


実は、就職活動をして居た大学生当時の進は、“姉ちゃん(進の姉で在る つくし)の悲しむ顔を見たく無い。”と、言う理由で、態と、道明寺HD と 花沢物産だけでは無く、道明寺HD と 花沢物産の系列会社も外して就職活動を行って(おこなって)居た程…だったのだ。


だが、あきらからの呼び出しを受けて話しを聞いた時の進は、“まさか…だろ⁉”と、言う思いが頭の中を席巻する位に驚愕するのだった。



<此の二次小説『まだ、好きだから…唯、言えなくて…<つかつく>  6.』の中に出て
 来る【内臓の古傷】についてですが…。
 私は、医療従事者では在りませんので、医療について、詳しくは分かって居ません。
 ですが、『まだ、好きだから…唯、言えなくて…<つかつく>  6.』の中に記載致し
 て折ります【内臓の古傷】の詳細 や 検査等について、『二次小説ネタ』として捉えて
 頂けましたら幸いです。
 また、不手際が御座いましても、此処は、『二次小説の世界』と、スルーして下さいまし
 た成らば幸いです。
 医療従事者の関係者各位 様に於かれましては、不手際が御座いました成らば、お詫び申
 し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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