tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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まだ、好きだから…唯、言えなくて…<つかつく>  9.




【『まだ、好きだから…唯、言えなくて…<つかつく>  8.』のエピローグ
 <牧野翔のモデル活動について>】


此の時点に於いてのあきらが気にして居た事は、『牧野翔のモデル活動について』…だったのだ。


“もし、此のまま、翔がモデル活動を続けて行けば、間違い無く、メディアから突っ込まれ
 る事は言うまでも無い。
 で在る成らば…。
 早ぇ内に、対策を講じなくては…。”と…。


だからだったのだ。
そんな風に考えたあきらは、自身の父親で在る 美作商事 社長に相談をする事にしたのだった。


「翔の事だけど…よ。
 此のまま、モデル活動を続けさせる理由(わけ)にはいかねぇだろ?
 翔をうち(美作商事)で預かる事には出来ねぇだろうか?」と、提案するかの様に…。


だからだったのだろう。
そんな話しを自身の息子で在る あきらから聞いた美作商事 社長は、自身の考えを口に出すのだった。


「其の事だが…。
 実は、私も同じ事を考えて居た。
 私達が知って居乍ら、翔君を世に出す訳にはいかない。
 で在る成らば…。
 あきらが言う通り、翔君をうち(美作商事)預かりに出来る様に、私が(翔君が在籍して
 居るモデル事務所の)社長と会って話しして来よう!」と…。


だからだったのだ。
そんな話しを自身の父親で在る 美作商事 社長から聞かされた此の時のあきらは、ホッとすると同時に、礼を述べるのだった。


「親父、悪いな。
 だったら、俺は、進 と 翔と会って、話しを進めて置くわ。」と…。


其処で、あきらの父親で在る 美作商事 社長は、自身の息子で在る あきらに了承の意を伝えるのだった。


「相分かった。
 其れと、今回の件は、あきらが謝る事案では無い。
 私も乗った船だ!
 道明寺家から突っ込まれない様に、お互い、話しを進めて行こう。」と…。



実は、此の時のあきらの父親で在る 美作商事 社長は、既に、自身の幼馴染で親友で在り、司の父親でも在る 道明寺HD 会長 道明寺保から突っ込まれなくても良い様に、コトを進め、話しを進める事だけに注視して居たのだった。


だからこそ…。
此の時の提案話というのは、あきらの父親で在る 美作商事 社長にとって、当たり前と云える提案話…だったのだ。



そして、勿論、あきら自身、自身の父親で在る 美作商事 社長からのそんな提案話を了承した事で、自身に託された話しを進めて行く事と成ったのだった。


そして、其の後のあきらは、進 と 翔に会って、例の提案話を推し進めて居たという訳…だったのだ。



という訳で、其の後のあきらの父親で在る 美作商事 社長は、『牧野翔』が在籍して居るモデル事務所の社長を呼び出し、例の話を話しし始めるのだった。


「実は、翔君について…何だが…。
 翔君をうち(美作商事)預かりにして貰いたい。」と…。


勿論、そんな風に話しを切り出されても、『牧野翔』が在籍して居るモデル事務所の社長にとっては、「はい、そうですか?」と、そう簡単に、易々と、聞く事が出来る話では無かったのだ。


何故なら…。
『牧野翔』が在籍して居るモデル事務所の社長にとって、『牧野翔』をモデル名『ショウ』として、此れから先、『モデル』で売り出そうと考えて居たのだ。


そんな『ショウ』を、理由(わけ)も分からず、呆気無く、「はい、そうですか?」と、手放す事が出来る筈等無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の『牧野翔』が在籍して居るモデル事務所の社長は、あきらの父親で在る 美作商事 社長に訊き始めるのだった。


「其れは如何してでしょうか?」と…。


だからだったのだ。
此の時のあきらの父親で在る 美作商事 社長は、他言無用を条件に、『牧野翔』が在籍して居るモデル事務所の社長に話しし始めるのだった。


「此の話の内容は、他言無用で願いたい。」と、先ずは、条件を出し乍ら…。


其処で、『牧野翔』が在籍して居るモデル事務所の社長からは、「承知致しました。」と、返答の言葉が貰えたので、頷き乍らも話しし始めるのだった。


「実は、現在の翔君の苗字は、母親の姓で在る 『牧野姓』では在るのだが…。
 本来の翔君の苗字は、『道明寺姓』…何だよ。
 云わば…。
 翔君の父親の苗字は、『道明寺姓』…だからだ。
 此処迄、話しすれば、大概の事は分かって貰えるとは思うのだが、実は、翔君の父親は、
 『道明寺司』君…何だよ。
 翔君の容姿は、英徳中学当時の(父親で在る)『道明寺司』君にそっくり…何だよ。」と…。



実は、あきらの父親で在る 美作商事 社長からそんな話しを聞いてしまった此の時の『牧野翔』が在籍して居るモデル事務所の社長の顔色は、顔面蒼白と言っても過言じゃ無い程、驚愕して居たのだった。


勿論、『牧野翔』が在籍して居るモデル事務所の社長のそんな顔色を見た此の時のあきらの父親で在る 美作商事 社長は、密かに思うのだった。


“其れは、致し方無い事だろう。”と…。



実の事を言うと…。
『牧野翔』が在籍して居るモデル事務所の社長自身、此れ迄にも、『翔』を見れば見る程に、“翔君は、誰かに似て居る様な気がする。”と、思って居た事は事実…だったのだ。


其れ故に、此の時点に於いての『牧野翔』が在籍して居るモデル事務所の社長は、“如何して、其の事に気が付かなかったのだろうか?”と、後悔して居たのだ。


何故なら…。
『牧野翔』が在籍して居るモデル事務所の社長が、例え、此の件に関して知らなかったとしても、もしも、此のまま、『ショウ』を世に出せば、『道明寺財閥』からの制裁を受ける事は間違い無いのだ。


其れに、『牧野翔』が在籍して居るモデル事務所の社長が、例え、此の件に関して知らなかったとしても、『牧野翔』が在籍して居るモデル事務所の社長自身、暗に、『道明寺司』の隠し子と言っても良い様な『ショウ』を世に出した事と成るのだ。


しかも、『ショウ』を世に出した事で、「『道明寺司』に隠し子が居た。」と、メディアが騒ぎ立てるやも知れないのだ。


だからだったのだ。
此の時の『牧野翔』が在籍して居るモデル事務所の社長は、あきらの父親で在る 美作商事 社長からのそんな話しを聞いた事で決断したのだった。


「そう言う事でしたら、御社(美作商事)に『ショウ』をお預けする事に異論は御座いませ
 ん。」と…。


だからだったのだろう。
此の時のあきらの父親で在る 美作商事 社長は、『牧野翔』が在籍して居るモデル事務所の社長の英断を歓迎し乍らも、言って置くのだった。


「社長の英断には感謝する。
 しかし、此方としても、此のままという訳にはいかない事も事実だ。
 必ず、此の件に関しては、他言無用でお願いする。
 其の事を承知して貰えるなら、此処にサインをくれ給え!」と…。


実は、此の時点に於いてのあきらの父親で在る 美作商事 社長は、既に、承諾書を用意して居たのだった。


だからだったのだ。
此の時のあきらの父親で在る 美作商事 社長は、『牧野翔』が在籍して居るモデル事務所の社長の目の前に、其の承諾書を差し出したのだった。



だからだったのかも知れない。
此の時の『牧野翔』が在籍して居るモデル事務所の社長は、“用意が良い様で…。”と、密かに思い乍らも、既に、用意されて居た承諾書にサインをするのだった。


そして、其の後、『牧野翔』が在籍して居るモデル事務所の社長が其の承諾書にサインをした事を確認したあきらの父親で在る 美作商事 社長は、更に、提案するのだった。


「サインをして貰えたので、此方としても了承されたモノと見做す。
 勿論、其れだけでは無い。
 (『牧野翔』が在籍して居るモデル事務所の)社長が翔君を見付け出してくれた事に感謝
 して居る。
 で、無ければ、今でも、きっと、私共は、翔君の事を知らずに居ただろう。
 其処で…だが…。
 御社とは、今後、専属契約をして置きたい。
 其れで、如何だろうか?」と…。



実は、此の時の『牧野翔』が在籍して居るモデル事務所の社長は、あきらの父親で在る 美作商事 社長からのそんな話しを聞いて居て、此の提案話について、如何言う意図が有るのか理解したのだった。


“きっと、うち(『牧野翔』が在籍して居るモデル事務所)を監視する為に、『専属契約』
 の提案をして来たのだろう。”と…。


だが、此の時の『牧野翔』が在籍して居るモデル事務所の社長にとって、其処迄、承知して居るにも関わらず、あきらの父親で在る 美作商事 社長からのそんな提案話を呑む事にしたのには、理由(わけ)が在ったのだ。


何故なら…。
事務所として当てにして居た筈の『ショウ』を失う事で、今後の利益を失う事と成るから…だったのだ。


だからこそ…。
此の時の『牧野翔』が在籍して居るモデル事務所の社長としては、あきらの父親で在る 美作商事 社長からのそんな提案話を呑む事にしたという訳…だったのだ。
所謂、専属契約としての契約が結ばれたという訳…だったのだ。


だからだったのだ。
今後の『牧野翔』は、『ショウ』としてのモデル活動に終止符が打たれた事は言うまでも無かったのだった。



そして、進 と 翔もまた、美作家からのご加護の下…。
美作家に住まいを移し、美作家の家族と共に、寝食を共にして居たという訳…だったのだ。

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