tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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有り得ないっつーの‼…<つかつく>  8.




<司side>


俺がイギリス支社に赴任して、暫くしてから、俺の下にあきらからTELが入った。


"司…。
 今、イギリスらしいな。
 直ぐにでも、日本に帰って来れるか?”


俺は、あきらの言葉に、何か?
嫌な予感しかしなかった。


だが、今の俺の状況をあきらに伝えていた。


「否、今直ぐは、難しいんだ。
 俺も、牧野がこっち(イギリス)に居ない事が分かって、日本に帰国したいと思ったん
 だが…。
 赴任して間が無いし、俺の勝手で、赴任して来てるから、動けねぇんだわ。」


俺は、あきらの声が、1トーン、下がった気がした。


だから、自然と、身構える俺が居る事に、俺自身、気が付いた。


あきらも、神妙な声で、俺に言って来た。


"司…?
 落ち着いて聞けよ‼
 今、牧野は、TV局のドラマ制作で、監修の仕事の為、日本に帰国して帰って来てるら
 しいんだが…。
 其のTV局で、牧野が色々、事件に巻き込まれているみてぇ何だ。”
「………」


俺は、驚愕で、言葉も出せなかった。


だからだろうか?
あきらは、続けて、話しし始めていた。


"まだ、牧野に直接、何か遭った訳ではねぇみてぇだが…な。
 牧野の身に、“やばい事に成らなきゃ良いんですけど…⁉”って、桜子が心配してんだ。
 牧野は弁護士だから、余程の事は起きないと、俺も総二郎も思っているが…。
 桜子と優紀ちゃんは、見ている所が、俺と総二郎とでは、違ぇみてぇだ。
 お前が、“日本に帰って来れるんだったら良いんですが…⁉”って、桜子と優紀ちゃんが
 言ってるから、確認したんだが…。
 やっぱ、無理だよな?”


俺は、直ぐにでも、日本に飛びたかった。


“牧野に何か遭ったら…。”って、思うだけで、心が張り裂けそうだった。


だが、何もかも置き去りにして、日本に飛んでも、牧野は、俺を許してはくれねぇって事も分かり切って居る。


だったら、俺はあきらにこう言うしかねぇよな。


「こっち(イギリス支社)の仕事を直ぐ片付けて、日本に飛ぶ。
 あきら、悪ぃが…。
 其れまで、牧野を頼む‼」


あきらは、“了承した‼”と、言わんばかりに、俺に、言ってくれた。


“分かった。
 司、お前、大人に成ったよな‼
 大人に成った司に免じて、司が、日本に帰って来るまで、牧野をF3&T2の名に懸け
 て、見守ってて遣るよ‼”
「サンキューな、あきら‼」


そして、その後…。
俺は親父に相談して、イギリスでの当面の仕事を片付けて、出張という形にして、日本に飛んだ。




日本に着く成り、あきらと総二郎が出迎えてくれた。


そして、リムジンの中で、今、現状、牧野が置かれている立場を、俺に事細かに説明してくれた。


取り敢えず、親父からも牧野の件は…。
「事を大きくせず、解決しろ‼」と、言われている事も有り…。
何とか、速やかに解決出来る案をあきらと総二郎、後から合流した類とで相談した。


だが、俺は、類から、悪態を突かれていた。


「ほんと、司、“一体誰?”って、訊きたく成る位、大人に成ったよね?」
「煩せぇ~よ、類‼」


あきらは、しみじみ、言って除けていた様子だった。


「まあ、司は確かに、大人に成ったよ。
 でも、今回の件は、司が牧野の気持ちを取り戻せるかも知れねぇ訳だろ⁉
 って、事は一石二鳥じゃねぇ?」


だが、類は、俺に対して、減らぬ口を効いて来やがった。


「其れは、成功すれば…でしょ?」
「煩せぇ~よ、類‼
 “成功すれば…。”じゃねぇよ。
 成功させるんだよ。」
「はいはい。
 分かりましたよ。」


ほんと、牧野の事に成ると、如何して、類はこんなに俺に対抗意識を持つんだ?
もう、あれから、何年経ってんだ。


類よ、いい加減、牧野から、離れやがれ‼



そして、俺が、あきらから聞いた、現在、牧野の置かれている状況…。



~~【現状、つくしが置かれている状況】


牧野は、『コト』を大きくしない為にも、騒がずに居たらしい。


実は、牧野の周りを嗅ぎ回っている人間が誰なのか、あきらに寄って、調べは付いていた。


あきらの会社が、芸能関係者と仕事をする事も多く、TV局に訳を話しして、SPを入れていた。


其処で、判明したのが、TV局に出入りしている外部の出入り業者だったらしい事が分かった。


そして、其の男の素性も、あきらに寄って、調べは付いていた。


如何も、牧野のfanらしい。


牧野が、雑誌記事に記載された時から、日本でのTV放映に至るまで…。
リサーチして居たらしい事が分かった。


また、情報番組でつくしの帰国を知り、TV局に出入りしている等…。
かなりの『つくしフリーク』で、つくしの情報通の様子だった。



其れからは、自分自身の仕事を利用して、牧野に近付く等、牧野に付き纏い始めた。


所謂、牧野へのストーカーだったのだ。


牧野の周りには、美作家のSPを就かせ、俺の帰国と共に動く事を、F3は画策していたらしい。   ~~




<この様な事件は、現在のTV局では、ほぼ無いと思います。
 警備員さんが、厳重に、警備している為…。
 ですが、此処は、『二次小説』…の世界。
 『二次小説ネタ』として、捉えて頂ければ幸いです。
 関係者各位 様、ご迷惑をお掛け致します事をお詫び申し上げます。>


<また、此の二次小説『有り得ないっつーの‼…<つかつく>  8.』は、短めに成っ
 ております事を了承願います。>

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